森田石材店ブログ - 仏具 -
お盆のお迎え馬と牛
2024年07月17日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お盆にお供えする牛と馬には、どんな意味があるのか気になりませんか。
どうしてお盆に牛と馬を飾るのか、不思議に思いますね。
お盆に飾られる馬を「精霊馬」、牛を「精霊牛」と言って、あの世とこの世をつなぐ乗り物と言われています。
お盆は、亡くなった人の霊があの世から家に帰ってきて家族と一緒に過ごされます。
お盆に牛と馬を飾るの意味は、
仏さまやご先祖さまがあの世とこの世を行ったり来たりされるからです。
あの世から帰ってこられる時には、家族に早く会えるようにと速く走れる馬に乗られます。
お盆が終わってあの世に戻るときには、
少しでも長くお見送りができるようにとゆっくりと進む牛に乗って帰っていただくというものです。
亡くなった人と少しでも長く過ごしたい、という思いからのものなのですね。
日本酒の香りがするお線香もあります!
2024年06月19日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
よくお線香を買いに来てくださるお客様のお話です。
いつもは奥様一人で来られるのですが、
その日はめずらしくご夫婦で来られてまして、
帰り際にご主人がこちらのお線香とローソクを見つけて、
「これええなぁ、わし死んだらこれおいて欲しい!」
と言われました。
少ない煙でほのかにお酒の香りがするお線香と、
そのまま飲めそうな本物そっくりなローソク。
奥様が「今、買って帰ろうかと」聞かれると
「まだ生きとるわ!」
と二人で大笑いされていました。
ひとしきり笑われたあと、
「たまには本物もおいてくれよ」とおっしゃっているのが聞こえてきました。
仲良く帰っていかれる姿を見ていると、
こちらも自然と笑顔になります。
ほのかにお酒の香り、
どんな香りなのかちょっと試してみたいものです。
滝野店近くの名所
2024年05月10日 08:30
5月からたんば篠山店に配属になりました倉木です。
今回は短い間でしたがお世話になった滝野店近くにある名所「闘竜灘」についてご紹介させていただきます。
配属された頃はこんな場所があるなんて全く知りませんでした。
滝野店の場所をご説明する一つに「『闘竜灘の近く』って言えばすぐわかってもらえるよ」と教えて頂きました。
初めは何のことか分かりませんでしたが、実際にいってみて理解できました。
闘竜灘は清流加古川の川底いっぱいに奇岩・怪岩が起伏し、落水の豪快なリズムと四季折々の水模様に魅了されます。
また、竜の躍動に似たことで名が付いた飛び鮎の名所としても有名です。毎年5月1日には鮎漁が解禁されます。(加東市ホームページより)
ひょうごの景観ビューポイント150選にも選ばれています。
実際に隆起した岩の上を歩くことができ、激流を間近でみることができます。
手すりもないので落ちそうで少し恐怖心はありますが、ゴォォと音をたてる豪快な落水は絶景でした。
5月3日には鮎祭りがあり、屋台が並び、綺麗な花火が上がっていました。
ぜひ滝野店に来られた際には、闘竜灘にも足を運んでみてください。
【カテゴリ】
亀甲墓
2024年04月19日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
みなさんは亀甲墓ってご存知ですか?
恥ずかしいのですが私は昨日初めて知りました。
ミュージシャンのGACKTさんが
SNSで沖縄のご実家のお墓をアップされていてそれで亀甲墓を知りました。
亀甲墓(かめこうばか、きっこうばか、方音:カーミナクーバカ)は、
墓室の屋根が亀甲形をした沖縄県に多く見られる墓様式。
参照ウィキペディア(Wikipedia)
見慣れたお墓とずいぶん違っていたので
正直これがお墓!?とびっくりしました。
YouTubeでドローン撮影された沖縄最大の亀甲墓群があるのですが、
お墓というより遺跡みたいな感じです。
琉球王国時代、士族のみに許されたお墓だったけれど、
廃藩置県以降は一般庶民の間で急速に普及したそうです。
日本の他の地域のお墓と比べてもあまり共通性がなく、
台湾や中国福建省などで似たようなお墓があることから、
大陸から伝わってきたという説が有力です。
気になるデザインですが諸説の一つに、
「子宮回帰」を表現したものと言われているものがあります。
亀甲墓を女性の子宮にたとえ、
「生まれる前は子宮で眠り、死んだら子宮に帰る」という考えです。
ちょっと心があたたかくなるお話ですね。
どうしてそんなに大きなお墓が必要だったのかは、
沖縄では1960年代まで「風葬」が行われていたから。
岩場や山際に遺体を安置して自然に風化し
白骨化するのを待つのに広いスペースが必要だったんですね。
お墓にはその土地の歴史や風習が見られることがよくわかりますね。
【カテゴリ】
芝生の手入れ
2024年04月09日 08:40
滝野店の倉木です。
だんだんと暖かくなってきて、桜も満開になりました。
展示場の芝生も休眠期を経て、育成期に入ってきました。
綺麗な芝生に育つように手入れをおこなっていきます。
まず、雑草を取り除き、熊手で枯れ芝をかき集め、
そのあとはこの道具をつかって
エアレーションという穴をあけていきます。
穴を開けることで水や空気の通り道を確保でき生育が良くなります。また、地中に空気を送ることで微生物の活動も活発になり、枯れ芝や古い根の分解を促進させます。
最後に砂と肥料を撒いて完了になります。
去年の11月から滝野店にきたので、初めてこの作業しましたが、思いのほか大変でした。
まだこれから植木の剪定や育った芝生の芝刈りがあります。
綺麗な展示場を保てるように手入れを頑張っていきます。
【カテゴリ】
現場で彫刻
2024年03月19日 08:00
滝野店の倉木です。
弊社では、戒名などが彫ってある石の板(霊標)に新しく彫刻させて頂くときは、多くは工場に持ち帰らず、現場でそのまま彫刻しています。
