『お墓以外のお仕事』【ブログ】 兵庫の墓石店「森田石材店」

鳥居の修繕

森田 茂樹
森田 茂樹
代表の森田です。

只今、昨年10月の台風で倒れた鳥居の修理を行っています。この鳥居は、寛政13年(1801年)で今から217年前に建てられたものです。過去にも倒れて修繕されている箇所がいくつかあります。その辺りもこの度は手直しをしていきます。

こんな仕事をするのに昔と大きく違うことがあります。それは、接着剤と加工道具の進化です。

接着剤は、20年ほど前からエポキシ系と言われるものがあります。一度接着すると10トンの力を加えても外れない強度があります。実際に石材をつなぎ合わせてしまうと、外そうにも外れません。無理に外そうとすると石が壊れてしまうのどの強度があります。

また加工道具もかなり進化しています。とくに石材の加工で穴を空けることは非常に大変で、ノミで掘れる深さは頑張っても10cm程度でしたが、今は電動ドリルやコア抜きバーナー等の機械があるのでとても便利です。

さて、鳥居の柱が折れている箇所は、それぞれの柱に30cmほどの深さの穴をあけて、そこに長さ60cmのステンレスの棒を差し込み、接着剤で繋ぎ合わせて修繕完了となりました。また欠けている箇所は同じ石を接着して、当時と同じ加工で仕上げました。

同じ石種の石を接着します。

20180219-4.jpg

ノミ切り加工を行います。

20180219-2.jpg

完成です。

20180219-1.jpg

文化財や昔の手作りの作品を修繕するときは、当時の職人さんのスゴさを感じながらやっています。新しい物はなんでも便利で良いものばかりですが、昔の手作りの作品は長年の汚れも蓄積していてなんとも趣のある作品だと思います。

近々再建立をしますが、氏子様に喜んでいただけるように復元したいと思っています。
2018年2月19日 08:00

ここまで来るには・・・

髙梨 剛
髙梨 剛
滝野店 髙梨です。

今回ご紹介させて頂きます案件はこちら

KIMG2455.JPG

昔のお墓、埋墓(土葬墓)です。
この写真は真ん中の土の部分にあった墓石(墓印)を撤去した後です。
撤去前はこちら

KIMG0164.jpg

お花、線香もお供えされ、いつも皆さんお墓参りされておられるようです。
さて今回撤去させて頂いた一番の理由は・・

KIMG0182.jpg

この山道の写真は先程のお墓への参道の途中でしかも一部。
このような道が麓にある新墓地から約200m程続きます。

「もう歳とったら、花やら水やら持って上がるんしんどなってなー」

それはそうでしょう。登り終えたら私でも息切れてます。
機械等が一切使えませんので、撤去作業はもちろん全て人力。

しかし昔はここを輿(こし)を担いで上がってられたことを考えると、
お葬式や仏さんに対する気持ちが伝わってきますね。
2018年1月26日 08:00

寸松庵灯籠

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。

先日、あるお客様から「玄関先に置けるような小さな灯籠がほしい」とのご依頼を受けました。あまり大きなものは置かずに、小さくても品があるものというリクエストでした。

大きさの目安は高さが30cm以内。会社に在庫で置いております灯籠もひと通り検討しました。しかしピッタリのものがありません。ということで、新たに作ることにしました。

とはいえ、ピンとくる形の灯籠ってなかなか頭のなかに浮かんできません。それからと言うもの、各地の展示会、お寺、神社、公園、博物館に美術館・・・。行く所、行く所で灯籠を見ました。そして、この形になりました。

寸松庵灯籠1.jpg
寸松庵灯籠(格子付き)

寸松庵(すんしょうあん)について調べてみました。
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佐久間真勝(さくま さねかつ)
1570-1642 織豊-江戸時代前期の武士、茶人。
元亀(げんき)元年生まれ。豊臣秀吉の小姓をへて徳川家康・秀忠・家光の3代の将軍につかえ、使番、作事奉行をつとめる。古田織部(おりべ)に茶道をまなび、晩年、京都大徳寺に寸松庵をたててこれを号とした。(デジタル版 日本人名大辞典+Plusより)
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茶人である佐久間真勝の庵からの由来です。日本を代表する品のいい置灯籠です。
ちなみに説明の中の師匠である古田織部の織部灯籠もたいへん有名です。


さてこの灯籠は、灯籠の産地である岡崎で作りました。やっぱり岡崎の灯籠はいい作りをしています。こんなこと言うと他の灯籠の産地の方に叱られそうですが、やはり灯籠は岡崎の灯籠が一番です。

格子の作りはとても繊細です。丁寧な仕事が分かります。
寸松庵灯籠2.jpg

笠の叩きもキレイです。特に角は難しいのですが、自然に見えます。
なかなか外国産ではこうはいきません。

寸松庵灯籠3.jpg

これでお客様のお目に叶うことと思います。

早く据付けたいです。
2018年1月21日 08:00

遍く照らす

髙梨 剛
髙梨 剛
滝野店の髙梨です。

本年も宜しくお願い致します。

西脇市の西仙寺様の山門に一対の灯籠を納めさせて頂きました。
KIMG2196.JPG

KIMG2118.JPG

灯籠の竿部にはご住職の指示により「遍照(辺りをくまなく照らすこと)」と彫刻させて頂きました。

この「遍照」をもう少し深く調べてみると・・・

「仏の法身(ほっしん)の光明が遍く(あまねく)世界を照らすこと」

とあります。つまり・・・

「仏(ブッダ)の永遠不滅の真理そのものが広く全ての世界にわたって照らし続ける」

という事になります。

年頭から縁起の良いお仕事をさせて頂きました。

KIMG2117.JPG

2018年1月10日 08:00

空から舞い降りた観音様

上山 典之
上山 典之
こんにちは、篠山店の上山です。

お隣の京都市での観音像を建立したときのお話です。

京都市西京区の旧街道沿いのお寺で、前の道路は通行量も多く、真上には電線が通っており非常に工事し難い状況でした。

観音1.JPG

観音2.JPG

7尺の観音像でそんなに大きくないのですが、重さは相当あるので基礎はしっかり施工。

観音3.JPG

観音4.JPG

観音5.JPG

お寺正面の山門からの搬入は無理なので、少し離れた所の月極駐車場を借りてレッカー車を使って、もちろん民家の上は避けて高い所から下ろしてきて据付。

観音6.jpg

観音7.jpg

観音8.jpg

無事据付完了。

今後も多くのの方々にお参りして頂ける事と思います。

2017年11月14日 08:00
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