森田石材店ブログ - ちょっと考えてみました -
西国三十三ヵ所:二十六番札所「一乗寺」
2021年04月01日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今日から4月、桜や花々がが咲きとても気持ちの良い季節になりました。
春は、、、といえば
「春はあけぼの」と出てくる方も多いかもしれませんが、私の場合は「春ははな」です。
今回は推し歌のお寺へ出かけてきました。
西国三十三ヵ所:二十六番札所「一乗寺」
春は花 夏は橘 秋は菊いつも 妙なる法の華山
創建白雉元(650)年。
幼いころから歌っている御詠歌の中で、なんだかゴロもよく覚えやすて想像もしやすいこの歌が好きです。
一度は行ってみたい、行くなら春に行きたいと思っていました。
橘の木もありました。開花時期は5月~7月。白い花が咲きます。
西国三十三ヵ所巡礼では、西国三十三所草創1300年記念事業を行っており令和4年3月31日まで期間延長が決定しました。
特別拝観等のイベントや特別印などあります。
歌の内容を思いながら風景を見るのも楽しいと思います。
【カテゴリ】
石で作った優勝カップ
2021年02月10日 08:00
代表の森田です。
私の一番の趣味はゴルフです。
同級生を中心に気の合う仲間たちと三か月に一度ゴルフコンペをしているのですが、優勝カップが欲しいな~と話が盛り上がり、「石で作ってくれ」となりました。
どう考えても片手で持てる様な優勝カップは作れませんが、重たい優勝カップも面白いなとの思いで作成しました。
形は、どんな人でも救ってくれるお地蔵さんをモチーフにしました。
お地蔵様が杯を持ち上げています。
杯の部分と文字を彫る部分は磨きを加えました。
サイズは、24cm×24cm×24cmで、重さは約28kgにもなります。
さすがにちょっと重いので、底の部分からコア抜きをして8kg減で20kgまで重量を押さえました。
一番最初にこの優勝カップを手にしたのは、徳田君です。
コロナなので懇親会が出来ないのが残念ですが、次回の優勝者はこの「優勝カップ」で祝杯を挙げていただきたいですね。
この「お地蔵さん型優勝カップを手にすると幸せがやって来る」・・・そのようになれば嬉しいです。
【カテゴリ】
狛犬さん
2021年01月25日 08:00
先日、図書館で面白い本を発見しましたw

「三田の狛犬(上)」 もちろん(下)もあります。
何が書いてあるかというと、そのまんま。
三田市内にある神社の狛犬についてです。
狛犬とは、材質、形など細かく調査されています。
三田地方は浪速石工の手で彫られた「浪速狛犬」という形態が多く、年代、作者により狛犬の形は違う。
その中でも面白いと思ったのが、尾っぽのデザイン。
横に広がったようなもの、縦に長いもの、デザインが細かいものいろいろあります。
なので、近くの神社に実際見に行ってきました!
我が国最古といわれる大和の国一之宮・大神神社から分祀された社。
因幡の白兎の神話で有名な大国主命をお祀りしていることもあり、兎さんも「阿吽」の口をして据えられています。
比較的きれいな狛犬さん。気になる尾っぽは、少し長め?勢いよく上にシュッと伸びた感じです。
三田天満神社
主祭神は菅原道真、大歳大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、大己貴命、少彦名命。
江戸時代、三田藩主九鬼氏の祈願所であった。
ご祭神菅原道真公のお使いの牛さんもいます。
狛犬さん…古い; 頭と体のバランスが…。尾っぽは葉っぱが付いているような形で短めでした。
当店少し前にいた狛犬さん。
尾っぽは上に伸びて、サイドに渦巻が付いたデザインです。
今、いてる狛犬さん。
足の下に(左)獅子?(右)玉?があり、体つき全体がもっちゃりしてますが、後ろ姿、尾っぽは同じ感じでした。
ほんとにいろいろです。
今まで、狛犬さんをじっくり見ることがなかったので新しい発見でした。
神社巡りの楽しみの一つに、狛犬さんぜひ見てみて下さいね☆彡
【カテゴリ】
終活読本「ソナエ」のサバイバル術
2021年01月22日 08:00
仕入担当の森田です。
終活読本「ソナエ」という雑誌があります。
産経新聞出版から3ヶ月に1回の季節ごとに発売されています。
今月号の表紙はこれです。
内容はなかなか充実していまして、私たち業界人も読んで参考になるところが多々あります。
さてこの雑誌に実は私が出演してしまいました。
それがこのページ。
防災サバイバル術の特集の中で、お墓の防災についてお話しています。
お墓の防災と言いましても幅広く、地震や津波もあれば、台風や洪水もあります。
阪神淡路大震災から26年が経ちましたが、あの震災以来、お墓の地震対策はかなり進みました。
そして東日本大震災のときには、地震対策がキチンとなされた墓石はかなりの確率で倒壊しないことも分かっています。
最近のお墓は接着剤で固定されることが大半です。
昔の様なモルタル施工と比較すれば、柔軟かつ強力な接着力でお墓を支えてくれています。
しかしこの接着剤にも限界があります。
長持ちはしますが、定期的なメンテナンスは必要です。
本編ではそんなこともお話しています。
【カテゴリ】
西国三十三所草創1300年記念事業が期間延長!
2020年12月08日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
2016年から始まった、西国三十三所草創1300年事業が2022年3月31日まで延長となりました!

