『お墓のQ&A』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?

森田 浩介
仕入担当の森田です。

大阪北部の地震に際しましては、墓地でもかなりの被害が出ているようです。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

また、私どもの同業者の石材店の方々にも、お盆までに何とか補修をと頑張っておられます。工事の安全をお祈り申し上げます。


さて、
Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?

私も少し調べました。しかしこの問題はなかなか難しいようです。それを順を追ってご説明します。


周囲のほとんどが倒壊している場合
この場合には、天災による不可抗力とみなされ、その責任を誰が負うかは難しいようです。それほどの被害であれば、そんなこと言っている場合では無いと思いますが。


周囲はほとんど倒れていないのに
こういった場合には責任を問われる場合があります。特に、古くなっていて石と石の接着面がくっついていない場合は、管理不十分として責任を問われるかもしれません。


建ててすぐに倒壊した場合
この場合は、建てた石材店の責任になりそうです。先ほどの、「周囲のほとんどが倒壊している」様な状態や、津波で流された場合などは別にしても、震度5程度で倒壊してしまえば、製造者責任となりそうです。

屋外の構築物の責任は、最大10年とされています。ひとつの目安にしてください。


まとめ
事故は加害者も被害者も嫌な思いをします。お互いにそんな事がないようにメンテナンスが必要です。とはいっても墓石ですからそんなに頻繁には必要ありません。

理想は10年に1回ですが、最近の施工技術であれば、キチンとしておけば20年ぐらいはしっかりしています(保証するものではありません)。ぜひ一度、そんな目でお墓をご覧になって下さい。
2018年7月 7日 08:00

Q.無縁になったお墓を整理したいのですか・・・

森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日は墓地の管理をされている方とお話したことを書きたいと思います。

Q.無縁になったお墓を整理したいのですか・・・

墓地の管理者といっても田舎の共同墓地では、自治会長が兼務とか、持ち回りで墓地委員をしているとか、昔から何となくあの人がしているから、という感じでプロではありません。ですから、こんな事例があると大変です。


無縁墓地とは
そのお墓には誰も継承者や縁故者が残っていない状態のことをいいます。ですから、ほとんどの場合は管理料が支払われておらず、雑草も生え放題になっています。


お墓って勝手に撤去できるの?
もちろん出来ません。しかし、無縁のお墓で一定の手続きをとれば撤去することは可能です。その手順をご紹介します。

1.官報に、死亡者の本籍・氏名、墓地使用者などを掲載し、縁故者などは一年以内に申し出てほしい旨を公告します。
2.お墓地の見えやすい場所に立札を設置します。その内容は官報に載せた内容と同じものです。
3.1年待って申し出がない場合には、無縁であると認められます。

以上の手続きをしてはじめて、改葬許可申請書を出すことができます。この手続きが完了しますと、中のお骨を取り出して納骨堂や永代供養塔に改葬されます。実際にされる場合には、石材店やそのお墓のある市役所でご相談されることをおすすめします。


昔は大変だった
この手続きは平成11年の法改正で簡単になりました。それまでは官報ではなく2種類以上の日刊新聞(もちろん全国版)に3回以上載せなければなりませんでした。費用にすると数10~数100万円にもなったようです。そう考えれば簡単になりました。


まとめ
今回は無縁墓地の整理についてお話しました。お墓が無くなってしまうのは悲しいことですが、放置されたままのお墓が墓地内にありますと、蜂の巣ができたり、虫が大量発生したり、周囲にいい環境とはいえなくなります。気持ちいい環境をつくりたいものですね。
2018年6月29日 08:00

Q.お骨を半分ずつに分けたいのですが

森田 浩介
仕入担当の森田です。

ここ丹波でも、人口の減少は深刻になりつつあります。でもそれは今に始まったことではなく、昔からある話しです。それが最近は子供の数が減少しているために、より深刻になっているのでしょう。

