髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

草の生えないシリーズもいつの間にか10回目となりました。

木村良雄家施工前修正.JPG

ご覧のように墓石や拝石などがたくさん配置されています。

草の生える部分は限られているかと感じます。

お施主様は「今は良いが、自分らももう若くないので少しでも管理に手間がかからないようにしたい」

木村良雄家根掘り.JPG

いつものように、現状の玉砂利・土をすき取ります。

木村良雄家バラス下地.JPG

バラスで下地を作ります。

この上に特殊な溶剤と骨材を混合させて敷き詰めます。

木村良雄家養生テープ.JPG

今回は砂のようなタイプです。とてもお墓には自然な風合いです。固まるまでの「踏まないでテープ」は必須ですね。

木村良雄家完成修正.JPG

完成です。今回も良いお手伝いが出来ました。

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映画「洗骨」

2019年04月03日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、映画「洗骨」を観ました。

映画「洗骨」.jpg

公式サイトはコチラ

洗骨とは沖縄の島で代々伝わる風葬の儀式です。

死者をお墓(映画の中では洞窟のようなところ)に棺桶のまま入れておき、4年経ったところでもう一度外に出して棺桶のフタを開けます。

そして、そのお骨をひとつひとつ取り出し、みんなで洗い清め、またお墓に戻します。

一見するととてもグロテスクな行為に思いがちですが、実際はとても神聖な儀式だと思います。

これを一族みんなで行う風習はいいものだなあと感じます。

さて、ストーリーはネタバレになるので書きませんが、ここに埋め込まれているストーリーは神話と同じ、なぜ人間が死者を大切に扱うのか(葬るのか)が伝わってきます。そんな映画に私は感じました。

この映画を観て、数年前に玄侑宗久さんが雑誌のインタビューにお答えされていた記事を思い出しましたので、その一部を以下に引用します。

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記者:直葬や散骨、樹木葬など葬儀の簡略化が進んでいますが、それは自分の死後をおろそかにしてしまっているということでしょうか。

玄侑:というよりも、「連続性をおろそかにしてしまっている」ということなんでしょうね。私はこの寺の35代目の住職ですが、34代と36代の「つなぎ」という意識をとても強く持っています。たかがつなぎ、なんですが、されどつなぎ。脈々と伝わってきた連続性が、つなぐことで守られるという安心感を私に与えてくれます。

自分の死後、どういう状態で、どこに埋葬されようが別に構わないというのは、こうした連続性が意識できなくなっているのかも。先祖や地域など、多くの連続性を感じるということを、生き甲斐として感じて欲しい。

さらに言えば、寺や仏像はなぜ尊い存在なのか。それは何百年もの間、寺が修行の場であり、仏に対して僧侶や信者が仏餉(ぶっしょう)をはじめとするお供え物を綿々と続け、手を合わせ続けてきたからに他ならなりません。

連続性さえ大事にすれば、「死後、自分がどこに埋まるのか」ということも含めて、理屈では説明しにくい安心感をもたらしてくれると思います。(日経ビジネス「宗教崩壊」より)

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連続性なのですね。

新元号 令和

2019年04月02日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

昨日は、新元号が決まりました、仕事柄待ちに待った発表でしたので興味深く見ていました。

令和1.JPG
令和 響きはいいですね。

神戸新聞のアンケートによると20代の7割、30代の6割が生年月日を元号で答えるという回答があったそうです。

令の字は、良い字なんですが、墓石に彫刻するには若干修正が必要です。お墓に残る文字なので良い字にしたいですね。

いずれ馴染んでくると思います。

ところで、この季節篠山の玄関口の渡瀬橋のイノシシ君は桜の首飾りでおしゃれしています。

令和2.JPG

篠山と言えば名産の「イノシシ」「篠山牛」もいます。

令和3.JPG

5月からは「令和元年」「丹波篠山市」が始まります。激動の昭和、災害の多かった平成

「令和は良い時代だったね」言えるようにしたいものですね。

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薄墨の桜

2019年04月01日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。今日から4月が始まります。桜の花が少しづつ咲き始め本格的な春を感じるようになりました。

