森田石材店ブログ - 滝野店 -
餅は餅屋
2025年09月01日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日愛用していたカメラを下取りに出しました。
何年か使ったら手放そうと思っていたので、こまめにクリーニングはしていたつもりでした。
今はSNSの時代で、検索すれば大抵のことは調べられます。
最低限必要な道具やクリーニングの仕方など。
便利ですよね、知りたいときにただで教えてくれるんですもの。
なので、多分これくらいにはなるだろうと期待をしてお店に持って行ったんです。
けれどなぜか、ABランクでした。
新品同様がAAランク、美品がAランク、つまり私のカメラの場合はその下。
え!? しばらく固まっている私に、
スタッフの方が、
「大変きれいに使われていているのでAランクにと思ったのですが、
一番大事なセンサーにゴミが付いているんです。」
と、申し訳なさそうに言われました。
そんなバカなと、毎回きちんと手入れはしてたのに、なぜゴミが……と納得できない私に、
カメラ店のスタッフが、
こうやってやるんですよと実践して教えてくださいました。
私の場合、
使っている道具は似ていても、やり方が違っていたんです。
同じようにしていたつもりが、実は大事なところを間違えていた。
落ち込んでいる私に、
「よかったら今度からはお店に持ってきてくださいね。」
と笑顔で言われたけれど、「はい」と小さな返事しかできない私でした。
森田石材店にも、できることは自分でやろうと熱心な方が来店されます。
「このチラシに載ってるやつ、材料さえ売ってくれたらわし自分でするで。」
「色入れはどんなの使ってはるの?教えてもらえたら家でやってみるわ。」
確かにできる人もいらっしゃるかもしれません。
「草は塩まいといたらエエって聞いた、塩は除草剤とちがって自然のものやから」
どなたに聞かれたのでしょう。
その方は石の性質をご存知の方でしょうか。
餅は餅屋ということわざをご存知だと思います。
大切なお墓を守るためにも、専門家にまかせてはいただけないでしょうか。
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仏壇の供花を長持ちさせるには
2025年07月30日 08:00
こんにちは
滝野店事務スタッフです。
もうすぐ7月も終わり、いよいよ本格的な夏が始まりますね。
今年は梅雨が短かかったこともあり、暑さもひとしおで、
朝からお弁当を作るだけでもう汗だくです。
でも暑さに大変なのは人間だけではありません。
お仏壇のお花も元気がなくグッタリしています。
ご先祖さまのためにもできるだけ綺麗に長く保ってほしいですよね。
長もちするお花といえば、
リンドウ、グラジオラス、ケイトウ、ミソハギ、ホオズキ などがよく選ばれているようですが、
故人さまのお好きだったお花も飾ってあげたい。
そこでお花を長持ちさせる方法、ちょっと調べてみました。
まず、なぜお花があっと言う間に枯れてしまうのか、それは花立の中にバクテリアが繁殖するから。
バクテリアが繁殖すると花の導管(水が通る管)が詰まるため、花は水を吸収できなくなってしまうんです。
これを防ぐためには、いくつかの方法が効果的だと言われています。
①水を清潔に保つ。
切り花を活けるときは事前に花立をきれいに洗っておく。
水をこまめに取り換える。
②余分な葉をカットする。
葉が多く付いていると花に水が行き届きにくくなりやすいです。
また花立に活けたときに水に浸かってしまう切り花の葉は、腐りやすく水も汚れる原因にもなります。
③水切りをする
茎を水中に浸けた状態で斜めにカットします。
これは茎の表面積を増やすためで、断面がつぶれないように切れ味の良い剪定バサミをおすすめします。
④花立の中に10円玉を入れておく。
銅イオンの作用で雑菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。
水替のときには10円玉も洗うようにしましょう。
⑤花立の水に漂白剤を1~2滴たらしておく。
金属製以外の花立てにおすすめです。
塩素の力で水を殺菌するのですが、強力な殺菌作用があるので入れすぎには注意!
