
代表の森田です。
前回からご紹介しています柏原八幡宮様の階段工事第2弾です。
1カ月前の状況
階段と階段の間に(9㎝×9㎝×厚み5㎝)の「ピンコロ石」を貼り付けています。
石の表面は「割肌仕上げ」(凸凹)していて滑りにくくなっています。このピンコロ石はホテルの玄関などによく使われています。円形の模様に張ったり、いろんなデザインが可能です。
これから玉垣の柱が右側に設置し、真ん中に手摺も付くので神社らしくなってきます。
次回もお楽しみに。
2024年08月31日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
「写経の折り方を調べていたら、こちらのブログにたどり着きました。しかし記事内の画像が表示されておらず折り方がわかりません。画像を送っていただけませんか?」
という問い合わせのメールをいただきました。
歴史の長いこのブログ。引っ越しなどもあったのでしょう。そのせいで古い記事は画像リンクが切れてしまっているのです(修正しないとなぁと言いつつ、後回しになっています…すみません)
サーバーの奥深くにデータが残っているのですが、今回の記事の分が残っているのかハラハラしながら探して見ると無事発見!
早速修正したのですが、肝心の写真は…… 記事を書いた上山さんには申し訳ないですが「全然分かんない!」→記事はこちらからどうぞ。
この画像だけ送ってもお客様も絶対分からない。なんてお返事をしようか…答えを見つけようと、とにかく写真を凝視。
すると、途中のこの形。
見たことがあります。折り紙のたとう紙を折っている時にこんな形になる!と気づき(子どもの頃、一時マイブームでそればかり折っていたんです)
となると、最初の方は長方形の写経用紙を正方形にしている いわば下準備のところだなと気づき、謎は解決しました。
文章で説明するのは難しかったので、急いで図を作って、たとう紙の折り方までは図解を作っている時間が無かったので、他のサイトへ誘導させていただきました。
これで無事、お客様へお返事が出来ました。その日の夜、スマホを見ると実際に折られた写真とメッセージが届いていました。
嬉しい気持ちと、ほっと一安心しました。
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私自身、写経をお墓に納めるというのを経験したことが無いのですが、森田のブログで見かけるのは
・そのまま納める
・筒に入れて納める
が多かったので、折り紙のように折って納めるというのは新しい発見でした。なにかこう…写経に込めた願いがぎゅっと集結する感じがします(語彙が無くて上手く表現できません)
というわけで、私も実際に写経用紙を折ってみました。キレイに出来たので犬に見せたのですが誰も見ていません。
たとう紙はこれ以外にも色々なパターンがあります。元々は、ポチ袋としてお金や小物を包むための折り方なので中に何か入れてもいいですね。
お好きな折り方で折ってみてください。※写真、オレンジ色のたとう紙はハサミを入れるので写経には不向きです。ご注意ください
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2024年08月30日 08:00
篠山店の倉木です。
もうお盆も過ぎましたが、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
毎朝展示場の墓石を拭いていますが、暑くて暑くてしんどいです。
お盆にお墓参りされ、お墓掃除されたたかも多いと思います。
お盆前はお墓掃除のご依頼を多くいただきました。
遠方でなかなかお墓参りに行けない方や身体面でお墓に行くのが難しい方など。
毎年お盆前やお彼岸前ご依頼いただく方もおられます。
今回ご依頼いただいたのは、毎年お掃除させていただいているお墓になります。
ファイバーレジンもさせていただいており、草が生えていませんが、
木に囲まれた墓地なので、落ち葉が隅に溜まっていました。
落ち葉を掃いて、綺麗に拭き上げ、お花を挿して完了です。
墓石全体の洗浄は勿論、普段は動かさない水鉢や花立などを動かしてお掃除します。
また、正面彫刻の文字の中など、お掃除が難しい所もさせていただきます。
お墓掃除は濡れたタオルなどで拭いていただくだけでも充分ですが、何年かに一度はプロの手でお掃除はいかがでしょうか?
