森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年11月 -
ファイバーレジン施工⑦
2019年11月20日 08:00
滝野店の中村です。
この度新規の墓石建立工事をさせて頂きましたのでご報告します。
過去の施工はこちらです。
ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
ファイバーレジン施工⑥
施主様が「縁起のいい日」の工事開始を希望されましたので、鍬入れの儀式を行いました。
長年仮の埋葬だったのが気になっていたがようやくお墓を建てることが出来たと大変喜んで頂きました。
またお手入れがしやすいとファイバーレジンも大好評でした。
バラの彫刻~ファントーニ彫刻~
2019年11月19日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
前回に続き、花のデザインのお話です。
今回は、バラのデザインを彫刻させていただきました。
施主様がバラがお好きで是非という事でした。
良いものをしたいということで、「ファントーニ彫刻」という特別な技法で彫刻しました。
実物大の用紙に、大きさやバランスなどを相談しました。
墓石作成した後、最終打ち合わせをして彫刻作業開始しました。
このような立体彫りがファントーニ彫刻です。開眼式当日、バラをお持ちになりました。
石種も稀少な石をご用命いただき、彫刻も大満足のご様子でホッとしました。
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拝み石の掃除の仕方
2019年11月18日 08:00
篠山店の植木です。
今回は、拝み石の汚れを取る手順をご紹介させていただきます。
拝み石の汚れは、落ち葉が拝み石の上に落ち雨や露の水気で色が染みだし、それが長年繰り返され蓄積し黒い汚れとなります。
定期的に洗剤を使って掃除することをおすすめします。
こちらが拝み石になります。
このように茶色くなって中々綺麗に汚れが取れなくて悩まれたことはございませんか?
そのお悩みを簡単に解決するお掃除の方法がコチラです。
【準備する物】ゴム手袋・たわし・台所用漂白剤・水
①水で表面を湿らします
②台所用漂白剤をかけ5分程度放置。
③たわしで力強くこすります。
④たっぷりの水をかけて完了です。
掃除前とは見違えるほど綺麗になりました。一度お試しください。
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あたらしい仏壇入荷してます。
2019年11月17日 08:00
桜のレリーフ彫刻のお墓
2019年11月16日 08:00
本店の中道です。
桜のレリーフを彫刻した墓石建立のお手伝いをさせて頂きました。
ご主人が桜の季節にお生まれになられ、また桜の季節に生涯を閉じられ事もあり、奥様の希望で桜のレリーフを彫刻することになりました。
また 正面の文字は 『 ○○家之墓 』にせず『 倶会一処(くえいっしょ) 』の文字を彫刻しました。
「倶会一処」とは 「ともにひとつのところで、会(え)する」という意味で、浄土真宗で一番読まれるお経「阿弥陀経(あみだきょう)」の中に出てくる言葉です。
浄土真宗では亡くなった後、極楽浄土に往生し、そこで仏・菩薩たちと一処で出会うことができるという意味になります。
良いお手伝いが出来ました。
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お位牌の文字彫り、機械と職人技。
2019年11月15日 08:00
滝野店の髙梨です。
本日は塗位牌の文字について書かせて頂きます。
最近のお位牌の文字彫はほとんど機械彫りというものです。弊社の位牌字彫りもこの機械彫りでさせて頂いております。
機械彫りの良いところはパソコンで文字の大きさやレイアウトが決めれて狂いがなく、彫る針の深さも設定できるので文字の太さも一定で揃って見えるのできれいにまとまるところです。
こちらが機械彫りの位牌です。
文字の太さや深さが一定です。しかし、機械が出来るまでは…と言いますと、なんでも同じ。そう、手です。
職人の手によって手彫りでされていました。
今は全てが機械頼りというわけではなく、今でも手彫りをされる職人さんはおられます。今回させて頂いたのがこちら。