⑥延命剤(キープフラワー)を使う
延命剤には花の栄養となる糖類や、殺菌作用がある塩酸などの成分が入っています。
最も手軽で効果的ですが、金属性の花立を傷めてしまう場合がありますので、仏花専用のものを使用するのがおすすめです。
どれもそんなに難しいことではないので試されてはいかがでしょうか。
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お寺に紫陽花が多いのはなぜ
2025年07月02日 08:00
こんにちは
滝野店スタッフです。
今年の梅雨開けは早かったですね。
例年より3週間ほど早くて、シトシトと雨が降った記憶があまりありません。
楽しみにしていた紫陽花も今年は見に行けなかったです。
紫陽花といえばアジサイ寺というのもあるほどよくお寺で見かけますが、
なぜお寺に紫陽花が多く植えられているのでしょうか?
諸説ありますが、
*亡くなった人を弔う花として、お寺に植えられた
「四葩(よひら・花弁が4枚ある)」の別名をもつ紫陽花が、
昔は「死(し)」を連想させる花とされていたそうで、
そのためお寺では紫陽花を多く植え、死者に手向けて弔ったという説。
梅雨の季節は、気温の変化が激しく体調を崩しがちで、
医療技術が発達していない時代は流行り病として死にいたるケースも多くありました。
その際に、紫陽花は仏花として簡単に手に入れることができ、
亡くなった方を弔う形として、紫陽花を育てるお寺が増えたといわれています。
紫陽花は雨に打たれるほど美しく咲くと言われます。
大切なかたを失った悲しみの涙と雨が重なったのかも知れませんね。
*紫陽花の花言葉「無常」が「諸行無常」につながる
紫陽花の花言葉の一つに「無常」があり、仏教の「諸行無常」の教えを感じさせる説。
正岡子規の俳句に
「紫陽花や きのふの誠 けふの嘘」
というのがあります。
諸行無常と仏教では言いますが、昨日まことだと思っていたことが、
今日はウソになってしまうことを紫陽花の花に例えた歌です。
*寺がある場所が山の中で、紫陽花との相性が良かった
寺は山中に建てられることも多く、日差しが強すぎず土地が程よく湿っているのが、
紫陽花が育ちやすい環境だったという説。
紫陽花は手間をあまりかけなくても育つので、
手入れをしなくても寺の中が荒れるということもありませんでした。
なるほど、たまたま自生していたわけではなかったのですね。
お寺の厳かな雰囲気と、紫陽花の慎ましいすがたがよく合いますね。
来年は出来るだけたくさん見に行きたいと思います。
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バラ園にもなじむ石のテーブル
2025年06月04日 08:00
こんにちは滝野店スタッフです。
先月、今にも雨が降りそうな日に【姫路バラ園】に行ってきました。
お天気がいまいちだったこともあり、人もまばらでゆっくりと薔薇の花を見ることができ、
まだ5分咲くらいだったのですが、何種類もの薔薇に囲まれてゆっくりと過ごす時間は私にとっては至福の時間でした。
いつまでたっても上手くならないカメラをかまえて、パチパチ撮影も一人楽しんできました。
端の方に去年は気づかなかったテーブルを発見!
