森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年06月 -

トライやるウィーク~職人編~

2017年06月20日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

前回に引き続き、中学生の職業体験の様子をご紹介します。今回は篠山市西岡屋で墓地造成工事を行っている現場での体験です。
20170620.JPG
3日目の朝、トラックに乗車して現場に出発です!
20170620-3.JPG
トラックから工事に必要な石を降ろしていきます。写真は、拝み石です。私は持ったことがないですが、おそらく重いはず・・。がんばれ~\(^o^)/
20170620-2.JPG
墓石などを設置した後、玉砂利を敷きます。玉砂利を敷くことで草が生えにくく、墓地内が華やかになります。この玉砂利もトラックから運びました。
20170620-4.JPG
これは、石を水平を設置する作業です。左手の水平を測る器械で慎重に石の高さを調整します。
このような様子で二日間は墓地に行き工事職人の体験をしてもらいました。中学生の二人に何が一番面白かったと聞くと、この体験が面白かったと言っていました。重いものを運び体を動かし大変だったと思いますが、二日間お疲れ様でした!

【カテゴリ】

[谷山 稲荷神社]玉垣工事進捗状況

2017年06月19日 08:00

園中 憲二

篠山店の園中です。

谷山 稲荷神社 玉垣の工事の進捗状況をお知らせします。

20170619玉垣撤去5.JPG

↑玉垣が倒れて危ないので撤去して新しくします。

前回は工事に入る前のお祓いをしました。

20170619玉垣撤去1.jpeg

20170619玉垣撤去3.jpeg

不安定だった玉垣をすべて撤去しました。

20170619玉垣撤去4.JPG

稲荷神社の境内に鎮座しているのは狛犬ではなく狐。どうして稲荷神社にキツネがいるのかご存知でしょうか?

稲荷の語源は「稲が生る」と書いて「稲生り」お稲荷は昔から農耕の神様として崇められてきました。米は今よりもはるかに貴重で大事なものでした。そんな大切に保管していた米を容赦なく食い荒らすのがネズミ。そんなネズミを退治してくれるのがキツネだったのです。

そのためキツネは農耕の神様・稲荷神社と結びつき農耕の神様として崇められたそうです。

次回の工事では、新しくなった玉垣が見れるかと思います。また工事の進捗をお伝えします。

【カテゴリ】

浄土真宗の上置仏壇

2017年06月18日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

最近は、住宅事情も多様化してきて、上置きタイプのお仏壇を購入されるお客様が増えてまいりました。この度、納入させていただくのは、浄土真宗(大谷派・東)のお客様で、塗りのモダンタイプの上置仏壇です。ご本尊様は立阿弥陀様の掛軸で、利休型の三具足と華鋲、仏器にてお祀りいたします。
このお仏壇の特徴としては、扉の内側に桜の花の蒔絵が施されています。蒔絵とは、漆工芸の加飾の一つで、漆やカシューで文様を描き乾かないうちに金属粉(金・銀・銅)や顔料の粉(色粉)を蒔いて固着させて造形する技法です。
CIMG0303.JPG
CIMG0298.JPG
この蒔絵は、顔料の粉(色粉)と一部の花びらの縁に銀粉が使用されております。最近では、このような蒔絵が施されたお位牌や香炉や仏器台などがあります。また蒔絵は、切金(細長く切った金・銀の箔を用いて繊細な文様を描く)や螺鈿(貝殻を文様に切り張付けたもの)と併用して装飾されることも多くあります。またの機会にご紹介させていただきます。

