森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
草が生えないお墓
2021年10月21日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、小さな敷地面積(間口1.5m・奥行1.3m)を出来るだけ有効に使ったお墓をご紹介致します。
ご要望は、地震で倒れるのが心配なので背の低いお墓にして、出来るだけ管理がしやすく草が生えないお墓にして欲しいとのご希望でした。
施工前~土を掘り起こします。
栗石を入れ、その上に砕石を敷き詰めます。
ランマーで転圧します。基礎の型枠を組み配筋します。
コンクリートを流し込みます。
延石を組み合わせ、ステンレスの金具でしっかり固定します。
完成です。
狭い所だと思っていたけど、拝む場所もしっかりとあるし、コンパクトにまとまって、全体的に一体化していて、とても気に入っている。
家から近いこともありますが、お墓が出来てから週に2回ぐらいのペースでお参りに行っていますと、喜んで頂けました。
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既存の墓石を使用したリフォーム工事
2021年10月12日 08:00

滝野店の中村です。
今回のお客様はタイトルの通り、今あるお墓を使ってリフォーム工事を致しました。
お客様の区画には五輪塔と先代の夫婦墓がありました。
しかし残りのスペースを考えると、新たに石塔を建立するのは不可能でした。
かと言って今ある墓石を処分してしまうようなことはしたくない…。
そこで今回は今ある夫婦墓の竿石(戒名が彫刻してある部材)のみ新規のものに交換して、「○○家之墓」と彫刻して代々墓としてリフォーム工事をすることをご提案しました。
施工前の様子です。
今回はこの部材のみ新しくしました。
墓石は一度解体して据え直します。
代々墓のカロートも新調しました。
カロートはお馴染みの竜山石です。
完成がこちらです。
お客様こだわりのお墓に生まれ変わりました。
大変喜んで頂き、いい仕事が出来ました。
追記
先日こちらの施主様よりありがたいお声頂きましたのでご紹介します。
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お客様の声を頂きました⑪(竹安様)
2021年10月05日 08:00

本店の中道です。
お客様の声をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
昨年2020年の8月にお父様を亡くされ、49日の満中陰の時には仮埋葬をされておりました。
今回、一周忌のご法事に合わせてのお墓の建立をしました。
最近お墓の建立時期で多いのがやはり一周忌に合わせてが一番多いです。
次に100ヵ日、3回忌が同じくらいの傾向があります。
施工前(仮埋葬)
ベース打設部分の根堀
配筋し、コンクリートを流し込みます。
外柵の組み立て。コーナーにL型の金具を取り付けます。
カロートを据え付け、転圧します。
石塔建立
仕上げにファイバーRをして完成
一周忌のご法事の様子。
お客様の声
竹安さま有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。
傾き修繕と対策(完成編)
2021年10月01日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、前回の「傾き修繕と対策」の続きをご紹介します。
古いお墓の整理も、同時にご依頼を受けました。
ご要望の内容は、
① 毎回、抱えて櫁と花を持って行くのが大変なので、たくさんの古い碑をまとめて、花立を一カ所で済むようにしたい。
②裏の土手が崩れて土が落ちてくるのを止めて欲しい。
③落ち葉の掃除が大変なので、表面をコンクリートで仕上げて欲しい。
ブロックの階段を撤去し、延石で階段を作り、古碑は台石を撤去し竿石だけを階段状の台に集め花立を中心に配置しました。
古碑の台石は処分ではなく、土留めに使用しました。こうすることで処分代が節約され土留めでが出来て一石二鳥です。
墓石の方にもどりまして…延石はコーナーにステンレス製の金具を取付固定。
ランマーで転圧し踏み固めます。
区画は、既存延石を研磨し再据付。
研磨することで汚れが落ち、お客様に「新品に変えてくれたの?」と言われるくらい、見違えるほどきれいになりました。
お客様からは、傾いていた灯籠がずーっと気になっていて、それを直して欲しいと思い相談をしたら、色々と直したい所が出て来ました。
思ったより大掛かりな工事になりましけど、完成したお墓を見たら、見違えるほどよくなって、ホント気持ちいいお墓になった。
みんなに見てもらいたい自慢のお墓になったと喜んで頂けました。
自然石のお墓
2021年08月17日 08:00