こんなに大きいのにどうしてわからなかったのかが不思議です。
緑がかった色が園内の色とりどりの花や葉っぱと調和していて趣がありました。
園内スタッフの方に、「何ていう石ですか?」と訪ねたのですが、「さあ…、私ら薔薇の手入れしてるから」というお返事。
あちこち見たけれど石の名前は表示されていなかったです。
薔薇の名前はたくさん書いてあるんですけどね。
園内はペットも入れるので次々と薔薇を背景に撮影も始まります。
「〇〇君こっちよ! あー可愛い♡ 」
と声掛けをすると、ちゃんとポーズをとるんです、なんてお利口さん。
少し失礼をして私も離れたところから撮らせていただきました。
ピントがあってませんが雰囲気が伝わればと思います。
何周もグルグル回っていると、私と同じ様に石のテーブルを覗き込む方がいらっしゃいました。
うんうん!気になりますよね、って感じです。
薔薇の花にすっかり気を取られていたので、結局何の石かも分からずに帰ってきてしまいました。
秋にまた訪れる予定ですので、もう少し見てこようと思います。
ピンクの骨壺
2025年05月07日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お客様からのご依頼でこんな可愛い骨壺が届きました
骨壺ラーレ/ピンク
ラーレとは原産国トルコではチューリップのこと。
故人を偲び慈しむ心にふさわしいデザインはご家族との思い出を優しく包み込んでくれます。
薄いピンク色だったので桜のイメージが強かったのですが、可愛いチューリップの花が一面にあしらわれていました。
自分勝手な想像で若い方が亡くなられたのかなと思っていたら、
そういうわけではなく、お寺で長い間ご供養していただくのでということでした。
優しい色に包まれてきっと穏やかに眠られるでしょうね。
ご家族の方のお母さまへの愛を感じました。
遺骨ジュエリー
2025年04月07日 09:46
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日ご来店されたお客様から遺骨ペンダントのご注文を受けました。
遺骨ペンダント ソウルジュエリー は、大切な人への想いを込めて 身につけられるインナーポケット機能付きで、大切なものや想い出の品を納めて身につけられるジュエリーです。
年齢・性別を問わず、身近な人を亡くした寂しさや喪失感から「まだ離れがたい」「そばにいて欲しい」という想いを持つ方に選ばれています。
故人を胸元に感じることで、前向きになるためのジュエリーです。
数ある種類の中でもお客様が選ばれたのが
健康を支えるボディケアカンパニーのファイテンとコラボレートしたソウルジュエリーです。
普段アクセサリーをされない男性でも身に着けやすいデザインのものです。
大切な奥様との想いを身につける。
少し羨ましくも思いました。
みのり苑 風韻 伽羅
2025年03月10日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
前にもご紹介しましたけれど、こちらのお線香
【 風韻 伽羅 】
風雅 枯淡 幽玄な香り
真に自然がつくり上げた極みの銘香
天然木そのものだけを使用した上品な香りが特徴。
どことなく漂ってくるような、素朴でほのかな香りを楽しめる。
仏事だけでなく、さりげない香りのおもてなしとしてもご使用いただけます。
先日ご来店いただいたお客様のときに在庫を切らしてしまっていて、
急いで注文しました。
そのお客様はお家でお香として使われているそうです。
きっとお家中いい香りに包まれているのでしょうね、ちょっと羨ましいです。
そういえば市川團十郎白猿さんが10年位前にブログで紹介されていましたね。
僕の使っているお香は
これ
伽羅
とってもいいですよ
コーヒーとも合うと思いまーす 笑
なぜコーヒーと合うのかはわかりませんが、伽羅の香りがとてもお好きらしいです。
神様が創ったとも言われている香りの伽羅には神経系の活動を鎮静させ、
イライラや興奮を抑制させる効果が期待できるそうです。
落ち着いた空間で伽羅の香りを楽しむと気持ちが落ち着き、頭がすっきりとしてきます。
何かに集中したいとき、気持ちが落ち込んだり怒りで我を忘れそうになった時などにおすすめです。
こんな手相の方は特にお墓参りをおすすめします
2025年02月07日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
