そうじの力(篠山店)

2018年04月25日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

このブログでも何回かアップしております「そうじの力」の現状視察を篠山店で行いました。

篠山店では昨年10月に引き続いて2回目の視察です。

各部署精鋭の視察メンバー13名で意見交換をし、問題点を露わにし、その解決に取り組んでいく活動です。

まず事務所のデスク廻りから見ていくと不要なものがまだ有りました。無駄な仕事をそぎ落とし、本来の仕事に集中出来るようにする。

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次に営業車、動く個室でもあり、常に気にしていないと乱れがちになります。快適に仕事が出来るようにするためも清潔を保つ。

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最後に展示場、ここはお客様を迎える重要なエリアです。常に清潔に快適にお客様にお話を伺えるようにし、各スタッフが本来の持てる力を発揮できるようにする。

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「そうじの力」を始めて再来月で丸1年が経ちます。変わりつつある篠山店に是非お越しください。

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谷積みと布積み

2018年04月24日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

先日NHKを見ていたら「ニッポンに蒸気機関車が走った日」が再放送をしていました。

子供の頃は鉄道ファン(少しだけ)でしたので、興味深く見ていました。新橋から横浜までの線路工事を聞いてビックリ、山の手線の外側は海だったのですね。

IMG_6383.JPG

このイラストの様に当時海だった場所に線路を敷いたそうです。

その理由は、品川周辺に鉄道建設反対であった薩摩藩(西郷隆盛)の屋敷があり、そこに線路を敷くことは不可能と判断し海沿いに作ったそうです。

私が感銘したのは、線路の左右の石積みです。明治3年から明治5年の2年間で工事を考えた場合、あらゆるところで納期短縮を考えたと思います。

その一つが、石積み工事です。強度の強い(谷積み)を海側に、強度は落ちるが工期短縮が図れる布積みを陸側に採用している。

これは手抜きじゃなくあらゆる状況の中で、最善の方法(工法)で用いている。

石積みを見られる際は、参考にして下さい。

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お墓そうじの助っ人

2018年04月23日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

この間テレビを見ていましたら、外国人の方に人気の場所に東京の墓地が紹介されていました。とても綺麗な形で、有名人のお墓もあり楽しいとのことで写真をたくさん撮られていました。私も会社の旅行で東京に行った時、様々な場所を観光しましたが、青山霊園が一番楽しかったです。

さて、もうすぐゴールデンウィークが始まります。行楽地に行かれる方もありますが、田舎にお墓参りに行かれる方もありますね。今日はお墓そうじに役立つグッズをご紹介します。
まずはブラシです。
外に建っているお墓は、雨風にさらられて汚れがつきやすいものです。そして苔などもついているものもあります。そんな時は、このブラシが役立ちます。程よい方さのブラシ部分が、お墓の汚れを落とします。そして、手に持ちやすい作りとなっています。
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次は手袋型スポンジです。これは全面がザラザラとしたスポンジになっていますので、細かい場所にも手が届く優れものです(^-^)
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パッケージにも載っているように手の平だとお墓の表面をなぞるように、そして掃除しにくい線香立ての内側は指でゴシゴシします。便利ですね。
大切なご先祖様のお墓を綺麗して、お墓参りをしてくださいね。私も亡くなった両親に会いに、連休には行こうと思います(^-^)

