髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

滝野店には様々な墓石を展示させて頂いております。
KIMG0062.JPG
この3㎡市営霊園セットには蓮華が付属されています。
KIMG0123.JPG
なぜ、墓石には蓮華がよくついているのでしょうか?
それは極楽浄土へ故人が迷わず行って欲しいという願いが込められています。
蓮華の原型は「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」の中心にある「中台八葉院」とされています。仏像の基壇には蓮華台が必ず付いています。不動明王にはついていません。つまり「仏」は蓮華に乗ることが出来るのです。つまり仏であるシンボルが蓮華だということです(日本人のお墓より)。
源信の「往生要集」には、亡くなると25人の菩薩が迎えに来ます(阿弥陀二十五菩薩来迎図)。その先導役の観音菩薩の手には蓮華台があります。この蓮華台に乗せてもらえれば、極楽へ往生出来るということなのです。
位牌でも蓮華台は必ずと言っていいほど付けられています。お墓も昔はよく付いておりましたが、作りが複雑で高価になることから今では少なめになっています。
でも、この様なありがたいのが蓮華ですから、出来れば付けていただきたいと私たち石屋は願っております。

【カテゴリ】

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
今日は実際にお墓を契約する時の注意点についてお話します。
昨年、国民生活センターに寄せられている相談の中で、お墓に関するトラブルで多いのは、「思っていたものと違う」「解約・返金に応じてくれない」「手抜き工事」等です。この傾向は、ほぼ毎年変わりません。私も石材店の端くれとして、同業者のこうしたトラブルは情けなく思います。
さて、これらのトラブルを避けるには、当社でも取り扱っております「石材店に行く前に読む本」(日本石材産業協会)が参考になります。こちらのサイトから「石材店に行く前に読む本」希望と送っていただければ差し上げます。
石材店に行く前に読む本.jpg
そしてもうひとつ大事なのが契約書です。
契約書があれば多くの問題は解決します。ではその契約内容で注意する点をご紹介します。
主な注意点は3つあります。

①契約書があること。
「当たり前やないか~」と叱られそうですが、そんなことはありません。書面に残さない業者もおられるようで、トラブルのもとになっております。
契約書の添付書類としては、見積書・図面等が必要です。この時に石の種類や形状、工事の仕様、納期、支払条件などが詳細に記入されているか、その内容説明があったかも重要です。

②多額の手付金を要求されなかったか。
トラブルで悲惨なのは「全額払ったのに何もしてくれない」といったもの。こんな場合に、世間一般の相場が役に立ちます。
手付金の相場は概ね10%~50%です。この内訳としてさらに「手付金」と「前受金」の2つがあります。手付金や着手金は実際に材料を加工したりするのに必要なお金です。ですから、もし途中でキャンセルになっても返金されません。前受金については、キャンセルになれば返金される性格のものです。この辺りのことも質問してみましょう。あと訪問販売の場合は、クーリングオフの説明がなされたかも重要です。

③工事の内容やアフターサービスの説明がなされたか。
キチンとしている石材店は、店舗や工場、さらには工事現場にお客様が来てくれることを歓迎してくれます。曖昧にごまかす業者は感心できません。出来れば契約前にご自身で足を運び十分な説明を受けて下さい。
「石はよく分からない」とおっしゃる方は多くおられますが、ひとつひとつ説明を求めれば決して難しくはありません。今回の注意点でじっくりお話をされ、良いお墓づくりをしていただけたら嬉しいです。
滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

