森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年02月 -

お墓に供えるお花

2018年02月18日 08:00

山崎 倫子

本店 山崎です。

今日はお墓にお供えする花についてです。
みなさん、お墓参りに行かれた際には、お花をお供えされるかと思います。今ではスーパーなどでも、お墓参り用にセットされたお花が売っていますので、それを購入される方が多いでしょうか。定番の花と言えば、「菊」ですが、これは菊に邪気を払うという意味があるのと、この花は切り花にしても長く保つためです。
とはいえ、お墓にお供えする花に特別なルールは何もありません、あまり形式にこだわらず、故人様の好きだった花を選ばれるのが良いかと思います。
しかし、一般的には

・トゲのある花
・匂いの強い花
・ツルのある花
・毒のある花
などは、お墓参りの花としては避けた方が良いとされています。
また、お花の数は、3本、5本、7本・・・というように奇数にします。そして、お墓に供える際には、参拝者の方に花が向くようにお供えします。これは、お花を供えるという行為が、仏様の為だけでなく、お供えする人の心を穏やかにする、安からにするという意味を持ち、我々に命の尊さを教える意味があるためだそうです。
何はともあれ、一番大切なのは、故人様を思う気持ちです。どんな高価な花でも、供える私達の心に供養の気持ち、穏やかな気持ちがなければ、それには何の意味もないということだと思います。お花を供えて、故人とお墓で語らう・・・そんな時間を持ちたいですね。
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ご注意下さい、冬のお墓参り。

2018年02月17日 08:00

福島 正弘

滝野店の福島です。

暦の上では立春を過ぎましたがまだまだ寒い日が続いております。

私の一日は展示場の清掃から始まりますが、雨が降った次の日や凍結している日は大変です。

お湯を用意して展示品を清掃するのですが、慌てておりますと滑って転倒しそうになります。

展示品の多くの外柵(石塔を囲んでいる周りの石)の表面は磨かれておりますので、そちらを上り下りする際には特に注意しないといけません。

午前中の早い時間にお墓参りされる場合にも同様にご注意なさって下さい。

一見するとわからなくても、石の表面が凍ってしまっている場合があります。写真ではわかりにくいですが、お店には石の表面加工に関する見本を多数用意しております。

実際に見て触れていただき、参考になさって下さい。

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ペインティング(色の入れ直し)

2018年02月16日 08:00

中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻のご依頼を受けました。お墓を建てた方は、この先「追加彫刻」をご経験されることと思います。
実はこの「追加彫刻」の時に、お墓のリフォームをされるいいタイミングになることが多いのです!
リフォームと一口に言っても色々あります。当然ご予算の兼ね合いもあります。追加彫刻の際に、依頼の多い施工例や、おすすめの施工例をいくつかご紹介していきます。
今回は一番依頼も多く、皆様には是非ともして頂きたい、そしてもっともお手軽なリフォーム「ペインティング(色の入れ直し)」です。
特に霊標に既に彫刻されている方のペインティングはお忘れなく!
下の写真のように新しく彫刻した方だけ色が濃く、目立ってしまいます。
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またそれと同時に、
①墓石正面の文字(特に梵字)
②墓石の建立者や建立年月日
③家紋
こういったところも色の入れ直しをするといいでしょう。
実際の施工例が下の写真です。
図1.jpg
図2.jpg
図3.jpg
いかがですか?色を入れ直すだけでも墓石が随分若返ったように見えます。
追加彫刻の際にはペインティングをオススメします!

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花立の加工

2018年02月15日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、花立を加工して、お客様に喜んでいただいた話をさせていただきます。
三田市のお宅で、ご不幸があり、訪問させていただきました。
霊標への彫刻のご依頼をいただき、その他の私が気になっていた所をご提案しました。
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洗浄、色入れ、玉砂利交換、塔婆立が傾いていたので、その修復
そして、花立の加工です。
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以前はこんな感じで、「しきび」が少ししか入らなく、プラスティックの筒も外すことができなかったので、水の交換ができませんでした。
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今回、本社工場に持ち帰って加工した花立がこちらです
花立の穴を大きく開け直して、大きいステンレス製の花筒が入るようにしました。
そして、水がたまらないように水抜きの穴を側面に作りました。
最後に、水がたまっていた上の凹みがあった部分を削って、水平に加工しました。
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新しくしないといけないのかと思っておられましたが、先代が建てられたお墓をそのままに、お参りしやすく、掃除しやすいお墓になって喜んでいただきました。

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Q.厄年にお墓を建ててはいけないの?

