森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
塔婆立
2025年04月23日 08:00
初めまして山南本店の堂本です。
先日、納骨手伝いをさせて頂いた際に、ご住職様から塔婆立の話題が出ました。
卒塔婆が風で飛んだりしない為だったり、置き場に困らないように塔婆立を建てるとよいとのお話でした。
ただ、周りのお墓に目をやると塔婆立にちらほら… 箒や塵取りがかけてありました。
たしかに思わず掛けたくなるような便利な形ではありますが、本来的な使用方法ではありませんので、ご住職様もこの状況を少し嘆いておられました。
今回、納骨のお手伝いをさせていただいた施主様からも新たに塔婆立のご注文を頂戴いたしました。
ありがとうございます。
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西脇市高嶋町墓地にて好評のファイバーレジン施工です。
2025年04月14日 08:00

滝野店の中村です。
今回のご依頼は西脇市高嶋町墓地にて好評のファイバーレジン施工のご依頼です。
今回は追加のご彫刻に合わせ、ペイントの入れ直し、洗浄。
更には墓石の傾きも見られましたので一度墓石を解体して据え直しもご提案いたしました。
ご親族のお墓も合わせての工事になりました。
工事前の様子がこちらです。
ご法事前でお掃除された後の写真になりますが、区画の周囲は落ち葉が大量にあります。
区画内は、夏は「草」、冬は「落ち葉」との格闘です。
区画内が砂利なので、ブロワーで落ち葉を飛ばすと砂利も一緒に飛んでしまいます。
長年にわたりこれらに悩まされていたとの事でした。
施工後の様子がこちらです。
これで夏の「草」からも冬の「落ち葉」からも解放されると思います。
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土葬墓から代々墓へお引越し
2025年03月12日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、移設(お墓の引越し)です。
小野市のお墓です。既に当社でお墓をお世話になっている方からのご相談でした。土葬墓にあるご先祖様の石塔を500メートル先にある代々墓へ移動(移設)してほしいというご依頼でした。
土葬墓です。正面手前の4基と右奥の1基を代々墓の墓地へ移設します。
お寺様にお性根を抜いていただきます(抜魂)。
その後、石塔前の土とお骨(焼骨)を取っていただき、代々墓納骨堂に納めました。そして、お性根入れ(入魂)のお経をあげていただきました。
後日、作業をさせていただきました。土葬墓跡地は、草が生えないよう、そして跡地を踏まれないようにコンクリート舗装しました。また、空気抜きの穴を作成しています。
代々墓へ5基の石塔を移設しました。洗浄して据付、線香立は一番前に一つだけ付けています。
これで次の代の方も、代々墓のみお参り、墓守していただければと思います。肩の荷が下りたとも言っておられました。
ご先祖様の想いを残したお墓
2025年02月21日 08:00
本店の砂原です。
今回、既存の夫婦墓を代々のお墓にまとめたいというご依頼をいただきました。現地での立会いをさせていただいた際、
墓相型のお墓であることが分かり、施主様のご両親がどれほどお墓を大切にされていたかが一目で感じられました。
その中で、ご両親が大切にされていたお墓をただ処分するのではなく、新しいお墓の一部として残す方法はないかと考え、
既存の墓石を加工して納骨堂や墓石の土台として活用することをご提案させていただきました。
既存墓石を加工して利用することで、ご両親やご先祖様の想いを引き継ぎつつ、新たな墓石に強度を持たせることができます。
また、基礎の上に直接土台を据え付けることにより、墓石の安定性も向上します。
さらに、段差をなくし拝み場へは楽に行けるようになったことで
ご家族皆様が広い拝み場でご一緒にお参りできるようになりました。
ご先祖様の想いが込められ、お墓参りもお墓守りもしやすい素敵なお墓が完成しました。
最近、夫婦墓を代々のお墓にまとめるケースが増えていますが、何らかの形でご先祖様の想いを残しつつ、
次の世代に伝えていくことも大切だと改めて感じました。
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もし霊標がなかったら
2025年02月05日 08:00

本店の髙梨です。
昔からのお墓、五輪塔や夫婦墓石、または代々墓はあるけど霊標(墓誌)がない。というお宅は多くとはいいませんがございます。
今回、たまたまそういう状況のお客様を西脇市で2軒お手伝いさせていただきました。
どちらのお家も古くからのお宅で先祖様が多くおられます。
今回、新たに仏さまが出られたのでそのご戒名やご命日などを記しておくものを。という事で設置させていただきました。
既存の墓石材と同じ石、または似た感じの石をご用意させていただきました。
これで必要なものは揃いました。お墓参りの際に日付やご年齢を見ては、故人様を思い出したり、
お話のひとつのきっかけになるかも知れません。
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文字埋め
2025年01月13日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、霊標(戒名板)の彫刻です。
しかし、いつもの追加のご彫刻ではありません。神戸市の北区のお墓です。永くお世話になっているお寺のご住職からのご相談でした。
「他社で彫刻されている戒名の一文字が間違っているので直してくれないか」というご相談でした。
「弾」となっていますが本当は「禅」だそうです。失礼ながら、どういう経緯で間違ったのか不明です。お寺様からの紹介でしたので、お客様にご連絡して、何種類かの修正方法の提案をさせていただきました。結論としては、この部分のみを埋めて彫刻し直す依頼をお受けしました。
修正できました。工程の写真はありませんが、練り合わせ溶剤を石の色目にできるだけ近づけて、平らにした上で彫刻し直しました。
言われなければ、気づかない仕上げになったと思います。また、敷地面積が狭いので、代々墓に引っ付いて据えているので、さらにわかりにくいです。
手前味噌ながら、弊社技術部の職人技術に感心したお手伝いでした(持ち帰らず、その場で作業をしました)。
お墓じまい
2024年12月06日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、お墓じまいの話です。
残念ながら、お墓じまいのお手伝いでした。墓地もお家も加東市にお住まいの方からのご依頼で、訳あってお話じまいをしなければならないとの事でした。
作業前です。18基のお墓を撤去処分します。
昭和50年台にお亡くなりなられた方の土葬がありましたので、1m以上掘削しましたが、お骨は出てきませんでした。ですので、土を少し取らせてもらいました。
焼骨と土を少しずつ取らせていただき、菩提寺の永代供養塔(合祀墓)に納められます。
思い入れのある石塔の仏石(棹石)3基のみ、その墓地にある無縁墓に納めました。
作業完了です。
ちょっとした事ですが~霊標の目地入れ~
2024年11月08日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、ちょっとした事ですが、当社の取り組みの話です。
加東市で他社で建てられた霊標(戒名板、墓誌)の彫刻依頼をいただきました。通常は現場まで彫刻職人が出向きまして、現場彫刻する事が多いです。今回は他社で彫刻した文字にできるだけ近づけたいので、回収して本社工場で彫刻した後、配達させていただきました。
そこで、ふと周辺のお墓の戒名板とそれを支えている所(下駄)の隙間を見てみると、
くさびを入れている所もあれば、
なにも固定していないものもありました。
対して当社は、コーキング(ボンド)で固定する事をルールにしています。その工程です。まず、マスキングテープで養生して、ボンドを流し込みます。
ヘラで余分な所を取って、
最後にマスキングテープをはがして据付完了です。この作業をすることにより、地震等で倒れないとは言い切れませんが、見栄えも良いと思います。
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