『お墓のQ&A』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

区画の敷地面積広すぎる場合のお墓

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

滝野店のエリアでは非常に敷地面積の広い墓地がよくあります。
従来お墓はご夫婦ごと若しくは個人ごとに建てられていました。
ですので公営墓地や民間墓地は別として、村の墓地は非常に広く割り当てられています。
10㎡前後の区画なんてざらにあります。

しかし最近の建て方として、「先祖代々のお墓と霊標(墓誌、法名碑)」といったセットの建て方が主流となっております。
建て替え(既に何基か墓石がある場合)はいいのですが、ご新宅の場合ですと広い敷地にポツンと墓石が建つことになります。
また、広い敷地を全て巻石で囲ったりすると予算的にも高額になります。
そして何より敷地が広い分、草引きなどお手入れも大変です。

そこで、
「お墓は建てたい。。。でも敷地が広くて・・・。」
とお墓づくりを躊躇される場合もよくあります。

この対策として方法はいくつかあります。
ひとつはその区画を返して新たに狭い区画を確保し直す方法です。
しかしこれは墓地規約によって制限されていたり、そもそも狭い区画がない場合もあります。

今回担当したお客様はまさにそのようなお客様でした。
もうとにかく広い区画しかないのです。

施工前KM.jpg

3.6m×3.1mの11㎡です。

このお客様は、お子様が女性ばかりなのでひょっとしたら今回建てるお墓を使うのは自分たちで最後かもしれないという思いから代々墓のみの建立をご希望でした。
その他デザイン墓をご希望で敷地が広いので草の手入れを簡単にして欲しいとのことでした。

ご要望を踏まえて完成したお墓がこちらです。

斜め前KM.jpg

区画全てを同じデザインのもので囲うではなく部分的に変えることによって墓石がポツンとなる事もなく、コストも抑えることができます。
また犬走りや張石、ファイバーレジンを使い防草対策もバッチリです!

犬走りKM.jpg

FBKM.jpg

今回は2種類の外柵を使う事で、広い敷地で墓石が不自然にならない建て方をご紹介しました。
他にもこういった施工例がありますのでまたご紹介します。
2018年10月13日 08:00

こんな場合の墓地の継承は?

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

お墓を継承する際にも様々なケースがあります。
先日、墓地の使い方について、複数の方がおられる場合のご質問がありましたのでご紹介します。


Q.お墓を二人で継承することは出来ますか?

墓地には「一墓地一祭祀主宰者」という原則があり、継承者は必ず一人と決まっています。

お墓は長い間に継承されていくものなので、今はお互いに何のトラブルもなくても、先々はどのような形でトラブルになるのかも分かりません。ですから、墓地の継承者は一人となっています。

但し、お墓の継承は長男とは限りません。後々のことをお考えの上、お決め下さい。

話はズレますが、お墓と仏壇の二つを二人でそれぞれ継承することは可能です。とはいうものの、一般的ではありませんので、その際には十分に検討してください。


Q.ひとつの墓地を二つの家で使えますか?

両家墓という考え方があります。

少子化の影響に伴い、最近では一人っ子同士や長男長女の結婚も珍しくありません。両家のお墓が近いところにあれば両方をお墓詣りすることは可能ですが、遠方にある場合には管理が行き届かず放置されてしまう場合があります。そんな場合に考えるのが「両家墓」という方法です。多いのは、ひとつの墓石に両方の苗字が入っているものです。

では長男と次男がどちらも所帯を持っていて同じ墓地を使っていいものか。この場合には仕切りを入れてでも別にしておく方が無難です。
2018年10月11日 08:00

姓が変わっても使えるお墓の正面文字

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

以前にも「嫁いだ娘が継ぐ場合のお墓の正面文字」ということでご紹介したことがありますが、今回のお客様も同様ケースでリフォーム工事をご依頼いただきました。

元々は下の写真のように「◯◯家之墓」と刻まれていました。

前1.jpg

「◯◯家」というのは施主様の奥様のご実家の姓ですが、現在は絶えてしまい、しかも奥様もお亡くなりになりました。

施主様のご要望は
①奥様のご遺骨は生前中の希望もあり生まれ育った土地のお墓に納めてあげたい
②自分たちもこのお墓を使っていきたい(継承していきたい)
ということでした。

