森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

私事で恐縮ですが、先日、我が家の愛犬が亡くなりました。

16才と4ヶ月でしたので、犬としては大往生でした。

最後の10日ほどは寝たきりになってしまい、みんなで介護の状態でした。

ラブラドールレトリバーという犬種で少し大きめだったため、介護もひと苦労、亡くなる前日は食事もとらなかったので「そろそろかな~」と思っていました。

さて、翌日の早朝に亡くなっていたのですが、それからどうしたらいいのか経験がないので全く分かりません。

市営の火葬場で火葬してくれることは知っていたのですが、どのような手続きが必要なのか、どんな手順なのか分からなかったのでとても不安でした。

私以外にもきっとこのようなことで分からない方もおられるかと思いますので、以下にその時の手順をご紹介します。

1.篠山市営斎場へ電話で連絡
おそらく8:30ぐらいから電話はOKだと思います。ペットの場合は支所では受け付けていませんので、直接斎場の方へお電話下さい。
午前中に連れて行くと、その日の午前中に集まった動物をまとめて火葬してくれるとのこと。まだ朝だったので、準備をして午前中に行くことにしました。

2.実際に市営斎場へ
奥の一段高い場所の駐車場のところに動物用の炉と祭壇があります。そこに遺体を安置します。この時、燃えないものは外さないといけません。首輪もダメなようです。そのような事もあろうかと、うちの犬はたまたま赤いスカーフを首に巻いていましたのでセーフでした。毛布にくるんでいましたが、それは外して下さいとのことでした。最近ペット用の棺桶がありますが、ここでは無用のようです。

3.あとは斎場の職員さんに任せるのみ
とても礼儀正しく対応してくださり、うちの犬も丁重に扱って下さいました。心から感謝いたしました。骨上げはありません。そのまま供養塔で供養されるようです。

以前にこのブログでもご紹介しました供養塔(当社で石を納めました)でお祀りされるようで、私としては良かったと思っています。

亡くなって半月ぐらいが経ちますが、まだ、うちの家族の中にはペットロス状態が残っています。

特に娘(成人しています)の中の喪失感は大きかったようです。

そんな娘を見ていて、ある有名な詩を思い出したので教えました(残念ながらどこで最初に目にしたかは私も記憶しておりません)。

「子供が生まれたら犬を飼いなさい」
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしよう。
子供が幼少期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

娘は時々愛犬に愚痴を聞いてもらっていたようです。

彼女のペットロスが癒えるのはいつになることやら。

とりあえず100ケ日ぐらいはかかりそうです。

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色々なお守り

2017年08月21日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

私、普段はお守りには頼りませんが、勝手なお願い事があるときは頼って居ります。

先日、お世話になっている篠山市の安泰山大國寺(だいこくじ)様に伺った時に、色々な種類のお守りがあるのを見かけました。

このお寺の本堂や仏像は重要文化財指定で、紅葉(もみじ)や丹波茶などのシーズンには観光客の多い寺です。

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室町時代初期に建てられ、中には仏像が5体安置してあります。

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いろんな種類があり、中には変わったお守りもありました。

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【仕事守】 セクハラ・パワハラ対策にも?

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【風水宝尽くし】宝くじを入れておくと良い事があるかも知れないそうです。

私も年末にはこの黄色いほうのご利益に与ろうかと思っております。

話は変わりますが、ここ大國寺境内霊園の墓地の紹介も致しております。

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とても静で四季折々の風情があり、アットホームな霊園です。

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余談ですが、お手洗いにはこんなのが掛けてあります。

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かっこ良いおとなの常識

2017年08月20日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

お盆の終わり、少し暑さが穏やかになりましたね。皆さん、お盆はどのように過ごされましたか?私は、親戚に遊びにいったり、お寺参りにも行きました。
私は、昨年末に父を亡くしたので、私が家族の代表としてお寺に参りました。初めての初盆のお詣りで、知らない年配の方に混ざり、少し緊張しました。お寺様へのお布施を渡すタイミングさえ分からず、知らないおじさんに教えていただきました。こんな恥もかきながら、人生の勉強をしていくのですね。
さて、お布施を包む「ふくさ」ですが、毎年大活躍です。お寺行事、お葬儀や法事や結婚式にも使用します。ふくさは、もともと、貴重品を納めてある箱の上に、ほこりや汚れ避けとして掛けられていた風呂敷から来ています。贈りもの汚さないように丁寧に運んでいます、という礼儀を示すもの、とされてきました。
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皆さんはふくさと言えば何色をお持ちですか?紫や黒が多いと思います。私は紫と、サーモンピンクを持っています。
実は、ふくさも慶弔で使用する色があるのです。お祝いの場合、オレンジ・エンジ・藤・ピンク・紫などを使用します。またお悔やみの場合は、紺・・緑・グレー・うぐいす・紫などを使用します。紫は、お祝い事とお悔やみ事の両方に使えます。今は可愛いデザインのものがたくさん増えてきました。
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何かの時には、ふくさから出すとスマートですよね。大人なら一つは持っておきたいアイテムです。我々世代はもちろん、若い方たちも使って欲しいと思います。

