森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2020年10月 -
お花のお供え
2020年10月16日 08:00
お仏壇の花立は、常花(じょうか)や生花を供える際に使用するものです。
花立ての素材は手入れが楽で変色しにくいアルミ製や真鍮製など、種類や色も様々です。
お仏壇にお供えする仏花は、供養の心を表す大切なものです。
「仏花」「枕花」「供花」「弔花」など、日本では大切な方のために花を手向ける多くの風習が残っています。
お仏壇に供える生花の中で最も頻度が多いのは菊ではないでしょうか。
菊は日本古来よりある花で、日本の気候にあっていて長持ちすると言われています。
また邪気を払う力があると信じられています。そのようなことから、お仏壇に欠かせない生花として、選ばれているのでしょうね。
より長持ちさせるためには、切り花(茎をナナメにスパっと!)にして、お水も適度に変えてください。
また、本数は奇数がよいとされています。3本・5本・7本という本数が一般的です。
そして、サイズも重要なひとつです。お仏壇の大きさやタイプによってサイズや色、デザインなどのバランスを見て選ぶと良いですね!
もちろん、故人様の好きだった花でも大丈夫です。また最近では、造花や
プリザーブドフラワーで作られた仏花もあります。故人様を偲んで、手を合わせたいですね(^^)
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墓じまい ~高松市営霊園~
2020年10月15日 08:00
滝野店の中村です。
今回は「墓じまい」のお手伝いをさせて頂きました。
今回の施主様はお住まいの地域が変わり、お墓までが随分と遠方になってしまったので近くにお墓を移したいとお考えでした。
それをきっかけにお住まい近くで永代供養をされることになりました。
「墓じまい」には様々な書類の提出が必要になります。詳しくは『改葬(お墓の引越し)に必要なもの』をご覧ください。
今回「墓じまい」をするにあたって施主様は「お性根抜き(抜魂)」をしてくれるお寺さんもお探しでしたので当社でご紹介させて頂きました。
いよいよ撤去開始です。
まずは墓石を解体して収骨しやすいようにします。
次に収骨です。
綺麗に収骨できました。
更地に戻して市に返還致しました。
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かわいい幸福
2020年10月14日 08:00
本店の垣崎です。
今日は、本店のかわいい石の置物を紹介したいと思います。
まずはこちら
色んな大きさ、形、表情が愛らしいふくろう達。
ふくろうは幸福を呼ぶと言われ、ぐるりと首が回ることから、「借金を背負って首が回らなくなる」ということがなく、暗闇の中でもよく目が見えることから「商売繁盛」や「招福の縁起物」といわれています。
人が多く集まる所に置くことで、多くの人に幸福を呼ぶとも言われています。
次はこちら
にっこり笑った笑顔がかわいい招き猫。
招き猫は左右の上げている手で招くものが違うと言われています。
右手を挙げている招き猫は「お金を招く」とされ、左手を挙げている招き猫は「人を招く」とされています。
右手と左手、左右両方の手を上げた招き猫は、「金運」と「お客様」の両方を招いてくれるといわれています。
写真の招き猫はハートを持っているので違った幸運も招いてくれそうですね。
リビングや玄関に置いてあげるのにちょうどいいサイズの物も多く、かわいく出迎えてくれそうです。
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小さい仕事はありません
2020年10月13日 08:00
滝野店・篠山店の真下尚利(ましも)です。
今回は、塔婆立を設置させていただいたお話です。
お寺関係でご縁があった方から、ご連絡いただきました。
「小さい仕事やけど、塔婆を建てるものを置いてほしいんですが」
「いえいえ、お手伝いできるお仕事で、大きい、小さいもありませんよ。ご用命いただけるだけでありがたいです」という事で塔婆立を設置させていだきました。
他社で建てられたお墓で玉砂利をどかしてみると、コンクリート舗装されていました。設置場所をタガネで穴をあけます。
そこにステンレス製の塔婆立を置き、セメントを流し込みます。
玉砂利を元に戻します。
大変喜んでいただきました。
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お墓のリフォーム(防草シート編)
2020年10月12日 08:00
篠山店の植木です。
今回は、防草シートのお話です。
追加彫刻のご依頼をいただき、この際に以前から気なっていた草も一度きれいにしてほしいと追加でご依頼いただきました。
今回は、ファイバーレジンではなく、お客様のご希望で防草シートの工事をさせていただきました。
まずは、玉砂利をすべてすきとります。
かなり草が生えていたので、少し深めにすきとります。
深めにすいたので、5㎝ほど砕石を入れます。
防草シートを区画内に敷きます。
後は、玉砂利を敷けば完成です。
防草シートの他に、簡易花立のパイプをステンレスに交換させていただきました。
以前より、はるかにきれいになったと喜んでいただけました。
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仏具のお手入れ
2020年10月09日 08:00
こんにちは。
本店 山末です。
皆さんは仏具のお手入れはどうされていますか?
