










2023年06月29日 08:00
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2023年06月28日 08:00
本店の髙梨です。
先日、多可町でお墓を建てさせていただきました。
古い先祖様からのお墓は土葬墓しかなく、その敷地はかなり狭いものでした。
ご覧の通りの広さで130cm(間口)*120cm(奥行)の半坪にも満たないものでした。
しかも前後左右は他所のお墓に囲まれており、左右には通路がなく拝場となる前通路は40cmしか取れません。
「小さくていいから、お墓を建てたい。」これが施主様のご希望でした。
余分なものは置けません。先祖祀りだけが出来るお墓。それを建てさせていただきました。
洋型のお墓はこういった場所には便利です。
バランスこそ考えますが、その敷地に合わせてのご提案をさせていただけます。
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2023年06月27日 08:00
今回は、丹波篠山市南矢代墓地でお墓じまいをされたお客様をご紹介致します。
お客様は、今は篠山ではなく遠方にお住まいということで、年々お年を重ねる度に篠山までお参りをしに来るのが大変になってきたそうです。
今後のことを考えてお墓じまいをする決断をしたとのことでした。ただ、村墓地からは離れるけれど、ご先祖様は篠山の地でお祀りをしたいとの希望で篠山の永代供養塔へご納骨することになりました。
お客様からは、ご先祖様のお骨を出来るだけ取り上げて欲しいとのご希望でした。当日は、お客様にも立ち会ってもらい終始工事を見届けていただきました。
しかし、代々墓の納骨堂に入っている焼骨はすぐに取り出せましたが、もう一か所の土葬で埋まっているお骨は、職人に出来るだけ頑張って掘ってもらいましたが出てきませんでした。
お客様がご納得していただくところまで掘り進め、お骨の代わりに一番深いところの土をお客様自身で取ってもらい、骨壺に納めてから供養塔へ納めました。
これで安心出来ると、喜んでいただけました。
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2023年06月26日 08:00
仕入れ担当の森田です。
先日、とある用事でブルガリア大使館に伺いました。
東京の代々木公園近く、私にとって大使館は初体験です。
駅から歩くこと5分ほどで到着。
このあたりは小高い丘になっているようで、この建物も段々の設計になっており、
斜面に沿って5階建てになっていました。
一番上(丘の上)には大使公邸が建っています。
この大使公邸は、第2代経団連会長でもあった財界人、旧石坂泰三邸。
設計は銀座和光や徳川黎明会本部を設計した渡辺仁氏で1934年に建てられたものだそうです。
(公邸の庭から。古いですが随所に手の込んだ建物です。灯籠も沢山ありました。)
先に大使館でお話をさせていただいた後、公邸で大使にご挨拶させていただきました。
実はブルガリアはヨーロッパでも有数の石材の産地なのだそうです。
今回は、すでにブルガリアと親交の深い浅賀さんとご一緒での訪問でした。
浅賀さんは過去に何度もブルガリアの石彫家と仕事をされています。
そのご縁もあり、今後の石材の国際交流について話をしました。
(庭にあった浅賀さんの作品。キリルと日本語が彫られています。)
お話を伺っていると、私たちはブルガリアという国に対して何も知らないなあと感じます。
例えば、ロシア語のキリル文字の発祥はブルガリアなのだとか。
ウクライナともつながりが深いようで、戦争はかなり近い問題のようでした。
またブルガリアといえばヨーグルトですが、他にも赤ワインや薔薇(ローズエキス)も有名なのだそうです。
(総会の開会前の様子です。こちらでご挨拶しました。)
残念ながら帰りの時間が迫っておりましたので食事をすることはできませんでした。
あ~ブルガリア料理食べたかったなあ。
お土産にワインをいただきました。
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2023年06月23日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
丹波篠山市のお客様から工場見学のご依頼がありました。
お客様は木工彫刻を趣味でされている方で
「木材と違って石材は硬いし、あの硬い石をどんなふうにして彫刻するのか?彫刻刀では歯が立たないだろうし」
と、石材の文字彫りにも興味をお持ちでした。
まず、驚かれたのはエアーコンプレッサーを用いてのサンドブラストでの彫刻。
砂(特殊な砂です)で御影石が削れるのですね。
文字の部分だけを彫り下げて彫刻するのに文字の周辺が削れないのも不思議です。
あの硬い石が削れるのに石に張り付けているゴムシートは削れない。
不思議なことだらけの様でした。
文字の深さなどは、機械ではなく職人のブラスト砂の当て方によって強弱(深さ)をつけます。
これは機械では出来ない領域であります。
今、無数にある墓石の表面文字のほとんどは、字彫りの職人による手作業のもので一つ一つ違いがあります。
お墓参りの際には墓石の文字、特に表面の文字の強弱、力強さを見てみるのもよいのではないでしょうか。
