『2017年11月』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

極楽に咲く花

義積 由香里
義積 由香里
こんにちは、本店の義積です。

今日はお位牌に台座にある「蓮(はす)」についてお話します。多くの位牌には戒名が彫刻される「札」の下に、蓮の形を象ったもの下に蓮が施されているものがあります。
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↑このように蓮が象られています。

蓮の花は、仏教において重要なシンボルです。「無量寿経(むりょうじきょう」と呼ばれるお経には、

「命が寿(おわ)る時、阿弥陀如来が現れ、阿弥陀如来に従って極楽浄土に往生し、七宝(しっぽう)の華の中に生まれる」

「私達は亡くなった後、自然に七宝の蓮の花の中に生まれ変わり、その上に座る」

という一説があります。ここで語られるのは極楽浄土で咲く花で、苦しみの無い世界に咲く花です。

位牌にこの蓮が施されるのは、お亡くなりになられた方が、来世で幸せに過ごされているという意味です。お位牌だけでなく墓石でも竿石と呼ばれる部分の下に蓮の形の石を入れる事があります。こちらも同じ意味合いになります。

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蓮の花は本当に可憐で美しい花を咲かせます。上の写真は、私が丹波市青垣町で撮影したものです。薄いピンクの花びらと形に魅せらて毎年撮影に出かけます(*^。^*)。大切なご先祖さまや、亡くなったご家族があの世でも幸せに暮らして欲しいと誰もが思います。仏教での意味が分かると、ともお清らかな花だと改めて思います。


2017年11月30日 08:00

暦の見方

森田 茂樹
森田 茂樹
今年もあと一カ月余りとなりました。この時期、書店に行くと一番目立つところに「手帳」「暦」がたくさん陳列してあります。
手帳は3年前からGoogleカレンダーをスマートフォンと連動させて使っているので、手帳は使わなくなりましたが、暦は仕事柄使っています。

詳しくはないのですが、先ずは自分の星を診ます。私は昭和40年2月1日生まれ巳年なのですが、暦は立春を境に診るので辰年の「九紫火星」になります。まずそのページを読んで注意すべきところをチェックし、今年の運勢は良いのか?新しいことを始めても良いのか否か?など判断します。

さて仕事柄、「お墓の工事はいつが良いの?」とお日柄を気にされる方には、暦の六曜(大安・仏滅・友引)のところはあまり見ません。その下に書いてある「中段・二十八宿・下段」を診ます。

中段であれば(たつ・のぞく・ひらく)などは良い日、反対に(やぶる・あやぶ)などは凶日とあり下段であれば(天恩・神吉・母倉)などは吉日、反対に(滅門・黒日)などは凶日。二十八宿も(昴・畢・軫)などは吉日、反対に(胃・鬼)などは凶日。

できるだけこの三つの吉日が多い日を選ぶのですが、なかなか全て吉日の日は、一年の内数日なので難しいですが、大凶日だけを除けば吉日も結構多いので、お日柄を気にされる方は、一度暦をチェックしてみてください。

見にくいですが、来年の一月をチェックした私の暦です。

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ちょっと見ずらいですが、赤ペンの所が凶日です。
参考にしてください。

2017年11月29日 08:00

干支の置物

山崎 倫子
本店の山崎です。

今年も残すところ、あと1カ月ばかりになりました。毎年、この時期になると、新年に向けて仕入れの準備をするものがあります。それは・・・干支の置物です。
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↑ちなみにこれが今年の干支の「酉」の置物です。(他にも種類あります)

干支とは、十干と十二支を組み合わせたもので、暦や時間、方位を表すものとして使われるものです。つまり、十干の「甲、乙、丙、丁・・・」と、十二支の「子、丑、寅・・・」を順番に組み合わせたものです。しかし、我々にとっては干支=十二支の方がなじみがありますね。そう言えば、幼い頃に十二支の順番が決まった絵本を読んで覚えたのを記憶しています。また、我が家の息子も昨年、こども園で干支を言うテストがあったようで一生懸命覚えて、毎日繰り返し唱えていました。それがきっかけで、自分の干支は何なの?と、興味を持ったようです。今でも、相手の年齢を聞く時に、単純に何才かだけ聞くのではなく「干支は?」と聞いて、「あ、同じ学年や!」なんて話すこともありますよね。それだけ我々には深く根付いている十二支です。
2018年は正式な干支で言うと、「戊戌(ツチノエイヌ)」だそうです。戊は「食物の成長が絶頂期にある」を意味し、戌は「草木が枯れる状態を指す」という意味があるのだそうです。来年は、物事が両極端になる年になるかもしれないそうです。良い方の物事がたくさんある年になるといいですね!

