森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年02月 -
消費税でお墓は値上がりするの?
2019年02月28日 08:00
仕入担当の森田です。
2月も今日で最後となりました。春もすぐといったところですね。
さて消費税の増税の話を最近よく耳にするようになりました。今日はお墓と消費税のお話をしたいと思います。
お墓は生活必需品?
今回の消費税で話題になるのが軽減税率のお話ですが、これに該当するのが「食料品」や「新聞」等の生活必需品と言われるものだそうです。
私たちの感覚では生活必需品というともっと色々ありそうです。
自動車などは増税後の方が他の税金が安くなり得になるだとか、住宅も住宅控除が拡大されるとか言われています。
しかし、お墓は何の減税対象にもなっていません。決して安い買い物ではありませんので、この増税のタイミングは大事になります。
お墓は工事があるので
お墓は加工と工事がともなうため、注文してから完成するまでに通常は2~3ヶ月いただきます。ですから請負契約となります。
この請負契約の場合、お墓も住宅と同じで消費税には経過措置というものがあります。せっかくですからぜひ利用していただきたいのです。
【8%になる要件】
- ①3月31日までに契約して10月以降のお引渡し
- ②3月31日までに契約して9月30日までのお引渡し
- ③4月1日以降の契約で9月末日までの引渡し
大切なのは3月末までの契約ですと、何年後にお墓を建てようとも8%となるということです。
上の図で説明すると①となります。ですからこの3月末までが大切なのです。
余裕が大切です
ちなみに前回の増税の時は、4ヶ月前には3月末までの工事が一杯になっていました。
今回も9月末までにお建てになる方は5月末~6月上旬にはお決めいただいた方が無難です。
当社でも前回の5%から8%に増税された時にご契約のお客様で、まだ建てられていないお客様(ご入金はいただいております)も数名おられます。
まとめ
今回はお墓と消費税についてお話いたしました。「消費税の駆け込み」という言葉がありますが、慌てて買って失敗したなんてケースもあります。
もちろん必要な方がじっくりと選んでいただけることが前提になります。
とはいうものの、お仏壇やお墓は流行りすたりも少なく価値も下がりにくいことから向いているとも言えると思います。
【カテゴリ】
山中からの墓地の移設
2019年02月27日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
株墓地の移設を行いました。今までの墓地は山の中で、お参りする道程も長く、日当たりの悪い所でした。
そして何よりも納骨の出来ない墓地でした。
移設先の墓地は日当たりも良く、隣接する身墓(埋め墓)の横での墓地になります。
障害物を取り除いて整地
6軒分の区画を作ります。
長年の懸案であった納骨出来る墓地になりました。
【カテゴリ】
亡き母へのメッセージ 募集
2019年02月26日 08:00
本店の義積です。
2月ももう終わりですね。
あまり寒くない日が増えてきて嬉しいです。
さて、昨年にもこのブログでご紹介しましたが、今年も母の日参り第二回手紙コンクールが行われます。
このコンクールは、お線香で有名な日本香堂様が開催されているもので、亡き母への手紙”をテーマに、400~600字程度の文字にまとめます
募集期間は2月5日(火)から3月29日(金)までです。
選考委員長は俳優の草刈正雄さんです。あの草刈正雄さんに自分の書いたものを読んでもらえるかもですよ。
思っただけで緊張します。(笑)
私も約12年前に母を亡くし時々母を思い出します。いつも感謝の気持ちでいっぱい。
その気持ちを文章にし昨年私も応募しようと思っていましたが、期日が過ぎてしまっていました。
今年こそ・・・たくさんのご応募お待ちしております。
詳しくは、第2回「母の日参り」手紙コンクールのホームページをご覧ください。
【カテゴリ】
万成石の採石場視察
2019年02月25日 08:00
代表の森田です。
先日、形のいい石を見つけるために、岡山市で採石されている万成石の丁場にお伺いしました。
万成石は岡山県で採石されています。歴史は1830年ごろがスタートなのだそうです。
本格的な採石は昭和に入ってからで、11ヶ所の丁場が出来て、主に建築材として使用されていました。
現在は2ヶ所の丁場で、主に墓石材料が採石されています。
岡山市内が見渡せる景色。周囲には数多くの原石が積み上げられていました。
岩盤に数多くの穴を開けて、その穴に発破(火薬を詰めて爆破)して原石を取り出します。
見た目は「茶色い・錆色」ですが、割った中は「ピンク色」です。私達は「桜みかげ」と言っています。
とても綺麗な色合いで、本御影石ともよく似ています。
【カテゴリ】
彫刻の良し悪しを決めるのは…
2019年02月24日 08:00
滝野店の藤井です。
突然ですが、お墓に刻まれている文字ってどうやって彫っているか知っていますか?