森田石材店は名前のとおり石材店ですが・・・。お仏壇やお位牌、仏具も取り揃えております。

その中でも「え~! こんなものも置いてあるの・・・」という商品をご案内いたします。

それはこちらです。

KIMG0261.JPG

御朱印帳です。

KIMG0263.JPGKIMG0262.JPG

ちゃんと説明書も入っています。寺社仏閣に興味をもたれる方、ぜひ参拝された証に朱印を集められてはいかがでしょうか。

【カテゴリ】

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

本日、朝8時から放映のテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」に、今年行われましたお墓参り写真コンテストの作品が紹介されます。
以前にもご紹介しましたが、このお墓参り写真コンテストは、お墓100年プロジェクトという団体が毎年開催されているもので、お墓参りの写真が全国から応募される珍しい写真展です。
毎年素敵な写真が集まります。コンテストの受賞作品を見ていますと、墓参りの良さがよく伝わるものがたくさんあります。さて、今年はどのような作品があったのでしょうか!少しご紹介(^○^)
こちらは大賞の作品。素敵な一枚ですね!
26.jpg
こちらは審査員特別賞
20170809.jpg
私は、幼い頃から今もお盆やお彼岸には家族でお墓参りに行きました。多くの日本人はお墓まいりを当たり前のように行かれます。改めて思うと信心深い方が多いのにびっくりです。少し大げさですが、私はお墓参りは家族の絆を感じます。
さて、もうすぐお盆です!皆さんも、ご家族でご先祖様に会いに行ってくださいね!

【カテゴリ】

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
篠山市谷山 稲荷神社の玉垣・石垣修復工事の進捗をお知らせします。
20170809_1.JPG
玉垣は全て撤去し積み上げています。
20170809_2作業前.JPG
[作業前]
20170809_2作業後.JPG
[作業後]石垣を一度解体し積み直しました。苔も取り除ききれいになりました。
20170809_3コンクリートベース.JPG
玉垣のコンクリートベース工事
20170809_7石垣解体.jpg
石垣の解体
20170809_8ポンプで排水.jpg
湧き出て来きた水をポンプで排水しています。
油井の大歳神社でも玉垣修繕工事をしました。こちらも玉垣の風化が進み、カケやぐらつきがあり、子どもが遊んで倒すと危険なので工事をすることとなりました。
20170809_大歳神社01.JPG
よく見ると、一部折れてしまっている所があります。
20170809_大歳神社02.JPG
グラつきが出ないようにしっかり足元を固定します。
20170809_大歳神社03.JPG
新しくなってこれで安心。
多くの神社も玉垣だけでなく年数の暮れた狛犬、灯籠などの風化がよく目につきます。古い石造物は味わい深いですが、触れただけで簡単に倒れてしまう場合もあります。
秋のお祭り前に、一度点検してみてはいかがですか?

【カテゴリ】

お盆の準備2

2017年08月08日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

前回のブログに書いておりました、「水の子」を久しぶりに作ってみました。
まず、材料として、お米・キュウリ・ナスを用意します。
素材.JPG
次に、お米を洗い「洗米」にします。そして、キュウリ・ナスは、賽の目切りにします。
このとき、ナスは湯通ししてすぐに冷水に浸すと変色しにくくなります。
材料.JPG
上の洗米・ナス・キュウリを混ぜ合わせて盛り付けすれば、「水の子」の完成です。
蓮の葉(写真は樹脂製です)に盛り付けしています。
盛り付け1.JPG
上記の蓮の葉がなければ、器に入れてお供えします。
盛り付け2.JPG
地域によって、ニンジンを入れたり、水を入れたりするようです。
10数分あればできますので、是非、一度作ってお供えしてください。

【カテゴリ】

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

もうすぐお盆でお墓掃除をされた方も多いと思います。仏様がお戻りになる家の方もちょこっとお掃除。

とくに、お線香を立てている香炉。毎日お線香を使っているとこんなことありませんか?

20170806-1.JPG
お線香を立てようとしても下のほうがゴツゴツして立たない✕✕✕

20170806-2.JPG
その原因は・・・

20170806-3.JPG

お線香の燃えカスが下にたまってるからです。振るいけてみると…

20170806-4.JPG

出ました!お線香の燃えカス!!こんなに残っているんですね…

オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!

