森田石材店ブログ - こんな工事もします -

お米の季節になりました。

2017年09月06日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

みなさん、こんにちは。本店の義積です。

9月に入り、少し秋らしい季節になりました。私の家の近所の田んぼでは稲刈りが始まりました。今年の稲の出来はどうなのでしょうね。さて、ご飯の事を「シャリ」や「」銀シャリ」と言いいますが、この舎利を漢字で表すと「舎利」です。
舎利は仏教に深くかかわっている言葉です。仏教辞典には、仏舎利とはお釈迦様の遺体・遺骨に相応する。お釈迦様が亡くなられ後、その遺体は火葬され、八つの部族に分け合った。彼らはそれぞれの自国に仏舎利を納めた塔(舎利塔)を建てて供養した。スゥーパといわれる「塔」に納められました。と、書いてあります。ストゥーパは、「お墓」を意味する古代インド語です。これが日本にも伝わりお寺の三重塔や五重塔にも必ず仏舎利が納められました。日本のお寺には塔がありますね。しかし、お釈迦様の仏舎利は、限りがありますので、それに匹敵するものがありました。それが写経を仏舎利の代わりに納めて供養されました。
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在る説には、仏教では舎利、すなわち骨は土に帰ると肥やしになり、稲、麦など穀物になって、命をつなぐ役に立ってくれるという事から、穀物は舎利からなるものであり、非常に尊いものだとされるのです。この教えが日本に伝わり、日本では米のことを「シャリ」と呼んで尊ぶようになったそうです。大切に育てられたお米を、しっかり味わって食べたいですね。
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伊吹山の記念碑

2017年09月05日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

伊吹山は岐阜県と滋賀県にまたがる標高1,377mの山です。実は弊社が昭和42年に初代藤四郎が樽谷製袋㈱さまの依頼で記念碑を建立しています。

先日、知り合いの方が「森田さん伊吹山に記念碑を建てられてるのですね。ビックリと感動で写真を撮りましたよ」と声を掛けていただきました。私も嬉しくて、あらためて祖父がご縁を戴いた仕事に感謝です。
記念碑には、
 伊吹山頂上 標高1,377メートル
一.お互に手をとりあって秩序を守り 楽しい登山をつづけましょう
一.お互に自然のめぐみに心をよせて 花と緑をそだてましょう
一.お互に霊峰伊吹の山に精進し みんなの幸せをきずきましょう
と彫られています。
伊吹山に登られることがあれば是非、頂上の記念碑の前で写真を撮ってくださいね。
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町内の権現さん

2017年08月25日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

我が町内には、玉垣で囲われて石碑のある小さな神社(?)が、ありました。
町内でも、何をお祀りしているのか知っている人は少ないようでしたが、玉垣も傷んできて危険なので改修という運びとなりました。
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上記は、玉垣改修前の状態です。玉垣の柱が折れていたり、桜の木の根で下の延石ごと傾いていたりしています。
今年の3月に玉垣を改修させていただき、先日、由緒書の看板(これは弊社の施工ではございませんが・・)が設置され完成しました。
改修後.JPG
由緒書.JPG
見違えるようにきれいになりました。
町内で永く残る仕事をさせていただきまして感謝です。

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夏休みの思い出

2017年08月17日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
連日暑い日が続きますがお疲れは出てらっしゃらないでしょうか?子供たちにとっては夏休み真っ只中で、田舎への帰省やレジャーに旅行など、毎日が楽しくてしょうがない季節だと思います。
さて、そんな夏休みの私の思い出のひとつに「地蔵盆」があります。幼少期を京都で過ごした私はこの「地蔵盆」を毎年楽しみにしていました。地域によって様々だと思いますが、私の町内では子供たちが主体的に動き、このイベントを盛り上げておりました。
お地蔵様の前で僧侶の方の読経に合わせ、大きな数珠を輪になって回したり、お供えのお菓子をいただいたり、福引があったり、何より大人達に怒られず夜になっても友達と遊んでいられることが楽しくてたまりませんでした。
お地蔵様はその地域はもちろんのこと、子供たちの守り神でもあります。そんなお地蔵様を清め、ご供養し、子供たちの成長や幸福を願うことが「地蔵盆」になるのだと思います。