砂なんです。
この機械から圧縮した空気で砂を飛ばすことで字を彫っていきます。
この砂をあてる際に文字の一画の真ん中に一定に当てていくことが、綺麗な文字を彫刻していくのに必要不可欠です。
そういった彫り方のことを薬研彫りといいます。
真ん中に白い線のようなものが見えませんか?
この線が文字の中心に来ているかどうかがいい彫刻がされているかの1つの目安です。
1度お家のお墓はどんな彫刻がされているのか見てみるのもいいかもしれないですね。
【カテゴリ】
墓石にも保証書
2019年02月22日 08:00
滝野店の福島です。
電化製品などを購入した際「保証書」を受け取られると思いますが、当社ではお墓を建立させていただいたお客様に「お墓の記録」と一緒に「墓石保証書」をお渡ししております。
この保証書をお渡しする際、一緒にご説明させていただく事がいくつかございます。
建立されてからではわからない途中の様々な工程や写真、お墓参りの際に気を付けて頂きたい事などなど一冊のファイルにまとめてお渡しします。
墓石は自然の物ですので100%大丈夫ですとは言い切れませんが、出来る限り100%に近づくように各工程において厳しく検査や確認作業をしております。
お墓のお引渡しが終り、この記録をお渡しすることで「当社に任せて良かった」「安心しました」と喜んでいただいております。
【カテゴリ】
急勾配な敷地のお墓②
2019年02月21日 08:00
滝野店の中村です。
前回の続きになります。
仮設通路を作り、既存墓石を撤去した後、コンクリートを打設する場所を掘ります。
続いて掘った所を転圧していきます。
転圧後、鉄筋を組みコンクリートを打設してベースの完成です。
養生した後、1段目の間知積み階段部分を作っていきます。
間知石に裏込め(裏側にコンクリートを詰めます)をして1段目完成です。
本日はここまで。
次回は2段目の完了までを報告致します。
【カテゴリ】
リフォームあれこれPart5~台の増設~
2019年02月20日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
先日、リフォーム工事をさせていただいたお話です。
お墓の土台となる巻石が傾いていて、すべて解体しました。
そして、更地にして、基礎工事から工事させていただきました。
その中で、台を増設しました。
それが、霊標と五輪塔です。
戒名を書く霊標は、2つの脚で固定されています。
今は、その脚の下に全体を支える台を付けるのが一般的ですが、昭和の時代はそうではありませんでした。
台がない事が原因かどうかわかりませんが、霊標も傾いていました。
五輪塔は一番下が地面に埋まっていました。
さらに、お供え物と分離しているので、比重のバランスが悪く、隙間ができてしまっています。
この五輪塔は一枚板という台をつけさせていただきました。
霊標施工後です。
据付の位置を変更しました。
五輪塔施工後です。
どちらも、少しわかりにくいですが、土に埋まっていた部分に跡が残っています。
洗浄したのですが、キレイに取れませんでした。
どちらも全体が台に乗って安定と見栄えが良くなりました。
【カテゴリ】
祈りの日記念法要
2019年02月19日 08:00
仕入れ担当の森田です。
PRAY for ONE という団体をご存知でしょうか?
「PRAY」=「祈り」
日常にある”小さな祈り”を大切にしてみませんかということを目的に、2015年に設立され活動が続いています。
ホームページはこちら
動画のURLはこちらです。
さて3月27日は「祈りの日」なのだそうです。その記念イベントとしてこんな催しがあります。
東京大田区にある池上本門寺で金澤翔子さんの席上揮毫がございます。抽選で200名の方が招待となっております。
金澤翔子さんといえば、ダウン症の天才書家として有名です。2012年には大河ドラマ「平清盛」のタイトル題字を書かれた方です。
ご興味のございます方は、少し遠いですが一見の価値ありですよ。
【カテゴリ】