森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2019年02月 -
時代にあわせて仏壇も
2019年02月18日 08:00
滝野店のスタッフです!
近年住宅にあわせて仏壇仏具の需要も少しずつ変化してきています。
モダン仏壇【サポート】先日入荷したばかりの供物台もモダン仏壇に合いますね!
供物台3.5寸(ダーク色)
色違いもご用意してあります(*^^*)
供物台3.0寸(ライト色)
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神殿をあたらしく③
2019年02月16日 08:00
滝野店の髙梨です。
前回はお社の本体までを接着しました。
さて次は一番大きな部材、屋根部を設置します。
重量も400kgほどあるため、いくら「ちから自慢」の当社職人といえども自力では何とも出来ません。ですので、そこはユニック車のクレーンでスイっと。
一番慎重になるのはここです。
片手でクレーンのリモコン操作し、もう片方の手ともう一人の職人とでゆっくりゆっくりとクレーンを下げながら、屋根をジャストな位置へ乗せます。
遷座していた神様を新しく仕上がったお社へ戻し、再び鎮座して頂きました。
これからは台風で屋根が飛ばされたり、腐食してしまったりすることはありません。
村の恵比寿様としてこの先もずっと祀られていくことでしょう。
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後世のために古碑を五輪塔にまとめる
2019年02月15日 08:00
篠山店の園中です。
今回のご紹介は一統内で祀っていた古い石塔を撤去した後に、五輪塔を建てた話です。
古くなった石塔は、何処の家の石塔なのかわからないものや、戒名が読めないものもありました。
お施主様の考えは「今ですらはっきりしない石塔があるのに、後の世代はもっと分からなくなる。自分達の代できちんと整理し、なんとかしないと」との思いがありました。
ずらずらっと前列に並んでる石塔、こちらを撤去します。お性根が済んだ石塔には、間違えないように印を付けます。
処分する古碑をすべて撤去しました。
撤去したところをすべて整地(転圧)して、カロート付で五輪塔を据えます。
お骨が入るわけではありません。
並んでいた古碑とそれぞれのご自宅にある資料(過去帳等)を基に板石に戒名を彫刻しました。
板石の枚数:5枚、戒名数:47
それぞれの墓石はなくなりましたが、こうして戒名を残すことによって将来ご先祖様のルーツを知る手掛かりにもなるのではないでしょうか。
古碑が並んでいた部分は、簡単な仕切り延べを入れて、平らに整地します。
掃除がしやすいようにコンクリートで塗り上げました。
これでお墓参りもしやすくなりスッキリした。と喜んで頂けました。
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両墓制のお墓づくり
2019年02月14日 08:00
滝野店の吉田です。
この度3箇所のお墓を一箇所でまとめて、代々のお墓を建ててお祀りするお手伝いをさせていただきます。
このあたりは両墓制の墓地が多く、埋墓(身墓ともいう)・無所があります。今回のお客様のお墓は、埋墓に併設して新区画(造成は20数年前)がありそこに代々のお墓を建てます。
新区画は、更地ですから引渡し期日に間に合うように基礎ベース施工・外柵施工・墓石建立という手順ですすんでいきます。まず、初日に基礎ベース施工と埋墓の整理工事を行います。
お施主様にお立会いいただきまして、古い御先祖様の塚は少し掘ったところの「土」を少しづつとり、新しいご先祖様はお骨をだしてお一人ごとにさらしの袋へ。
弊社にてお墓が出来るまで保管させていただき、完成後に納骨堂に納めて引き渡しとなります。
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見て触って考える展示場
2019年02月13日 08:00
こんちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡
今回は、篠山店の展示場内をご案内致します。
篠山店は、車だけでなくお散歩の方も多い道沿いにあり、窓際に並べているキャラクター小物やお地蔵様がとても人気です。
墓石用小物も多数あり、気軽に立ち寄っていただける店です。が、もっと見やすくするために!いうことでプチリフォームを致しました。
全ての小物を移動させて作業します。この空間がどう変わるか・・・。
区画を作っていた延べ石と白い玉砂利を全て取り除き、新たに入ったのは模様が入った黒い板。
これは、【拝み石の彫刻見本】です。拝み石に彫刻を施すことにより、華やかになり滑り止めにも効果があります。
今度は店内に大きな機材がっ!そして何やら重そうな板を慎重に窓側へ運んでいます。
拝石の前に何やら黒い物体ができました。この正体は・・・
テーブル兼展示(収納)棚でした。裏側は収納、表は?