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無縫塔~むほうとう~

2018年04月22日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

先日、展示場に来られていたお客様が、ある石塔を見て「あれは、なんで他のと違うのですか?」と言われました。その石塔がこちらです。
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この石塔は、「無縫塔(むほうとう)」と言います。写真を見て頂くとわかるように、最大の特徴は墓石の竿石の部分にあたる丸っこい塔身の形です。ここが、縫い目・継ぎ目が無い事からこのように無縫塔と呼ばれるようになりました。また、卵のような形をしている事から、別名を、「卵塔(らんとう)」とも呼ばれます。
この形には、諸説ありますが、仏教の「宇宙の根源は無念無想」の思想からきていると言われています。すべてを合わせると卵形になるという思想につながっているためだそうです。
無縫塔の歴史は、鎌倉時代に中国の宋(そう)で流行したものが、禅宗の僧によって持ち込まれ、高僧の墓として建てられるようになりました。江戸時代には宗派を問わず、用いられるようになり、現在では一般の霊園ではあまり見かける事はありませんが、寺墓地で見かけるこの形のお墓は歴代の住職のお墓である事がほとんどです。
見かけた事がある方も多いと思います。先のお客様もこの話をすると「あ~!そういえば!」と思いだされる事があったようです。
今回、無縫塔について調べてみると、京都の泉涌寺には鎌倉時代からの無縫塔が並んでおり、国の重要文化財にも指定されている事で有名だそうです。一度見に行ってみたいと思います!
母の日参りに

2018年04月21日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

皆さんご存知だとは思いますが、5月の第2日曜日は「母の日」になります。

母親に日頃の感謝の気持ちを伝える日とされていますが、「母の日」はアメリカで生まれ元々は母親想いの女性が亡き母を偲ぶ日々の中で、母親に感謝を表す記念日づくりを思いたったことから始まったとされています。

「母の日参り」とは、母の日の原点に返り亡き母を偲ぶ日として、母の日に思いを込めてお墓参りをする日のことです。

ゴールデンウィークから母の日にかけた比較的気候も穏やかなこの時期に、亡きお母様のお墓を訪ねる「母の日参り」をお勧めします。

「母の日参り」に特別なことをする必要はありません。普段と同じようにお墓参りしていただき、母の日のシンボルフラワーであるカーネーションやお母さんが好きだった花をお供えしてあげてください。

この様なカーネーションの香りがするお線香もあります。

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今年のゴールデンウィークや母の日には、是非「母の日参り」を予定に入れていただき、色々なことを報告しながら、元気に頑張っている姿をお母さんに見せてあげて下さい。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

このブログにも度々出てくるのですが、最近「お墓の継承者問題」はこれからお墓を建てられる方にとって大きな問題のようです。
先日お世話になったお客様も同様に「お墓の継承者問題」で悩まれていました。
お子様は娘さんばかりで息子さんがおられませんでした。
しかも娘さんはご結婚されて性も変わっております。
こういう場合、よく採用するのが正面文字をお題目にする方法です。
こちらのお客様の場合、真言宗なので「南無大師遍照金剛」と彫ります。
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しかし今回の場合、娘さんのご主人のおうちのご宗派が違いました。
ですので将来的にどちらのご宗派になるかわからないとのことでした。
そこで今回は下のように彫刻致しました。
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家紋も入れておりませんので娘さんのご家族も引き続き使って頂けるようになっております。
今回は和型の墓石がご希望でしたのでこのように彫刻しました。
しかし今多い洋型の墓石であれば◯◯家と彫刻せずに、お好きな言葉を入れることで解決できます。
昨今、お墓の承継者がいないという事で安易に合祀墓や納骨堂を検討される方もいらっしゃいます。
これらは私も決して否定するつもりはありません。
しかし以前の記事にも書きましたが、大半の方はお墓についてじっくりお話されていないように思われます。
時代も変わりお墓の承継方法も多様化しております。まずはご家族、親族でじっくりと話し合って下さい。意外な方法が見つかるかもしれませんよ。
灯籠修繕