例えばこちらの仏器…。
本当はこのような色ではありません。
実は…。
なんということでしょう!
本来はこんなにピカピカなんですね。
普段のお手入れはきっと布巾などで拭くだけだと思います。
このような真鍮は酸化してしまい色が変わるそうです。
シルバーアクセサリーも酸化をすると黒くなってしまいますよね。
ちなみに、こちらは真鍮・銅・ステンレスなど磨ける金属製の液状研磨剤を使用しました。
毎日のお手入れはできませんが、時々磨いてきれいにすると、ご先祖さまも喜ばれるかもしれませんね。
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お客様の声をいただきました⑥ 渕上さま
2020年10月08日 08:00
前々から気になってました
2020年10月07日 08:00
本店の髙梨です。
滝野店に15年ほど通っていたのですが、昨年あたりから何か気になり、違和感を感じ始めていました。
「あれって、あんなに傾いてるもんやったっけ?」
それがこの写真です。
気づいた頃はこのトラロープもなく、非常に危険な感じでした。
この県道はバスやダンプの大型車両も頻繁に通りますし、すぐ後ろ側には鉄道の線路もありますので、長年かなりの震動に耐えてきたのでしょう。それに横に生えている木の根が張り出してきて、ブロックや石碑を起こしていました。
すぐに区長様にお出会いしますと町内でも気にはなられていたらしく、修復のご提案をさせて頂きました。
移設も考えたのですが、これらの石碑は菩提寺にも確認して頂いたところ、この村に大きな功績を残された方の供養塔やこの村には由縁はない方なのですが、霊場行脚の途中にこの地で残念ながら亡くなられた方などを祀った石碑でした。
ですので、同じ場所で再建立をさせて頂きました。もちろん基礎は頑丈に、そして木は根こそぎ伐採しました。
もうこれで安全に通行出来るようになりました。
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墓石の側面に追加文字彫りと色入&免震対策
2020年10月06日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、リフォーム工事のご紹介です。
お客様のお母さんがお亡くなり、百箇日法要までの彫刻の依頼がきっかけでした。
墓地に同行しお墓を確認すると、墓石の竿と台石がズレていたり、灯籠のガタ付きがありました。
今回は、ズレやガタ付きを直すのと薄くなった彫刻文字の色入れの工事の依頼を受けました。
正面文字と家紋の色が落ちています。
色落ちは側面(法名)と裏面(建立者)も同じように落ちていました。
そして一見ズレがあるかわかりませんが後ろから見ると竿石と台石がズレているのが分かります。
まず、墓石のズレを直し、直したついでに免震施工をする為に墓石を解体します。
真ん中にある家紋がはいった部材(水鉢)よく見ると、台石との間に隙間があり不安定です。
まず、一つずつ部材を外していきます。
接着の効果がなくなったセメントを取り除く作業。まずグラインダーで削り、石頭を使い剥がしていきます。
きれいにセメントが取れました。
正面文字・家紋・側面の建立者・法名などもすべて色を入れ直しすっきりきれいになりました。
墓石も据え直し、免振施工を施しました。これで将来安心です。
百箇日法要で参列された親戚の方々からも、お墓キレイになったねとのお言葉を掛けていただいたそうです。
お客様からは「いろいろと気になったところが直り気持ちよく法事を迎えられた」と喜んで頂けました。
墓石や灯籠の石自体は問題なく何十年も保ちますが、石と石とを接着したセメントやボンドは効果が無くなってしまい倒壊の恐れもあります。
定期的なメンテナンスをお勧めしまいます。
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金のお仏壇
2020年10月05日 13:55
滝野店の吉田です。
先日彫刻の打合せをさせていただくのに仏間にあがらせていただきました。
私共の地域でよくある造り付けのお仏壇でしたが、壁面三方が金色でした。
お話を伺うと、ホテルなどでよく見かける金屏風と同じ洋金箔押しで家を建てたときに父親が大工さんにお願いして造っていただいたそうです。
金のお仏壇といえば、浄土真宗のお宅ではいくらでも拝見していますが、この度のお客様は、真言宗のお寺さんの檀家さんで非常に珍しいので写真に撮らせていただきました。
お客様は、他のお宅の仏壇も見る機会も少ないし、昔からこのお仏壇なので「珍しい」と言うと意外そうな表情をされていました。
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