私は先日、友人と岐阜県まで車を走らせ薄墨桜を撮りに出かけました。

岐阜県本巣市には、日本五大桜である一本桜があります。少し早かったようで満開ではありませんでした。残念。

薄墨桜を見上げると、樹齢1500年と言われる大きな枝が広がっていました。満開の頃にはどれだけ見事な桜がみられるのだろう・・。

20190401桜 (2).jpg ※少し早かったです。

この薄墨桜は、台風で朽ちかけた桜を見た作家の宇野千代さんが朽ちることのないように力を注がれました。

今回は桜の季節にぴったりの宇野千代さんの薄墨桜のお線香をご紹介します。
20190401薄墨の桜2.jpg20190401薄墨の桜1.jpg

香りは、柔らかい桜の香りです。パッケージは桜のイラストが描かれたものです。桜がお好きだった大切な方へ春の香りをお供えされてはいかがですか。

20190401桜 (1).jpg ※撮影 義積

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万成石の自然石

2019年03月31日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

万成石は岡山県産のピンク色の(桜みかげ石)として墓石にもよく使われていますが、今回は自然石を探しに行きました。
万成丁場3.jpg

たくさんの自然石が積み重なっています。「気になる石があれば出しますよ」っと言われ石を探していると巨大なバックホーが登場しました。

大きなハサミが付いていて・・・何と12トンまで掴むらしいです。巨大な石をあっという間に除けていただき、気になる石を2~3個出してもらいました。

万成丁場4.jpg

この石が第一候補です。約3トンの重さです。お客様に気に入ってもらえたら購入します。

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灯籠って何のためにあるの?

2019年03月30日 08:00

藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

まだまだ新人で日々勉強中の身なので、お墓を見た際に

「なぜこの形をしているんだろう?」

「この部材はどういった意味があって置かれているんだろう?」

と疑問に思う事がまだまだたくさんあります。

そんな私が最初に思ったのが「お墓に灯籠があるのはなぜなんだろう?」という疑問です

灯籠付きのお墓.jpg

大小さまざまありますが、このような灯籠が付いたお墓をよく目にします。

ではなぜお墓に灯籠があるのか?

それは、灯籠が火をあらわしお墓を守るという意味があるそうです。

また、灯籠の側面にはこのように
太陽と月.jpg

画像手前には太陽が、奥には月が彫られています。

これは、昼も夜も照らしていて1年中火をともしているのと同じ功德をしているという意味があるそうです。

日々勉強していると、他にもお墓や仏事の「これってどういう理由があるんだろう?」と思う事が多いです。

これからも日々気づいた「なぜだろう?」を紹介していきます。

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

3月も、もう終わりですね。月日のたつのは本当に早いです。東京では早くもお花見の楽しそうな様子がテレビで放映されていました・・この辺はもう間もなく開花といった所でしょうか。早く満開の桜が見たいです☆彡

さて、今年もまた、お墓参りフォトコンテストの時期がやってきました。

これは、お墓100年プロジェクトが主催で、今回で第8回目となります。

お墓100年プロジェクトとは・・・「お墓って本当にいいものだ」ということを一人でも多くの人たちに理解し、知ってもらいたいという願いが込められています。その取り組みの一つが、このお墓参りフォトコンテストです。

笑顔でお墓参りをしている様子・また手を合わせる祈りの姿・お墓掃除の様子・・なんでも大丈夫です!是非、素敵な写真を撮って応募してみてください。

大賞は、なんと5万円!!その他にも、各賞用意されています。昨年の応募は少し少なく、29点だったそうです。

今年はいくらくらいの応募があるかわかりませんが、昨年程度なら大賞も狙えるかも!?(^^)是非、メッセージをつけて応募してください!

