お寺のお墓

2021年06月11日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下尚利(ましも ひさとし)です。

今回はお寺のお墓です。ご住職のお婆様・お母様が入られる寺族墓を建立させていただきました。

 

檀家様も含め、昔から大変お世話になっているお寺からのご依頼です。お二人だけ入られるお墓で、お母様はオシャレな方で和風墓よりデザイン墓の方が良いとの事で工事させていただきました。

工事前です。他の石屋さんで建てられた巻石はあったのですが、石同士が金具固定されていなかった為にズレたり、下に落ちていたりしていました。

また、1年がかりのお話でしたので、雪が降った画像もあったので見てください。

 

巻石同士を金具固定して、デザイン墓を建てさせていただきました。

 

 

開眼式は、他寺のご住職の参列もありました。

皆様お寺の方だったので、全員で読経され、とてもおごそかな雰囲気の開眼式でした。

 

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金色の鳴り物

2021年06月10日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは。

滝野店スタッフです。

今回は私がお店で初めて見て、どのように使用するものだろうと思った仏具を紹介したいと思います。

それが、こちら!

「鉦吾」(しょうご)というものです。

お寺様やお家の方が読経や御詠歌をあげる際に調子をとる為に使う金属製の鳴り物です。

「畳台」という鉦吾専用の台の上に置いて使用するそうです。

こちらは使用する宗派が限られており、浄土真宗や真言宗、禅宗などで使われるそうです。

鉦吾を鳴らしてみると甲高い音がし、よく響きます。

その音から、鉦吾の事を「ケンケン」と言われる方もいらっしゃるそうです。

滝野店に来られた際は、一度鳴らしてみてください(^^)

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お墓の引っ越し

2021年06月09日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

先日お墓の引っ越しのご相談があり、お手伝いさせて頂きました。
丹波市から大阪への引っ越しですが、今回霊標(法名碑)のみ移設し、石塔の竿石(仏石)は霊園の供養塔へ納め、台石は処分します。

丹波市にあるお墓。

 

石塔の解体。

 

整地して、バラスで仕上げます。

 

竿石(仏石)を供養塔へ納めます。

 

移設先の霊園。

 

霊標(法名碑)の建立。

遠方でお参りが大変だったのが、近くになったと喜んでおられました。

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よくできました。

2021年06月08日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

建立させていただきましたお墓をご紹介致します。

お客様のご要望は「小さくて、丸いお墓。球体のお墓」ということでした。

今までいろいろな形のお墓を作らせて頂きましたが、おそらく僕は球体は初めてのような気がします。

敷地も広いため大きさや配置も考え、なによりも施工方法を考えてから作図致しました。

通常の墓石なら面同士を免震とコーキングボンド接着しますが、今回は何と言っても球体ですので設置は点になります。

ですので、球体の底部に穴を開け芯棒(ピン)で繋ぐ工法にしました。

頭や図案では構想出来ますが、いざ実物になるとやはり微妙な調整は必要になります。

そこは経験。技術部の腕は見事でした。

お客様はもちろんのこと、僕も誇らしく思えるお墓になりました。

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神道型の墓石

2021年06月07日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、神道型墓石で建立されたお客様のご紹介です。

ここ丹波の地域だけでなく、多くの日本人が仏教徒です。

その他、神道系・キリスト教系・諸教があるわけですが、今回は神道系の方でした。

仏教徒に比べると、少ないのでは?と思うかもしれませんが、文化庁『宗教年鑑』令和2年(2020年)版によると、各宗教の信者数は、2019年12月31日時点で、神道系が8895万9345人(48.6%)、仏教系が8483万5110人(46.3%)、と実はあまり変わらないようです。

