
滝野店の真下(ましも)です。前回の続きで慰霊碑のお手伝いです。
加東市の村からのご依頼です。村で管理されている慰霊碑の修繕で、こども園敷地内にあります。
前回の続きで土台を作っていきます。
ミキサー車、レッカー車も投入しました。
入魂式の様子です。
職人は大変だったと思いますが、良い仕事ができました。
もちろん、村の方々やこども園の方にも喜んでいただきました。
2023年12月22日 08:00
こんにちは。たんば篠山店の三原です。
今回はお墓の小工事のお話です。
ご依頼されたお客様は以前からお墓に塔婆立てがない事を気になさっていたという事で、塔婆立の設置と壊れていた花立のお直しのご依頼を頂きました。
施工前です。
花入れ部分が取れてしまっています。
施工後です。
塔婆立ては下に台も据え付けました。しっかりとした印象になります。
塔婆立てがあると法要の折に重宝します。
花立は花入れが取り外しがきくものではなく石の上に付けてあるものでしたので、新たに石にボーリング作業を行い、筒が取り外せるタイプにする施工をしました。
取り外しがきくと水の入れ替えやお掃除がしやすくなります。
お墓も長くお付き合いしますし、不便なことも出てくると思います。
気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
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2023年12月21日 08:00
こんにちは滝野店スタッフです
急に寒くなりましたね。
そろそろ12月も後半ですものね。
今年の春は近くのバラ公園にずっと行っていました。
休みの日はもちろんですが、毎朝出勤前ものぞいていました。
花の手入れに来られる方よりも早く行って門が開くのを待っていたほどです。
蕾が少しづつ開いていくのを確認するみたいに雨の日も見に行ってました。
満開が近づくと風がバラの香りを運んでくれて、
もう何時間でもベンチに座っていたいくらいでした。
おかげさまで今年はよく焼けてしまい、
もっと日焼け対策をするんだったと後悔しております。
薔薇に囲まれていたい私は、
「家にも薔薇を植えたいけれど、お墓にも薔薇がほしい!」
と思い何かないかなと考えていたら。
あるんですね。
薔薇だけでなく百合、ひまわり、蓮、あさがお、などもあります。
でも代々のお墓に彫って怒られないかなと考えていたら、
霊標に彫刻する方法もあるよと教えていただきました。
そういえば父もそのバラ園が好きで、
カメラ片手によく行っていたことを思い出しました。
霊標だったら大丈夫かな、と考えている私です。
2023年12月20日 08:00
本店の中道です。
丹波市山南町でお墓の工事をしましたF.K様より、お客様の声を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
お父様の遺志により、1周忌に合わせて新規の墓石建立工事をしました。
沢山ある先祖の夫婦墓を整理して、先祖の墓の供養で五輪塔、あと代々墓、霊標を新しく建てられました。
施工前
解体
転圧(コンクリート打設部分の地盤を締め固めます)
配筋(鉄筋を敷きコンクリートを流し込みます)
鉄筋入り ベタ基礎ベース完成
金具取り付け(外柵のコーナーにL金具を取り付け、巻石が開かない様にします)
外柵完成
石塔据え付け
完成
お客様の声
F.K様ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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2023年12月19日 08:00
本店の髙梨です。
先日、リフォームのご依頼をいただきました丹波市のお客様をご紹介します。
山の法面にある墓地で、下見の際に大きく隙間が出来てあり、段石が手前に下がっていました。
しっかりと直すには解体して、もう一度基礎工事からすることをお勧めしました。
場所が高く石積みしなければいけない立地条件のため、基礎はとても重要な役割です。
仕上げは桧葉や落ち葉の手間がかからずに維持できるファイバーレジンにしました。
これでこれからも安心です。
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2023年12月18日 08:00
今回は、丹波篠山市でしたペット墓をご紹介いたします。
ご依頼は、長年飼われていた愛犬フランツ(ラブラドール)がお亡くなり、お墓をしたいとのことでした。
フランツとは、毎日の散歩はもちろんのこと、お客様の裏山にある八ケ尾の山頂に建てたお社に何度も一緒に登り、時には荷物を背負ってもらい一緒に周囲の山々が見渡せる山頂までの長い急勾配の山道を登っていたそうです。
家族に愛され旅立ったフランツに八ケ尾でご自身が見つけた美しい自然石を、フランツのお墓にしたいと持って来られました。できるだけ現状の形を崩さずに、彫刻面を研磨して、ご自身で書かれた文字をそのまま彫刻をしてお渡ししました。
お墓を見て、フランツもきっと喜んでくれていると、大変ご満足して頂きました。
2023年12月15日 08:30
仕入れ担当の森田です。
前回もお話しました高野山での続きです。
何だかんだ言いましても、五輪塔も含めまして私たちが見るものはお墓です。
お墓は誰かの供養のため、安らかにと建てられるものです。
その考えが反映されているものは、見ていて美しいと思います。
例えばこちら。
五輪塔を胸に抱いている仏像です。
供養の心が伝わってきそうです。
こちらは丸い五輪塔。
それなりの年代のものです。
旋盤などがなかった時代、八角形から円形へと作っていったのでしょう。
とても凛としていました。
こちらは町石です。
前回にも180町を紹介しましたが、こちらは17町と彫ってあります。
鎌倉時代のものですが、いい字がしっかり彫ってあります。
このあと、いよいよ奥の院に入っていきます。
広大な墓地には数万基の墓石が建っています。
その雰囲気を少しだけでもご覧ください。
さて高野山には名だたる戦国武将のお墓があります。
例えばこちらは伊達政宗のお墓です。
写真の角度があまり良くないので見えづらいですが、正面には立派な鳥居が建っています。
周囲の柱は四十九院といって各菩提で囲まれています。
大きくて立派なお墓は権力の象徴です。
本山に立派なお墓を建てたいという願望もあったことでしょう。
しかしそれよりも大事なことは、これらのお墓は各藩の公共事業だったということです。
参勤交代同様に、建墓でも藩の予算を使う必要があって力を削がれていったのでしょう。
こちらが高野山で一番大きなお墓です。
徳川秀忠夫人のお墓です。
その高さは6メートル。
どうやって建てたのでしょうか!
