少しの工夫で素敵なお墓に

2022年05月26日 09:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、シンプルなデザインにちょっと花の彫刻を加えたお墓をご紹介致します。

ご要望は「今までの古い形でなく出来るだけシンプルにし、必要でないものは置かずにスッキリさせたい」とのことでした。

それと防草対策です。工事前の写真でも草が生い茂っているのがよくわかります。

工事前

工事後

当初、花を彫刻される予定はなく、お客様も「面積も広いしせっかくなら何か彫るか」くらいの感じだったのですが、いざ彫刻の打ち合わせの際にはバランスや配置をとても熟考されていました。

我々もお客様が思い描かれたイメージの通りに仕上がるよう、お手伝いさせていただきました。

完成したお墓をご覧になって「ちょっと桜の花を彫刻することで『自分達のお墓』との想いがより強くなった」と、喜んでいただけました。

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立花隆さんのお墓

2022年05月25日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日はちょっと難しいテーマということで、立花隆さんを肴に書こうと思います。

 

作家の立花隆さんがお亡くなりになって早一年になります。

3万冊読み100冊書いた「知の巨人」と称された人は色んなものに興味が尽きなかったそうです。

その立花さんがテーマに選んだもののひとつに臨死体験があります。

人は死ぬときにどんな体験をするのか、あの世は存在するのか。

正解は誰もわからないのですが、世にいわれている臨死体験は死ぬ間際に脳が見せる作用で、そしてあの世も存在しないと立花さんは結論付けられています。

 

立花さんは自分の死に際して

「死んだらゴミと同じ。だから、戒名も要らない、葬式もしない、お墓も位牌も要らない」

と家族や周囲には伝えていたそうです。

私のような仕事をしていますと、このようなコメントは甚だ悲しいと感じてしまいます。

(写真上)「葬式無用、戒名不要」と遺言に書いた白洲次郎さんのお墓です。

 

著書「死はこわくない」の中に元検事総長の話が出てきます。

彼は病床で

「死んだらゴミと同じ。あの世もなく意識も残らないだろう」

と奧さんに言います。

この時、奧さんは

「あなたのような冷たい考え方はイヤよ。死んでからも残された私たちを見守ってくれなくてはイヤです」

と返します。

この奥さんの気持はすごく自然で、多くの方がこのように感じられるのではないでしょうか。

これはとても死についてよく表している会話だと思います。

 

本人はこれでいいと言う。

見送る側はそれはイヤだと言う。

死んだ人がゴミと同じなら、ゴミとして死後のことを主張するのは少し変な気がします。

ゴミでないなら、その主張は聞いてもいい様な気がします。

ご主人をゴミの様に捨てるのは奥さんの自由で、何かしらの弔いをするのも奥さんの自由です。

結局、死とは本人ではなく弔う側に委ねられているものだということになります。

 

先日、NHKで立花隆さん没後1年の番組がありました。

ご覧になった方も多いと思います。

この番組の最後に立花隆さんの遺骨は樹木葬に眠っていると出てきます。

昨今の樹木葬は、ほぼ小ぶりなお墓です。

ご家族がこの件については故人の言い分を守らずゴミとして扱われていないことにホッとしました。

 

昔は死んだらどうしてほしいとは言いませんでした。

あとのことは子供に任せるのが当たり前だったからです。

それがここ数年に流行った終活で少し大人がおせっかいになってしまったのかもしれません。

死んだ後どうしてほしいと伝えるのは、残された人を一人前と見なしてないようで、実はとてもおこがましいことなのかもしれません。

あとのことはあとの者に安心して任せてみませんか。

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

ここ最近増えてきた永代供養塔がまた一つ完成しました。

以前は冥福塔という名の英霊碑があり、長年お祀りされてきましたが、時代の流れには逆らえず11名の遺品と遺芳録とともに新しい供養塔に移しました。

今までのようにこれからも末永くお祀りされていくことを願います。

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灯籠の奉納と参道工事

2022年05月23日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

第4弾は、灯籠と参道のお仕事です。

宮司さんのお考えは、「お参りが多い神社なので、歩きやすい参道にしたいね・・・」

 

ある日、「ちょっと相談があるので来てもらえますか」との連絡がありました。

「1.5m位の灯籠の奉納者を募りたいんです」とのお話でした。

でも玉垣と違って、灯籠は金額も高くなるので奉納してもらえる方は少ないかなと思っていました。

 