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私の3年日記

2017年08月19日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

3年日記をはじめて今年で三年目に入っています。

3年日記とは同じページに昨年、一昨年が書けるようになっています。

たまに去年は何をしていたのかな?と読み返すと懐かしい出来事やもう一年経ったのかと思うことも多々あります。

さて、先日15日に日記を見ていると、一年前に「お墓の引越し」のご相談に来られたお客様のことを書いていました。

それを読み返しながら「◯◯さん、あれからお墓の引越しの件はどうなったのだろう?」を思った瞬間、ちょうど一年振りにそのお客様がご来店になりビックリしました。

お客様も「一年前に寄せてもらったのですが?」とおっしゃり、「私も今、お客様の事を考えていたところだったんですよ」と、こんな会話から始まりました。

そして・・・、年内に丹波から尼崎にお墓の引っ越しをされることになりました。

歳を重ねるごとに記憶力が低下して、最近は「顔は判るのに、名前が出てこない」なんてこともしばしば。

こんなことを3年日記が助けてくれました。

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

お盆には皆さんお墓参りに行かれたでしょうか?家族そろって、お参りされた方も多いと思います。私も行ってきました。そこの墓地は、行くたびにどんどんお墓が増え、今回も以前と比べるとデザイン墓が多数増えていました。それに伴って、正面文字も様々・・・「愛」「風」「縁」などなど・・・職業柄、ついつい見入ってしまいました。
また、お墓だけでなくまわりの外柵(囲い)の部分を工夫されているお墓もありました。
今回はその中でも、拝場(手を合わせて拝む場所です)を少し紹介します。墓石の前に、拝石と言う石を置く場合が多くあります。
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もちろん、必ず置かなければならないということはありませんので、なくても問題ありません。さらにお墓の拝場が広くとれるという場合、以前にも紹介したように張石施工をしたり、大きな板一枚、さらには数枚を置くといった方法もあります。真ん中の石の板の色に変化をつけるといったものも弊社でも展示しています。
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↑こんな感じです。この拝場の石はツルツルで磨いたままの状態です。もちろんこのままでもいいのですが、例えば・・・
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このように、砂をあてる部分(ブラスト加工と言います)と磨いた部分を交互に残すといったデザインもあります。
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格子模様もオシャレですよね。このようにお墓だけでなく、足元にも少し目を向けてみると、素敵なデザインを見ることができるかもしれませんよ(*^^)v

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夏休みの思い出

2017年08月17日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
連日暑い日が続きますがお疲れは出てらっしゃらないでしょうか?子供たちにとっては夏休み真っ只中で、田舎への帰省やレジャーに旅行など、毎日が楽しくてしょうがない季節だと思います。
さて、そんな夏休みの私の思い出のひとつに「地蔵盆」があります。幼少期を京都で過ごした私はこの「地蔵盆」を毎年楽しみにしていました。地域によって様々だと思いますが、私の町内では子供たちが主体的に動き、このイベントを盛り上げておりました。
お地蔵様の前で僧侶の方の読経に合わせ、大きな数珠を輪になって回したり、お供えのお菓子をいただいたり、福引があったり、何より大人達に怒られず夜になっても友達と遊んでいられることが楽しくてたまりませんでした。
お地蔵様はその地域はもちろんのこと、子供たちの守り神でもあります。そんなお地蔵様を清め、ご供養し、子供たちの成長や幸福を願うことが「地蔵盆」になるのだと思います。