2018年02月14日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日はこの季節にふさわしい話題をひとつ。そろそろ柏原の厄神さんですので「厄年」についてよくあるお話です。
Q.厄年にお墓を建ててはいけないの?

A.根拠はありません。ご供養の気持ちの方を大切にしてください。
厄年は体調の変わり目で体を壊しやすい年頃といわれています。風水では家の中を片付けましょうと言っているようですが、お墓を建ててはいけないとは出てこないと思います。
厄には小厄・中厄・大厄とあります。具体的には、
小厄・・・3年毎にあります。
中厄・・・男性が25歳・61歳、女性が19歳・37歳
大厄・・・男性42歳、女性33歳
となっているようです。一番有名な厄年はこの大厄で、実は小さな厄はいつも身の回りにあるという感じです。毎年家族の誰かが厄を迎えていたも不思議ではありません。
また中厄と大厄で見ましても、ご主人・奥様・息子さんの3人がクリアできるいいタイミングを探すとなると、前もって調べておかなくてはなりませんね。
こんな風に気にすれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。これに他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。そんな気持ちを払拭するのに厄除けがあるのだと思います。
もうひとつ大切なことは、「お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物」だと私は思っています。ですから、お墓をしてはいけない理由は私は無いと思っています。
お墓を建てられたお客様は、「これでやっと落ち着きました。」とよく言われます。やはりいつまでもお墓が無いのは落ち着かないものです。お墓を建てようという供養のお気持ちに勝るものは無いと思います。
もうすぐ厄神さんです。私も厄年の時はお参りへ行きました。効き目はありました。

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墓石の撤去

2018年02月13日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
今回、墓地の管理委員会さまからのご依頼で、無縁さんになっている墓石の撤去のご依頼がありました。
何十年と放置されて、勧告もされましたが、所有者不明の為、今回、墓地の管理費での撤去となりました。
現場は墓地の中伏にあり、すぐそばまで運搬機が寄り付きません。一段上の所から、キャタピラ付きのクレーン(カートクレーン)で墓石の部材、石垣の石、残土等を吊り上げ、運搬機に載せて撤去します。
↓山の中伏にある墓地
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↓何十年も放置され、土砂が崩れてきてます。
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竿石(文字が彫刻してある部材)は、この墓地の無縁塔に納め、後に残った石、残土は一度持ち帰り、処分業者に引き取ってもらいます。
↓無縁塔に納められた墓石
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↓きれいに整地されました
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墓地の管理者の方も、ずっと気になっておられ、何か事故が起こってからでは取り返しがつかないので、これで一安心と言われていました。

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立体的なペットのお墓

2018年02月12日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

毎日寒いですね。昨日から冬期オリンピックが始まりました。会場はとても寒いそうですが、熱い戦いが始まると思うとワクワクします。

さて、まず下の写真をご覧ください。このワンちゃん、とても可愛いですね。今にも動きそうな雰囲気です。

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実はこれはペットのお墓なのです!

ペット墓といいましても、小さな石をデザインしたものや、写真を元にペットの姿を彫刻するものや、屋内や庭に置くものなどがあります。

今日は立体的な動物の形をしたタイプをご紹介します。

写真は大きな耳が特徴の人気の犬種チワワです。

見た目がそっくりなのですが、このタイプのお墓はお腹の中にお骨を納める事ができます。

ちょっと横に倒してみます。

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底面にはお骨を納める部分が作られています。この蓋を開けると…

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↑お骨は荘厳布(しょうごんふ)に入れて、祈願文(きがんぶん)を納めます。