2018年04月19日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、3月に灯籠の修繕工事をさせていただいたお話です。
場所は篠山市今田町にある大歳神社です。
先日社長の記事で住吉神社の鳥居修繕がありましたが、この修繕も一緒にご依頼いただきました。
この大歳神社は住吉神社と同じ3つの村が管理している神社で、昨年秋の台風で灯籠が倒れました。
対で灯籠があるのですが、右側の灯籠横にある大木が強風で倒れ、それが灯籠に当りました。
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この灯籠は寛政九年(1797年)と台に彫刻されています。
現状を見ますと、一部欠けはありましたが、倒れ方が良かったのか、ダメージは少なかったです。
特にこの火袋が割れていなかったことが幸いでした。
石ではなく、地元の日本六古窯の1つ、丹波立杭焼で作られた火袋です。
この火袋も作られた職人のお名前が記載されています。
村の方々に伺いますと、著名な方で、昭和初期に作成されたのではないかとの事でした。
その方のご子息も現在も窯をされています。
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ギボシの下の方が割れていました。
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一度すべて解体して、土台から元通りにします。
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地面を転圧して、地盤を締めてから据付します。
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完成です。
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欠けていた部分もつなぎあわせて、元通りになりました
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何でも新しくするのも良いと思いますが、代々守ってきたものを大事にしていくことも大切なことだと感じたお仕事でした。

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苔がつくといいお地蔵様

2018年04月18日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

苔がついたお地蔵様はいいなあと思います。例えば、私が好きなのは、京都大原の三千院の庭にあるお地蔵様です。

こちら↓↓↓↓↓
三千院地蔵1.JPG

こんな感じのもあります。

三千院地蔵2.JPG

何と言いましても庭がいいです。

一面苔に覆われている庭に表面が叩かれたお地蔵様を数年置いておくと、キレイに苔がつくようになります。

そこで、今回はこんなお地蔵様を作ってみました。

竜山石童地蔵.jpg

ちょっと写真では分かりにくいですが、少し青味がある竜山石(青)をつかって作りました。

もちろん庵治の職人さんの作品です。

表面は程よくノミが入りいい仕上がりです。

これが苔の中に数年置かれていたら、きっといい味が出てくるでしょう。

大きさは約7寸(21cm)ぐらいです。

 

ちなみに竜山石とはどんな石かと言いますと・・・

高砂市で採れる石で、なんと1700年前から使われていた由緒正しい石なんです。

有名なのが「石の宝殿」といわれ、重さ500トンとされる石が浮いてます(浮いているように見えます)。

現在も松下石材店さんが採石されています。

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森田の基礎工事

2018年04月17日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
お墓の外柵(区画)の工事には、一般的には基礎の工事が必要です。不必要な場合や、新たに基礎工事をしない場合もありますが、ほとんどの場合には、鉄筋入りの基礎ベース(コンクリート)をします。
基礎工事には大きく分けると 杭打ち基礎と直接基礎の2種類のに分けられます。杭打ち基礎は名前のごとく、地盤に杭を打ち、その上に基礎のコンクリートをします。直接基礎には 独立基礎・布基礎・ベタ基礎 といった、3種類の施工方法があります。
今回は 森田のベタ基礎がどの様に行われているのか ご案内したいと思います。
まずは 施工前、これから工事が始まります。
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ユンボを使ったり、手作業で掘り方をします。
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根掘りの完成です。
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次に、ランマー(転圧機)を使って 丁寧に地盤を締め固めます。
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充分に締め固まった地盤に、三分鉄筋を敷き詰めます。
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コンクリートを流し込みます。
※中央部分は 納骨堂の位置なので、土の状態を残します。
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ベタ基礎の基礎工事の完成です。
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生まれ変わった数珠

2018年04月16日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日、本社の近くの正覚寺様より、数珠をいただきました。木目が美しくとても素敵なものでした。
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触ると木の感触が心地よく、房も落ち着いた色で老若男女どなたでも使用できそうです。そして数珠には、一文が一緒に添えてありました。
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正覚寺様は最近地蔵堂の改修をされました。その改修のされる前の古材を使用して数珠は作られたものでした。
古いものを処分する事は単ですが、長年使用したものをまた別の形に残す事で何年も残されていきます。古い物は捨てるしかないことはありません。お墓を建てる時にも、古いお墓を全て処分される場合と、使用出来るものは使用される事もあります。足りない部分は新しい石で補足されることもあります。お墓は単なる石ではなく、ご先祖様の家でもあるので、なおさらですね。
正覚寺様、素敵な数珠をありがとうございました(^-^)

お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く