森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
お墓の地震保険ができました。
2017年02月28日 08:00

森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
この2月から、お墓にも地震保険が出来ました。
今までも、お墓の地震保険と称すものはありましたが、掛け金が異常に高かったり、とても保険とは言えないようなものばかりでした。
しかし、今回スタートしたこの保険は違います。
損保ジャパン日本興亜が全国約1300の石材店でつくる日本石材産業協会と提携し実現したものです。
神戸新聞の記事がこちら
その内容ですが、震度5弱以上の地震で墓石が倒壊した場合に、修理費や再購入で最大30万円出るというものです。
掛け金は兵庫県の場合、月々300円程度です(都道府県により多少違います)。
今年の2月以降に新たに建てられたお墓が対象となりますが、一定の条件を満たせば、リフォームでも保証可能になっています。
お墓のそうじ(花立編)
2017年02月16日 08:00

中村 淳
滝野店の中村です。
お墓の掃除第2弾です。
今回は花立です。
森田石材店では現在下の写真のような花筒を採用しています。
この花筒のメリットはツバが付いていることで、花が枯れて垂れてきても花立に引っ付かなくなっています。
ツバがない花筒は花が枯れると下の写真のようになります。
古い墓石になると下の写真のように花筒が着脱式になってないもや花筒自体がないものもあります。
花筒がないものは石の花立に直接水を入れるので冬季にその水が凍ることで破損の原因にもなります。
また花筒の水も交換できず汚れが酷くなります。
そんな時は新たに花立に穴をあけて上記の花筒を入れることができるようにする「花立ボーリング」を行うことで解決できます。
次に花立の水が腐る対策には、銅製の花筒である程度防げます。
銅は水を酸化させ、ボーフラやぬめりを防ぎます。
しかし定期的に掃除しなければ緑青(銅が青くなること)が出て墓石にまで影響を与えますので注意が必要です。
替わりに花立の中に銅線などを入れてもいいでしょう。
銅製の花筒は滝野店にも展示しておりますので、ご来店の際は是非ご覧になってください!
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リフォームあれこれPart2~色入れ~
2017年02月15日 08:00

眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。
お墓の彫刻が見にくいな~って思われたことがありませんか?
実際、お墓のリフォームの時だけではなく、ご不幸があって、新たに彫刻をさせていただく時も、すでに彫っている文字や家紋が見えにくくなっているお墓がよくあります。
そこで、色をもう一度入れさせていただいています。
だいたい、建ててから10年位経つと、彫刻している所のペイントが落ちてきたり、汚れがたまってくるとお考えください。
こちらのお墓は建ててから20数年経っていて、白色を入れていた跡がありますが、ほとんど取れて、汚れがついています。
ご覧の通り、汚れを落として白色を入れました。
黒色の場合です。
キレイになりました。
皆さん、頼んで良かったと言っていただいています。
どんなことでも、まずは気軽に相談してくださいね。
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茶色い汚れ
2017年02月14日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
先日 お墓そうじのご依頼がありました。
内容は 階段の滑り止め加工がされている部分の “茶色い汚れ” を
キレイにしてほしいとの事です。
皆さんの中にも気になられている方があると思いますが
普通にブラシで擦ってもなかなか落ちません。
そんな時はプロにお任せ下さい。
作業は薬品を使っての工程になります。
1.最初に 良く水分を拭き取ります。
2.次に液体①をかけて しばらく置いてからタワシで擦ります。
それを2回程繰り返します。(汚れ具合にもよります)
3.良く水洗いをします。
4.最後に液体②中和剤で処理をします。
5.完了です。
※汚れ具合の状態にもよりますが 若干の色が残る場合もございますので
完ペキを求められる方はご注意下さい。
お困りの方がありましたら ご一報下さいませ。
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リフォームあれこれPart1~玉砂利交換~
2017年01月30日 08:00

眞下 尚利
篠山店の眞下(ましも)です。
お墓も家と同じで、建てて数十年経つと気になることも出てきます。
お墓は建てられた方から、時々お問い合わせがあります。
「この前、お墓参りに行ったら、◯◯が気になるのですが・・・」
「どうも、ウチのお墓が乗っている、グルッと囲んでるやつが、歪んできているようやねん」
このようなお問い合わせがあった時のお墓のリフォーム(手直し)をした例をご紹介させていただきます。
まず、最初は玉砂利の交換です。
お墓は屋外にありますので、どうしても枯れ葉が落ちたり、草が生えたりして、玉砂利が汚れたりします。
先日、三田市で玉砂利を交換をしました。
こちらのお家は、ご不幸があり、霊標(戒名を彫刻する板)に彫刻する依頼に追加して、玉砂利交換しました。
お墓の後ろ側に竹やぶがあり、雑草だけでなく竹の葉も多く落ちています。
そして玉砂利を交換すると、このように↓↓
このように玉砂利を交換するだけで、キレイになります。
ご納骨の際には、参列の親戚の方々もキレイになって、喜んでおられました。
玉砂利も、さまざまな種類をご用意しています。
まずは、どんなことでも構いませんので気になることがありましたら、相談してくださいね。
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お墓のそうじ(防草対策編)
2017年01月15日 08:00

中村 淳
滝野店の中村です。
お墓参りで大変なのが雑草ですよね。
冬場はまだいいですが、夏場は本当に大変です。
今日は、最近のお墓の雑草対策をご紹介します。
雑草対策には、大きく分けて3種類あります。
1.表面をコンクリートで固める
2.表面の玉砂利を固める
3.防草シートを貼る
(この他にも石を貼る等もあります)
コンクリートは水が通らず、雨が降ると溜まってしまいます。
防草シートは、数年でその効果が薄らいでしまうこともあります。
そこで今回は、2の工法をご紹介します。
最近、弊社でおすすめしているのは
「ファイバーレジン」という溶剤を使った施工方法です。
仕上げの玉砂利を固めてしまうことで雑草を生えにくくします。
従来の溶剤と違って経年劣化がしにくく、変色もありません。
溶剤が固まりだすのに余裕があるため、仕上げに時間の余裕があり
最終的な仕上りがとてもに綺麗なります。
類似品はたくさんあります。
価格だけであれば、その中でファイバーレジンは最も高いです。
しかし、透水性や強度、変色などを、長期的に考慮するのであれば、
公共工事にも使われている「ファイバーレジン」の品質は抜群です!
草ひきの重労働から解放され、更に見た目も美しい「ファイバーレジン」。
まさに一石二鳥!!でした。
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