森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2009年01月 -
最近お墓の相談が急増
2009年01月30日 09:12
遠くの方からよくお電話をいただきます。
昨日も千葉の方からご相談のお電話がありました。
ご相談の内容は、石の加工地の話。
Q.国内原産の石材でも海外で加工するのですか?
という内容でした。答えは、「イエス」です。
しかしながら、いつものことですが内容は様々です。
海外に多く輸出されている石種もあれば、国内にしか
ない石も沢山あります。
もし国内加工かどうかご心配であれば、産地証明を
つけてもらう手があります。
お話をしながらいつも感じるのは、ご質問内容が
お客様の本当の悩みではないことです。
質問にハッキリと答えてくれない不信感があるようです。
業界全体の問題です。私たちがもっと勉強して、
お客様の期待を裏切らないようにならねばなりません。
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週刊ダイヤモンドを読んで
2009年01月23日 08:00
1/24号に「寺・墓・葬儀にかかるカネ」という
特集がありました。
私は田舎生まれの田舎育ち。今も丹波の田舎にいますが、
本当に世の中がこの記事のとおりならご愁傷様という感じです。
私はお墓のことしか分かりませんが、誰が解説をしたのだろう?
同業者としては、甚だ首をかしげる内容も少なくありません。
お寺さんや葬儀についてもそうです。
一部にこんな事があるのかもしれませんが、
これでは真面目にしているお寺や葬儀社がかわいそうです。
逆に「納骨堂」「散骨」「樹木葬」「手元供養」については
目新しいこともありベタ褒め。
こちらはいかにも善人が親切でやっているように見えますが・・・。
これはこれで変な気がします。
いづれにしても、この業界がこのように面白おかしく書かれる
背景には、業界全体の努力不足があったのだと思います。
仕事の真意が問われる不景気。
今こそすべきことに淡々とベストを尽くし、お客様から見放され
ないようにしなければならないと思いました。
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愛犬ラブの死
2009年01月21日 11:05
我が家の愛犬「ラブ」(ラブラドール)が、昨日死んでしまいました。
7歳でした。皮肉にも誕生日と命日が同じでした。
死因は「フィラリア」という病気でした。
犬にはよくある病気で、普段から薬で予防さえしておけば
大丈夫な病気だったようです。が、飼い主の無知のため、
全く予防をしていなかったので手遅れとなってしまい、
可哀想なことをしてしまいました。
ラブは体が大きく力も強かったので、とても子どもの手には負えず、
散歩は私か父がしていました。
仕事が忙しい時や疲れている時は、とても面倒に感じましたが、
いざ居なくなると本当に寂しいものです。
いつならワンワンと吠える時間も何も静かですし、
小屋をガサガサとかきむしる音もしません。
ペットが亡くなった悲しみは、想像以上に大きいと実感しました。
また身近なペットの死に直面したというのは、子どもにとって
かけがえのない経験になったと思います。
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展示会なので・・・
2009年01月18日 14:31
昨日から展示会を開催しております。
私たちにとりましては新年の初売りといった位置づけで、
毎年楽しみにしております。
今年は本店の展示場に五輪塔を設置いたしました。
以前にこのブログでも紹介させていただきましたが、
あの「手づくり五輪塔」です。
夕方になってスポットライトを当てると、さらに最高です。
(といってもお墓でこういう使い方はありませんが・・・)
私は石は感性のものだと思っています。
というのは、理屈では、お墓を建てるのには
どんな石でもいいわけです。
しかし実際にそうはなりません。
お客様がその石を見て、
「これっ!」
と感じる場合が多いからです。
ですから、石はじっくり見てほしいと思っています。
そして、触ってほしいです。
あなたと目が合う石を見つけてください。
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固定概念は益々強くなる
2009年01月16日 18:27
今日は、本年度最後のPTA事業である
「人権講演会」を行ないました。
講師は、夏休みの事業でもお世話になった、
「やまさん」に来ていただきました。
人権講演会と言うと、難しい話のイメージですが、
今回は、やまさんがゲームをまじえながら
笑い声の耐えない90分でした。
ゲームの中で、自分の固定概念をたくさん暴かれ、
かなりショックを受けました。
子どもは簡単なものには面白さ感じず、
すぐに飽きてしまうらしく、その反対に
難しいものには一杯の智恵を働かせ、
「これがおもしろい」となるらしいです。
私たちの固定概念によって、子どもたちが智恵を
働かせる場をなくしていると考えると、怖いですね。
PTA事業を通して学んだ一日でした。
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冬の風物詩
2009年01月12日 19:01
キン・キン・キン・キン・・・・
当社では今の時期、仕事が終わった夜にこの音が響き渡ります。
石をノミで叩く音です。
毎年この時期にこの音がするのにはわけがあります。
それは石工の技能検定が1月下旬に行われるからなのです。
若い職人が一人前として認められる登竜門として、
当社では経験年数を満たせば受験させています。
一見役に立たないような技術を今更なぜ真剣にしているのでしょうか。
石の加工は、割り・叩きが基本です。
現代では工具が発達したおかげで、切って磨くが当たり前になりました。
切って磨いた方が早くてキレイですし、古いものを直すより、
新しいものに取り替えた方が安上がりの事も多いです。
しかし、その分手づくりの味わいのようなものが消え去ってしまいました。
やはりいくらきれいに作っても、最終的には手づくりの良さにはかないません。
石を叩いていると無心になります。
しかし様々なことに気づきます。
そして古いものの良さが少しずつ見えてくるような気がするのです。
それを伝えたくてうちの職人にはこれをさせています。
まだまだ叩いて仕上げたお墓を作るのには熟練が必要ですが、
将来はひとつの作品が出来るように頑張って欲しいと思っています。
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明けましておめでとうございます
2009年01月01日 17:17
明けましておめでとうございます。
清々しい年明けとなりました。
私も朝からお寺・神社にあいさつ回りとお墓まいりに
行ってきました。
不況と言われる2009年ですが、そんなことは気にせず
まじめにコツコツやっていくしかありません。
いつもそうして多くのお客様に恵まれてきました。
今年もがんばりますよ~。
昨年は後半に息切れをしてあまり更新できなかったブログ
ですが、今年はもう少し更新していきたいと思います。
では本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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