20170806-5.JPG
何度も同じ作業を繰り返し出てきたお線香カス…

カスと一緒にお線香から出て増えた灰もいっしょに取り除きます。

20170806-6.JPG

これでスッキリ!スムーズに立てることができました。(*^-゚)vィェィ♪

何故こんなにカスが残るのか…。使用している灰に違いがあるようです。

「香炉灰」と書かれていてもその灰は人工的なものであったり混ざり物が多いと通気性も悪く燃えカスが残りやすいようです。
(まさに、店で使っている灰は通気性がなくザラザラした白い灰…)

燃えカスが残りにくいタイプは、「本わら灰」「もみ灰」で混ぜ物がないタイプです。

それがこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

20170806-11.JPG

実際に燃えカスが残らない(残りにくい)のか試してみました。

20170806-12.JPG

こちらは、本物のわらを燃やしてつくられた、混ざり物がない灰。ふわふわしてやわらかい灰です。

20170806-13.JPG
新しいからサクっとお線香も立てれます。

20170806-14.JPG

燃え尽きました。さてこの灰の下にカスがあるのか無いのか…

20170806-15.JPG

振るってみましたがカスが見当たりません! これは嬉しいですね!(人´∀`).☆.。.:*・

度々の香炉の掃除をしなくてもよいんです。

お線香は毎日焚くご家庭も多いと思います。お盆・お彼岸をお迎えする前に、灰を新しくしてみてはいかがですか?

【カテゴリ】

樹齢400年に宿る「神」

2017年08月06日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

KIMG4103.JPG
上の写真はあるお客様の庭に立っていた樹齢400年と言われていた大木です。
ある夜に急に倒れたとの事でした。台風でもない静かな夜でした。
このお客様の家は450年続く旧家ですので、ご先祖様が植えたとされる樹齢400年も説得力があります。
以前よりだいぶ枯れていたので、枝はほとんど切られており、近隣には迷惑は掛からず何よりでした。
撤去後、きれいに整地された場所に「お社」の登場です。
なんといっても樹齢400年ですから、ただの樹木ではありません。
KIMG4428.JPG
KIMG4432.JPG
御影石製のお社です。
不動明王のご真言も刻ませて頂きました。
こんなお手伝いもしていますので どうぞよろしくお願い致します。