【カテゴリ】

お墓掃除アイテム「ご洗浄さま」

2017年06月17日 08:00

井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、お墓掃除アイテムのご紹介です。
その名も「ご洗浄さま」!
なんと、”ダイヤモンドのパワーでお墓を簡単にお掃除”らしいです。
ご洗浄さま.png
ほんとうなのか?実際使ってみました。
20170613_①.jpg
正面(竿石)意外とキレイ。
20170613_②.jpg
気になるのは、水溜部分。
どうしても水を溜めたままにするし、線香の燃えカスが入ったりするし。で、汚れ具合が半端ないですね。
20170613_④.jpg
[注意]石の表面に付着したがんこな水垢やサビなどは取れません。
て、書いてあるので・・・これは無理なのかもしれない・・・。
20170613_⑤.jpg
ガンコな汚れよ落ちてくれ~と願いながらゴシゴシ。
20170613_⑥.jpg
なんとなく色が薄くなってきました。
20170613_⑦.jpg
はじめから見ると、キレイになりました。
が、なかなかゴシゴシとしないといけないので疲れました…
20170613_③.jpg
と、おまけで。もう一つ気になるところ「拝石」です。
20年以上も経ってとくに掃除もしていなければこうなります…
せっかくなので、こちらもちょっとゴシゴシしてみました。
ガンコな汚れだったので家にあった中性洗剤を使ってます。
(今回は、キミマロに似た名前のやつですw)
※塩素系・酸性系・研磨材入りの洗剤やスポンジは
 変色やシミ、艶落ちになるおそれがあるので使わない方がよいようです。
20170613_⑧.jpg
かなりガンコだったので小さいながらかなり体力を消耗;
20170613_⑨.jpg
それなりに、キレイになりましたね。
これからはもう少しこまめに掃除をしようと思います。
ohaka_souji.png
お掃除のご相談もお受けしています。お気軽にお問合せ下さい。

【カテゴリ】

お好きな文字をどうぞ。

2017年06月16日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

みなさんお墓の正面文字と言えばどんな物が想像できますか。
文字.jpg
この二つのような物が私が担当させて頂いている地域では圧倒的に多いようです。
一方 都会に近くなるにつれてこの文字も大きく変化しているようです。
本社のある丹波市においては伝統的な和墓が多く、おのずと上のような正面文字になります。
例えば三田市営霊園では今では和墓よりもデザイン墓のほうが多く建立されています。お墓の自由なデザインと同じく正面文字も自由で様々なものになってきています。
KIMG3646.JPG
KIMG3647.JPG
これは先日 西脇市黒田庄町でお手伝いさせて頂いたお墓です。
「和」で「なごみ」と読みます。 こんな風に「和」の文字を自由にアレンジさせて墓石の正面文字としています。
伝統的な和墓でも自由にしても好いのではないのでしょうか。
まず「森田家之墓」という決まりきった文言でも字体をアレンジしたり、
思い切って「森田家之墓」や「南無阿弥陀仏」以外の自由な文言を使ってみたりとか (さすがにこれは未経験)。
これからお墓を建てる方の中で我こそはと思われましたら、なんなりと自由にご要望下さいませ。

【カテゴリ】

大阪の和泉石

2017年06月15日 08:00

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
丹波市柏原町の八幡神社(厄神さんで有名です)には有名な狛犬があります。江戸時代の名工でこの地に由来する丹波佐吉の作品です。
丹波佐吉は、生まれは現在の朝来市竹田あたりで、幼少の頃に柏原町の難波金兵衛の元で育てられました。ただ、難波金兵衛の所に長男が生まれたため、彼は旅の石工として出て行く事になりました(『旅の石工(金森敦子著)』より)。この当時は、石工といえば大阪の和泉が多かったようで、佐吉もそちらで腕をふるっていたようです。ここ柏原にある狛犬も和泉石で出来ています。文献によれば、おそらく狛犬は大阪で作られ、船で運ばれたとされています。
さて和泉石は和泉砂岩とも呼ばれ、砂のように細かく彫刻に最適の石です。特に狛犬のような細やかな細工があるものには多く使われています。
この和泉石ですが、実は今でも採石されています。文化財の復元等で時折使用されています。
色はやや茶色の柔らかめの石(主に石彫刻用)と青みのある石(主に墓石用)の2種類があります。
和泉砂岩.JPG
今になって、この石をお墓に使う理由はあまりありません。この当時は道具が今とは違ったため(昔は鉄のノミ、今はタンガロイという合金のノミ)、加工のしやすいこの石はとても重宝されました。今の石の方が硬く、磨くとツヤもでます。
しかし、今、この石を見るととても美しく見えます。マットな仕上がりは上品です。
この石で作られたお墓を時々見かけます。
最近の石のようにピカッと光るツヤは出ませんが味わいがあります。もしご先祖様がこの石だったら、一度選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