1300年ってすごいんですが、そもそも三十三ヵ所巡礼ってなぜするのか…なんとなくわかっている?!
巡礼の歴史は、養老2年(718年)にさかのぼります。

大和国の長谷寺の徳道上人が病で仮死状態になったときエンマ大王から、三十三所の観音霊場の功徳を世の中に広めるようにと宝印を授かりました。
エンマ大王の約束の証である宝印を33の寺院で集めると極楽浄土への通行手形となる。
これが巡礼の始まり。現在の「御朱印」のルーツとなったそうです。
この巡礼の始まりから、2018年で1300年を迎えるにあたって、巡礼所33寺院が記念として特別なイベントを開催しています。
・特別拝観
・特別印
・月参り巡礼
・次世代巡礼
最新情報はFacebookで更新されています。
こんな時だからこそ観音菩薩とのご縁をいただきに、まずは近くの札所から巡ってみてはいかがでしょうか。
<兵庫県>
第24番 中山寺(聖徳太子が開いた「日本初の観音霊場」)
第25番 播州清水寺(「顔を写すと寿命が3年延びる」井戸が残ってる)
第26番 一乗寺(国宝の三重塔は「日本屈指の古塔」とされている)
第27番 書写山圓教寺(「ラストサムライ」「軍師官兵衛」などのロケ地でも有名)
番外札所 花山院菩提寺(花山法皇が住んでいた場所)
【カテゴリ】
大昔の灯籠を移設
2020年08月17日 08:00
代表の森田です。
今回は灯籠(五重塔)を静岡県から丹波に引っ越しです。
灯籠といってもかなり昔のもので、製作時期は不明ですが加工・細工などから考えると鎌倉・室町時代頃のものかと思います。
当然傷みもかなりあるので、一番苦労したのが解体です。繋ぎ目をセメントで固定してあったので慎重にノミを使って外しました。
外すとパーツごとにサラシで巻いて傷つけないように荷造りをして持ち帰りました。
次に工場で仮組みをします。
改めて組み直すとかなり歪んだ形で組まれていたので、修繕をしました。
付着しているセメント部分を「コンプレッサーノミ」で剥がし、1パーツごとに重なる部分を「ガタつき」が無いようにノミで削りながら、修繕をしました。
お客様の玄関先に設置。
なんとも自然な趣きになりました。
年月の経った「石の汚れ・苔」は最高に美しいですね。
お盆前のお墓掃除
2020年08月13日 08:00
滝野店の中村です。
先日、我が家恒例のお盆前のお墓掃除をしてきました。
まずは正面文字の掃除です。
虫が巣を作っていたので綿棒で取り出します。
苔も除去します。
家紋も苔が生えているので除去します。
普段掃除の出来ない花立を水鉢の隙間も掃除していきます。
気合いの入った娘たちは玉砂利まで洗ってました。
最後に初めて経験した3ヶ月に及ぶ休校、そして無事1学期を終えた事を報告していました。
小学1年生の三女はお念仏。
「なむなむなむつ…」と唱えています。次女に「違う!なむあみだぶつ!」と言われて「なみなみなむつ…」
賑やかなお墓掃除でした。
【カテゴリ】
一年のスタート
2020年07月28日 08:00
代表の森田です。
7月から弊社は一年のスタートとなります。会社には稲荷神社をお祀りしているのですが、一年のスタート時にはお礼参りとお願いに伏見稲荷大社に行きます。
まず千本鳥居を抜けて、熊鷹社まで登ります。ここまでは順調に登れるのですが、熊鷹社から四ツ辻までが結構ハードで・・・息切れします。
四ツ辻の「にしむら亭」で御供え物と鳥居を購入します。
四ツ辻から弊社の神様「玉姫大神」は、約50mほど登った「下之社」にあります。
下之社におられる「玉姫大神」さまに一年のお礼とお願いをしました。
私の毎年のルーティーンです。
【カテゴリ】
銭形水鉢
2020年07月06日 08:00
代表の森田です。
梅雨の侯・・・雨が多いと気持ちも下がり気味ですが、雨降りの庭鑑賞は、ちょっといい感じです。
今まで庭木や石灯籠を鑑賞することはなかったのですが、ゴールデンウィークから草引きを中心に庭の手入れをした事もあり、ほんの少しですが毎朝掃除と水やりをするようになりました。
自分で手入れをすると愛着が湧いてきます。「いつまで続くかな?」と嫌味も言われていますが(笑)
さて、今回ご紹介する「水鉢」は、私が庭石の中で一番好きな石です。石工の業界に弟子入りした時、最初に作らせてもらったのが水鉢で、その時の光景が鮮明に蘇ってきます。
水鉢(蹲居)の中でも「銭形水鉢(銭鉢)」です。京都の龍安寺の銭形水鉢は水戸光圀公から送られたものと言われています。
「吾・唯・足・知」と彫られています。口を中心になんともうまく使ったな・・・唯、感心します。
「吾唯足るを知る」とは、他人と比べてではなく、何が自分にとって必要で何が不要なのかきちんと見極めること・・・昨今「足りる」「満足する」気持ちが麻痺してきている世の中、頭の片隅にいつも持っておきたい言葉ですね。
30年前に据え付けた「銭形水鉢」です。愛知県岡崎市の夏山石で作られたものです。
苔むしって、侘び寂びを感じれるようになりました。













