右は以前から彫られていたご戒名で、左が今回彫刻させて頂きましたもので手彫り文字です。
どうでしょうか。文字の形や大きさ、線の太さ、トメやハネも同じ職人が書いた(彫った)かのように再現されています。
機械で彫る文字・手で彫る文字、それぞれにキレイさや勢い、味があっていいものです。
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墓石建立にあわせ土葬墓地も整備
2019年11月14日 08:00
篠山店の園中です。
今日は隣接している土葬墓地をファイバーレジンにしたお話です。
今回のご要望は
①亡くなったお父さんが建てた祖父母のお墓なので、残して置きたい。
②ブロック下の隙間があり、ガタガタで汚らしいのできれいにしたい。
③隣接している土葬墓地を掃除しやすくして欲しい。
工事前の土葬墓地
ランマーで転圧します。
砕石を敷き転圧します。
納骨堂と鉄筋を配置します。
基礎工事です。流し込んだコンクリートにバイブレーターを使用し空気を追い出します。
延べ石と延べ石の組み合わせの所は、ステンレスの金具を取り付けます。
土葬墓地は整地し花立を取り付け、ファイバーレジンの下地にバラスを敷きます。
完成:前列 代々墓と夫婦墓
完成:後列
土葬墓地お客様からは「これで草の心配もなくなり助かります。また、笹の落ち葉もこれで簡単にほうきでそうじが出来そう」と。
そして、何より「お墓が明るくなって良かった。土の色のせいかお墓全体が暗〜い感じがしていたのがファイバーレジン(大和ざくら)にしたおかげでパッと明るくなった」と喜んで頂きました。
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陶器の具足
2019年11月12日 08:00
こんにちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡
お客様の質問で「仏壇の湯呑やご飯の器はいつ替えたらいいの?」や「色は揃っていないとダメなの?」などを聞きます。
具足を替える時期は決まっていません。49日・周忌・彼岸・年末年始・新しい仏壇の新調時等…
「きれいにしたいな」がその時かと思います。
一般的によく使われている陶器の具足ですが、実は白だけではなく瑠璃色・青磁色・錦柄といろいろあります。
「前の仏様は白色だけど、お父さんは瑠璃色にしたい」でもOKだと思います。用はお供えする気持ち。
もちろん、湯呑・花立・香炉・火立も同じカラーが揃っています。
花立は、どっしり型・スマート型があり、大きさもさまざま。仏壇の大きさによってお選びください。
モダン仏壇に、瑠璃色の具足をセットしてみました。
瑠璃色は色がはっきりしているので、モダン仏壇にもピッタリです。
陶器なので、カケたりヒビが入ったりする場合がありますがその時は交換して下さい。
また、古い仏具を処分する場合は燃えないゴミとして市町村のルールに従って処分をして下さい。
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昔ながらの夫婦墓
2019年11月11日 08:00
本店の高橋です。
以前に、今でも伝統的な夫婦墓を建てることが多いと記事に書かせて頂きました。
写真でご覧のお墓が今回のお手伝いとなります。
たくさん居られるご先祖様を右端の五輪塔で供養されて、三代前の方々の夫婦墓が3基建てられています。
もうこれ以上お墓を建てるスペースはありません。
この場合、五輪塔は残し夫婦墓3基を処分して代々墓と霊標を新規に建てるのが一般的かと思われます。
そうすれば、この先もう新たに墓石を建てる必要はなくなり、霊標に戒名を刻んでゆけば済みます。
こちらのお施主様がお選びになられた今回の墓石はやっぱり夫婦墓でした。
3基ある夫婦墓の古いほうの2基は処分し、その戒名を五輪塔に刻みます。
左端の一番新しい夫婦墓を右側に移設して残します。
空いた左側のスペースに今回の夫婦墓を建て、そのさらに左に将来の分のスペースを設けました。
その場所はご自分たちの分です。お施主様は夫婦墓のほうが馴染むとのことでした。
物事の判断、特に祭祀事に関しては合理的・経済的が尺度とは成りえないと勉強になりました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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