森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
土葬のお墓
2019年09月29日 08:00

篠山店の真下(ましも)です。
今回は、墓石建立のお手伝いの話をさせていただきます。
丹波篠山市の今田町のお墓です。
土葬のお墓の上に新しいお墓を建てさせていただきました。昭和40年代でお亡くなりになった土葬が2霊、昭和60年にお亡くなりなった火葬が1霊ありました。
お寺様に、お性根抜きしていただいた後、工事開始しました。
立杭焼で有名な今田町なので、土葬の甕が出できました。フタがありましたが、隙間があったのか全体の半分以上に土が入っていました。
お身体は土に還っておられました。
土を取らせていただき、甕を割って、転圧して作業を進めさせていただきました。土は新しいお墓に納めました。
昭和60年の火葬の仏様の所には、神戸ユニバーシアード限定缶のビールが出てきました。
良いお手伝いができたと思います。
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切り株撤去からの建立
2019年09月24日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、既存の石垣と区画前にある切り株を撤去し、スッキリしたいとのご依頼を受けたお話です。
問題は、写真の右前にある大きな↑切り株です。工事をするあたりお客様が一番気にかけていたのが、お墓が建つ前にある切り株です。
この切り株は、数十年前に植えた桜の木だそうです。その木もあれよあれよ言う間に大きくなり、5年ほど前に大きくなりすぎて伐採したそうです。
この切り株は必ず残さず撤去して欲しいとのご要望でした。それと基礎はきっちりして欲しいと。
既存の石積も切り株の部分からゆがみができています。まずは、これを取り除く作業から。
延石と延石との組み合わせのところは、ステンレスの金具を取り付けます。
石垣も新しく、切り株も無くなりスッキリしたと喜んでいただけました。
また、アンケートもいただき嬉しい限りです。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑯)
2019年09月21日 00:08
草の生えない墓地
2019年09月04日 08:00

本店の高橋です。
今日も草の生えないシリーズです。
いつものファイバーレジンではなく、全面石張のお墓です。
かと言って、取ってつけたような張石仕様ではなく、墓石と一体化したような、自然な感じのする設計です。
いつものように基礎の根掘りをして、しっかりと転圧をかけます。
コンクリートを打ちますが、中には強度を増す為に鉄筋を入れます。
納骨室部分と何ヶ所の水抜き穴を除いてコンクリートを流し込みます。
外柵もほぼ完成。白い石で囲われた納骨室の上に墓石を設置し、残りの部分にも外柵と同じ石を被せます。
石塔、外柵など全て同じ石で揃えました。とても一体感があり、とってつけたような違和感はありません。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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「スカッとしたお墓」
2019年09月02日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
お寺の境内墓地で工事をしました。
お客様の要望は廻りの縁石も壊れているし、古いお墓の戒名も見えにくくなっているので綺麗にしたいという事でした。
墓石も巻石も再度使えない様な状態の為、すべて新しくしました。
配筋、基礎ベース
巻石据付、墓石建立
弊社の会長の口癖であった「スカッとしたお墓」が出来ました。
天国から見ていて貰っていると思います。
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納骨堂の中にいたのは…
2019年08月30日 08:00
滝野店の藤井です。
先日お客様からお墓の納骨堂の中を見てほしいとのご連絡があり、墓地に伺わせてもらいました。
水鉢をどけて中をみてみると…
ミツバチが中で巣を作っていました。
暑さのせいかミツバチ自体はここからはいなくなっていましたが、お客様が見られた際には回りにも沢山のミツバチが飛んでいたそうです。
まれにですが、水鉢とお骨を入れる骨穴の間に隙間があるとこのように蜂が巣を作ってしまう場合があります。
最近では虫や水が入らないような構造のお墓もございます。
大切なご先祖様のお骨を納めた納骨堂にハチが住みつかない為にも、こういった構造のお墓を検討されるのも1つの選択肢としてあると思います。
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全面張石施工のお墓②
2019年08月27日 08:00

滝野店の中村です。
前回のブログに引き続き全面張石施工のお墓第2弾です。第1弾の記事はこちらです。
今回担当させて頂いたお客様のご要望は
- ①洋型のお墓
- ②草の生えにくいお墓
- ③親戚の墓石の移動でした。
しかしお話を聞くと墓地には1件も洋型のお墓は建っていないとの事でした。
都会では洋型のお墓は珍しくありませんが、この辺りの自治会の共同墓地などでは洋型のお墓がまだ1基も建っていないということもよくあります。<
そこで今回ご提案したのは上記の3件のご要望加え
- ④墓地にマッチした洋型のお墓
- ⑤納骨堂に水の入らないお墓
という内容のお墓をご提案しました。(※水の入らないお墓について後日の記事で。。。)
現場はこちらです。
手前に写っているご親戚お墓2基を後方に移動して手前にお墓を建てることになりました。
移動するがお参りはするとの事でせっかくなので綺麗にお祀りする為に外柵を新たに設置しました。
墓地内には従来型の和墓しかありませんので、人気のピンク系の石ではなく、青御影をご提案しました。その中でも質、人気ともに間違いなくおすすめできる「大島石」をご提案しました。
オシャレなお墓が出来たと大変喜んで頂きました。
墓地の立会い
2019年08月20日 09:30
滝野店の吉田です。
今回は、「墓地の立会い」です。区画造成されていない村墓地でのお墓の区画位置を決めます。
一軒の大きさは決まっておりますが、前後左右はバラバラで向きも全て統一されているわけではありません。
ですから、村の役員さんとの立会いで最終位置の確認を行います。
写真のように一応杭は打ってありますが、きっちり寸法どおりではありませんので、前述のとおりに村の墓地役員さん(区長さん・墓地委員さん)とお施主さんに立会いいただき、鉄筋を打ち水糸を張って区画の大きさ及び位置をだしていきます。
弊社の図面と村墓地台帳とあわせて確認していきながら、墓地の立会い確認は無事に終了し、工事を待つだけになりました。
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徳川家綱の時代から
2019年08月16日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
暑い日が続きますが、皆様は体調はいかがですか?
私は少々バテ気味です、実は8月の初めから店の展示場のエアコンが故障しております、室内温度で30℃を超え最高32℃を記録しました。
ご来店頂いたお客様には「この時期に大変ですねぇ、熱中症大丈夫ですか?」というご心配して頂いてご迷惑おかけしております、20日過ぎには通常運転に戻る予定です。
さて、お墓の話ですが、今回はたくさんある墓石をすべて処分して法名碑にまとめました。
文字も読み取れない墓石もあったので、過去帳と照合し、大きい方の法名碑には、表裏で66名を刻みました。
初代様の没年が寛文3年(1663年)で356年前、徳川幕府4代将軍家綱の時代から代々続いている家です。
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梅雨の晴れ間に
2019年07月30日 08:00