森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
細長〜い敷地の墓地
2019年10月28日 08:00

篠山店の園中です。
今日は細長〜い敷地の墓地を管理しやすくしたお話です。
このような敷地になったのは、夫婦ごとに一墓づつ建てることを想定した墓地作りだったので細長〜い敷地になったそうです。
場所は、赤線の範囲(巾約6m)です。
今回のご要望は「どこともお墓の下にお骨を納めるようにしているので、自分達も同じようにしたい」とのご希望でした。
今までの仏さんはすべて土葬だったので、お骨をお墓の下に納める事を想定していないお墓でした。
また、古い墓を処分するのは忍び無いと言うことで残すこととなりました。
そして、余った敷地も含めて草が生えないようにして欲しいと。
ちなみに、こちらが土葬をしていた墓地です。この辺り丹波の地域は、30年ほど前まで土葬が多かったようです。
では、工事を。
ランマーで転圧します。
納骨堂です。この上に墓石が建ちます。
下の台から丁寧に墓石を建てていきます。
最後にファイバーレジン施工をいます。型枠を組み下地にバラスを敷きます。
ファイバーレジンを施工し完成。
「草の心配もいらないし掃除も楽になり助かった。余った半分の敷地もファイバーレジンにしたので管理が楽になった事がなにより」と喜んで頂きました。
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様変わりのお墓。
2019年10月08日 08:00

本店の高橋です。
私共の中兵庫地区ではこの20年~30年間で多くのお墓が新しく整備されてきました。
今回のお手伝いは下の写真のお墓です。昔ながらの古~い感じのするお墓ですね。
周囲のお墓もほとんどが整備されており、気が付けば自分とこだけが古いままだったとの事です。
まずは基礎工事です。コンクリートの中に鉄筋を入れ強度を増します。
納骨室の場所と数か所に水抜き穴を確保して、コンクリートを打設します。
石垣を据えていきます。内側の三角の所にコンクリートを詰めて補強していきます。
巻石角のコーナー金具は必須です。
これをしとかないと、将来巻き石の継ぎ目が開いてきてしまいます。
文字通り様変わりしましたね。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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ファイバーレジン施工⑥
2019年09月30日 08:00

滝野店の中村です。
今回はファイバーレジン施工のお話です。
過去の記事はこちらです。
ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
今回受注頂いたお客様は既に造成した際に一統で作った既存の外柵があるのですが、その中で新たに外柵を作って外柵をしたいとの事でした。
またお墓の上にちょうど木があり葉っぱが落ちてくるので掃除が大変との事でした。
葉っぱが落ちてくる区画は仕上げを玉砂利にすると、掃除が大変なので従来は石張りか真砂土仕上げにして掃き掃除が出来るようにしておりました。
最近は
- ①防草対策
- ②掃き掃除が出来る
- ③宗教上の風習から仏さんが息ができる(石でフタをしていない)
という理由からファイバーレジン施工が主流になっております。
今回は下段と上段で骨材を変えました。下段の骨材は庵治石です。
建碑式に参列されたご親戚の方にも
①草引きが楽
②石でフタをしていない
という点で大変好評頂きました。
土葬のお墓
2019年09月29日 08:00

篠山店の真下(ましも)です。
今回は、墓石建立のお手伝いの話をさせていただきます。
丹波篠山市の今田町のお墓です。
土葬のお墓の上に新しいお墓を建てさせていただきました。昭和40年代でお亡くなりになった土葬が2霊、昭和60年にお亡くなりなった火葬が1霊ありました。
お寺様に、お性根抜きしていただいた後、工事開始しました。
立杭焼で有名な今田町なので、土葬の甕が出できました。フタがありましたが、隙間があったのか全体の半分以上に土が入っていました。
お身体は土に還っておられました。
土を取らせていただき、甕を割って、転圧して作業を進めさせていただきました。土は新しいお墓に納めました。
昭和60年の火葬の仏様の所には、神戸ユニバーシアード限定缶のビールが出てきました。
良いお手伝いができたと思います。
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切り株撤去からの建立
2019年09月24日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、既存の石垣と区画前にある切り株を撤去し、スッキリしたいとのご依頼を受けたお話です。
問題は、写真の右前にある大きな↑切り株です。工事をするあたりお客様が一番気にかけていたのが、お墓が建つ前にある切り株です。
この切り株は、数十年前に植えた桜の木だそうです。その木もあれよあれよ言う間に大きくなり、5年ほど前に大きくなりすぎて伐採したそうです。
この切り株は必ず残さず撤去して欲しいとのご要望でした。それと基礎はきっちりして欲しいと。
既存の石積も切り株の部分からゆがみができています。まずは、これを取り除く作業から。
延石と延石との組み合わせのところは、ステンレスの金具を取り付けます。
石垣も新しく、切り株も無くなりスッキリしたと喜んでいただけました。
また、アンケートもいただき嬉しい限りです。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑯)
2019年09月21日 00:08
草の生えない墓地
2019年09月04日 08:00