今回は本店に展示してあるチワワをご紹介しましたが、他の犬種や猫やうさぎなどのシリーズもあります。

また、オーダーモデルとして写真から作成するオリジナルのものもつくる事ができます。

この商品は職人が一つ一つ手作業で作っています。リアルな形を彫刻だけで表現できるとはすごいですね。

ペットといえば、私は今までにハムスターしか飼ったことがないのですが、いつもハムスターに癒されました。

命あるものはいつか終わりがきます。これはどうしようもないことですが、このようなペット墓などにすることでいつでも思い出す事ができるのではないでしょうか…。

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家系図の作成

2018年02月11日 08:00

髙梨 剛
滝野店の髙梨です。
本日は家系図作成についてのご紹介です。
新しくお墓をされる方、または昔からのお墓を整理されてしまう方、様々な方がおられます。
「自分はいったい何代目?」
「ウチの家はいつの時代から続いてるの?」とか
「分からなくなってしまう前に、これだけは残しておきたい」
「お墓を工事するこの機会に」
と思われたりしてませんか。
下記のものは以前に作成した、お墓を新しくされたお宅の家系図です。
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お位牌、過去帳、古い墓石などから情報収集し、時には檀那寺の過去帳や除籍簿からも調べてまとめる時もございます。
もちろん長い年月を経てきたお宅であれば、すぐに判明し作成とはいきません。それなりの手間暇はかかります。しかし最近では司法書士さんなどの「家系図作成サービス」もあります。もし、お考えであれば早めにご相談ください。
インドから来た自然石

2018年02月10日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

毎日寒い日が続いてますね。

今日は、新しく篠山店へ入荷した暑い国インドからやって来た貴重な皮の付いた玉石の墓石を紹介します。
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<石のプロフィール>

石種:M1-H

物性データは以下のとおりです。
 見掛け比重:2.969t/m3
 吸水率:0.000%
 圧縮強度:119.41/mm2
 (日本石材産業協会 カタログより抜粋)
インド産緑系の石では、高級な石となります。緑色が明るく、目が整って出ています。
今回、このM1-Hの皮付墓石が登場!
↓かなりいい味が出ています。
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この玉石は採石場の上層からしか採れません。
自然の形を石本来の風合いをそのまま残していますので、ひとつとして同じものはありません。
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皮の部分と磨き部分のコントラストがたまりません。
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日本の伊達冠石にとても似ていますが、磨き面の色はグリーン系なのでやさしい色合いです。
写真ではわかりにくいので、ぜひ、現物を見てください。
インドの石材彫刻の歴史は古く、2000年以上の歴史があるとも言われております。アジャンタ石窟寺院やエローラ石窟寺院、タージマハル霊廟など歴史ある石造物が多くあります。昔から石に携わっていることもあり、インドの石工職人さんのレベルは高いと言われます。実際に石材加工に関しても伝統が生み出す丁寧な仕事が多く見受けられます。
こんなお墓がいいなと思う方は、ぜひご来店して下さい。

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お墓と凍結

2018年02月09日 09:45

yoshida

滝野店の吉田です。

ここ最近の寒波の影響で、このあたりでも随分と寒くなりました。お墓の花筒の水もすっかり凍っております。
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これだけ寒くなりますと、納骨の時に困ることがあります。一般的なお墓では、水鉢(家紋の彫刻してある石)を動かして納骨をいたします。
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水鉢と下の石(写真は芝台といいます)が、凍結して簡単には動かないことがあるのです。あらかじめ分かっていれば、お湯を持参して掛けて溶かすと良いですが、お湯がない場合は、車に積んである道具の中のゴムハンマーにて対処いたします。
花立をどけて、横からハンマーで叩きますと衝撃で凍結部分が外れます。ゴムハンマーは直接石をたたいても問題はないのですが、無い場合は木を用意して石に当てハンマーで木を叩きます。このような事が、寒い時期にお客様のご納骨のお手伝いさせていただく時に、偶ににございます。
ご自分で、ご納骨される時には念のためにお湯を用意されたらスムーズに出来ると思います。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く