森田石材店ブログ - カメラ女子 -
お彼岸を過ぎても彼岸花
2025年10月03日 08:00
こんにちは
滝野店事務スタッフです
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、まだまだ日中はお彼岸を過ぎても暑いですね。
最近はバタバタしていたので、彼岸花が咲いているのにも気づかず過ごしていました。
先日急に彼岸花を見たくなり、知り合いの人に聞いた「曼珠沙華の里」を訪ねることに。
見頃はもう過ぎていて枯れかけていたのですが、
それでもあまり見ないピンクや白、黄色の花を見ることが出来て満足しました。
曼珠沙華を私は「マンジュシャカ」と言い、母は「マンジュシャゲ」と言います。
どちらが正しいのかと調べてみると、「曼殊沙華」と「曼珠沙華」読み方だけでなく漢字も違う!
曼殊沙華
仏教の経典に由来する言葉で、サンスクリット語の「mañjūṣaka」が漢訳されたもの。
この花は、釈尊の説法や吉兆の際に天から降る「四種の天花」の一つとされています。
天上の花としての象徴的な意味を持ち、特定の植物を指すものではない。
仏教の文脈では、天界の出来事を祝う花とされている。
曼珠沙華
仏教の経典からの言葉であり、曼殊沙華と同じくサンスクリット語に由来します。
日本では特にヒガンバナを指すことが多いです。
花の美しさや神秘性を強調するときに使われることが多く、文学の中での表現としても見られる。
基本的には同じ彼岸花を指すことが多く、仏教的な背景を持つ花として日本の秋に特有の意味を持つ花です。
又、「家に持ち帰ると家事になる!」と言われる花ですが、
彼岸花の根には強い毒があることから、子供が誤って口に入れないようにとの思いから広まったものです。
天界の出来事を祝う花なのに、不吉なイメージが可愛そうですね。
毒があっても綺麗な花なので、来年はもう少し早く見に行こうと思います。
残していく物
2025年09月18日 08:00
いつもお世話になっております。本店の堂本です。
先日、納骨手伝いのご依頼の際に、仏壇じまいも行われ、お位牌を処分したいとのご相談を受けました。
ご先祖様のお位牌を処分されますと、後に何も残らないですので、もし宜しければ、お一つにまとめる、または
別の形で残す、という事も出来ます、と、ご提案しました所、何かしらかの形でまとめたいとの事でした。
その後、打合せの際に、ご主人様がお位牌と過去の戸籍などを持参され、私はまだまだ勉強不足の為、店長の高梨に
同席してもらい、戸籍からお位牌の方の家系図を読み解く手伝いもさせて頂きました。
お位牌をまとめる方法は二通りあり、
大きなお位牌一つに複数のお位牌のお名前を刻み直すもの
過去帳に戒名を写したり、板状のものに戒名を刻み直し、収納できるようなお位牌にお入れする
というものです。
今回は、お写真にはないですが、大きいお位牌にご先祖様のお位牌をお纏めになる方法をご希望されました。
ご供養しやすいようにその時代や環境ごとに形を変えていくことは、とても大切なことだと思います。
時代や環境によって形が変わっても、拝む、参る、というような行為の本質は常に変わらない部分があると思います。
今後も、様々な形で、お手伝いできることを日々、精進してまいりますので、宜しくお願い致します。
【カテゴリ】
お墓じまいとリフォーム工事
2025年07月04日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。お墓じまいとリフォーム工事のお手伝いをしました。
加東市のお墓です。長年お付き合いのある方で、これまでの方々(土葬墓)のお墓とこれからの方々(代々墓)のお墓が別々の所にあるお家です。土葬墓はお墓じまい。代々墓は、草の生えにくい「ファイバーレジン施工」等をさせていただきました。
作業前に、土葬墓に焼骨もあるので、取り出して、代々墓へ移動いたしました。本店店長の高梨とお手伝いしました。
土葬墓です。
お一方ずつの小さな石塔が6基ありましたので、撤去しました。この墓地は撤去しても、その家が引き続き、面倒を見るルールなので、囲い(巻石)はそのままで、防草シートを引いて、出来るだけ、掃除が楽にしました。
代々墓です。
洗浄もしましたので、新品とはいきませんが、キレイになりました。また、区画左後が土砂流入の可能性がありましたので、土留めをして防いでいます。草もはえにくいので、お掃除も楽だと思います。加東市にお住まいではないので、なかなかお墓に来られる頻度は少ないかもしれませんが、末永く守っていただければ、うれしいです。