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2023年06月22日 09:00
代表の森田です。
先日、葛葉稲荷神社さんから仕事のご依頼で訪問しました。
すると鳥居に茅草の輪っかが作られていました。
お聞きすると「夏越大祓・茅の輪くぐり」(なごしおおはらい・ちのわくぐり)と書かれてありました。
茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う儀式で、この輪をくぐることにより、疫病や積穢れが祓われるといわれています。
くぐり方は「水無月の夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左回り・右回り・左回りと八の字を書くように三度くぐり抜けます。注(左回りは左足から・右回りは右足から)
この矢印の順にくぐらせていただきました。
あとの半年間を新たな気持ちでスタートしたいと思います。
2023年06月21日 08:00
先日のブログでもお伝えしていた「大国寺と丹波茶まつり」へ行ってきました。
行った時間が遅かったので、帰られる方が多かったのですが、それでもちらほらと楽しんでる方がいらっしゃいました。
この数年、お祭りらしい光景をなかなか見ることがなかったので、フラッと立ち寄るだけでも楽しかったです。
お茶畑もきれいな緑でした。
篠山の和菓子屋さんやハンバーガー屋さんが出店されていたり、隣町のリンゴを育てている方が出店されていたり…
みなさん口をそろえて「今日は人が凄かったよ!」と言っておられました。
こうして少しずつ活気が戻り、賑わっていけばいいなぁ~と思いました。
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2023年06月20日 08:00
こんにちは、本店スタッフです。
もうすぐ七夕の季節ですね。
七夕のあの曲を口ずさんでいると、ふと2番冒頭の「ごしきのたんざく~♪」で「待って、ごしきって何?」と引っ掛かりました。
幼少期に覚えた童謡って特に歌詞を見るわけでもなく、親や音楽のカセットから音だけを聞いて覚えているので「ごしき」が「五色」の事だとも知らずに今まで生きてきました。
さて、その五色が何かと言いますと「赤・白・緑・黄・紫」のメンバーで構成されています。
お寺の五色幕や鯉のぼりの吹流しもこの色です。
これは中国の陰陽五行説という考え方に由来しているのですが、本来は「赤・白・青・黄・黒」だったのが、日本ではあまり好まれない黒の代わりに高貴な色の紫へ。また、緑を「あお」と呼んでいたことから「赤・白・緑・黄・紫」の五色に変化したと言われています。
現代ならピンクや水色・オレンジなど色とりどりの短冊も使用しますが、本来七夕の短冊は↑の五色だったのです(ちょっと渋めの仕上がりになりそう…)
そして、願い事の内容によって色を選ぶシステムになっていました。
赤…礼 両親や先祖への感謝に関する願い事。
白…義 規則や義務を守る達成の願い事。
緑…仁 成長に関係する願い事。
黄…信 人間関係に関係する願い事。
紫…智 学業に関する願い事。
「〇〇が出来るようになりたい」は緑。「テストで100点とりたい」は紫ですね。恋愛関係は黄色でしょうか。白は「遅刻をしないように」とか?赤は内容が限定されますね。
現代ではあまり聞かなくなった風習ですが、もし短冊を書く機会がありましたら思い出してみてください。
追伸
七夕飾りにもいろいろ意味があるのですが、その中で私が気になったものをひとつ。
屑籠(くずかご)です。七夕飾りを用意していて出たごみを中に入れて一緒に飾ると、無駄遣いをしない「倹約の心」を育てるんだとか…。
倹約の心…私に一番必要なものじゃないですか。取り急ぎ、屑籠だけ作って展示場の観葉植物に飾っておきました。
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2023年06月16日 08:00
滝野店の中村です。
先日、妻の祖母が他界しました。
95才。
誤嚥性肺炎でした。
晩年の数年は施設に入居していましたが、コロナ禍で面会しにくくなると認知症がすすんでしまいました。
子供たちにとっては「人との別れ」が初めてで、年に一度しか出会えなかったとは言えかなりショッキングな出来事だったようです。
お葬式は親族のみで執り行われたのものあり、涙よりも笑顔の多い理想的なお葬式でした。
そして何よりも印象的だったのが、お葬式当日これ以上ない「快晴」でした。
実は我が家はなかなかの雨家族で特に妻と長女は「超」の字がつく雨女。
妻と長女のいるところに雨雲あり。と言っても過言ではありません。
でも快晴でした。
そこで前回ご紹介した「七墓巡り」を思い出しました。
「七墓巡り」のご利益に「葬式の日が晴れる」というものがあります。
これって何気ないことですが、すごく幸せなことだと思います。
少しこじつけかもしれませんが、
「毎月お墓参りしてるおかげで、ひいばあちゃんのお葬式がいい天気で出来たんやで」
と子供たちに言いました。
話したタイミングも良かったのか神妙な面持ちで聞いていました。
すぐに忘れちゃうだろうから、頃合いを見計らって言い続けようと思います。
お墓参りのご利益に「葬式の日が晴れる」というのはステキだなと思いました。
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