森 栄作
お世話になります。
篠山店の森です。
今日は「ピッカリコ石」という昔話の話をしたいと思います。
むかし、ある村に「ピッカリコ石」と呼ばれる不思議な石がありました。 見た目は普通の石なのに、持つ人の心が澄んでいるときだけ、 ピッカリと光り、心が曇ると光を失う──そんな石です。
村人たちはこの石をお守りのように扱い、 自分の心の向きを確かめる道具として大切にしていました。 ある若者が親孝行を続けていた時期には毎晩のように光り、 怠け心が出るとまったく光らなくなったという話です。
この昔話を読むと、石はただの素材ではなく、人の心や暮らしと静かに寄り添う存在だと思わされます。
墓石や記念碑をつくる時も、ご家族の願いや想いが石にそっと宿るような気がします。
そして、長い年月を経てもそこに立ち続ける石は、まるで“心の支え”のように静かに見守ってくれているのだと思います。
お墓に行かれた時、この「ピッカリコ石」の話を思い出してみてもらえたら嬉しいです。
これまでは気づかなかった、いつもとは違う表情が見えてくるかもしれませんよ。