さて今日は、
「Q.お骨を半分ずつに分けたいのですが」という話です。
こんな田舎ではよくあるお話かと思います。ぜひルールに則って分骨を進めていきたいものです。


お骨を半分ずつに分けたいのですが
既にお墓に納骨されている焼骨を二つに分けることを考えてみます。この場合、分けてもらう方は「分骨証明書」を墓地の管理者に発行してもらい「移転」することになります。移転先の墓地では、この分骨証明書で納骨することが可能になります。

次に、両方のお骨とも移動する場合にはどうするのでしょう。この場合、片方が「改葬証明書」による移転(改葬)となり、もう一方が上の場合と同じ「分骨」ということになります。どちらが改葬でどちらが分骨でもも構いません。量が多い方が改葬という決まりもありませんので、自由に決められます。

ちなみに、どちらも改葬にしたいという要望が出そうですが、それは無理なようです。それは「埋火葬許可証、改葬許可証が発行されるのは、一体の遺骸、焼骨に対して一通だけ」という原則があるからだそうです。

また、分骨したものをさらに分骨する場合には、「分骨」の手続きで問題ありません。


こんな場合にもキチンと話を
冒頭のお話にもありますように、都市部で働き、所帯を持ち、すべての生活基盤が移ってしまっている場合、せめて親の遺骨だけでも近くの納骨堂や墓地に移したいと思われる方も少なくありません。

そんな時に、いきなり「墓じまい」をして、お寺も離壇して、お骨も全部移動すると地元の親戚の方とのトラブルになりかねません。まずは話をしてみて、分骨や永代供養などについてお考えになることをおすすめします。順を追って話せば、メディアで見るようなトラブルのほとんどは防げそうです。


まとめ
今回は分骨についてお話しました。お墓の焼骨は量も多く、届出も必要になります。しかし、ちょっとした分骨も最近増えています。それはアクセサリーた小さな壺を用いた「手元供養」です。

嫁いだ娘さんや、まだ学生の子供さんでも時々されています。昔から知っているようで知らない分骨、ご検討の際には参考にしてみてください。
2018年6月21日 08:00

Q.子供たちに迷惑や負担をかけたくない

森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日は、
子供たちに迷惑や負担をかけたくない
こんなテーマでお話したいと思います。


お墓の相談の現場で
お墓の相談で多いのが、
「子供たちに迷惑をかけたくないので・・・」
「先々、子供や孫たちの負担にならないようにしたい」
とおっしゃる方がおられます。一部の方というよりは、結構な方がおっしゃいます。

このお話が出ました時に私が申しますのは、
「そんなにお父さん、お母さんの供養って負担でした?」です。
ほとんどの方は、
「私たちはそんなことありませんでした。そうすることが当たり前だったし・・・」という答えが返ってきます。

どうして今の若者には供養が負担だと思ってしまうのでしょうか。実際に供養にはどんな負担があるのでしょうか。


どんなことが負担なのか
ご供養に対することで、負担と考えられることはいくつかありますが、大きく分けて2つあります。それが、
1.金銭的な負担
2.お参りの負担
です。

現代社会では、実はご供養が始まる前から、様々な費用がかかっています。医療費や介護費用がその代表でしょう。そして、お亡くなりになったら「葬儀費用」があり「お寺さんの費用」もかかります。そしてご納骨に至るまでには「仏壇」「墓石」と必要になっていきます。

確かに、ここまで見てみるとかなりの費用が掛かりそうです。では、ひとつひとつを見ていきましょう。


葬儀の費用
お葬儀には費用がかかります。昔は自宅で葬儀をして、近隣の人は仕事を休んでお手伝いをしました。しかし今は、ほとんどが葬儀場でとり行われます。そのため「香典」という形で葬儀に協力するという形になりました。

葬儀の費用はいくらぐらいでしょうか。規模にもよりますが、この辺りでは50~120万円ぐらいが多いようです。その費用の約70%が香典で賄われるという調査結果もあります。大きな規模の葬儀では、場合によっては黒字になることもあるようです。

これは昔から考えられていた「相互の互助システム」が成り立っています。今まで香典をされたお宅からは、同じ様に香典がされるからです。ですから、よほどの理由がない限り「香典受取拒否」はされない方をおすすめします。


