ここまで来るには・・・

2018年01月26日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

今回ご紹介させて頂きます案件はこちら
KIMG2455.JPG
昔のお墓、埋墓(土葬墓)です。
この写真は真ん中の土の部分にあった墓石(墓印)を撤去した後です。
撤去前はこちら
KIMG0164.jpg
お花、線香もお供えされ、いつも皆さんお墓参りされておられるようです。
さて今回撤去させて頂いた一番の理由は・・
KIMG0182.jpg
この山道の写真は先程のお墓への参道の途中でしかも一部。
このような道が麓にある新墓地から約200m程続きます。
「もう歳とったら、花やら水やら持って上がるんしんどなってなー」
それはそうでしょう。登り終えたら私でも息切れてます。
機械等が一切使えませんので、撤去作業はもちろん全て人力。
しかし昔はここを輿(こし)を担いで上がってられたことを考えると、
お葬式や仏さんに対する気持ちが伝わってきますね。

【カテゴリ】

リフォーム工事(階段取付)

2018年01月25日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は既存の区画に入口の階段を付けるリフォーム工事をご紹介します。
201801作業前01.JPG
お客様より「以前は上の段へひょいと上がれたのに、今では歳を取ったこともあり這うように登らないと上がれない。お墓の掃除をするのも、花を取り換えるのも大変!なんとか簡単に登れるようにして!」とのご依頼を受けました。
201801before.jpg
現状、こちらのお墓は間知+延石の作りになっており高さが約42cm程あります。
これを一歩で登るのは確かに大変です。
201801作業中01.JPG
そこでこの間知と延石を外して入口(階段)にすることになりました。
201801作業後02.JPG 201801after.jpg
約42cmを2段に分けました。
201801作業後03.JPG
ちょうど代々墓の前に入口ができました。
201801完成後01.JPG 201801完成後02.JPG
完成後、実際に登っていただきました。
「入口が出来て、登りやすくなった」と喜んでいただけました。
これで、また「ひょい。ひょいっ。」と登ってお掃除やお参りが出来ると思います。
皆様もこんな経験ありませんか?
年々、歩幅・歩調・歩行速度・股関節開脚の減少などいろいろ老化がはじまります。
とくに、60歳あたりから歩行に関して減少が見えてくるとか...
もう、人ごとではありません。
見積は無料です。今後のこと、ご心配事がございましたら、お気軽にご相談ください。

【カテゴリ】

お仏壇の扉の修理

2018年01月24日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

この度、造りつけのお仏壇の紋紗の張り替えのご依頼を受けました。両方の扉とも、10年前くらいに張替えをしたそうですが、今回も前回と同様に片側の扉のみ紋紗が虫食い状態になったとのことでした。今までで聞いた事のない現象で、さっそく確認しに行かせていただきました。
紋紗.JPG
写真のような状態です。経年変化にしては片側だけというのも理解しがたい現象です。そして、扉をよく見てみると内側の蝶番には異常はみられなかったのですが、外側の3つの蝶番の全てに青錆が発生しておりました。もう一方の扉の蝶番を確認すると、全て異常なしです。
蝶番.JPG
この片側だけ金具に青錆が発生するのと何か関係があるのかも知れませんが、今のところ原因は、判明しておりません。蝶番の芯棒もさびて動きが固くなっているので、ついでに取り替えることにしました。
次の機会にきれいに張り替えた扉をご紹介すると同時に、何か原因が判明すればお伝えさせていただきます。

【カテゴリ】

篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

今回は、お仏壇の障子についてのお話です。よく見ると障子は、結構汚れています。

毎日焚く線香やロウソクで色が変わったり、ホコリが溜まってます(=゚ω゚=;)

そこで、造り付け仏壇のリフォームにともない「障子もキレイにしてほしい」とご依頼がありましたので、扉を外して貼替えを行いました。

作業前.JPG
作業前

金具外す.JPG
扉の金具を外して持ち帰ります。(ご自宅で作業をする場合も、外してください)