今回はそんな彫刻の現場に突撃してみました。
彫刻は車輌に積んであるコンプレッサーからホースを伸ばし、砂を飛ばして彫っています。
文字だけを彫れるように、文字がくり貫かれたゴムのシートを張り、固定します。
そして、周りに石の粉が飛び散らないようにブルーシートなどで養生します。
養生の中に潜り込み、彫刻していきます。
彫刻が終わると、中にある砂をとってから、色を入れていきます。
最後綺麗に拭き取って、作業終了となります。
作業が終わるとすぐに、片付けて次の現場に向かわれました。
いつもこのような流れで彫刻させて頂いています。
現場彫刻は天気の良い日しかできません。また、コンプレッサーのホースが届かない所や隙間がない場合など現場ではできないこともあります。
【カテゴリ】
点検させて頂きます。
2024年02月26日 08:00
滝野店の倉木です。
当社では、アフターサービスとして新規墓石引き渡しの日から10年間の保証がございます。
墓石や外柵に施工上の理由で欠陥が生じた場合には、責任を持って修理またはお取替えをさせていただいております。
また、お墓をお引渡ししてから10年間は、ご希望された方に無料点検を実施しております。「保証期間が終わる前に見ておいてもらおう」という方「プロの目で見てほしい」などのご要望もございます。
勿論お建てするときには、傾きや不備のないよう、出来る限りの施工はさせていただいています。しかし、お墓も何年か経つと、地震や地盤の変化によって傾いてしまったり、巻石が開いてしまったりしてしまいます。
また、経年劣化で文字や家紋の色をいれている部分が剥げてしまっているということもあります。こういった部分をじっくりと見させていただき、お写真とともに現状をご説明させて頂きます。そして、ご要望に合わせて提案をさせて頂きます。
ご依頼がありましたら、10年以上経たれた方や、他社で建てられた方も点検させて頂きます。お気軽にお声がけ下さい。
天山石の前で
2024年02月09日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
今日は朝から寒いですね。
先日来店されたお客様で石にとても詳しい方がいらっしゃいました。
表示されているポップを見ることなく石の名前がわかり、特徴もよくご存知でした。
産地にも詳しく丁場(石が採れる場所)の話まで出てきて、
ご職業を尋ねると、
「石屋じゃないけれど『すい石』を集めていて石には結構詳しい」とおっしゃってました。
色々なお店に行ったり展示場も行かれているらしく、セールストークを交え、ご家族の方に一つ一つ丁寧に説明までされてしまい、私はもう出る幕がなくいっしょに頷いているだけでした。
その方が特に気に入られたのがこちらの天山石です。
よくテレビの食レポで色々感想を言われていますが、
本当に美味しいときはコメントを忘れて黙々食べているのと同じでしょうか。
あれだけ流暢に石の特徴などを言われていたのに、
この天山石の前では 「ええなぁ~ 」
ご家族の方が「どこがええのん?何でええのん? 」と聞かれても
「ええなぁ~ わしやったらこれやな」とだけ。
「何十年と長持ちして、色の変化が少ない石がいいんやけど。」
とご家族の方が私にそうおっしゃると、
「これやなぁ~」と満足気に答えていらっしゃいました。
今度は息子や娘と一緒に見に来ますね。
と言われたので、今日からもう少し石の勉強をしようと思います。
天山石とは
深みのある青色と高い透明度が特徴的な九州を代表する銘石。
経年劣化に対し非常に強いので、理想的な墓石材と言われています。
詳しくはこちらを読んでいただけたらと思います。
https://www.morita-stone.co.jp/morita_blog/2017/12/post_558/
https://www.morita-stone.co.jp/morita_blog/2018/01/post_563/
写経筒作りました
2024年01月31日 08:30
滝野店の倉木です。
森田石材店では墓石を建立して頂いたお客様に、写経を勧めています。そして、書いて頂いた写経を、納骨堂に納めさせていただいています。
今回はその写経を入れる写経筒を作りました。
「写経筒??」
と思われている方も多いと思います。なぜ筒を作る必要があるのかというと、写経の枚数が108枚あるからです。
ご住職のすすめで煩悩の数である108枚書かれたそうです。
私も前回のブログに書かせて頂いたように写経を書いたのですが、1枚でもやっとだったので枚数を聞いて驚愕でした。
108枚の写経をそのまま納骨堂に入れるのも困難なので、筒を作成することになりました。
まず塩ビパイプを切断し、
蓋と切断したパイプを組み立て、ラッカースプレーで塗装しました。
最後に書いて頂いた写経をいれて完成です。
スプレーでムラなく塗るのは大変でしたが、良いものができ、お客様にも喜んで頂けました。
今回のように写経筒が必要な場合は、ぜひ倉木にお任せ下さい。
【カテゴリ】
Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/contact.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/contact.php on line 3
Warning: file_get_contents(https://www.morita-stone.co.jp/_ssi/tenzikai.html): Failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/xb635650/morita-stone.co.jp/public_html/morita_blog/wp-content/themes/morita_blog2019/tenzikai.php on line 3