応募期間は、5月31日(金)まで

応募者1人につき、応募は1点。写真は、データでも、現像したものでも可能です!

詳しくは「お墓100年プロジェクト」のホームページをご覧ください。

これから、暖かい季節がやってきます。ふと思い出したら、お墓参りへ出かけ素敵な写真を撮ってみてくださいね!

フォトコン2019.jpg

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新元号は何に?

2019年03月28日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

お彼岸も明けましたが、皆様はお墓参りには行かれましたでしょうか?

お墓に行かれると「霊標(墓誌・戒名板)」を目になさることもあると思います。

ご先祖様の戒名・法名や俗名、命日などが彫刻されており「そろそろお爺ちゃんの○○回忌法要の時期やな・・・」などと思い返されることもあろうかと思います。

沢山のご先祖様がおられるご家庭では、明治や大正、それ以前の元号が彫刻されている方もおられます。

20190327

稀に西暦で彫刻されるケースもありますが、ほとんどのご家庭ではこの様に元号を用いて彫刻をなさいます。

予定では4月1日に発表され、5月1日から新たな元号が施行されます。

5月以後の建立でご依頼を頂いておりますものにつきましては、石塔の後ろに彫刻させていただくことが多い建立年は保留になっております。

私たち石材店にとりましては、西暦よりもなじみがあり、関係が深いのがこの元号です。新たな元号は何になるのか?

様々な憶測が飛び交っておりますが、あと数日後の発表を待ってスムーズに移行してまいります。

20190327 2

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急勾配な敷地のお墓④

2019年03月27日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

前回からの続きです。

急勾配な敷地のお墓①
急勾配な敷地のお墓②
急勾配な敷地のお墓③

建前k.JPG

代々墓の建前が終わり、続いてひな壇上部の既存墓石の据付です。

今回のおうちは江戸時代から続く旧家で今の施主様で8代目になります。

そうすると必然的にご先祖様のお墓も多くなります。

今回は敷地のスペースの問題もあり、戒名が彫刻されている部分(竿石)のみを残して据え直しすることになりました。

既存碑据付k.JPG

ご先祖様の順番や墓石の大きさも考慮して並べていきます。

次に仕上げです。今回の墓地は杉林の中にあり落ち葉も多いので掃除もしやすく防草対策にもなるお馴染みのファイバーレジン施工をしていきます。

ファイバーレジン1k.JPG

ファイバーレジン2k.JPG

さらしを巻いて完成です。

完成k.jpg

段差ができた部分は元々あった石を使って階段にしました。

またそれ以外にもご親戚の方のお墓の移設と初代の方の自然石のお墓の花立をリフォームしました。

移設k.jpg
花立リフォーム2k.jpg

10日間ほどの大工事になりましたが無事完成いたしました。

前後k.jpg

先日、開眼式も終わり参列者の方にも喜んで頂けたようでした。

開眼式k.jpg

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

先日、墓石工事させていただいたお話です。

三田市の寺院墓地です。

お客様に墓地を案内していただきました。

隣のお墓を半年前に施工させていただいており、ご親戚でした。

後から分かったのですが、その開眼式にも参列されていました。

そして、こう言われました。

「隣のお墓のようにしたいです」と。

墓石の大きさや形も同じで、高さも合せていました。

唯一違うのが、防草対策のファイバーレジン施工の骨材(砂利)です。

20190326ファイバーレジン施工 (1).JPG

工事前です。

20190326ファイバーレジン施工 (2).JPG

20190326ファイバーレジン施工 (3).JPG

完成です。

少し明るめのご要望がありましたので、「大和ざくら」をおススメしました。

2種類のファイバーレジン施工のお墓が並んでいて、うれしく思っています。

篠山店では、ファイバーレジンの展示をしていて、ご好評いただいています。

20190326ファイバーレジン施工 (4).JPG
20190326ファイバーレジン施工 (5).JPG

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く