滝野店の中村です。
今回は“自然石のお墓”のご紹介です。
ご依頼頂いたのは明石市在住の松井様です。
お父様の1周忌に合わせてお墓の建立を検討されていました。
何社か資料請求をされたそうですが「実物を見てから決めたい」と思い、当社に行きついたとのことでした。
そこで当社で“伊達冠石のお墓”に一目惚れしてお決めになられました。
彫刻家イサム・ノグチを魅了したこの石は、鉄分を多く含み、風化した皮は独特の褐色や錆色を呈する一方、内部は一様に黒檀色が特徴の石です。
特に表面の皮は時間とともに色や状態が変わるので、歴史を感じることができる墓石を建てることが出来ます。
現場はこちらです。
写真からもわかるように両隣には既にお墓が建っているので、お調べして念入りに隣地挨拶を行いました。
また墓地は住宅街にあるため、工事車両の駐車位置など墓地委員様とも打合せを行いました。
今回は墓地委員様のご好意で墓地のすぐ近所にある墓地委員様の敷地の一部をお借りすることが出来ました。
自然石のお墓は形も一定ではない為、実機を使って彫刻の打ち合わせもします。
完成がこちらです。
ご法事の際、こちらのサラシを除幕しました。
除幕の際、軽い歓声があがりました。
松井様からはこのようなお声を頂きました。
世界にひとつしかない“自然石のお墓”。
大変喜んで頂きました。
村の共同墓地に洋型のお墓
2021年07月28日 08:00

滝野店の中村です。
今回ご紹介するのは洋型のお墓です。
村の共同墓地ではまだまだ洋型のお墓の少ないところも多いです。
今回施工したところもそういった墓地です。
そしてこの墓地では初のファイバーレジン施工です。
施工前の様子です。
こちらの墓地では既に基礎が立ち上がっているのでその上で巻石を据付ます。
既存の基礎の中もしっかりコンクリートを打設します。
墓石がこちらです。
今回の正面文字はお客様の好きな言葉にお客様考案の模様を入れました。
模様は滝野店スタッフの河合が描きました。
完成がこちらです。
当墓地初のファイバーレジン施工で、開眼式に参列された親戚の方にも大絶賛でした。
大変満足いただき、いい仕事が出来ました。
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境内墓地で再建立
2021年07月15日 08:00

今回は、今までお祭りしいた墓地を整理し、菩提寺の境内墓地で新しく建て直したお墓のご紹介です。
お客様が境内墓地へ移る理由としては、墓地への道のりが狭くて急勾配で足の調子も悪くなった事もあり、お墓に辿り着くのも大変だったとのこと。
また、一軒だけで見ている墓という事で、掃除も草刈りも自分ところだけでしないといけなく、これから引き継ぐ子供のことを考えると移るのがいいとの考えに至ったとのことでした。
墓石の裏には、土葬の塚があります。こちらの墓石は見ての通り傾きがあり不安定でしたので、古碑の下台を利用し台の上に竿石をまとめて整理しました。
中央には、これも古碑の部材を再利用して、水鉢と花立を設置。
山の中の墓地の代わりに、境内墓地へ新規墓石を建立。
駐車場からも近く、フラットな場所なのでお参りがしやすいところです。
お客様からは、新しいお墓が出来たのも嬉しかったけれど、古いお墓をきれいに整理してもらったことが何よりよかったと。
特にご両親のお墓はご兄弟と一緒に建てたとの事もあり、処分せずに残して置いてよかったと。
これで先祖も喜んでいるでしょうと喜んで頂けました。
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寺院墓地での施工
2021年07月06日 08:00

滝野店の中村です。
今回のご依頼は寺院墓地でのお仕事です。
寺院墓地ではよくあることですが、通路が狭く重機が通らない事が多いです。
今回の寺院は一部狭い所があるのですが、それ以前にお墓までの通路が傷付きやすいので重機ではなく軽トラや、ネコと呼ばれる器具で運びました。
完成がこちらです。
今回のお客様は新宅ということもあり、自分の好きな家紋を入れたいとのご希望があり「剣片喰」という家紋を選択されました。
片喰は非常に生命力の強い植物なので世襲を大事にしていた武将に好まれていた家紋です。
また前延と墓石の隙間を無くして大きめの拝石を設置することで、ゆったりとお参りが出来、草も生えにくいお墓になっております。
ご当家にも大変満足頂きました。
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神道のお墓
2021年06月29日 08:00

本店の中道です。
神道のお墓の工事をしました。
神道の墓石の特徴は、石塔の頭の形がトキン型といわれる尖がった形になっています。
三種の神器と言われる「鏡・玉・剣」のひとつ剣を模しています。
また、墓石の手前の家紋が彫刻されているのは「八足台」と言って榊をお供えする台があります。
外柵の組み立て。コーナーには金具を取り付けます。
外柵の完成。カロート(納骨堂)の据え付け。
石塔の組み立て
防草施工のファイバーレジンで仕上げます。(骨材:五色砂利))
完成
埋葬祭も無事終わりました。
良いお手伝いが出来ました。
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