本店の高橋です。
今日も草の生えないシリーズです。
いつものファイバーレジンではなく、全面石張のお墓です。
かと言って、取ってつけたような張石仕様ではなく、墓石と一体化したような、自然な感じのする設計です。
いつものように基礎の根掘りをして、しっかりと転圧をかけます。
コンクリートを打ちますが、中には強度を増す為に鉄筋を入れます。
納骨室部分と何ヶ所の水抜き穴を除いてコンクリートを流し込みます。
外柵もほぼ完成。白い石で囲われた納骨室の上に墓石を設置し、残りの部分にも外柵と同じ石を被せます。
石塔、外柵など全て同じ石で揃えました。とても一体感があり、とってつけたような違和感はありません。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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「スカッとしたお墓」
2019年09月02日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
お寺の境内墓地で工事をしました。
お客様の要望は廻りの縁石も壊れているし、古いお墓の戒名も見えにくくなっているので綺麗にしたいという事でした。
墓石も巻石も再度使えない様な状態の為、すべて新しくしました。
配筋、基礎ベース
巻石据付、墓石建立
弊社の会長の口癖であった「スカッとしたお墓」が出来ました。
天国から見ていて貰っていると思います。
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納骨堂の中にいたのは…
2019年08月30日 08:00
滝野店の藤井です。
先日お客様からお墓の納骨堂の中を見てほしいとのご連絡があり、墓地に伺わせてもらいました。
水鉢をどけて中をみてみると…
ミツバチが中で巣を作っていました。
暑さのせいかミツバチ自体はここからはいなくなっていましたが、お客様が見られた際には回りにも沢山のミツバチが飛んでいたそうです。
まれにですが、水鉢とお骨を入れる骨穴の間に隙間があるとこのように蜂が巣を作ってしまう場合があります。
最近では虫や水が入らないような構造のお墓もございます。
大切なご先祖様のお骨を納めた納骨堂にハチが住みつかない為にも、こういった構造のお墓を検討されるのも1つの選択肢としてあると思います。
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全面張石施工のお墓②
2019年08月27日 08:00

滝野店の中村です。
前回のブログに引き続き全面張石施工のお墓第2弾です。第1弾の記事はこちらです。
今回担当させて頂いたお客様のご要望は
- ①洋型のお墓
- ②草の生えにくいお墓
- ③親戚の墓石の移動でした。
しかしお話を聞くと墓地には1件も洋型のお墓は建っていないとの事でした。
都会では洋型のお墓は珍しくありませんが、この辺りの自治会の共同墓地などでは洋型のお墓がまだ1基も建っていないということもよくあります。<
そこで今回ご提案したのは上記の3件のご要望加え
- ④墓地にマッチした洋型のお墓
- ⑤納骨堂に水の入らないお墓
という内容のお墓をご提案しました。(※水の入らないお墓について後日の記事で。。。)
現場はこちらです。
手前に写っているご親戚お墓2基を後方に移動して手前にお墓を建てることになりました。
移動するがお参りはするとの事でせっかくなので綺麗にお祀りする為に外柵を新たに設置しました。
墓地内には従来型の和墓しかありませんので、人気のピンク系の石ではなく、青御影をご提案しました。その中でも質、人気ともに間違いなくおすすめできる「大島石」をご提案しました。
オシャレなお墓が出来たと大変喜んで頂きました。