森田石材店ブログ - お墓のQ&A -
林の中で
2026年03月09日 08:00
お世話になっております。堂本です。
以前、山の中の墓所をご紹介しましたが、今回も、難所にございます墓所のご紹介です
最近、丹波市内では、野猿の目撃があったり、私自身も先日、下小倉の交差点付近で野猿が走り回っているのを目撃致しましたし、
鹿や猪が走っていたりと一人で、山の中や林の中、人里離れた墓所に向かうときは、身構えてしまいます。
青垣方面では、季節によっては、熊がでるのではないか、と思いながら下見も行う事もございます。

スタート地点でございます。すでに、舗装された道はありません。

ずんずん歩いていきますと鹿よけの柵があり、扉を開けて進みます。
ここから先は獣たちの世界です。

少し先に開けた場所が見えてきました

墓所が見えてまいりました

墓所に到着致しました。こちらは、俗にいう一統墓地と言われるもので、〇〇家の方が固まっておられます。
ちなみに、視線を右側にうつすと、写真にはありませんが、さらに林の奥に別の墓所がありました。
ここまで約300~400mになります。このぐらいの距離になりますと現地にて彫刻は行えませんので、
霊標の板を回収し、工場にて彫刻し、また配達し、元通りに設置する、という流れになります。
よく聞かれるのですが、工場へ持って帰るのか、と、基本的には現地にて彫刻いたします。
回収後工場にて彫刻する事の方が、稀でございます。
駐車位置から墓所までの距離が遠い、霊標が特殊な構造である、や、棹石の正面文字に手を加える、などでない限りは現地にて施工致します。
なかなか通うのにも難所と思われる場所でも、掃除が行き届いていたり、参られた後があったりと、しっかりご供養をされておられる姿には胸を打つものがございます。
5年ぶりの再会と、想いを受け継ぐお墓の縮小改築
2026年02月11日 09:00
代表の森田です。先日、遠方にお住まいの先輩から5年ぶりにお電話をいただきました。 「お墓のことで相談があるねん」 という懐かしい声に喜んだのもつかの間、お話をお聞きすると「実は妻を亡くしてな…」とのこと。突然の報せに、言葉を失うほど驚きました。
ご相談の内容は「現在ある墓相型のお墓を、これからの時代に合わせて手入れや管理がしやすい形に作り替えたい」というものでした。

娘さんたちの代を見据えた「お墓守りがしやすい」設計
今回のリフォームで最も大切にしたのは、次世代への想いです。 お墓を守っていく2人の娘さんのご意見を軸に、以下のようなポイントで図面を引きました。
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既存石材の再利用: 長年大切にされてきた石材を最大限に生かし、ご先祖様からの繋がりを形に残しました。
- 五輪塔・代々墓の両方に納骨堂を設置:五輪塔には先祖様・代々墓には奥様のお骨を納めました。新しく購入いただいたのは「戒名板」のみ。
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4分の1へのコンパクト化: 管理の負担を減らすため、あえて区画を縮小。
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徹底した雑草対策: * 区画内は、美しさと手入れのしやすさを両立した「ファイバーレジン舗装」。周囲は、雑草を寄せ付けない「マサコン(固まる土)」仕上げ。

開眼法要の時は、「お墓!可愛いくなったね」と二人の娘さんの笑顔にホッとしました。


雪の中でも
2026年02月02日 08:00
いつもお世話になっております。堂本です。
四十九日や百箇日、というような法要は、基本的には動かせないもので、それに伴って、墓所への納骨などもありますと参られる方々のご予定もあり、
変更がきかないことも多々あると思われます。そうなりますと、悪天候の中でも行うこともあります。
先日、雪の中での納骨手伝いがありました。

