『石工のひとりごと』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

お墓を建てるときのポイント~あせらないで~

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。

先日、私がご契約頂いたお客様の開眼式をさせて頂きました。
やはり自分のお客様の開眼式は、ご供養のお手伝いが出来た事の喜びで格別です。
また参列された方々の「よい墓が出来たなあ」というお言葉は、自分のことのように嬉しかったです。

私事で恐縮ですが、父が6年前に他界し墓石を建立しました。
残念ながら、その時は森田石材店を知らずに他の石屋さんでつくりました。
今から思えば「とにかく早くお墓を建てなければ」という思いが強すぎ、少々焦り過ぎたと思っています。

弊社に入社して、弊社の施工したお墓を見れば見るほど「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と後悔しております。
それと同時にもう少し業者の方にはアドバイスして欲しかったなとも思いました。

例えば墓石の形について。
ひとくちに和風の墓石と言っても、兵庫県に多い神戸型、大阪に多い大阪型、京都に多い京都型など様々です。
我が家は新宅で、父の実家も他府県にあるので形はあまり関係ないと言えば関係ないのですが、そのような説明は一切ありませんでした。

その他、線香立てや水鉢などの細部においても特に話はなく、石の種類についても説明がありませんでした。
私の勉強不足と言えばそれまでですが、大半の方は当時の私のように墓石に特別な知識もなく、説明がなければ恐らく一生知らないままだと思います。

また建てた後のアフターフォローも無く、「建てたら終わり」といった感じが拭えません。

弊社では「建ててからが本当のおつきあい」です。お墓の保証は10年。保証期間内であれば、ご希望により無料点検も実施しております。
その他お墓を建ててからもずっとお客様のお役に立てるように、ご縁のあったお客様には機関紙「石の上にも三年」をお送りしております。

お墓は本当に一軒一軒違います。そのお家の歴史や想いがよくわかります。判で押したような対応でなく、それぞれのお客様の想いに寄り添ったご提案が出来ればと、自らの体験、また先輩方の仕事を見て痛切に思う今日この頃です。
2017年7月30日 08:00

聖の社会学

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。

今日は最近読んだ本の中で、「聖の社会学」という本をご紹介します。
著者は勝桂子さんという方。
仏教に精通されており、行政書士として様々なご相談を受けておられます。
聖の社会学.jpg

内容はしっかりと取材されており、今の現状を鋭く分析されています。
きっと今のお寺さんとの関係や仏教ってどうなのとお考えの方には、参考になると思います。

例えば、この中のエピソード。一般市民対象の講演で、
「ご自身の葬儀はどのようにしたいですか?」と尋ねると、
「簡単でいい」「直葬でいい」「かけるお金は最低額でいい」
という意見がほとんどだそうです。

同じ人に「親の葬儀はどうしたいですか?」と尋ねると。
「きちんとしたい」「やれる限りのことをしたい」が大半を占めます。

これは人に頼りづらい世の中になっているということだそうです。自分の家族にも負担を掛けたくない。でも自分は「今までもそうしてきたし、自分が行きている間はそうする」という方が多いようです。後を継ぐ私たち世代から見れば、「死ぬ時ぐらいはお金の心配なく死んで欲しい」と心から思います。


もう一つのエピソードは、母一人子一人で育った娘さんが、お母さんが亡くなり墓じまいをする話がありました。
親戚には、「お寺にはそれなりのことをしないと恥ずかしい」といわれ、葬儀の時も言われるがままにお布施を工面したが、若い彼女にはそれ以上の用立ては難しく、今後のことを考えると、お寺さんのつきあいもお墓の維持も無理だと思っていた。

しかし実際には、お寺さんにすべての事情をお話しするとその状況を理解してくださる場面が多い。この娘さんも救われたという。


著者の勝さんは、こういったお寺さんのことを「聖(ひじり)」としてご紹介されています。こうしてみれば、今の家族構成がもたらす跡継ぎやお墓の継承、最後の看取りなどお寺さんに相談すれば解決することもたくさんあると思います。

私もお寺さんが様々な取組みをされていることを目にすることはあります。本当に真摯に人助けをされている方はたくさんおられます。
ぜひ「敷居が高いから・・・」なんて言わずに、現代の聖に会ってみてください。
2017年5月19日 08:00

お地蔵さまの修復

森田 茂樹
森田 茂樹
只今、大規模な墓地の改修工事をさせてもらってます。

墓地の入り口には必ず「六地蔵さま」がおられます。六地蔵様は、あの世とこの世の境目におられて現世も来世も守ってくださっています。

さて、この墓地の六地蔵さまには、享保7年と刻まれていたので、約300年前のものです。是非ともこのお地蔵さまを使ってほしいご要望もあり、洗浄と修復を行いました。お地蔵様の光背の頭の部分が破損していた為、同じ石を探して修復しました。

《お地蔵さまの破損部分をカット》
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《ビスを埋め込んで接着》
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《同じ材質の石を接着》
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《手加工で修正》
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《完成》
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今は色の違いがはっきりしていますが、年数が経つと近い色合いになるでしょう。
これから100年、200年とあの世とこの世の守り神としてお世話になります。

2017年5月 9日 08:00

晋山式

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。

いつもお世話になっている、お寺のひとつ、篠山市上板井にある弘誓寺(天台宗)さん。
実は、こちらのご住職はいままで通いでした。それがこの春からこちらに定住され、正式にご住職として着任されることになりました。

正式なご住職になる式『晋山式(しんざんしき)』が5月14日に行われます。

zazen_obousan.png

晋山式とは、新たに住職となった僧が、お寺さんや檀家さんを招き、ご本尊様に晋山《「晋」は進む、「山」は寺の意》報告をする儀式です。

この晋山式の日と同じ日に行われるイベントがあります。なんと、"弘誓寺で"ジャズライブ"が開催されます!

Cafe-Take5.jpg

このライブは住職の晋山式(しんざんしき)を兼ねて、1年前のオープンした弘誓寺山門の「カフェ Take5」とコラボしたジャズライブ♪
ピアノと箏と二胡のセッションとのこと。

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檀家さんだけでなく、一般のお客様も入場可能です。

この機会に、ぜひ、お寺にお立ち寄り下さい☆彡


2017年4月30日 08:00

石材加工パート2

森田 茂樹
森田 茂樹
前回は原石の石を大口径という大きな機械で切断しました。

次に、切削した石の上面の周囲を、「水垂れ」加工をします。これは、石が平だと雨水がたまり水アカがつきやすいことから、このような加工にしています。

IMG_4340.JPG

さらに、この面をすべて磨いて台石は完成です。

次に文字が彫刻してある仏石を再研磨します。削る厚みは1~2mmですので彫ってある文字には影響はありません。これぐらい削ると水アカどはきれいに取れ、ピカピカの面がよみがえります。
IMG_4335.JPG
こうして全ての石を再研磨することできれいなお墓がよみがります。


※施行前
DSCF1228.JPG

この石を実際に建てたのが下の写真です。
お墓を再度建てる時には、地震に強い免震施工を行いました。これで安心です。

※施工後
IMG_4383.JPG

今回のお墓のリニューアルは石の磨き直しでしたが、本当に生まれ変わった様になりました。まさに、リボーンですね。
お父様が40年前に作られたお墓を息子さんがメンテナンスをされました。こんなお墓の継承も素晴らしいなと思いました。
2017年4月23日 08:00
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