2024年08月28日 08:00
本店の砂原です。
前回のお話の続きをしたいと思います。前回のお話はこちら
前回コンクリートブロックを積むための基礎までのお話を致しました。
今回は、ブロック積みからについてです。使用するのはスプリットブロックです。
約100個以上のブロックを使用してのブロック積みになりますが、弊社のブロックが入荷してきた際に
トラックから降ろすのが大変だなと思っていたところ、写真のように荷下ろしを始めました。
やはり機械があるというのは便利ですね。
ブロック積みについては、職人が一つ一つブロックのサイズを合わせながら加工していきます。
ブロックのサイズは大体が同じですがピッタリというわけにもいかないため、手加工で調整しています。
一つ一つ合わせながら、調整して積むことによりこんなに綺麗に仕上がりました。
あとは、裏にコンクリートを入れて強度を上げていきます。
今回はここまでとなります。次回は、墓石の建立と周りの仕上げになります。
2024年08月23日 08:00
本店の山崎です。
今日は家紋についてです!
普段の生活の中では、家紋を見たり、知ったりする機会ってそんなにありませんが、着物や風呂敷などに家紋が入っているのをお持ちになられている方も多いのではないでしょうか?
また、家紋は何となく知ってはいるけどと言う方でも、家紋の名前はご存知ですか?
家紋は「苗字」を記号化したものであるとも言われ、その家の「しるし」でもあります。
古くから、自らの家系や家柄・地位を表すために用いられてきた紋章です。
一般的に和墓の場合は、お墓の水鉢というところに家紋を入れる事が多いです。
(もちろん、必ずしも家紋を入れないといけないという事はありません。)
家紋は、ものすごく種類があるんです!
彫刻原稿を見ていると、見慣れた家紋ももちろんありますが、変わった家紋だなぁ~と、思わず眺めてしまうものも、しばしばあります。
もしも、ご自分の家紋がわからないという場合・・・
・お墓に彫刻していないか、確認する
・本家がわかる場合は、そちらへ確認する
・本家がわからない場合は、古い戸籍をたどると本家がわかる可能性もあります
それでも、どうしてもわからない場合は、自分で家紋を選ぶ(作成する)事も可能だそうです。
家紋にはいろいろな意味があり、同じような家紋でも全く意味が違ったり、ルーツが違ったりする場合もあります。
ご自分の家の家紋を、今一度調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。
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2024年08月21日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご紹介するのはお墓の免振施工です。
今年は年初から石川県で大規模な震災があり、また先日は宮崎県でも震災が起こり南海トラフ地震が懸念されました。
こうした経緯もあり、今回免振施工を含めた大掛かりなリフォーム工事を行いました。
施工前の様子がこちらです。
今回のリフォーム工事の内容は
①代々墓の免振施工
②代々墓のペイント
③代々墓の洗浄
④霊標の追加彫刻
⑤霊標のペイント
⑥階段の洗浄
⑦灯籠の解体据え直し
⑧間知石の洗浄
⑨既存墓石の洗浄
⑩ファイバーレジン施工
⑪境界コンクリートの板石貼り
とまさにリフォーム工事のフルコースです。
完成がこちらです。
階段はこのように綺麗になりました。
間知石も洗浄してこのように綺麗になりました。
また、境界コンクリートに板石を貼り付けたことで綺麗になりました。
板石は間知石のデコボコに合わせてカットしながら貼りましたので仕上がりが非常に綺麗です。
まさに職人技です。
霊標もペイントし直して綺麗になりました。
地震対策と、防草対策も施して安心のお墓になりました。
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2024年08月19日 08:30
本店の垣崎です。
お墓参りの時期や、強風の後はローソク立のガラスが割れていたとよく買いに来られます。
お墓は山裾にあることが多いので動物にいたずらされることも度々ありますね。
この前は線香立てをカラスが持って行ってしまってなくなっていた。