この日は、まだ雪が舞っているような天気で、積雪もあり、伺った時は、一面、雪に覆われておりました。まずは、墓石や周辺の雪を払いました。

実は、雪の日の納骨手伝いの際の、一番の問題は、雪ではなく、、、、
凍結
になります。そのような日の為の必須アイテムは、

お湯
になります。お湯をかけて、水鉢の隙間の水分の凍結を溶かして、納骨堂を開放致します。凍結した水鉢は、ものすごく固く力で動かせるものではありません。
この日も、無事、納骨が終わりました。たしかに、晴れの日ばかりではありませんが、雪や雨、悪天候、と言われる日であっても、
それはそれで、良い思い出となって、故人様の思い出話の一つになると思います。
雪の日、雨の日、問わず、中止とならない限りはお伺いし、お手伝いさせていただきますので、ご安心してご依頼ください。
【カテゴリ】
お墓を守るって、こんな方法もあるんだ
2026年01月29日 22:11
代表の森田です。久しぶりの投稿となります。
先日、友人の紹介で「お墓じまい」と「お墓の引っ越し(改葬)」を同時に行いました。 「墓じまいなの?引っ越しなの?どっち?」と思われるかもしれません。実は今回、とても素敵な事例があったのでご紹介します。
■「跡継ぎがいない」実家のお墓問題 ご依頼者は奥様でした。奥様のご実家には跡継ぎがおらず、墓守をする人がいないというお悩みがありました。 現地を確認すると、ご先祖様も多く、古い石碑が8本に五輪塔、さらに納骨式のお墓……と、たくさんの石塔が並ぶ立派な墓所でした。
通常なら、これを更地にする「墓じまい」を想像するところですが、ご夫婦が出された結論は驚くべきものでした。
■「広い実家の墓所」を活かすという決断 なんと、「実家の納骨式のお墓(カロート)を処分し、そこへ『嫁ぎ先(旦那様側)の先祖代々のお墓』を移設する」ことにされたのです。
おそらくご夫婦で何度も話し合われたのだと思います。奥様のご実家の墓所のほうが広いという利点を活かし、両家のお墓を一つにまとめる方法を選ばれました。
■安易に「合祀」を選ばない供養のカタチ もし自分が同じ立場だったら、この選択ができるだろうか? そう思うと、本当に素晴らしいご夫婦だと感動しました。
最近は「墓じまい」というと、すぐに永代供養墓(納骨堂)へ移して終わり、というケースも増えています。しかし、安易に合祀を選ばず、両家一緒に自分たちで供養し続ける方法を選ぶ。 まさに供養の形が多様化している、今の時代に合った選択だと思います。
■管理面もしっかり対策 もちろん、今後管理がしやすいように、墓地の中は防草施工(ファイバーレジン)で仕上げさせていただきました。草抜きのあのお手数を減らし、長くきれいに保てる仕様です。
「お墓をどうしよう」と悩んでいる方、こんな方法もあります。ぜひご参考にしてください。
お骨も郵送?
2025年12月24日 08:00
お世話になっております。本店営業部堂本です。
寒さが増し、お墓の下見などで山間の墓所に行くと息が白くなる季節になってまいりました。
さて、早速、タイトルの話題ですが、一応、これでも40年ほど生きてきておりますが、この年に初めて知ることも多々あります。
その中でも、最近特に衝撃的だったのが、なんと、「お骨」も郵送で送れる、という事です。
弊社でも、ご遠方のお客様のご依頼で丹波市内の墓所の撤去をお受けすることがございます。
そうなりますとどうしても、お骨を取りに来れない、という方もおられますので、郵送にて対応させていただいております。
お骨に関しては、ゆうパック、のみで取り扱いが可能で、他の運送会社様では対応しておりません。
勿論、お骨、はデリケートなものですので、厳重に梱包し、クッション材も入れて、さらに、ご要望に応じて、骨袋、または骨壺、にてお送りいたします。

骨壺もお骨の量や納骨先のサイズの指定などに合わせてご提案させていただきます。骨袋に関しても無地のものから、各宗派に合わせたものがございますのでお申し出ください。
言い方は、悪いですが、お骨も手軽に送れる時代になっております。逆に言えば、どんなに距離があっても、きちんとご供養する事ができるとも言えます。
ご遠方からのご依頼でも対応致しますので、ご相談下さいませ。
納骨時の出来事
2025年05月23日 08:00
いつもお世話になっております堂本です。
入社しまして数か月ですが、すでに何件もの納骨手伝いのご依頼を頂き立ち合いをさせていただいております。
先日、納骨堂を開ける為に水鉢を動かしますと水鉢の底に穴が開けてあり、そこに袋に包まれた筒状のものが納めてありました。
私も初めて見るもので、施主様にお尋ねしても「何かわからない」、ということでしたが、施主様に袋を開けて中身を確認してもよろしいか、と
許可を取り、私の方で確認しましたところ、下の画像のようなものがでてまいりました。