孫の手相がマスカケだった事がきっかけで、最近手相に興味を持ち始めました。
何でも形から入りたい私ですが、今回は我慢して、
今のところ手相の本と、ルーペ、かんざし(線を指し示すため)にとどまっています。
もしかしたらもう買い足す物は無いかもですけど。
とりあえず本と自分の手相を見比べながら一喜一憂していますが、
ある日偶然見たサイトで、
【 お墓参りをした方が良い手相 】
というのを見つけましたのでご紹介します。
まず1つめは、手相好きの方には有名な「仏眼相」のある方。
親指の第一関節のところが目の形のようになっている相です。
線がつながっていてくっきりと目の様になっているのが理想です。
それから2つめ、最近人気の「神秘十字線」のある方。
感情線と知能線の間にある十字の線のことなのですが、
横の線は知能線もしくは感情線から枝分けれしている線で、縦線は運命線になっているのが条件です。
こちらは薄くてもOKです。
そして3つめは「地丘から運命線が伸びている」方。
手首の真ん中の少し上のふっくらしたところが地丘と呼ばれるご先祖さまのエネルギーが宿っている丘で、
中指に向かって伸びている線が運命線です。
濃くて長い方がよりご先祖さまからのご加護があります。
3つともご先祖さまから守られている相で、
何かトラブルや困ったことが起きても救いが入り難を逃れることができたりと、とてもありがたい相です。
日頃お守りいただいている感謝の気持ちをこめてお墓参りに行かれてはいかがでしょう。
【カテゴリ】
巳年ですね
2025年01月09日 08:00
滝野店事務スタッフです。
今年になって初めてのブログ投稿です。
本年もよろしくお願いいたします。
2025年は「十干十二支」でいうと、42番目にあたる「乙巳(きのとみ)」です。
「乙」は十干の2番目で、木の要素を持ち草木がしなやかに伸び広がっていく意味を持っています。
「巳」は十二支の6番目で、成長過程で一つの節目を表します。
「乙」と「巳」の合わさる「乙巳」の2025年は、芽吹きが成熟し転機を迎え、困難を乗り越え目標に向かって進む時期になると言われています。
日頃苦手に思われる方も多く、あまり好まれない蛇ですが、
蛇は脱皮を繰り返し成長する生き物なので「生命力」や「再生」を連想し、「成長」と「変化」の象徴とされています。
又、古くから巳年には新しい可能性が開ける年と信じられており、発展や飛躍が期待できる年とも言われています。
これらのことから、
2025年は断捨離をしたり、新たに目標をたて、スキルアップのために資格を取得したりするといいそうです。
新年の目標を立てるには、あやふやなものではなく達成できる範囲で具体的な目標を立て、
小さな目標を確実にクリアしていくことが大切になるそうです。
日本では白蛇は縁起の良い生き物とされていて、
財運や繁栄をもたらす神として信じられている弁財天の使いとされており、弁財天が祀られる神社に参拝すると財運が上がると言われています。
巳年のエネルギーを最大限に活かして豊かな一年にしたいですね。
お菓子をのせる仏具は高坏(たかつき)と言います!
2024年12月04日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日来られたお客様のことです。
来店そうそう言われたのが、
「あのな、お菓子とか果物のせるやつ。仏さんに、上に半紙敷いてするやつあるやん。それある?」
と、少し不安げなお顔で言われました。
多分あれだろうと思って、
「高坏ですか?」とお聞きしても、お客様からは返事がありません。
とりあえず椅子に腰掛けていただいて、急いで大小色違いでお持ちすると、
「そーこれこれ!」思わず一緒に笑顔がこぼれます。
名前が分からないからどうしようかと思っていた、と後からお聞きました。
仏具の名前って結構難しいんですよね。
なので、ご飯のせるやつ、仏壇に敷くきれいな布、ケンケンするやつ、どんな言葉でもOKです。
正式な名前が分からなくても大丈夫です。
身ぶり手振りでも、こんな風で〇〇に使うやつと言っていただければお探しできます。
ちなみにお探しの仏具は、高坏(たかつき)と言います!
たかつき【高坏】
食物などを盛る脚付き台のことです。
よくお菓子や果物は供えられます。
脚や台の形状により、東型高坏・中京型高坏・京月高坏・鶴高坏などがあります。
高月は当て字です。