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中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
3年前の平成26年8月に丹波市豪雨災害がおきました。
被害に遭われた地域の方より 石を撤去してほしいと連絡がありました。
現地に向かったのは、災害の次の日・・・川の中に土砂・流木、道路にも土砂があふれ、流木が横たわり、どこが道なのかわからない何とも凄まじい現状だったそうです。
何とか現地にたどり着き、早速作業に取り掛かりました。撤去してほしいといわれたのは、道しるべと時計台とお社(お地蔵さん)でした。
川が決壊し、道路が寸断され、重機で作業にかかるのに移動してほしいとの事でした。
 ↓ 災害直後の写真
8.14 1 災害時.JPG
その道標と時計台を、先日、自治会長さんから再度据え付けてほしいとのご依頼がありました。
災害から まもなく3年をむかえようとしており、県と市が進めてきた復旧工事もほぼで完了し、公民館も新しくなりました。ずっと気になっていたとの事でした。
道しるべと時計台は、新しくなった橋の欄干のそばにアスファルトの舗装をカットしてはめ込みました。
お社は少し離れたところに基礎がしてあり、そこに設置しました。基礎と土台をL型の金具で止めて、基礎からズレないように施工しました。
 ↓ 設置した 道しるべ と 時計台
8.14 2 道しるべ・時計台.JPG  
 ↓ お社 と お地蔵さん
8.14 3 お社.JPG

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園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
篠山市谷山 稲荷神社の玉垣・石垣修復工事の進捗をお知らせします。
20170809_1.JPG
玉垣は全て撤去し積み上げています。
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[作業前]
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[作業後]石垣を一度解体し積み直しました。苔も取り除ききれいになりました。
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玉垣のコンクリートベース工事
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石垣の解体
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湧き出て来きた水をポンプで排水しています。
油井の大歳神社でも玉垣修繕工事をしました。こちらも玉垣の風化が進み、カケやぐらつきがあり、子どもが遊んで倒すと危険なので工事をすることとなりました。
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よく見ると、一部折れてしまっている所があります。
20170809_大歳神社02.JPG
グラつきが出ないようにしっかり足元を固定します。
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新しくなってこれで安心。
多くの神社も玉垣だけでなく年数の暮れた狛犬、灯籠などの風化がよく目につきます。古い石造物は味わい深いですが、触れただけで簡単に倒れてしまう場合もあります。
秋のお祭り前に、一度点検してみてはいかがですか?

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樹齢400年に宿る「神」

2017年08月06日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

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上の写真はあるお客様の庭に立っていた樹齢400年と言われていた大木です。
ある夜に急に倒れたとの事でした。台風でもない静かな夜でした。
このお客様の家は450年続く旧家ですので、ご先祖様が植えたとされる樹齢400年も説得力があります。
以前よりだいぶ枯れていたので、枝はほとんど切られており、近隣には迷惑は掛からず何よりでした。
撤去後、きれいに整地された場所に「お社」の登場です。
なんといっても樹齢400年ですから、ただの樹木ではありません。
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御影石製のお社です。
不動明王のご真言も刻ませて頂きました。
こんなお手伝いもしていますので どうぞよろしくお願い致します。