さて、お墓の話へもどりまして、お墓の形に違いはあるのでしょうか。

↑兵庫県で一般的な形。当社では「神戸型」と呼んでいます。

竿石という縦長の石の頭は平らになっている点、真ん中には、供物台・線香立・水溜があります。

「神道型」

竿石の上部は、三種の神器の一つ「剣」を表し四面を斜めに切って三角形になっています。

真ん中の供物台には線香立や水を入れる水溜はなく、八足台をイメージした形になってるのは一般の形とは違う点です。

彫刻する際にも、仏教の場合は「〇〇家之墓」と正面に彫りますが、信徒の場合は「〇〇家奥城」「〇〇家之奥津城」等と彫刻することがあります。

工事の様子を少し。

今回建てるのは、山の中のちょっと上。

機材はお墓の近くまで行けないところです。大きな石材を慎重に上へ運びます。

ランマーで転圧し、踏み固めます。納骨堂になる延石を組み合わせます。

慎重に墓石を乗せていき、下の台と上の台の間に、上の台と竿石の間には免震施工もしっかり施し完成です。

お客様からは、「狭い場所に具合よく据え付けてくれた」と喜んでいただけました。

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こんなのもあります!

2021年06月04日 08:00

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

当店は石材店ですが実は仏壇・仏具等も扱っております。その2ですw

今回、この器だけが欲しいがありますか?とお問い合わせがありました。

真鍮製の仏器には、このようにシルバーの器が付いていて取り外して洗うことができます。

普段、仏器といえば陶器が多いし真鍮製の仏器ってセットで購入の場合が多いし、どうだろう…と思ってましたが、カタログを探したら「ありました!」

名称は「仏器落とし」といいます。サイズもいろいろで、ちょうど合うサイズがあったので、取り寄せてご購入いただきました。

今回、大きさを合わせるため、実物をお持ちいただいてサイズを確認しました。

同じような物でも、サイズが異なることがありますので、実物をお持ちいただけると助かります。

この他にも、「こんなのある?」と聞いていただければお調べ致しますので、お気軽にお声がけ下さい。

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今回は久しぶりのQ&Aです。

そのご質問は、

Q.離婚して違う姓なのですが、実家のお墓に入れますか?

A.入れます。但し、いくつか条件はあります。

ご相談者は10年前に離婚をされていて姓はそのまま。

違う苗字だと実家のお墓には入れないの?というご相談でした。

実家のお墓は兄ご夫妻が継承されているとのこと。

兄夫妻の了解を得られれば、そのお墓に入ることは可能です。

墓誌に名前も刻めますとお答えしました。

Q.じゃあ息子夫婦も将来はそのお墓に入れますか?

と想定外の質問。

「ええ~」(私の心の声)

この場合は話は全く別になります。

話を整理します。

お子さんがおられない場合は、このまま実家のお墓で問題ありません。

お子さんが娘さんばかりで、すでに嫁いでおられる場合も、実家のお墓を使うことは問題ないでしょう。

③息子さんがおられる場合は息子さんが親のお墓を建てることが自然です。

ですから始めの話とは違ってきます。

この場合は息子さんがお母さんのお墓を建ててあげてください。

さらに息子夫妻がこのお墓に入ることは基本NGです。

ここは完全に別世帯になります。

実の兄さんが了解してくれそうとおっしゃるのは分かりますが、兄の奥さんは気持ちよく了解してくれるでしょうか。

おそらく「息子が親の面倒をみるべきでは」と思われることでしょう。

次に兄夫婦が仮に了解をされたとします。

では次の世代になるとどうでしょう。

従兄弟(いとこ)夫婦が自分のお墓を使うという複雑な関係になります。

さらに次の世代になれば…全くの他人と使っている様な事になりかねません。

お墓は何代にも渡って長く使うものですから、ほんの少しのことでも将来のトラブルの種になってしまうことがあります。

通常と違うことをする場合は慎重にしてください。

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梅雨の雨がもたらせたもの

2021年06月02日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今年は早くに梅雨入りの発表がありましたが、晴天続きで「梅雨入りが間違っているんじゃないの?」と思える今日この頃です。

