森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年02月 -
無縁塚の撤去
2018年02月28日 08:00
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西林寺墓地(西脇市坂本)
2018年02月27日 08:00
滝野店の髙梨です。
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自然石への貫通工事
2018年02月26日 08:00
篠山店の園中です。
私たち森田石材店の受ける工事は、墓石に関することが多いのですが、今回は、自然石への貫通工事をご紹介します。
お寺に新しく作った池に、大きく豪華な石組みが池岸に建てられてします。
今回の工事は、そのうちの一つ。大きくそびえ立つ自然石に、30ミリの穴を約90センチ貫通させる工事の依頼です。
(黄色のラインで水が通る穴をつくります)
最終的に貫通された穴には、池からくみ上げた水を流して、滝のように流れている風景にしたいとのご計画でした。
ご住職から細かな指示をいただきます。
いい具合に水が流れるようで、喜んでいただけました。
今回の貫通工事は、貫通距離がある為に前から開けた穴と後ろから開けた穴を繋ぎ合わせる工法を取りました。
見えない穴どうしを合わせるのは、なかなか難しい作業でした。
小さなことでも、石に関することならなんでもご相談下さい。
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仏壇の扉
2018年02月25日 08:00
滝野店の吉田です。
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値段が高いと高い音?
2018年02月24日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は仏具の鳴り物系のお話です。鳴り物というと一番身近なのは「おりん」ですね。
「チ~ン」と優しく響く音色は心まで浸み渡ります。
その他、ご家庭にあるもの「木魚」「鉦吾」「木鉦」があります。いずれも、読経をする時のリズムを整えるものです。
鳴り物は、宗派によって異なりますので、見たことも、聞いたこともない。という場合もありますが意外と色々あります。
その中で、先日、杢魚を購入しに来店がありました。
いえいえ・・・本当のところは違って、杢魚は木で出来ていて丸い形の中をくり抜き、空洞を作ることによって音が鳴ります。
大きいと低くめ、小さいと高めの音がします。
その他、材質や鳴らす時に用いる撥によっても音の雰囲気がかわります。
それぞれ音が違うので、購入前には異なる撥で異なる大きさの杢魚を叩いていただいています。
お寺にあるような重みのある音をお好みなら大きめの杢魚を選ばれてはいかがでしょうか。
さて、そもそもなぜ杢魚というのか?名前に入っているように、もともとの形は「魚」の形をした板だったようです。
魚は、日夜問わず目を閉じないので魚のように目を閉じず精進せよ。という意味もあったとか。そして、彫刻は、魚の鱗のようなものがあります。
杢魚を逆さまにして見てみると・・・
龍が向かい合って玉をくわえている彫刻になっています。(黄色が龍、緑が玉です。)
これは「龍頭魚身」といって「魚が化かして龍となる」という登竜門の故事によるものとされています。
なんだか奥深い話です。音もいろいろです。
ぜひ店頭で龍を見つけて、音試しして下さい☆彡
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木の根っこ
2018年02月23日 08:00
本店の高橋です。
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第三十三警備隊慰霊碑
2018年02月22日 08:00
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仙台石のお墓
2018年02月21日 00:08
こんにちは、篠山店の上山です。
このお墓は昭和23年に建立され、5年前に墓石の舞台を改築し最近に戒名彫刻をしたお墓です。棹石が仙台石です。
「仙台石」(井内石とも呼ばれています)名前の通り宮城県石巻市の井内地区で採掘される硬質な堆積岩です。
その歴史は古く、文永5年(1268年)に建てられた宮城県河北町の板碑に使われています。
特徴として、古いものでもほとんど風化作用を受けません。石材の角が欠けることもほとんどありません。
石碑には細かい文字が刻まれていることが多いですが、その文字も明瞭に読み取ることが出来ます。
そのため、古文書に匹敵するほどに資料性が高いと言われています。
記念碑などにはよく使われる石で、ご覧になられた方も多いと思います。
黒光りしない石で独特な木目のような縞模様があり、和風な色味です。
墓石では’至高の石とも称され、山形の文人である斉藤茂吉が「父のために」と墓標の石を求めにきたという逸話も残されています。
最近ではあまり使われなくなった石ですが、威風堂々としていて年月を重ねるとともに、より味わい深くなる石です。
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亡き母への手紙コンクール
2018年02月20日 08:00
こんにちは、本店の義積です。
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鳥居の修繕
2018年02月19日 08:00
代表の森田です。
只今、昨年10月の台風で倒れた鳥居の修理を行っています。この鳥居は、寛政13年(1801年)で今から217年前に建てられたものです。
過去にも倒れて修繕されている箇所がいくつかあります。その辺りもこの度は手直しをしていきます。
こんな仕事をするのに昔と大きく違うことがあります。それは、接着剤と加工道具の進化です。
接着剤は、20年ほど前からエポキシ系と言われるものがあります。一度接着すると10トンの力を加えても外れない強度があります。実際に石材をつなぎ合わせてしまうと、外そうにも外れません。無理に外そうとすると石が壊れてしまう程の強度があります。
また加工道具もかなり進化しています。とくに石材の加工で穴を空けることは非常に大変で、ノミで掘れる深さは頑張っても10cm程度でしたが、今は電動ドリルやコア抜きバーナー等の機械があるのでとても便利です。
さて、鳥居の柱が折れている箇所は、それぞれの柱に30cmほどの深さの穴をあけて、そこに長さ60cmのステンレスの棒を差し込み、接着剤で繋ぎ合わせて修繕完了となりました。また欠けている箇所は同じ石を接着して、当時と同じ加工で仕上げました。
文化財や昔の手作りの作品を修繕するときは、当時の職人さんのスゴさを感じながらやっています。
新しい物はなんでも便利で良いものばかりですが、昔の手作りの作品は長年の汚れも蓄積していてなんとも趣のある作品だと思います。
近々再建立をしますが、氏子様に喜んでいただけるように復元したいと思っています。
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