森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
文字彫りの打合せ
2020年04月16日 08:00
滝野店の吉田です。
先日、洋型のお墓を建立させていただくお客様と文字彫りの最終打合せで本社工場にて同行の上お立会いをいただきました。
文字CADで作成・打合せさせていただいた原稿をもとに、字と図柄を墓石に貼り付けます。
そして、「もう少し上」「もう少し横」「もう少し下」というように貼り付けます。
配置をこれで確認していただき、あとは字の大きさ・図柄の大きさを何種類か用意していますので、貼り付けして決めていきます。
この時は、水鉢の家紋を彫っていましたので、職人の説明を聞ききながら彫った商品をご覧いただきました。
工場にも興味がおありでしたので勉強になりましたと喜んでいただきました。
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山の中のたくさんのお墓
2020年04月14日 08:00

本店の高橋です。
私共の地域でよくある共同墓地ではなく、山の中の個人墓地のご紹介です。
ご覧のように山道を歩いて行きます。
やっとお墓の石垣が見えてきました。
最後に階段を上ると、お墓がずらーっと並んでいます。
写真に写っていないものを含めると20基ほどになります。
これらをたった一つの墓石と霊標にまとめてしまいます。
手作業では無理なので、山の中に重機を運び込みました。
まずは更地にします。
ここからは、いつもの手順通りです。
ズバッと省略させていただき、完成です。
魔法をかけたようにシンプルなお墓になりました。
霊標には裏面まで戒名がびっしりと刻まれました。
お客様は遠方にお住まいで、お墓参りが楽になったと大変お喜びになられました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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おすすめ施工で安心①
2020年03月30日 08:00

滝野店の髙梨です。
弊社のおすすめ施工にございます『ファイバーレジン』と『信頼棺(しんらいかん)』をダブルで施工させて頂きました。
こちらがそのアップ写真です。
近頃は「草の手入れが…」と仰られる方が多く、この手の防草施工は多種出てきています。
当社も今まで数種のそれらを試しては来ましたが、今ではこのファイバーレジンが最新で良いものとして、おすすめさせて頂いております。
砂利のカラーも色々ございます。
信頼棺は「納骨堂に雨水が貯まる」や「納骨堂に鉢の巣が出来ている」などといったあって欲しくない事を防止するために開発された墓石です。
和型洋型、形を選ばずに設計が可能です。
次回は洋型墓石での事例をご紹介させていただきます。
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既存墓石解体から新規墓石建立まで
2020年03月27日 08:00
土葬の改葬
2020年03月26日 08:00
滝野店の吉田です。
埋墓の整理をしたいとお考えのお客様がいらっしゃいまして、一番新しい土葬(37年前)の改葬を計画されています。
同じ墓地で10年ほど前に土葬の改葬をさせていただいた時はご遺骨がありましたので、今回も前回と同じようにご遺骨が残っている場合を想定して、改葬許可を申請するとともに火葬許可も申請して、ご遺骨を焼骨にして代々のお墓に納骨をするようにいたします。
手続きとしては、改葬する方の除籍証明(除籍個人事項証明書)取得いただいて、墓地の管理者(村墓地ですので区長様)に事情を説明して押印してもらい市役所に提出いたします。
後日自宅に改葬許可証が送付されますので、土葬上げの日程にあわせて火葬場の予約を入れて手続きは完了です。
もちろん、改葬にあたっては行政手続きだけでなく、御寺院様による抜魂および入魂が必要になってまいります。
こういったなかで少しでもお客様に喜んでいただけるお手伝いをさせていただきたいと思っています。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑳)
2020年03月24日 08:00
お客様の声~灯籠のあるお墓~
2020年03月11日 08:00

滝野店の中村です。
先日お客様より、とても嬉しいお声をいただきましたのでご紹介します。
今回のご依頼は、お客様は親の代までのお墓はあるけど、自分たちの入るお墓がないので、代々墓をおつくりになりたいとの事でした。
ご要望としては、
- ①2年前に担当したご親戚の家と同じデザインのお墓にしたい
- ②自分が以前庭師をしていて灯籠が好きなので灯籠を設置したい
- ③今は地面に直接墓石が建っているので外柵を設置したい
でした。
①に関しては森田石材店オリジナル墓石の『きわみ型』になります。
②に関しては数ある灯籠の中から墓前置き灯籠をお選びになりました。
問題は③の外柵の設置でした。
実はこのお客様のお住まいの地区の共同墓地では外柵の設置が禁止されています。
ですが近年、それを無視して建立する石材店が増えています。
この墓地だけでなくどこの墓地にも様々なルールがあるので確認が必ず必要です。
1件だけでなく何件も外柵を設置しているおうちがあるのですが、ルールを知っている以上設置するのは控えた方がいいことをお伝えしました。
「せっかくご供養の為に建てたお墓に関して、周りからコソコソ文句を言われるよりも絶対いいですよ」という私のご提案にご納得頂き今回のお墓が完成しました。
お墓は自分たちだけでなく、自分たちの子孫も使っていくものです。
自分たちの子孫が後ろ指さされることなく、気持ちよくお参りできるお墓であってほしいと切に願います。
既存碑撤去と新規建立
2020年03月03日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、既存のお墓を撤去し新しい場所にお墓を建てたお話です。
お客様からは、既存のお墓がある場所が駐車場から遠く山道を登って行かないといけない所にあり、自分たちの年齢を考えると、お墓参りに行くのが、年々大変になってくる。駐車場から近くのお参りしやすい場所へ移りスッキリしたお墓にしたい。
とのことで、ご依頼を受けました。
まずは、山の上にあるお墓を撤去する作業から。
お施主様立会いの下、御遺骨を取り上げ、墓石を撤去します。
新規で建立する場所の工事。
1)墓地全体をユンボで掘り起こします。
2)割栗石を敷きつめます。
3)ランマーで踏み固めます。
4)割栗石の上に砕石を敷き詰め、ランマーで踏み固めます。
5)納骨場所と排水穴を設けて、鉄筋を配置します。
6)10cm以上のコンクリートを流し込みます。
7)バイブレータを使い振動を与えコンクリートから大きな気泡を取り除き、
セメントと骨材を均等にします。
8)ベース工事の完成です。
9)延石と延石との組合せ場所は、ステンレスの金具を取り付けます。
10)取り上げた御遺骨をさらしの袋に入れ、納骨堂へ納めます。
そして完成したのがこちら。
「お墓が東を向いて明るい場所に移れて良かった。スッキリしたお墓で、石が敷き詰められているので草の心配をしなくていい」と気に入って頂けました。
当社では、このようにこの場所にお墓を建てるとどのようになるかのイメージ図面も作成しております。
「提案に背景が入った合成写真があったので、出来上がった雰囲気が分かりやすく良かった。イメージ通り出来た」と喜んで頂けました。
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