上司が言うには、恐らく中に写経が入っているのではないか、ということでした。過去に似たようなものを何度か見たことがあるそうです。ですので、再度袋に入れ直し元の場所に納め直しておきました。
ご先祖様がお墓を建立する際、どんなことを思いながら写経されたのでしょうか。
自分たちのご先祖様を偲ぶ思いや、または、ご先祖様に子供達や子孫の健やかな生活を願われたのかもしれません。
弊社には、写経セットがございますので納骨の際などにお声がけください。
【カテゴリ】
開眼供養のお供え物
2025年05月14日 08:00
滝野店の中村です。
先日、開眼供養の時にご住職からお供え物の意味を教えて頂いたのでご紹介します。
お墓はその家とその土地を結びつける大変大事な場所です。
お墓を作ることでその土地に“根を張り”ます。
ですのでまずお供え物として“根菜”をお供えします。

そして“根を張る”とやがて育ち“実が成ります”。
ですので“果物”をお供えするそうです。

そしてご先祖様へ“豊作のお礼”として“お餅”をお供えします。

また、お墓が建つということは“喜ばしいこと”なので“昆布”をお供えします。

その他、違うご住職に聞いた話ですが昔々はお菓子ではなく“小豆”をお供えしたそうです。
ですので、お供えするお菓子は“あんこ”を使った“饅頭”などをお供えするといいそうです。

是非参考にしてみてください。

西脇市和布町にてお墓じまい
2024年09月18日 08:00
滝野店の中村です。
先日、西脇市和布町にお墓じまいのお手伝いをさせていただきました。
メディアの影響もあるのでしょうが最近ご相談が多くなってきているこの案件。
お墓じまいには様々なお手続きが必要です。
意外とそこをすっとばして実行される方がおられますが、絶対におやめください。
今回ご依頼いただきましたお客様は、生活拠点が神戸市でかつご高齢になられたとのことでお墓じまいをされることになりました。
弊社ではご依頼→即御見積ではなく、トラブルや後悔のないようお墓じまいに至る経緯やご遺骨の行き先などをお伺いしながら、お客様ごとに合わせたご提案をしていきます。
今回も時間をかけてじっくりとお話しさせていただきました。
施工前の現場の状況はこちらです。

施主様だけでなく墓地の管理者とも現地で打合せをさせていただきました。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」と言いますが、トラブルがないよう細心の注意を払います。
施工後の様子がこちらです。

「丁寧な対応をしてもらった」と大変喜んでいただきました。
お墓で見かける白い布を巻いてあるのは何?
2024年04月11日 08:00


【カテゴリ】
お墓じまいのお経 ~東西中の土~
2023年12月05日 08:00
滝野店の中村です。
世間で言うほど急激ではありませんが、じわじわと増えて来ているいわゆる「お墓じまい」。
当店の担当エリアである北播地域では、他エリアと比較するとまだまだ少ないですがご相談は少しずつ増えているように思います。
お墓じまいに関してはこちらの記事も合わせてお読みください。
今回ご依頼頂いたお客様は北海道にお住まいで北海道のお墓に移される「お墓のお引越し」になります。
お墓じまいにあたってご住職にお経をあげて頂く「お性根抜き」をすることになりました。
お性根抜きにお立会いすることは稀なのですが、今回はお性根抜きと同時に「お骨あげ」をすることになったので、お手伝いの為同席させて頂きました。
お勤め頂いたのは「真言宗」のご住職なのですが、事前準備としてサラシの袋を4つご用意するようご指示頂きました。
1つ目は「ご遺骨用」。残りの3枚はカロート(お墓の下にある納骨堂)内の土を入れるもの。
お墓じまいのお経の中に「東方、西方、中央の土を集める」という一文が出てくるのだそうです。
ご住職の指示で施主様にご遺骨と土を集めてもらいそれを袋に入れさせていただきました。
これを移設先のカロートに方角を合わせて土を入れると無事移設完了というこなのだそうです。
お引越しをお考えの方は是非参考にしてみてください。