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宗福寺の修復工事

2017年08月16日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
今から3年前の2014年8月、丹波市市島町では大雨による甚大な被害が出ました。私も被害を目の当たりした時、改めて自然の驚異を肌で感じました。
そんな中、市島町上鴨阪の宗福寺の歴代住職様やご家族様のお墓の修復工事をさせて頂きました。
あの豪雨により、本堂の後方の山肌が崩れ、土砂が本堂をそのまま通り抜けて行ったそうです。その為、付近にあったお墓も土砂に流されてしまいました。
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宗福寺②.JPG
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当初、同じ場所に据え直す予定でしたが、本堂の裏に墓石を建てるスペースがあったため、この度そちらに移動することになりました。
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歴代住職様の墓石は一部土砂に流されていましたので、下の写真のように部材を集めて順番に並べていきました。
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その後、これらの墓石はキレイに水洗いして据え付けられました。歴代住職様のお墓の外柵は新規で作りました。
寺族様のお墓の外柵は、以前に歴代住職様で使用していたものを転用いたしました。墓石は土砂に流されて紛失しているものもあり、修復可能なものだけ集めて据え付けていきました。
完成がこちらです。
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歴史あるお寺の復旧工事に携わる事ができ感無量です。
市島町では今も復旧工事が続いています。一日も早く復旧が終わる事を望むばかりです。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、墓石をぐるっと囲んでいる巻石がズレていて、リフォーム工事のご依頼をいただきました。
その工事の模様は、後日ここでご紹介させていただきます。
で、どんな風にズレているものを直すのかといいますと、巻石同士を金具で補強するのです。
その金具の補強の事例をお話させてもらいます。
写真は、先日、お寺のご住職のお墓を新規で建立した時のものです。
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巻石の継ぎ目を計算して、そこにドリルで穴を開けます
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そこにアンカーピンを打ち込みます
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そこに、このステンレス製の金具で固定します
今回は四隅ですので、L字の金具を使用します
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ステンレス金具を取付して、ラチェットレンチで締めていきます
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完成です。
さらにボルトが緩まないように、この上にセメントを塗り上げて緩み防止作業をします。
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最後に砕石をいれて、お骨が入る納骨堂を据えて、墓石を乗せていく工程に進んでいきます。
新しくお墓をするお家と同じように、すでにある巻石も金具を取り付けて補強し、二度と巻石がズレないようにいたします。
このようなリフォーム工事を11月になんと4軒も同じ墓地で連続でさせてもらいます。お友達同士でお声を掛けていただき、同時工事する運びとなりました。ホントにありがたいお話です。感謝です。
また、ご報告させていただきます。

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中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
3年前の平成26年8月に丹波市豪雨災害がおきました。
被害に遭われた地域の方より 石を撤去してほしいと連絡がありました。
現地に向かったのは、災害の次の日・・・川の中に土砂・流木、道路にも土砂があふれ、流木が横たわり、どこが道なのかわからない何とも凄まじい現状だったそうです。
何とか現地にたどり着き、早速作業に取り掛かりました。撤去してほしいといわれたのは、道しるべと時計台とお社(お地蔵さん)でした。
川が決壊し、道路が寸断され、重機で作業にかかるのに移動してほしいとの事でした。
 ↓ 災害直後の写真
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その道標と時計台を、先日、自治会長さんから再度据え付けてほしいとのご依頼がありました。
災害から まもなく3年をむかえようとしており、県と市が進めてきた復旧工事もほぼで完了し、公民館も新しくなりました。ずっと気になっていたとの事でした。
道しるべと時計台は、新しくなった橋の欄干のそばにアスファルトの舗装をカットしてはめ込みました。
お社は少し離れたところに基礎がしてあり、そこに設置しました。基礎と土台をL型の金具で止めて、基礎からズレないように施工しました。
 ↓ 設置した 道しるべ と 時計台
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 ↓ お社 と お地蔵さん
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髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

滝野店には様々な墓石を展示させて頂いております。
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この3㎡市営霊園セットには蓮華が付属されています。
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なぜ、墓石には蓮華がよくついているのでしょうか?
それは極楽浄土へ故人が迷わず行って欲しいという願いが込められています。
蓮華の原型は「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」の中心にある「中台八葉院」とされています。仏像の基壇には蓮華台が必ず付いています。不動明王にはついていません。つまり「仏」は蓮華に乗ることが出来るのです。つまり仏であるシンボルが蓮華だということです(日本人のお墓より)。
源信の「往生要集」には、亡くなると25人の菩薩が迎えに来ます(阿弥陀二十五菩薩来迎図)。その先導役の観音菩薩の手には蓮華台があります。この蓮華台に乗せてもらえれば、極楽へ往生出来るということなのです。
位牌でも蓮華台は必ずと言っていいほど付けられています。お墓も昔はよく付いておりましたが、作りが複雑で高価になることから今では少なめになっています。
でも、この様なありがたいのが蓮華ですから、出来れば付けていただきたいと私たち石屋は願っております。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く