石積みの修復

2020年01月28日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今年の冬は例年になく温かい日が続いて、雪が降るようなこともなくお墓の工事も順調に進んでおります。有り難い事です。

先月に完了した工事です。この写真は工事前の状態で土留めの石積みが奥の方で膨らんでいて垂直90度を超えていました。

今まで崩れなかったのが不思議なくらいです。

墓石をすべて解体して石積みを解体していきます。

幸い、土壌が赤土質で崩れ難い土質の為、順調に進みました。

以前の石積みは勾配が無い状態でしたので、この工事では1寸の勾配で丁張します。

昔の石積みなので、基礎のコンクリートも裏込コンクリートもほぼ無いに近い状態です。

既存の割石を使うので、一つ一つ手直ししていきながら積み上げていきます。

以前は無かった水抜き穴加工も施します。

石積みは完了。

解体していた墓石をバランスよく据付

これで安心して新年を迎えられました。

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圓教寺の五輪塔

2020年01月27日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

先日姫路市書写山の圓教寺にお参りに行きました。

書写山は西国三十三所の札所で、山の上にある大きなお寺です。

大講堂の東南の隅に土塀で囲まれた姫路城城主本多家の墓所がありました。お墓は全て五輪塔です。

その全てに家のような囲い(廟屋というそうです。)があり、江戸初期から中期にわたる廟屋の建築として県下でも例のない珍しいものだそうです。

柵があり近くに寄れなかったのですが、遠目に見ても立派な五輪塔でした。

私は、この会社に入り初めて五輪塔を知りました。

丸や三角など合わさった形に不思議なお墓だと思いました。

多くの方がイメージする和墓は江戸時代中期から広がったもので、それ以前の鎌倉時代・室町時代は五輪塔が大半を占めていたそうです。

五輪塔を広めたといわれているのは真言宗の中興の祖「覚鑁(かくばん)上人」といわれています。

高野山を拠点として全国活動をした高野聖でしたが、当時は木製で建てた五輪塔が全国普及のきっかけになりました。

「五輪塔を建立し供養を行うと故人が成仏し、往生できる」という教えを説いたと言われます。

どの時代でも、どのような形でも亡くなった方が成仏を願う気持ちは変わらないですね。

書写山のふもとには早咲きの菜の花畑がひろがっていました。少し早い春の風景に出会えました(*´ω`*)

📷義積

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社屋60周年記念碑

2020年01月24日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

前回、リスのくるみ加工風景をご紹介しましたが、昨年末に完成いたしました。

リスが会社の庭で伸び伸びと生活している和やかになった感じになりました。

裏面には、社訓を彫刻されました。

この周年記念碑は社員の皆様がお金を出し合って作られました。素晴らしいですね。

60周年誠におめでとうございます。

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冬のお墓参りPart2

2020年01月23日 08:00

藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

以前に冬のお墓参りで注意して欲しい事を伝えさせていただきました。

今回はその第2弾です。

冬のお墓参りでもう1つ気を付けていただきたいのがこちらです。

少しわかりずらいですがお墓の表面が凍ってしまっています。

このように凍った状態で拭いてしまうと、氷の上を拭いてしまうのでせっかく拭いても氷の下の汚れが全く落ちていない状態になってしまいます。

氷が溶けるまで拭くのは手間ですし、時間もかかってしまいます。

なので冬のお墓参りは朝ではなく陽が出てからされることをおススメします。

陽が出て氷が溶けた後であれば、汚れもしっかり取れるうえに時間もかかりません。

また、前回お伝えしたように石を張った部分が凍っていることで滑って転んでしまうなんてこともありません。

こういった理由からも冬のお墓参りは陽が出てからされることをオススメします。

お墓の相談会、開催中です!

2020年01月22日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

新年を迎えたと思ったら、あっという間に1月も下旬ですね。
さて、森田石材店では、ただいま「お墓の相談会」真っ最中です。
1月18日(土)~1月26日(日)まで3店舗同時で開催しております。

各店それぞれの特色を生かし、和墓から洋墓まで様々な種類の墓石を見て頂けます。

なんとなくこんなお墓いいなぁ~から初めてみるのもいいかもしれません。
またお墓以外にも気になる事・・・草が生えて大変、地震対策が心配・・・などなど、どんな事でも構いません。

是非、一度お立ち寄りください(^^)

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お陰様で楽になりました

2020年01月21日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

昨年末にお手伝いさせていただいたお客様が年明けにご来店いただき、少しお話させていただきました。

こちらのお客様の工事内容としましては「花筒を新しくステンレス製の物に交換する」といったリフォーム工事でした。

以前までの花筒は固定されており、お話を聞くと「花立ごと傾けて(ひっくり返して)掃除してた」のだとの事。

「お陰様で今年の正月は掃除も楽になったわ」とのお言葉をいただきました。

年末・年始にお墓参りをなさった方も沢山おられると思います。気になられた点やお気づきの点などございませんでしたでしょうか?