【カテゴリ】

お墓の生まれ変わり

2017年08月05日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
今回は、お墓の生まれ変わりについて、様々な角度から見ていきましょう。
さて、今のお墓は花崗岩(御影石)で作られていますので大変長持ちします。歴史上の石造物を見ても分かる通り、花崗岩で出来たものは700~800年ぼど経過してもキレイな形を保っているものが多く見られます。ただ、長い間には地震や洪水などもあるため、それにより傷んでいるものも多いですが、経年劣化という意味では、花崗岩はとても丈夫な素材といえます。
叡尊五輪塔.JPG
写真は奈良西大寺にある叡尊五輪塔(鎌倉時代のもの)
現在のお墓は、表面を磨いたものが主流です。新品の時はピカっと反射します。昔の磨いていないお墓は汚れてきても「侘び寂び」といいますか味が出てきますが、磨いたお墓はそうはいきません。長く使っている分だけ汚れが目立ちます。特に、近くに新しいお墓が建ったりすると「きれいに見えてもツヤがなくなっているんやなあ」と思います。
ということで、そんな磨いたお墓をキレイに維持するための、そして、生まれかわった様にキレイになるにはどうするのかを解説します。
【建ててから10年目にすること】
お墓の品質保証期間は弊社では10年としております。ちょっと難しい話ですが「屋外の構築物の瑕疵担保責任」というのが法律でありまして、それが10年なのです。ですから、まずこのタイミングで良くないところは直すのがベターです。また墓石の継ぎ目には接着剤が使われています。これをやり直すのも大切です。建ててから15年以上経っているお墓は接着力が弱くなっていることがあり、地震で倒壊するリスクが高くなってきます。これは最近の多くの地震(東日本、熊本等)で明らかになっています。
1.目地の接着(地震対策含む)
2.丁寧な水洗い
墓そうじ(水洗い).JPG
水洗いだけでもかなりキレイになります。
【建ててから20年目にすること】
10年目と同じく接着剤はチェックが必要です。それ以外にも、そろそろ汚れが目立ってくるかもしれません。特に水垢は布で拭いてもなかなか取れません。そんな時は研磨材で擦るとみるみる取れたりします。但し、やり過ぎるとツヤが落ちてしまいますので慎重にします。それから高圧洗浄すればきれいになります。あとは文字や家紋のペイントを塗り直せば気持ちよくなります。
1.目地の接着
2.高圧洗浄や研磨剤を使った水垢とり
3.ペイントの補修
【建ててから40年ぐらい経っていると】
これぐらい経っていると、古くなったなあと感じます。ひと世代25年と考えれば二世代近く経っていることになります。これをもう一度生まれ変わらせたいと思ったら、その方法があります。それは「磨き直す」ことです。
と言いましても、石の表面を全て一皮むく感じです。ですから、寸法がひと回り小さくなります。これをすれば見事に復活します。というかほぼ新品です。
特にオススメなのは庵治石です。感動するぐらい新品に生まれ変わります。
但し、少しだけ注意しないといけないのが、切った面に今までは無かった黒い点(黒雲母のかたまり)が出てくることがあります。これは切ってみないと分かりません。
お墓の磨き直しは少々費用はかかりますが、新品に比べたらかなりリーズナブルです。庵治石や大島石など国産の石材の生まれ変わりには、ぜひご検討下さい。
1.磨き直し
【こんな生まれ変わりも】
新しくお墓を建て替える時、またはお墓を処分してしまう時があります。そんな時、長年使って来たお墓の一部を形見のように残すことがあります。私も経験がありますが、「その欠片をひとつください」と何度も言われたことがあります。
その場で差し上げることもありますが、少々お時間をいただいて、その石で何か置物をお作りすることもあります。玄関先やリビングにさりげなく置けるものから、以前に作ったものは、おばあちゃんの杖に付けられるアクセサリーでした。肌身離さず持っていたいというおばあちゃんに息子さんからのプレゼントでした。
手作り猫.jpg
こんな小さな猫(となりはライター)を作りました。
石はお墓に使用されていた本御影石です。
こう考えると、石は本当に丈夫で長く使える天然素材なのだなあと思います。
お墓の生まれ変わり、いろんな選択肢がありますので、捨てないで大事に使いましょう。

【カテゴリ】

三鈷の松

2017年08月04日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

見つけました。3本の松の葉。通常の松の葉は2本ですが、篠山のお寺の墓地で3本の松の葉を、それも落ちている松の葉のほとんどが3本です。

三鈷の松2.JPG

落ちている松の葉なのでもちろん枯れています。
三鈷の松1.JPG

おそらく、この松の木だと思います。周りの樹木より飛び抜けて大きいです。

有名なのは高野山金剛峰寺の御影堂(みえどう)の前にある松の木で「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれています。

今から1200年以上も昔、弘法大師空海が唐(中国)の国へ渡って名州(現在は寧波)の港から帰国の際、師の恵果和尚から贈られた密教法具の一種である「三鈷杵」を東の空に向けて投げました。時に大同元年(806年)であったといいます。

投げた理由は『私が漏らすことなく受け継いだ密教を広めるのにふさわしい地へ行くように・・・」という願いが込められていました。

その後日本に帰ってきた弘法大師が、その三鈷杵を探し求めて各地を歩きまわり、弘仁7年(816年)頃、ついにその光り輝く三鈷杵が高野山の松の木にかかっていることが分かったというのです。

そうしたことによって高野山が真言密教の道場として開かれるようになり、この松を「三鈷の松」と言うようになりました。

三鈷杵の先(鈷部)が中鈷・脇鈷と三つに分かれていることから、その形とあわせて「三鈷の松」とも呼ばれています。
三鈷の松3.JPG

これが「三鈷杵」です、大きさは15cmくらいです。

高野山の三鈷の松の松葉は、お守りとして売られています。「三鈷の松」を財布に入れておくと、幸福になれるとか、お金が貯まるとか言われています。

篠山のお寺の三本の松葉は関係があるのか分かりませんが、良いように考えてみようと思います。


Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/contact.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/contact.php on line 3

Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/tenzikai.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/tenzikai.php on line 3

Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/footer.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/footer.php on line 6