【カテゴリ】

西岡屋霊苑竣工式

2017年06月14日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先週に行われた西岡屋霊苑の竣工式の様子を紹介します。
おかげさまで晴天にも恵まれ、大勢の方々がご参加されました。
竣工式.JPG
大膳寺住職さまを先頭に皆さんで墓地を散華(さんげ)しながら廻られました。
散華とは仏に供養するため花を撒き散らし、読経(どきょう)しながら列を作って歩くことです。
竣工式1.JPG
竣工式2.JPG
供養塔の除幕 上手くいくか心配でしたがハプニングも無くひと安心でした。
竣工式3.JPG
竣工式4.JPG
皆様に供養塔にお参りして頂きました、この下に土葬のお骨が入っています。
竣工式5.JPG
皆様で記念撮影
竣工式6.JPG
最後に住職様、西岡屋の皆様本当にありがとうございました。
これから墓石の建立が始まります。

【カテゴリ】

トライやるウィーク~作品づくり編~

2017年06月13日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

前回ブログで書いた「トライやるウィーク」が終わりました。6月5日から9日まで山南中学校より中学生が二人職業体験に来てくれました。初日から元気な挨拶を受け、こちらも清々しい気持ちになりました。
弊社では仕事だけでなく、朝のラジオ体操、、神様へのお詣り、掃除も他の社員と同様に体験してもらいます。
P1017353.JPG
初日と二日目は作品づくりです。
石の板を彫刻します。板のサイズに合わせたゴムシートに好きな文字やイラストを書いてもらいます。この時、黒く色を入れたい線は太くします。そして、黒くしたい部分を彫刻するので、その部分のみゴムシートを外していきます。
P1017267.JPG
二人とも真剣です!!
これが彫る部分を外した状態です↓↓↓
P1017268.jpg
次やはいよいよ彫刻です。
サンドブラストという大きな機械の中に入れ、専用の砂を当てて彫刻しす。ゴムシートを外している部分のみ砂が当たり石が彫れます。
私も以前体験しましたが、結構難しかった思い出があります。会長のアドバイスをもらいながら上手く彫刻できました(^-^)
P1017287.JPG
P1017296.JPG
彫刻が済むと色を入れをし、乾いたらゴムシートを外し出来上がりです。二人とも、お疲れ様でした(^-^)

【カテゴリ】

2017庵治ストーンフェア

2017年06月12日 08:00

森田 茂樹

2年ぶりに庵治ストーンフェアに弊社技術部3人と行ってきました。

IMG_4727.JPG
※左から杉浦、私、平位、数原

目的は「仕事がはかどる新商品はないか?」「お客様にお勧めできるもの」はないか?です。なかなか高価な機械は即購入には至りませんが、いろんな物を見るだけで頭の中の情報が増しますので勉強になります。
少し面白いのが見つかりました!
IMG_4734.JPG
この液体をスプレーするだけで墓石などの「コケが取れ、コケが付きにくくなる」。名前「コケシラズ」!! なるほどね。サンプルをいただいたので、本当にとれるかどうかはこれから実験いたします。お勧めできれば改めて紹介させていただきます。

【カテゴリ】

そうじの力

2017年06月11日 08:00

山崎 倫子

本店の山崎です。

弊社は、今月が決算月となり、来月より新しい年度が始まります。そのスタートの期の新しい試みとして、「そうじの力」に全社をあげて取り組むことになりました。その名も「株式会社 そうじの力」の小早氏を講師として迎え、今日はその事前のミーティングがありました。部署から選出されたリーダーが集まりました。私達も、いざ始まるまでは一体これから何が始まるんだろう・・・もしかして毎日そうじ漬けの日々が始まるのか?・・・と不安でいっぱいでした。
この取り組みは、名前の通り「そうじ」です。でもただ単にそうじをするのではありません。この取り組みの目的は、「そうじを通して社風を良くする」ことです。これには、社長も社員も関係ありません。全員が、同じ立場で意見を出す。自らが考え、自らで動く。他部門へも積極的に参加して、コミュニケーションを取り、互いに協力し合う風土を作る。・・・と、今日はそんなことを学びました。
そして、その後は、みんなで本社を1周して今の現状のチェックです。
そうじの力.JPG
改善点はたくさんありそうです。目標は「今日入ってきた人でも、どこに何があるか一目でわかるように」です!
まだまだ本格始動前!これからどんな活動をしていくのか・・・そして、どう変わっていくのか・・・楽しみです!今後の展開にご期待あれ(^-^)

【カテゴリ】

お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く