表には、色鮮やかで様々な絵柄が入った板が入っています。板石のディスプレイ棚です。
そして、棚の前の作業中のところには。。。
これまた鮮やかな色とりどりのファイバーレジンが並びました。最近増えている、<防草対策>のファイバーレジンは、色の種類も豊富です。
完成はこちら。外から見ても小物もスッキリ並べられ、色鮮やかなので明るくなりました。
表の板石は、洋型墓石に彫刻したい図柄の見本石です。
実際触っていただいたり、彫刻の仕方によって絵柄の雰囲気も変わりますので、実物を見てイメージを膨らませていただける場になればと思っています。
明るく見やすくなりましたので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
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転圧はたくさんします。
2019年02月12日 08:00
本店の高橋です。
今回は傾斜地にあるお墓の工事をご案内します。
墓地の前の方と後ろの方ではかなりの勾配差があります。
構造上おのずとお墓の最前部分では地上から高くなる設計になります。
工事の様子の所々をご覧ください。
こんな感じのお墓で、すでに段差があります。
全体を整地します。
ランマーという転圧機で地面をよく締めていきます。
間の工程はかなり省略しましたが、外柵(囲いの巻石)が完成しました。
この中に砕石を入れていきます。
最初に述べましたように地上高がかなりありますので、砕石の量も多くなります。
その為途中で転圧します。
砕石が一杯になるまで何回か転圧を繰り返します。
砕石の中入れ完了です。
綺麗に完成しました。こまめに転圧をしていかないと、先でお墓が傾いたりする原因になってしまいます。
良いお手伝いが出来ました。
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厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが…。
2019年02月11日 08:00
仕入担当の森田です。
今日はこんな質問…
Q「厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが…。」
さて、丹波市の方にはおなじみの厄神さんが近づいてまいりました。この時期になると厄年を意識してしまいますね。
そこでお墓を建てるタイミングでも厄年を気にされることもありますので、今回はこれについてお話します。
お墓を建てるタイミングとは
お墓を建てる際に「いつ建てればいいのか?」とお悩みになる方も多いです。
これには決まったルールはありませんが、多いのは法事のタイミングに合わせて建てられるケースです。
早いタイミングからみると
- ①四十九日
- ②百ヶ日
- ③初盆
- ④一周忌
- ⑤三回忌(二周忌)
- ⑥七回忌
となります。
昔のように土葬であれば
昔のように土葬であれば十三回忌が節目でした。土葬の場合は一定期間置いておかないと地面が下がってしまいます。
また昔は短命だったため、親が亡くなる時期に子供の経済力があまり追いついていなかったこともありました。
そんなこともあり、昔は十三回忌がお墓の建立のタイミングでした。
しかし今では火葬のため、ほとんどの方が一周忌から三回忌までに建てられることが多いです。
困る年回りと親戚の声
さて、こんな風に苦労してタイミングを決めたのに親戚から「年回りが悪いから…」と言われたら悩みます。
まして知識もなく、今まで気にもしたことがなかったら本当に困りますよね。
ここで大切なのは、いつも何かするときには暦を参考にされる方は、お墓の時もそうされることをおすすめします。
そうでない方は、この時だけしてもどうなのでしょう。あまり気になさらない方がいいのではないでしょうか。
まとめ
ちなみに厄には小厄・中厄・大厄とあり、ほぼ3年毎にあります。
伴侶が厄の時も小厄となれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。
これに風水や二十八宿、その他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。
そんな気持ちを払拭するためにも厄除けがあるのだと思います。
もうひとつ、お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物だと私は思っています。
ですから「何かをしてはいけない」ということは無いと私は思っています。
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石垣のズレ
2019年02月10日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
今回、お問い合わせ頂いたのは「墓地の後ろの石垣が崩れたので直してほしい」という事でした。
崩れた石垣は石積みした時期が違うのか積み方が左右で違いました。
石垣の右側は「布積み」
布積みというのは、石と石の継ぎ目が横に一直線に通るように積み上げる方法で目地が通っているので、強度に問題があります。
左側は「谷積み」
谷積みというのは、平石の隅を立てて積む積み方で、石を斜めに落とし込んで積む方法で、力が分散するので布積みより強度があります。
石垣はコンクリートやモルタルを使わない空積み(からづみ)という技法で積まれていて、強度が低いといわれる布積みの部分が膨らんで崩れていました。
崩れていない部分もすべて番号を付けてから解体していきます。
今回の石垣積みは練積み(ねりづみ)という技法で裏込(うらごめ)コンクリートでの施工をしました。
石垣も以前の状態に戻し、これからは安心してお参りして頂けることと思います。
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可愛い猪、入荷しました。
2019年02月09日 08:00
本店の義積です。
毎日寒いですね。私の家はそんなに古い家ではないですが、寒くて息を吐くと白い息が出ます。
まだまだ冬のようですが節分を過ぎたので暦の上では春と言われています。花が咲き乱れる暖かい春が待ち遠しいですね。
会社に可愛い猪が届きましたので、ご紹介します。
みんな猪です。なぜ猪かというと、今年の干支だからです。それでも私が一年で今年何年かなと思うのは、年賀状を作ったり、年賀状が届いた頃ぐらいですが皆様は覚えていらっしゃいますか?
↑この黒目の子は、私のお気に入りです♡色も、目が真ん丸で可愛いです。
白い子は大理石でできており、それぞれ石の色をそのまま上手く活用して加工されています。
大きさは手のひらサイズですので、玄関やリビングに置くもの場所を取りません。
この猪達は各店で販売されます。猪以外にもありますので、ご自身の干支をお探しになられたらいかがですか?ちなみに私は鶏です。
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