意外と簡単にお悩みは解決することもありますお気軽にご相談下さい。

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お墓の灯籠

2020年01月20日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

前回こちらの記事で「お墓の灯籠」についてふれました。

今回は少し詳しくお話します。

灯籠には大きく3つの役割があります。

①お墓の周辺を照らすことで邪気を払う
②故人の道灯りになって、神仏に導いてくれる
③お供え物(五供)の一つ(※1)

意外と見落としがちなのが③の五供です。

五供というのは、仏様にする基本的な5つのお供えの事を言います。

「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食(おんじき)」の5つがあります。

それぞれの役割は下のようになっています。

香・・・線香。悟りの世界へ導く。
花・・・仏花。仏に対する修行の誓い。
灯燭・・・ローソク。
浄水・・・水。心を清める。
飲食・・・食べ物。食べ物をいただき生かされているということに感謝する。

ですので、仏壇やお墓にも当然ながらこの5つのお供えをするものが備わっています。

上の写真のように墓石にローソク立てがない場合があるのでそういうお墓は灯籠かローソク立てを設置することをおすすめします。

ローソク立てはコンパクトでコストも抑えられますが、冒頭の役割を考えると本来は24時間、365日ローソクに火を灯すのが理想的です。
しかしそれは現実的ではありません。

灯籠も本来はローソクを立てて火を灯していました。
しかし現在の灯籠には便利な機能が備わっております。
それがこちらです。

灯篭の火袋の正面には飾り窓があり、左右には円窓があります。

円窓の1つは円形で、もう1つは半円形になっています。

円は太陽、半円は月を表しています。

この太陽と月には、日中は太陽の光が入り、夜は月夜の光が入るという意味が込められています。

つまり、実際に火袋に明かりが灯されていなくても、同等の効果があるという意味合いが込められています。

以上の事からも、墓前灯籠を建てることで365日いつでも明るくお墓を照らし続け、ご先祖様の供養に繋がりますので設置することをおすすめします。

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巻石(外柵)の補強工事

2020年01月17日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

令和二年、初めての投稿です。

先日、お墓建立させていただいたお話です。

すでに巻石(外柵)がある区画で、墓石と霊標を建てました。

建てるのにあたり、巻石が一部開いていました。

工事開始です。

角のコンクリートを取ってみると、金具がついていました。

ですが、当社の金具より厚みも薄くボルトが緩んでいたので巻石が開いたのではと推測されます。
そこで、この金具を外して、当社のステンレス金具と交換しました。

もう一度、ナット穴をドリルで開けました。

ボルトを打ち付けます。

ナットも取り付けしました。

こんな感じです。

増し締めします。

ナットが緩まないようにコンクリートを金具部に流し込みました。

防草対策の「ファイバーレジン施工」や地震対策の「安震はかもり」も施して完成しました。

金具交換せず、お墓を建てた後に、巻石が開いてしまってはいけないので、喜んでいただける工事ができたのではないかと思っています。

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~信頼棺~

2020年01月16日 08:00

植木 芳匡
植木 芳匡

篠山店の植木です。

今回は、「信頼棺」のお話です。

皆様、大雨の後はお墓の納骨堂に水がたまるってご存知でしたか?

実は、ほとんどのお墓は納骨堂に水がたまります。

水がたまるのには、二つの原因があります。

原因1・・・下から湧き出る水
原因2・・・雨などの上からの水

下から湧き出る水は、地面より納骨堂を高くしてやれば下からの水は防ぐことができます。

では、上からの水はどうすればよいのでしょうか?

当社では「信頼棺」という工法を提案させていただいています。

模型にてご説明させていただきます。こちらがカロート(納骨堂)になります。

※ここから下の写真は企業秘密なのでボカしています。

カロートの上を一枚板で蓋をします。この一枚板が「第一の蓋」になります。

ここから実物の写真でご説明させていただきます。

一枚板の穴が開いているところが納骨穴になります。

納骨穴のまわりは、横から水が入らないように出っ張りがあります。

先ほど出っ張りと納骨穴をふさぐ「第二の蓋」がしっかりとはまるように「第二の蓋」の裏はこの様になっております。

「第二の蓋」でしっかりとふさぐことで、二段階の厳重な雨対策となっております。

さらにこの「信頼棺」特許もとっておりますので、絶対的な信頼感があります。

新しくお墓をお考えの方は、是非「信頼棺」もご検討してみてください。

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小正月

2020年01月15日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店スタッフです(*^-^)/

今日は小正月。

元旦から7日までの一週間を大正月、15日を小正月といい古くから重要な日とされていました。

(15日を含む前後三日間とも言われているみたいです)
では、小正月って何を行うの??と疑問に思い調べてみました!

  • 今年一年間の健康を願う
  • 正月に家にお越しになっていた歳神様(年神様)をお見送りする
  • お正月働いた女性を労う
  • 今年一年間、災厄が降りかからないように厄払い・悪霊払いをする
  • 今年一年豊作でありますようにと願う
  • 今年の豊凶を占う

そして松の内というお正月飾りを片付ける日。

とんど焼き 松飾りを燃やす火祭りも馴染みの行事の一つですよね!

女性の皆様!!&男性の皆様!!

今日は別名”女正月” お正月に働き詰めだった女性が労ってもらえる日なので、家に居る男性陣に家事をお任せしてゆっくり過ごしてください(*^-^*)

そして今年は”子年”

ねずみと石の繋がりを検索したところ長野県の昔話にねずみ石という話を見つけて読んでみると、欲張らず真摯に生きていれば報われるというお話でした!

今年もお一人お一人のお客様のご要望を丁寧に伺って、より良いお墓・仏壇づくりのお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いします。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く