紗.jpg

-紗-
表裏.jpg

表裏があるので確認をしてから…

ホコリもキレイに.jpg
ホコリもキレイに取り除いて・・・組子は割れやすいので十分に気をつけてください。キレイになったら、ハケに糊をつけて紗を接着します。

貼り上がり01.jpg
貼り上がりはこんな感じです。

貼り上がり02.jpg
しっかり乾燥をして、取り付けます。

完成納品.JPG
完成した扉を取り付けました。障子を張り替えて明るくなりました。

ちょっとしたことで仏壇は見違えるほどにキレイになります。気になったことがございましたら、ぜひご相談ください☆彡

【カテゴリ】

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

最近はやりの墓地の雑草対策です。前回は墓地のほぼ全体を張り石で覆う施工でした。
今回はお墓の土や玉砂利を特殊な溶剤で固める施工です。透水性があるのはもちろん、紫外線に強い商品ですのでここのところ人気集中です。
KIMG5466修正.jpg
こちらの墓地は広さもかなりあり、真砂土仕上げでしたので草引きが大変だったとのことです。今回整備するにあたり雑草対策も合わせてすることになりました。
KIMG6540修正.jpg
ちょっと見ただけでは判りにくいですが、ひとつぶの大きさが3ミリ程の砂が敷き詰められています。
KIMG6543.JPG
その砂が特殊な溶剤で固められています。透水性もあり強度もありますのでもちろん上を普通に歩くことができます。
草は生えませんので、他所から飛んできた落ち葉を掃くだけで草引き完了です。
この一カ月で私は三か所もお手伝いさせて頂きました。こちらは一番砂に近い自然な物をお選びになられましたが、色や大きさも他に色々あります。
次回は別の色を紹介させてもらいます。

【カテゴリ】

寸松庵灯籠

2018年01月21日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、あるお客様から「玄関先に置けるような小さな灯籠がほしい」とのご依頼を受けました。あまり大きなものは置かずに、小さくても品があるものというリクエストでした。
大きさの目安は高さが30cm以内。会社に在庫で置いております灯籠もひと通り検討しました。しかしピッタリのものがありません。ということで、新たに作ることにしました。
とはいえ、ピンとくる形の灯籠ってなかなか頭のなかに浮かんできません。それからと言うもの、各地の展示会、お寺、神社、公園、博物館に美術館・・・。行く所、行く所で灯籠を見ました。そして、この形になりました。
寸松庵灯籠1.jpg
寸松庵灯籠(格子付き)
寸松庵(すんしょうあん)について調べてみました。
------------------------------------
佐久間真勝(さくま さねかつ)
1570-1642 織豊-江戸時代前期の武士、茶人。
元亀(げんき)元年生まれ。豊臣秀吉の小姓をへて徳川家康・秀忠・家光の3代の将軍につかえ、使番、作事奉行をつとめる。古田織部(おりべ)に茶道をまなび、晩年、京都大徳寺に寸松庵をたててこれを号とした。(デジタル版 日本人名大辞典+Plusより)
------------------------------------
茶人である佐久間真勝の庵からの由来です。日本を代表する品のいい置灯籠です。
ちなみに説明の中の師匠である古田織部の織部灯籠もたいへん有名です。
さてこの灯籠は、灯籠の産地である岡崎で作りました。やっぱり岡崎の灯籠はいい作りをしています。こんなこと言うと他の灯籠の産地の方に叱られそうですが、やはり灯籠は岡崎の灯籠が一番です。
格子の作りはとても繊細です。丁寧な仕事が分かります。
寸松庵灯籠2.jpg
笠の叩きもキレイです。特に角は難しいのですが、自然に見えます。
なかなか外国産ではこうはいきません。
寸松庵灯籠3.jpg
これでお客様のお目に叶うことと思います。
早く据付けたいです。

【カテゴリ】

パワースポット

2018年01月20日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

元旦の丹波新聞の『篠山不思議探訪』という記事に、篠山市味間奥の大國寺にパワースポットが出現ー というのがありました。

記事では寺の本堂の屋根に巨大な龍が鎮座し、その本堂の脇には邪気をはらい、強いパワーを授かれる黄色い光の柱が立ち昇っているという。

パワースポット1.JPG

酒井住職によると、昨年1月のある日70歳代と思われる男性が大國寺にやって来て「すごいな、この寺は」とぽつり。

「屋根に巨大な龍がとぐろを巻いて、この寺を守っておられる」と重要文化財に指定されている寺の本堂を指さして、本堂に向かって左側の一角を注視し、「ここから黄色い光が立ち昇っている。ものすごいパワーを感じる」と口にした。