お寺さんの費用
檀家になりますと毎年いくらかの費用はかかりますが、毎年すべてのお布施をしても、実際には1~2万円ぐらいでは納まるのではないでしょうか。お寺さんにかかる費用でまとめてかかるとすれば葬儀の時です。

葬儀では導師様としてお送りいただき戒名・法名までいただくとそれなりの金額にはなります。今までお世話になった親ですから、お別れの時ぐらいはそれなりのことはしてやりたいなと思います。

あとは法事があります。ただ、こちらはどこまでするかは個々の判断によるものが大きいようです。家族や親戚の方、お寺さんとお話の上、お決めになられる方がいいでしょう。


仏壇の費用
田舎の家であれば仏壇はあるものですが、新しい家ではそうはいきません。また、家にまだ仏がいなければ無い場合もあります。

仏壇には大きさが色々あり、その家庭に合わせて選ぶことができます。安いもので数万円から、小ぶりのものならそれなりにいいものでも30万円ぐらいであります。仏壇を買ったからといってその後に費用がかかることはありません。お位牌や過去帳があれば、あとはお線香とローソクぐらいのものでしょう。


お墓の費用
最近は郊外の墓地も安くなりました。ここ丹波市ではもともと墓地代は安価なため、墓地代に負担を感じてらっしゃる方も少ないでしょう。都市部へ行きますと敷地が小さい墓地も多く増えており、石にこだわりさえなければ50万円程でもあります。管理料も年間に数千円が相場です。

最近はやりの樹木葬や納骨堂でも、実はそれなりの費用がかかります。1体30万円で夫婦だと50万円ですと、あとの家族のことを考えれば割高になってしまいます。また散骨などは残された人にとっての精神的なショックが大きいようです(そんな本も多く出版されています)。


お参りの負担について考えてみる
わざわざお墓参りのために、誰もいない地元へ帰るのも無駄・・・。確かにそうかも知れません。まだ地元に親戚の方やお世話になった方がおられるならいいですが、それが亡くなってしまってからでは、お墓参りも負担になるのかもしれません。そうなれば、近くにお墓や遺骨を移転する「改葬」をされた方がいいでしょう。

でも負担は掛かるものの、故郷があるということはいいものです。そこには自分のルーツがあり、懐かしい思い出もあることでしょう。もし「改葬」をされるにあたっても、そんなルーツや家系のことをお調べになることをおすすめします。きっと何か発見があるかもしれませんよ。


まとめ
いかがでしたしょう。確かにご供養に関する費用は、金銭的な負担がないとは言えません。「こんなにかかるのか」と思われた方もおられるでしょう。反対に、予想していたよりも少額だったと思われた方もおられるでしょう。

よくテレビなどでは、「お寺さんのおつきあいが大変」というコメントを目立つように流しているようですが、大半のお寺さんでは決してそんなことはありません。一時的に費用はかかりますが、毎年毎年どんどん掛かるみたいなイメージはやめてほしいですね。せっかくのご縁ですから、大切にしていきたいものです。

仏壇やお墓についても同様のことがいえます。実は一度建ててしまえは、あとはさほど費用はかかりません。それよりも、仏壇やお墓がある暮らしの豊かさの方が大切だと私は思っています。
2018年6月13日 08:00

お墓に巻いてる白い布

井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

当社では、新しくお墓を建てた時には白い布(晒)を巻いています。
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なぜ巻くのか。それは、まっさらな石塔に魂が入る前に不浄なものが入らないように。
との意味合いがあるようです。
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この布は、魂を入れる時(開眼式、建碑式)に、外しお客様にお渡ししています。
しっかり洗ったあと、使いみちとしては、縁起のよい物と言われているので「妊婦さんの腹帯」「仏壇、お墓の掃除」に使って下さい。
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篠山店でも晒を少し縫って掃除に使っています。
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色付の糸を使って刺し子風に♪
いろいろなバージョンを作ると楽しいかもです。

ぜひ、お試しください☆彡


2018年5月30日 08:00
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