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我が家のお墓そうじ

2017年08月03日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

もうすぐお盆ですね。皆さんはお墓そうじはお済みですか?私は7月の終わりに行ってきました。
前回行ったのが春のお彼岸の時なので、きっと草が生えているのだろうな・・。
行ってみると予想通り草ボーボーです。
お父さん、お母さん、ごめんなさい!
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早速軍手を履いて草引きです。この時一つ後悔しました。暑いのが勝ち半袖、とくるぶしが出た丈のズボンのいでたちだったので、早くも蚊が私の周りを飛び交います。気が付くと腕や足に蚊がとまっています(四か所刺されました)。挙句の果てにアブまでも~!!
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草引きが終わると拭きそうじです。
雑巾で表面を拭きます。取れない所は会社でかった墓用スポンジで擦りました。掃除しにくい文字の彫刻部分の緑の水垢(コケ!?)は家庭用洗剤を吹き付け、歯ブラシでゴシゴシかき出します(後はしっかり水をかけます。水をしっかりかけないと石が変色する恐れがあります)。この歯ブラシは細かい石と石の間のゴミ取に最適です!
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さて次は花立の筒を抜きます。
花立のステンレス部分は水で洗うだけでキレイになります。
花立の石部分の底を見るとシキビが落ちています。腕が入らないので困りました。割り箸を持ってきたら簡単につまめるのでは?と思いましたが、今日はないので、その辺の草の茎で少しひっかけて取りました。気持ち程度しか取れませんでした。残念!
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拭きそうじが終われば、シキビ、線香、蝋燭、お茶をお供えしてやっと亡くなった両親に手を合わせます。
そして六地蔵さんの周りの草を引き、お線香お供えしてそうじ完了です。
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う~んスッキリ!!\(^o^)/
参考までに、お墓そうじに役立つグッズを書いておきます。
軍手・鎌・水(墓地に水が無い場合は2Lのペットボトルに入れていきます)・手桶とひしゃく・雑巾数枚(墓地に水が無い場合はあらかじめ水に濡らし、ゆるめにしぼったものを持っていきます)・歯ブラシ・家庭用洗剤・ゴミ袋・割ばし(△)・虫よけスプレー・墓用スポンジ
すっきりしたお墓でご先祖さまをお迎えしたいですね!

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

いよいよ今日で7月も終わり、明日からは8月です。8月にはお盆があります。
私は京都にお墓があり、毎年お盆にはお墓参りに行きます。お線香やローソク、お供え・供花を持ち掃除道具を抱えてお墓に向かいます。
そんなお墓参りですが、今日は「供花」について書きたいと思います。
「供花」と言いましても地域やお家によって様々な種類があります。基本的には故人の好きだった花や、色を基準に選ばれれば良いのではないでしょうか?
せっかくのお供えなので、お花が長持ちする為にひと工夫してみましょう。
◯水切り
水を張ったバケツの中で茎を切ります。水中で茎を切ることで茎にある導管が空気にふれることが無く、水の吸い上げが良くなります。その際には、なるべくよく切れるハサミで切り口を斜めにしましょう。切り口がつぶれると導管がふさがり吸い上げが悪くなります。
◯お水
お水には少量の塩素系漂白剤とお砂糖を入れると良いです。漂白剤には水中の雑菌繁殖を抑える効果があり、お砂糖には養分を補う働きがあります。
私たちも連日の暑さでまいってしまいます、少しの工夫で綺麗なお花を長持ちさせてあげましょう。   

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表札の大入れ加工

2017年07月28日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、松の木が門柱につかえて門柱をカットした現場で、今度は その門柱に看板を取り付けました。看板といっても ある宗派の教会名の表札です。
もともと門柱には木の表札が掛けてありましたが、字が消えかけで 本体も老朽化していたため、今回、石の表札にかえてほしいとの事です。
下の写真、上の方のフックに表札が掛けてありました。↓↓↓
7.28 表札 1.JPG
既存の門柱はノミ切り仕上げになっていて、接着面が凹凸でそのままボンドで接着したのでは不安定な為、大入れ加工で表札をはめ込みます。
7.28 表札 2.JPG
門柱の表面をダイヤモンドカッターで表札のやや大きめの切り込みを入れます。
そして一定の深さになったら、キレイに底を均します。
7.28 表札 3.JPG
次にボンドで接着します。
今回使用するボンドはエポキシ系接着剤という大変強力なボンドです。2つの溶剤を混合すると硬化を始めます。どれぐらい強力かというと、おそらく固まると石を割らない限り外れないぐらいです。
7.28 表札 4.JPG
最後に石のプレートをはめ込みました。
あの松の木もなくなり、見違えるようになりました。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く