「私には何も見えないですが・・・」戸惑っていると、「手をかざしてみなさい」と促す男性。

酒井住職は言われるがまま、その場所に手をやると、「あっ、温かい・・・。」確かに”何か”が感じ取れた。

男性いわく、その場所には黒髪の美しい顔立ちをした女神が漂っているのだという。

「やっぱり私には見えないですが・・・」と酒井住職。しかし、何かを感じ取れたのことは確か・・・。

早速、この場所を聖域とするべくお祓いをし、赤い支柱を1対建て参拝口とした。

「パワーが欲しい人や心を鎮めたい人など、興味のある人は一度お参りに来ていただければ。霊感を持っている人なら、龍や黄色い光がみえるかも」という事で早速探訪してきました。

パワースポット4.JPG

大國寺境内の一角に出現したパワースポット

パワースポット2.JPG

「むむむ、感じる・・・」。パワースポットに手をかざす酒井住職

パワースポット5.JPG

私もやってみました。先ず、深呼吸をして、心を鎮めて。次に、利き手を、三石の中心にかざす。微かに温かい風の流れを手のひらに感じました。

目には見えないがとても心地よいパワーを。ちなみに、弊社1月5日の初詣のブログに書いていた『背中を3回ゴシゴシ・・・』をしてもらったのは私です。

私が思うに、究極のパワースポットは皆さんのいちばん身近にあるお墓であり、お仏壇であると思います。

お墓参りをし、お仏壇の前で手をあわせる事でパワーを頂けると思っています。

今年も多くのパワーを貰って良い一年にして行きましょう。

【カテゴリ】

トライやるウィークの報告書

2018年01月19日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

当社は毎年、中学生が実際の現場で職業体験をする「トライやるウィーク」を行う生徒を受け入れています。このブログでも何回か紹介しています。

昨年も中学生男子が2名、石材店の仕事を体験しにきました。先日トライやるウィークの体験をまとめた報告書が山南中学校より届きました。報告書の中の当社に来た生徒の一文を一部ご紹介します。

20180119.jpg
「お墓づくりでは細かい作業を丁寧に手を抜かずに正確にしていたことから、自分の生活の中でも小さなことにも手を抜かずに全力でしていきたい。」とも書いてありました。たくさんの体験ができて喜んでもらえました。また仕事の大変さを学んでもらえたと思います。
トライやるウィークの期間は、私はいつも写真を撮る役をしています。毎日見ていますと、ほとんどの子は、初日は緊張していた表情から、作業中は一生懸命な顔になり、最後は晴れ晴れした表情で帰って行かれます。この体験がこれからの人生で役立つ事があれば良いかと思います。
今年も当社に中学生がトライやるウィークに来るのが楽しみです。

【カテゴリ】

森田 茂樹
森田 茂樹

石部神社という大きな神社の石工事をいただいています。

まずは石積工事です。100年ほどまえの石積みを解体をせずに、その前に新しい石積みをしました。

この様な工法は、お城や神社の修復時によく発見されますね。

施工前
DSCF4995.JPG

施工後
IMG_5748.JPG

昔の石積みは、凝灰岩のため風化で石に痛みがひどくでています。新しく積んだ石は花崗岩のため、末代までしっかり持ちこたえてくれると思います。

新しい石積みは白くて綺麗ですが、わびさびを思うと昔の石は、色の変化と長年の汚れが何とも言えない味がありますね。

この石垣も50年ほど経つといい感じになるでしょう。

【カテゴリ】

東大寺の石畳

2018年01月17日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先日、奈良へ行く機会があり、せっかくなので・・と、東大寺へ行って来ました。東大寺と言えば、ご存知の通り「大仏さん」です。何度見てもその大きさには驚かされます。この大仏様の正式な名前は、「蘆舎那仏(るしゃなぶつ)」と言うそうです。
さて、東大寺へ行くと入場ゲートを過ぎて、大仏殿を正面に見ると、その道のりには綺麗に石が貼られています。
東大寺.JPEG
少しわかりにくいかもしれませんが、真ん中の黒っぽい石がインド産の石、その隣の少しピンクがかった石が中国産、さらにその隣が韓国産の石、そして一番外側が日本の石を使って貼られています。これは、仏教の伝来のルートを表しているそうです。仏教がインド~日本へ伝わってくるまでの道のりです。その敬意をこめて、このように貼られているそうです。
この仕事をしていると、ついつい石に目を向けてしまいます。皆さまも、東大寺へ行く機会がありましたら、大仏はもちろんの事、石畳にも注目して見てくださいね。

【カテゴリ】

お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く