この時期に工事が近づいたお客様も週刊天気予報には敏感な方が増えてきました。

この晴天はお墓の工事にはありがたいことです。

さて、山中にある神社の修復工事を承りました。

昭和11年5月に拝殿と玉垣を新築した記録が残っています。

写真でも確認できる通り拝殿の左側が谷底になっており、長きに渡る風雨で大屋根からの雨水の影響で谷側の地盤が下がっています。

玉垣と階段、そして地盤沈下の原因でもある雨水の排水処理工事をしました。



ビフォーアフターです。

排水処理

階段

玉垣

戦前の新築から数えて85年目の修復、毎年のようにこの梅雨の時期の大量の雨を吸収していた地盤も今年からは300㎜巾のU字溝で谷底へ適正処理します。

これからも安心して地域の信仰の対象としてお祀りされていくことを願います。

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私がお気に入りの家紋

2021年06月01日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

梅雨の時期に入り家の周りの雑草がすくすく(?)育ち、休みの度に草引きしております。

今日は家紋についてお話します。

家紋と言えば、水戸黄門で有名な「徳川葵」を私は思い浮かべます。

もともとは、平安時代に牛車(ぎっしゃ)に家の印をつけたのが始まりだそうです。

その後、戦国時代になると少しづつ意味合いが変化していきます。

家紋は人か人へ譲られていくものになり、とても名誉な事と扱われてきました。

現在は2万種類位あるそうです。

植物や動物、漢字などさまざまなものから形が作られています。

弊社ではお墓や、お位牌にも施されることもあり家紋帳が大活躍しております。

家紋好きの私は、家紋を見ながらニヤニヤしております。

では、少しご紹介します。

昨年NHK大河ドラマにもなった明智光秀の家紋は「桔梗」です。

さて、これ何に見えます?


これは「蟹牡丹」という家紋なのです。蟹と牡丹のコラボですね。

兎が波を上を走る!

なぜ野原ではないのか不思議ですが、これは「浪二月二兎」家紋です。

躍動感あふれる家紋です。

数ある家紋の中で華やかといえば、この「桜浮線綾ニ山桜」という家紋です。

桜の花がたくさん入っており、私の大好きな家紋です。


見ての通りムカデです。

どちらかというとあまり人気のない虫ですが(ムカデが家紋の方すいません)家紋にするということは、なにか恩恵があったのかもしれないですね。

私は子供の頃、ムカデを漬けた油をやけどした部分に塗ってました(しかし治りがよくなったかは不明です)。

紹介したいものは多々ありますが、少しだけご紹介しました。

似たような家紋であっても、形や曲線など細かい所で違っているものも多くあります。

文字も大切ですが、やはり家紋は「家のシンボル」ですので愛着がわきますね。

最後に我が家の家紋はこれです。

一件花のようですが家紋の区分は「星」です。

星が9個あるので「九曜」です。皆様の家紋はどのような家紋ですか?

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石積み工事

2021年05月31日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

久しぶりに公共工事をさせてもらいました。弊社の得意とする石積み工事でした。

弊社の技術部の大半が技能士免許を取得しています。

1級技能士(加工作業)が6名

1級技能士(石積み作業)が2名

1級技能士(石張り作業)が1名

2級技能士(加工作業)が3名 です。

さて、今回の工事は、柏原町の「木の根橋の大ケヤキの根本の石積み復旧工事」でした。

只今、大ケヤキは治療中で樹木医さんがメンテナンスをされているため、一旦石積みを外し、治療後に元の形戻す工事でした。

ブロックの様な規格サイズじゃないので、大きさ形は様々で、

積んでは外しの繰り返し・・・

本来なら石積みの裏は、コンクリートで固めるのですが、木の根っこが病気にならない様にコンクリートは使用禁止だったので、お城の石積みの様に、栗石などで崩れないように積みました。

木の根っこが当たりそうなところは、南京袋に川の堆積砂利を詰めて、痛めないように施工しました。

完成した時は、近隣の方に「以前よりも綺麗になったな~」とお褒めのお言葉も頂戴しました。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く