今年もそろそろ来年に向けて「戌」の置物のリストが届いています。今からどんな物を仕入れようかなと選んでいます。楽しみにしていてくださいね!
2017年11月28日 08:00

以外と知らない我が家のお墓

福島正弘
福島正弘
滝野店の福島です。

お悔みがあった方にお話しを伺いますと、
「自分の家のお墓をどこで建てたか分からない・・・」
と言われる方が結構おられます。

お父様がお亡くなりになり、
「今までお願いしていた石材店に連絡を取らないと・・・」と思っても
「あれ?うちってどこでお墓建ててもらったの?」
となり、お母様に確認しても分からない・・・というケースはそれなりにあります。

Q:「他の石材店で建てたんやけど、文字彫りや納骨のお手伝いはしてもらえるの?」
A:「大丈夫です。他店で建てられたお墓の字彫りや納骨のお手伝いもしております。」
建ててもらった石材店が分からない以外にも、そもそも廃業されて頼むことが出来ない場合もあります。

Q:「以前、彫ってもらっていた石材店と違うけど、書体って変わるのかな?」
A:「なるべく書体を合わせて彫刻いたします。」
昔ながらのお墓は、全く同じに様にするのは難しい場合もありますが、出来る限り文字のクセを合わせながらの字彫りを心掛けております。

先ずはお気軽にお問い合わせ下さい。
2017年11月27日 08:00

戒名の授業

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

先日、あるお寺のご住職から霊標の追加彫刻の依頼を受けました。施主が遠方にお住まいでどこに頼んだらいいかわからないとの事で、ご住職がご紹介下さいました。

打ち合わせに行くと戒名を書いた紙を受け取ったのですが一目見て「???」となりました。その戒名は

「○○室○○○○○○大姉」

となっていました。「ん?室号??」今まで院号や軒号というのは見たことありましたが室号というのは初めてでした。そんな私の様子を見てご住職が「珍しいでしょ」と笑いながら戒名について授業して頂きました!

そもそも戒名とはなんでしょうか?

実は戒名という存在は、仏教発祥のインドでは存在していませんでした。しかし、仏教がインドから中国に伝わった段階で、中国の道教の習慣と結びついて戒名が生まれました。

そして中国から日本に仏教が伝わり室町時代あたりになると、仏教に帰依した人の証として名乗る人が増え始めます。戦国時代には仏教徒としての戒名を名前に付けて名乗る戦国大名も出現していきます。

そして江戸時代に入って家制度・檀家制度と結びつくことで、一般人でも亡くなった方に戒名を付ける習慣が広がっていきました。

戒名の基本構成は

○○院△△□□××


院号とは
上記の○○の部分にあたります。この部分がなく6文字戒名の場合もあります。院号は元来、天皇が退位した後に住んだ屋敷の名前から起こったもので、平安時代に嵯峨天皇が御所を「嵯峨院」と名付けたところから始まったとされます。

院号が戒名の敬称になったのは、一寺院を建立した貴人の敬称に用いたのが起源とされます。従って院号は本来、生前にお寺を建立するほど寺院に貢献した人、相当の地位や身分、功績のあった人にだけ与えられるものなのです。

この院号は前述のお屋敷の規模に合わせて様々なランクがあり、

院→庵→軒→斎→堂→室

となるそうです。

先程の方の場合、「院号をもらう程の貢献をしてないけど、ご先祖様がみんな院号もらっているので同じように9文字の戒名を付けて欲しい」という施主様のご要望がありご住職は室号を付けたそうです。

また院号の更に上の「院殿号」というのもあります。もともとは室町幕府を開いた足利尊氏が「院号」に遠慮して、院号より格下のつもりで名付けたのが「院殿号」の始まりだと言われています。


道号とは
上記の△△の部分にあたります。道号とは仏道を究めた僧侶などにつけられる尊称です。有名なところであれば、とんちで有名な、一休さんです。正式には一休宗純。 "ひとやすみ ひと休み"のとんちの一休さんは道号で、その方の悟りの境地でもあります。

しかし後には俳諧・書道・茶道・華道などに於ける呼び名=号や、雅号・家名・地名・趣味・性格など、その人に縁のある文字を戒名と組み合わせて使用されるようになりました。有名人の道号をみるとよくわかります。

茲唱院美空日和清大姉 美空ひばり
石森院漫徳章現居士 石ノ森章太郎

この部分を見ると生前こんなお仕事されていたんだなぁとかこんなお人柄だったんだなぁとわかります。

あるお客様が生前戒名を頂かれこの部分に「照」の文字が入っていて、自分の長所は「いつも明るくて周りも明るくすること」だったので凄く気に入っていると喜ばれていました。

ご住職とはそれほどお話されたことがないそうですが、2文字でその人の人柄まで表されているのは凄いなと感心してしまいます。

また浄土宗ではこの部分を阿号、誉号と言って「阿」や「誉」が入ったり、日蓮宗では日号と言って「日」や「妙」が入ります。


法号(戒名)とは
上記の□□の部分にあたります。もともと戒名は2文字でした。日本で初めて戒名を授かったのは奈良の大仏を建立した聖武天皇です。戒名は「勝満」。鎌倉時代までは2文字だったそうです。現在は俗名の一文字を入れることが多いです。

ちなみに有名な武将、「武田信玄」や「上杉謙信」の「信玄」や「謙信」も戒名です。


位号とは
上記の××の部分にあたります。位号は年齢や性別、信仰心の篤さ、お寺や社会に対する貢献度などによっていくつか決められています。

大居士・清大姉、居士・大姉、信士・信女、童子・童女、幼子・幼女、孩子・孩女、嬰子・嬰女などがあります。

また、浄土真宗や真宗大谷派などは戒名ではなく法名(ほうみょう)と言い、○○院釋(釋尼)□□というような構成になります(法名の院号につきましては様々な考え方があります)。

ちなみに日本一長い戒名は徳川家康と言われ、

東照大権現安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士

だそうです。長い...。

このように戒名(法名)には色々な意味やその人の人生が表現されていて大変興味深いものです。ご先祖様の戒名を見て、故人がどんな人だったのか偲ぶのもいいかもしれませんね!
2017年11月26日 08:00
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