というお客様もいらっしゃいました。
森田石材店には、ローソク立てや線香立、花立等も置いております。
基本的な物は置いていますが、珍しい形やサイズの違う物は取り寄せも可能です。
お墓参りに行ったら線香立が無くなっていた等ありましたらお気軽にお声かけ下さい。
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2024年08月16日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。霊標の再彫刻をさせていただきました。
多可町のお墓です。長年、当社でお世話になっているお家で、2年前に彫刻させていただいたのですが、次世代に守ってもらいやすいお墓にし直したい(リフォーム)との事で、先々代のお墓を撤去する事になりました。そこで、先々代も霊標に彫刻したいと相談いただきました。
2年前の作業前写真です。先々代の彫刻方法を色々と説明させていただきましたが、やはり王道の代々の順番通りに彫刻して欲しいという事で、この霊標をすりおろし(削り直し)て一から彫刻することになりました。
完成しました。2年前の彫刻していたお方を3名目に彫刻しました。区画サイズの縮小し、防草対策も施して、スッキリしたお墓になって良かったです。
2024年08月14日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日父のお墓参りとお墓の掃除をしてきました。
熱中症にならないように朝早くから母と二人で行ってきました。
いつもなら掃除を含めても手桶に1~2杯のお水で済むのですが、
何日も雨が降っていなかったので中々汚れが落ちず、手桶とは別にバケツで4杯必要でした。
水くみ場まで何度か往復するだけでも、まだ7時過ぎなのにもう汗がダラダラと流れてきて、毎日クーラーのきいたお店で働かせてもらっていることのありがたさを痛感しました。
けれど、きれい好きだった父のためにと黙々と二人でがんばります。
お墓掃除はご先祖様への感謝と敬意を示す大切な行為で、心から供養を捧げることになる。
そんなことも頭に入れながら、墓石や拝石の汚れを落としていきます。
お花を供えてお線香も上げて、やっと終わったという感じでした。
駐車場に戻る途中に母が周りを見ながら言ったんです。
「うちが一番やったな、これでみんなに墓掃除したってわかってもらえる ♪ 」って。
「え!?お父さんのために綺麗にしたんちゃうん?」
思わず突っ込んでしまった私でした。
そんな母の戯言はよそに、
一生懸命磨いたわりにあまり綺麗になっていないような気がしながらも帰途につきました。
今思えばお店にいいのがあったな…と。
お彼岸はこれでもっと綺麗にしようかなと思います。
ご洗浄さま
超微粒子人造ダイヤモンド配合のスポンジです ✧✧
ダイヤモンドって…
ピカピカになりそうな感じですね。
2024年08月12日 08:00
本店の髙梨です。
先日、お墓の引越しで丹波市の墓地へ移設してきました。
元々は姫路市の北、朝来市に近い寺院墓地で祀られていました。
今回、こちらの墓地にある巻石も含めて移設のお話をいただきました。
ただ、既存の墓石は夫婦墓と呼ばれるもので「そのご戒名の彫られている方々のお墓」だけがあり、これからの仏さまをお祀りする
お墓はありませんでした。「母はずっと五輪塔が欲しい。って言ってたんです。」とお打ち合わせで施主様から伺っていたので
今回のご提案は「望まれていた五輪塔を建てる」というものにしました。
移設完了し、開眼供養時の写真です。既存の夫婦墓の台石2段は再利用し、竿石から上を新しく五輪塔にしました。
そして驚くのは、、、なんとここの墓地の整地と基礎工事、そして巻石工事まで施主様がお一人でされたんです。
弊社は旧墓地からの解体、引越と新墓地での建前工事のみを請け負いました。
お仕事で重機を使用したり、延石を設置したりとされる方でしたので、このようなご依頼内容となりました。
「自分の手で建てるのも供養になるやろし、出来ることはしたい」と仰られていました。
立派なお墓が完成し、お母様のお骨は写経に包まれずっと望まれていた五輪塔に納骨されました。
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