ちなみに巨大なお墓のほとんどは中が空洞になっています。
これはたまたま崩してあった五輪塔の一部です。
こんな風にして中はキレイに取ってあります。
さて途中にこんなところがありました。
数年前の台風で大木が倒れたようです。
さすがに樹齢何百年の木が倒れると大変です。
さて最後に2つのお墓をご紹介。
ひとつは法然上人のお墓です。
言わずとしれた浄土宗の開祖です。
法然上人は高野山に縁があったようで3年ほどおられたらしいです。
もうひとつは親鸞聖人のお墓です。
浄土真宗の開祖ですね。
木の祠の中に小さい五輪塔です。
親鸞聖人のお墓は3ヶ所あると言われています。
高野山にあるこの三角五輪塔はとても有名です。
ご本人は自分の遺体は川に流すべしとおっしゃっていますが、
あとの供養をするものはお墓に手を合わせたかったのかもしれません。
奥の院にはまだまだ紹介しきれないくらいのお墓があります。
現地の空気の中で見ると感動もひとしおです。
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2023年12月14日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
年々増えてきた「お墓じまい」です。
・高齢になり墓守が困難になった。
・跡継ぎが無く将来を見据えて。
・いずれ子供がするときの負担を無くす為。
・遠方にあり負担になってきた。
・お寺との付き合いが大変。
・宗教上の都合。
…事情は様々です。
自分の代でお墓じまいをすることが良いのか?
元気な内にしておかないと無縁墓になり荒れ果て周りに迷惑掛けないか?
「お墓じまい」は墓石他、建造物をすべて撤去して更地に戻して返却します。
跡地は数年後には草が生えてくるのですが、周りに配慮して区画内と通路の表面舗装をしました。
「立つ鳥跡を濁さず」
長年お世話になった墓地の方々へ、此れからも続く掃除の負担軽減になればというお客様の気持ちの表れですね。
寂しいことですがホッコリする工事になりました。
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2023年12月13日 09:00
代表の森田です。
今回、お墓の改修工事をするのにあたってお施主様からの3つのご要望がありました。
1.先祖代々の納骨式墓石
2.草引きなどお墓そうじに手間が掛からないように
3.お墓の入口の灯篭の角がとがっていて危ない
私がいつも考えることは、既存の石材を再利用をして提案をすることです。
〈提案〉
1.飛び石や昔の墓石の台石再利用
2.灯篭は柱石を取り除き、低くして角のとんがりを丸める
3.墓地内は防草舗装(ファイバーレジン)
この様にスッキリとしたお墓に大変身しました。
ビフォー
アフター
灯籠の笠の部分を丸めて危険を回避
入魂時には、親子三代の写経を納めていただき、代々と続くお墓づくりとなりました。
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2023年12月12日 17:51
初めまして滝野店の倉木です。
社内では、テーマを決めてそれについて深く掘り下げて、プレゼン発表しています。
先日そのプレゼン発表があり、テーマは写経についてでした。
これまで写経について詳しく考えたこともなく、またやったこともありませんでした。
良い機会だと思い、写経セットを頂き挑戦してみました。
写経とは、お経を書き写すことであり、現代では般若心経を書き写すことが多いです。
また、写経をお墓に納めることで、亡くなった人の罪を消し去り、無事に成仏し、極楽浄土を願うとされています。
今では写経することで、功徳が得られると考えられるようになり、仏道修行、先祖供養だけでなく、祈願成就などを目的としても広まっています。
手順は、墨を擦り、合掌して読誦し、写経を始め、終えたら合掌し、回向文を唱え終わりとなります。
今回は墨がなかったので筆ペンで行いました。
普段パソコンやスマートフォンを使うことが多く、文字を書くことは減っていました。
久しぶりに沢山の文字を書いたので、疲れやすく、休み休み書きました。終わった後は大きな達成感があり、自分と向き合うことができ、非常に良い時間でした。
終わった後写経を見返すと、お恥ずかしながら、字が綺麗ではないと改めて感じました。
これを機に写経を続け、心の安らぎの時間をつくり、字を丁寧に綺麗にかけるように心を込めてやっていきたいです。
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