『お墓のQ&A』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

お墓は維持費がかかる~その②~

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

前回の続きでお墓の維持費についてです。

以前、私がある知人と話をしていたときのことです。


ありがちな会話
彼:今は親父が墓を大事にしてるけど、自分の代になったら墓の維持も金がかかるから"墓じまい"しようと思てるねん。
私:そんなに維持にお金がかかっているんですか?
彼:知らんけど、かかっているのと違う?
私:多分、墓地の管理費ぐらいですよ。年間に1000円とかじゃないですか。あと墓そうじに参加するぐらいですよね。
彼:でも墓があったらお寺の金もかかるやろ?
私:お墓がなくてもお寺のつきあいはあるんじゃないんですか?

実際は、お墓の維持費ではなくお寺との費用の話にズレていってしまいました。それぐらい、お墓って建てたあとの費用はかからないものなのです。


なんとなくはコワイ
この方にはお子さんが3人おられ、ご長男は大手のサラリーマンとして都会に出ておられます。近くに娘さんご夫婦がお住まいです。普通に考えれば、順調に継承されるお墓です。近い将来に"墓じまい"されないことを願っております。


墓じまいが必要な場合もある
もちろん私も納骨堂や永代供養墓を否定はしておりません。当社でもいくつも作らせていただいております。本当に後継ぎがおられない方のためには必要なものです。ですから、経済的な価値だけで(経済的な価値はお墓の方が安かったかも・・・)、供養の方法を決めてほしくないなあと思います。


変なテレビ広告に騙されない
「お墓の維持費が大変だからお墓を片付けて納骨堂にします」と言う方には時々お出会いすることがあります。おそらく、ここ数年のテレビの影響でしょう。お墓を撤去して納骨堂に入れてもらったら、実際には何十万もかかります(前回に計算したとおりです)。実はテレビはああいった番組を通して納骨堂のCMをしているだけです。せっかくのお墓、捨てないでください。
2019年6月 1日 08:00

お墓は維持費がかかる~その①~

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

今回はお墓の維持費についてです。
この話、掘り下げるとかなり大変になってきます。少し長いですがおつきあいください。


Q.お墓を建てた後の維持費は?


A.墓地の管理費が年間1000円~5000円程度です。


お墓は一度建てたら滅多なことで作り替えはしません。ですから費用はかかりません。石屋の立場から言えば十年に一度の目地補修ぐらいです。そうすれば地震等にも強く痛みも少ないでしょう。

お墓を購入後30年でどんな費用がかかるのでしょうか。では実際に見てみましょう。

【お墓がある場合】
管理費 2000円*30年=100,000円
メンテナンス 30,000円+100,000円=130,000円
(15年目に簡単な目地補修、30年目にリフォームをした場合)
合計 230,000

【今あるお墓を"墓じまい"して納骨堂】
墓じまい 300,000円
納骨堂の費用 400,000円/2人分
合計 700,000円

いかがでしょう。

「でも納骨堂は管理費もかからないし、この先を考えれば割安じゃない?」というお話もあるでしょう。ではもう少し考えてみましょう。30年も経てば次の代がお亡くなりの時期になります。その時の費用は、

お墓がある場合
戒名の追加彫り 40,000円*2名=80,000円

納骨堂の場合
新たな納骨費用 400,000円/2人分

もちろん納骨堂によって仕組みは様々ですので一概には比較できませんが、概ねこのような結果になると思います。


では納骨堂は損なのか?
簡単に損とか得という話ではありません。上記は、代々あとを継ぐ方がおられる前提のお話になっています。ですから、私たちで最後になりますという場合には、納骨堂や永代供養墓などが受け皿になってきます。

その場合でも考えることがあります。それは、そのお墓にお墓参りする人はいないのかということです。例え家は継承されなくても、近くにお住まいの娘さんがお参りされる場合には、その方の晩年まではお墓は必要なものと機能しています。ですから、その時点から永代供養をお考えになることがタイミングとしては丁度なのかもしれません。


2019年5月24日 08:00

Q.何代前まで戒名を入れればいいですか?

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日はお墓づくりの中でよくある質問です。


Q.何代前まで戒名を入れればいいですか?

A.できるだけ遡るのが本来ですが、現在では分家されたところから入れるのが普通です。


一般的には・・・
お墓を建てるときには戒名・法名が彫られます。さてどこから遡るべきなのでしょうか?いつもながら、お墓のことについては明確なルールが存在しないのですが、一般的にされているのは分家初代からが多いです。つまり分家される前の人は(分家初代から見れば親)別のお墓に彫られているからです。


まずは先祖に感謝
お墓の建て方として、分家するにあたりそれまでのご先祖様をお祀りする方法があります。それが五輪塔です。五輪塔はお墓ですが、このように供養塔として用いられることも多々ございます。その場合、五輪塔にできるだけ遡って戒名・法名を彫る場合もありますし、先代のみを彫る場合もあります。


もっと簡単にできないの?
そんな面倒なことは考えていないという方も多いでしょう。一般的な先祖代々のお墓と霊標の場合には、分家された方を先頭に彫っていきます。先ほどのそれまでの方をお祀りする方法として、霊標の一行目に「◯◯家先祖代々諸精霊」とまとめて彫る方法もあります。