そこで、こちらからのご提案としましては、ご親戚やご住職のご理解が得られた上で、竿石(墓石の◯◯家之墓と彫刻したある部分)を新調することでした。

◯◯家の部分はご主人の姓にするのではなく、奥様方のご親族も入っておられるので「先祖代々之墓」と彫刻しました。

先祖代々.JPG

また既存の竿石には亡くなられた方の戒名や命日が彫刻されていましたので。

前2.jpg

新たに霊標を設置して両面にそれぞれのご家族の戒名を彫刻致しました。

霊標3.jpg

霊標2.jpg

また既存の墓石はやや傾いておりましたので、もう一度据え直し、地蔵も新設致しました。

完成20180927.JPG

最近のお墓の継承方法は多岐にわたっています。「うちは娘しかいないから」と諦めないでください。
2018年9月27日 08:00

お墓は建てた方がいいとは思うのですが・・・

森田 浩介
仕入担当の森田です。

今日は、先日ご相談を受けたケースを考えてみたいと思います。


「お墓は建てた方がいいとは思うのですが・・・」
この方、先日お父様がお亡くなりになり、お墓をご検討されていました。ご本人はすでに嫁がれており、比較的近くにお住いでした。後継者であるご長男は独身で、妹としては、いずれ絶えてしまう家のお墓を建てるのを躊躇されているご様子です。


すべては長男に委ねる
こんな場合、普通に考えれば長男に一任してしまうのが気が楽です。しかし、「後がないから納骨堂にする」と言われてしまったらと考えると、お墓を用意したいとのことでした。まずは現状の心境を包み隠さずにお兄さんにお話しされることをおすすめします。その上で、次の対策をお考えになることだと思います。


何も考えていない
こういった流れで多いのが、「何も考えていない」という答え。すでに墓地はお持ちでしたので、建てるということで話が進み出しました。とはいうものの、先のことを考えればすぐに不要になるから、いいものは建てられないというお話になりました。


すぐに墓じまい
お墓が建てばしばらくはお墓参りに行かれるでしょう。しかしそこで問題が、「私が元気なうちは見れるけど、子供にこのお墓を面倒見させるのは・・・」
確かにそれもおっしゃる通りです。ですから、孫の代に引き渡す前には、墓じまいを考えないといけないかもしれません。しかし、その頃って何年ぐらい先でしょうか?おそらく30年ぐらいは先のことになりそうです。


お墓の目安は30年
人が亡くなると法事というものがあります。
初めは逮夜といって7日毎に行われ、それが7回で四十九日です。これを忌中といいます。次に百か日があります。約三ヶ月で儒教の卒哭と重なります。次に一周忌、さらに三回忌(2年)、七回忌、十三回忌、三十三回忌と続きます。

昔はこの三十三回忌が弔い上げといって、ここで追善供養は終わることも多かったようです(今は五十回忌がおおいのかな)。そこでお墓も三十三回忌が終わると片付けていました。これを墓倒しといいます。つまり33年も経つと記憶の彼方の人ということだったのでしょう。

ですからお墓の寿命も30年ほどと考えてもおかしくはありません。今回の場合であれば、お父さんとお母さんのお墓をこの先30数年お祀りすると考えれば、夫婦墓でされる方がいいのかも知れません。最終的にはご長男さんの意向も含めての結論になりそうですね。


まとめ
今回は実際によくあるケースについてご説明しました。お墓には決まった法律が有るわけではありませんので、何が良くて何が悪いということはありません。多くは地域の慣習の中で成り立ってきています。今は様々な選択肢がありますが、ゆっくりお考えの上で結論を出していただきたいですね。
2018年9月 9日 08:00

Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?

森田 浩介
仕入担当の森田です。

大阪北部の地震に際しましては、墓地でもかなりの被害が出ているようです。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

また、私どもの同業者の石材店の方々にも、お盆までに何とか補修をと頑張っておられます。工事の安全をお祈り申し上げます。


さて、
Q.地震で隣のお墓が倒れて、うちのお墓が破損したら?

私も少し調べました。しかしこの問題はなかなか難しいようです。それを順を追ってご説明します。


周囲のほとんどが倒壊している場合
この場合には、天災による不可抗力とみなされ、その責任を誰が負うかは難しいようです。それほどの被害であれば、そんなこと言っている場合では無いと思いますが。


周囲はほとんど倒れていないのに
こういった場合には責任を問われる場合があります。特に、古くなっていて石と石の接着面がくっついていない場合は、管理不十分として責任を問われるかもしれません。


建ててすぐに倒壊した場合
この場合は、建てた石材店の責任になりそうです。先ほどの、「周囲のほとんどが倒壊している」様な状態や、津波で流された場合などは別にしても、震度5程度で倒壊してしまえば、製造者責任となりそうです。

屋外の構築物の責任は、最大10年とされています。ひとつの目安にしてください。


まとめ
事故は加害者も被害者も嫌な思いをします。お互いにそんな事がないようにメンテナンスが必要です。とはいっても墓石ですからそんなに頻繁には必要ありません。

理想は10年に1回ですが、最近の施工技術であれば、キチンとしておけば20年ぐらいはしっかりしています(保証するものではありません)。ぜひ一度、そんな目でお墓をご覧になって下さい。
2018年7月 7日 08:00
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