いざ募集をかけてみるとあっという間に予定本数をオーバーしました。

これで参道も改修できる運びとなりました。

木の根っこの部分は控えて石張りをしましたが、当然木は大きくなるので、根っこも大きくなります。

その対処方法として、根っこの付近を縁切りした参道にしました(緑色の箇所)。

将来、参道石が浮き上がってくることを想定し、安価で修繕ができる仕組みです。

多くの寄進者様のお陰で、きれいな灯籠と参道が出来上がりました。

最後に竣工の記念碑を設置して完成しました。

最後は、ご神木周辺工事です。

お楽しみに。

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仕事帰りにお参り

2022年05月20日 09:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

先日、山南本店の展示場を片付けていた際に額に入った拓本が出てきました。

拓本には山南町井原にある「日吉神社」の文字と揮毫した方の名前。

で、その写真を撮り忘れるあたり、まだまだ私は詰めが甘いのですが…。

馴染のある神社だったので早速、いつもと帰り道のルートを変更してお参りしてきました。

大鳥居を見上げていただくと見える、この額の部分です。

この文字を森田石材店の初代 森田藤四郎が彫った と、弊社の歴史が載っております「森田石材店 百年の歩み」に書いてありました。裏側にはちゃんと「森田」の名前が。

そして、この文字を書いたのが、のちに三度にわたり内閣総理大臣を務めた「近衛文麿」です。

と、知った風に紹介していますが私は最近まで近衛氏がどなたなのか、存じませんでした。すみません。

子どもの頃、この日吉神社ではよく遊んでいました。しかし、今思うとみんな境内を自転車で突っ切って走っていた記憶があります。

神社境内には基本的に自転車は進入禁止です。ちゃんと駐輪所に停めてからお参りしましょう。

誰もいな夕方の神社、十数年ぶりに訪れることができノスタルジックな空気に浸れてよかったです。

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ローソク~花づくし~

2022年05月19日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

花づくし.jpg

見た目もとてもかわいらしいこちらのローソクは、カメヤマローソクの「花づくし」という商品です。

12個の花をかたどったローソクが入っていますが、それは一月から十二月の季節を代表する花々を、ローソクにして詰め合わせてあるからです。

色とりどりのローソクには甘い花の香りがついており、季節の花の香りもお楽しみ頂けます。

また、植物性原料100%で作られていますので、火を付けてもススが出にくく、環境にも優しいローソクです。

 

セットの中には花の形の可愛らしいグラスが付いています。

なんと、このグラスに水を張り、ローソクを浮かべて火を灯すことができます。

毎日のお参りの際のローソクではなく、12個あるので、月命日に水に浮かべて、ゆっくり故人様を思うひと時を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

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お気に入りの掛け軸をお墓に

2022年05月18日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回担当したお客様のお墓はとても個性的でカッコイイお墓になりました。

お客様は外柵工事を先にされていました。

お客様は新宅で生前中のお墓、いわゆる「寿陵墓」を検討されていました。

来店当初は和風、洋風どちらか迷われていましたが現在の外柵のデザインや、ヒアリングをする中で和風のお墓をご提案せていただきました。

更に最近、真言宗のお題目である「南無大師遍照金剛」と書かれた掛け軸と運命的な出会いをしたとのことで、こちらのお題目を墓石に彫刻することをご提案しました。

デザインはこちらになります。

ちなみに手前味噌ですが今年の社内の図面コンテストでグランプリをいただきました。

そして完成がこちらです。

「ええ墓が出来た!」

と大変喜んでいただきました。

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数珠の紐が切れてしまった

2022年05月17日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店の河合です。

数珠の紐が切れてもた!どうしたらいい?

修理するべき?新品を購入すべき?修理はどこに頼むべき?

数珠が切れることは古くより「悪縁を絶つ」ともいわれ、良いこととされています。

数珠の修理は、当店でも受け付けていますが、仏壇仏具専門店・数珠専門店・インターネット通販サイトなどでご依頼できます。インターネットの通販サイトなどでは、数珠の状態を伝えるために写真をメールで送付したり、送料がかかったりしますが、パソコンの操作に慣れていたり、メールでのやり取りを希望されるかたに適しています。また店頭では、対面でスタッフのアドバイスを直接聞きながら、数珠の修理を依頼することができることが特徴です。

 

 

・自分で修理出来るんちゃうん?

必要な道具と房の編み方などの知識があれば、ご自分で数珠の修理をすることができますが、おすすめはしません。
理由としては、数珠の房や紐を少量だけ求めることや、ご自分で紐や房の編むことが難しいためです。玉に紐を通したりするのも手先が器用でなければ難しかったり、玉の紛失により補充玉が必要な場合などは、ご自分での数珠の修理は難しいといえます。専門店へご依頼いただくのがいいでしょう。

何故かと云うと、確かに数珠の修理見積をされた方から「え!?こんなにするの?糸通すだけちゃうん?」て時々言われる事もありますが、只の糸でなく丈夫に編んである紐を使うし、房も取り替えます。最後編むのも技術が要ります。前述したように球の補充が必要な場合は色合いの合った珠を用意しなくてはいけませんし、宗派によっては本式の数珠は珠の組み合わせが決まってたりするので手間がかなり掛かります。つまり値段も掛かります。。。

数珠の紐が切れてしまった場合だけではなく、切れる前の数珠の修理をおすすめします。実際に数珠が切れてしまうと、玉が飛散してしまうため、玉の紛失につながります。もし切れてしまった場合は、袋や封筒に数珠をまとめていただき、お店までお持ちください。

・長持ちさせるためには?

数珠袋をご使用いただくことで、房にかかる負担が少なくなり、房が長持ちいたします。
特に男性がポケットに入れたままということも良くありますが、房がよれたり、傷んだりしますので、男性の方も数珠袋のご使用をおすすめいたします。

数珠の修理の際には、合わせて数珠袋をセットでご購入されることをおすすめいたします。

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グラスフラワー

2022年05月16日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

仏壇に供える花に以前『空間の花作家 坂本裕美さん』の造花を紹介しました。

今日はまた少し違ったお花を紹介したいと思います。

今日ご紹介するのは、グラスフラワーと言う商品です。

グラスフラワーは、筒状のガラスの中に造花が入っているので、普通のお花とはまた違ったキレイさがあります。

また、ガラスケースの中に入っているので埃がついても簡単に拭きとることができるのもいいです。

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花筒の交換

2022年05月13日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回は花筒の交換をしました。

小野市で以前リフォーム工事をお世話なったお客様からのご相談でした。

 

銅製(一般的に水が腐りにくいとされています)の花筒なのですが、筒の深さがなく、1~2日で水がすぐになくなってしまうとの事でした。

 

石に穴が開いている部分は、最新(現在お墓を建てさせていただいた方にお付けしている)の花筒も十分に入ったので、石に穴を開けなおす必要もなく、ステンレス製の花筒のみの交換で済みました。径は広く、深さもあるので、すぐ水が枯れることはないと思います。

 

ちょっとした事ですが、ほぼ毎日お参りに行かれるお客様にとっては重要な事で、解決して良かったです。

 

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