彫る彫らないに関わらず
お墓づくりは、多くの人が一生に一度あるかないかの大仕事です。ですから、せっかくお墓を新たにお建てになる時には、ぜひともご先祖様を遡っていただきたいと私は思っています。それは、彫る彫らないに関わらず、ご家族のルーツとして知っておくことはおすすめです。


ご先祖様の調べ方
ご先祖さまを調べるには戸籍謄本やお寺の過去帳などが手がかりになります。戸籍謄本は役所に行けば調べられますし、離れたところでも郵送で対処してくれます。こちらで家計のつながりがよくわかります。

また菩提寺に行けば過去帳がございます。お寺が出来てからのものは残っているはずですが、昔は火災が多かったために歴史の途中で焼失してしまっていることもよくあるようです。ぜひトライしてみてください。


調べることで
ご先祖様を調べることで、その中に自分と似たような人がいたり、中興の祖とも呼べるような人が出てきたりします。実際に調べた方は、とてもいい体験になったとおっしゃいます。


まとめ
今回は戒名・法名の遡りについてお話しました。
少し話はそれましたが、
①できるだけ遡る
②分家初代から
③先代から
以上の3通りが一般的です。
2019年3月 8日 08:00

消費税でお墓は値上がりするの?

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。

2月も今日で最後となりました。春もすぐといったところですね。さて消費税の増税の話を最近よく耳にするようになりました。今日はお墓と消費税のお話をしたいと思います。


お墓は生活必需品?
今回の消費税で話題になるのが軽減税率のお話ですが、これに該当するのが「食料品」や「新聞」等の生活必需品と言われるものだそうです。私たちの感覚では生活必需品というともっと色々ありそうです。

自動車などは増税後の方が他の税金が安くなり得になるだとか、住宅も住宅控除が拡大されるとか言われています。しかし、お墓は何の減税対象にもなっていません。決して安い買い物ではありませんので、この増税のタイミングは大事になります。


お墓は工事があるので
お墓は加工と工事がともなうため、注文してから完成するまでに通常は2~3ヶ月いただきます。ですから請負契約となります。この請負契約の場合、お墓も住宅と同じで消費税には経過措置というものがあります。せっかくですからぜひ利用していただきたいのです。

消費税経過措置.png

【8%になる要件】
①3月31日までに契約して10月以降のお引渡し
③3月31日までに契約して9月30日までのお引渡し
④4月1日以降の契約で9月末日までの引渡し

大切なのは3月末までの契約ですと、何年後にお墓を建てようとも8%となるということです。上の図で説明すると①となります。ですからこの3月末までが大切なのです。


余裕が大切です
ちなみに前回の増税の時は、4ヶ月前には3月末までの工事が一杯になっていました。今回も9月末までにお建てになる方は5月末~6月上旬にはお決めいただいた方が無難です。

当社でも前回の5%から8%に増税された時にご契約のお客様で、まだ建てられていないお客様(ご入金はいただいております)も数名おられます。


まとめ
今回はお墓と消費税についてお話いたしました。「消費税の駆け込み」という言葉がありますが、慌てて買って失敗したなんてケースもあります。もちろん必要な方がじっくりと選んでいただけることが前提になります。

とはいうものの、お仏壇やお墓は、流行りすたりも少なく価値も下がりにくいことから向いているとも言えると思います。
2019年2月28日 08:00

厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが...。

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日はこんな質問・・・
Q「厄年にお墓を触ってはいけないと聞きましたが...。」

さて、丹波市の方にはおなじみの厄神さんが近づいてまいりました。この時期になると厄年を意識してしまいますね。そこでお墓を建てるタイミングでも、厄年をきにされることもありますので、今回はこれについてお話します。


お墓を建てるタイミングとは
お墓を建てる際に「いつ建てればいいのか?」とお悩みになる方も多いです。これには決まったルールはありませんが、多いのは法事のタイミングに合わせて建てられるケースです。早いタイミングからみると

①四十九日
②百ヶ日
③初盆
④一周忌
⑤三回忌(二周忌)
⑥七回忌

となります。


昔のように土葬であれば
昔のように土葬であれば十三回忌が節目でした。土葬の場合は一定期間置いておかないと、地面が下がってしまいます。

また昔は短命だったため、親が亡くなる時期に子供の経済力があまり追いついていなかったこともありました。そんなこともあり、昔は十三回忌がお墓の建立のタイミングでした。

しかし今では火葬のため、ほとんどの方が一周忌から三回忌までに建てられることが多いです。


困る年回りと親戚の声
さて、こんな風に苦労してタイミングを決めたのに親戚から「年回りが悪いから...」と言われたら悩みます。まして知識もなく、今まで気にもしたことがなかったら本当に困りますよね。

ここで大切なのは、いつも何かするときには暦を参考にされる方は、お墓の時もそうされることをおすすめします。そうでない方は、この時だけしてもどうなのでしょう。あまり気になさらない方がいいのではないでしょうか。


まとめ
ちなみに厄には小厄・中厄・大厄とあり、ほぼ3年毎にあります。伴侶が厄の時も小厄となれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。これに風水や二十八宿、その他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。そんな気持ちを払拭するためにも厄除けがあるのだと思います。

もうひとつ、お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物だと私は思っています。ですから「何かをしてはいけない」ということは無いと私は思っています。
2019年2月11日 08:00
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