森田石材店ブログ - お墓見聞録 -

雪の中の納骨式

2017年01月26日 08:00

yoshidumi
yoshidumi
本店の義積です。
先週は大雪で本当に大変でした。
皆さまは大丈夫でしたか?
私はマイカーを自宅の小屋に少しぶつけてしまいました。
自然は私たちの思い通りにはなりませんね。
1月20日に、私は我が家のお墓に行っていました。
次の日に父の納骨があるため、
雪が心配になり見に行ったのです。
墓地は予想通り美しい銀世界でした。
2017-01-20 10.43.24.jpg
そして、雪かきをやりました!
お墓や、霊標はもちろん明日お参りして頂く
お寺さまや親戚の人が困らないようにエンヤコラと重い雪を除けました。
当日は、会社の中道さんにも納骨のお手伝いに来てもらい
私の雑な雪かきの仕上げをしてもらいました。
(中道さん、ありがとう!!)
さて、皆さん「納骨」といっても、お骨をお墓のどこに納めるのかご存知ですか?
多くのお墓は、お墓の下にカロート(納骨堂)という部分が作られています。
カロートは、地面は石ではなく、土が出た状態になっています。
これは納められたお骨がゆっくりと土に還っていくように、わざと土の部分があります。
KIMG0691.jpg
※我が家の納骨式です。ツボから骨袋に入替えをしています。
上の写真の下部分に見える「水鉢」という石を手前に倒すとカロートが見えます。
この部分に骨箱からお骨を出し、骨袋に入替え納めます。
お骨を納めると、また水鉢を元の位置に直し納骨は終了です。
KIMG0703.jpg
父の納骨が無事終わりました。
きっと今頃、先に亡くなった母と共に仲良くお墓の下で
おしゃべりしていることでしょう。
納骨は重い石を動かすので大変です。
礼服など着ていると汚れる事もありますので、会社からお手伝いに来てもらい助かりました。
「納骨のお手伝い」は、便利な良いサービスだとつくづく思いました。

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お墓参りとお供え物

2017年01月23日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

最近は墓地も綺麗に整備され、
お供え物は持ち帰るように定められている所が多くなりました。
お供え物をされたお客様の話です。
お菓子などのお供物と缶ジュースを持って、お墓参りに行かれました。
お供えをしてお参りをした後、「全部さげるのもかわいそうだ」と思い、
缶ジュースだけ残して帰られたそうです。
次にお墓参りに行くと・・・
缶ジュース(スチール缶)が錆びて、石に錆が移っていました。
このような場合、錆抜き剤を使います。
以前には、ぶどうを置いて帰ったら、
果汁で石がグレープ色になってしまったという事もありました。
この場合自然に薄くなっていきました。
また、除草剤は使いたくないからと、塩を墓地に撒く方もいらっしゃいます。
しかし撒き過ぎると石にはよくありません。
量には気をつけて下さいね。

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今回は自然石で作られたお墓で、実際に建っているものをご紹介します。
こちらは竹久夢二のお墓
竹久夢二の墓.jpg
東京の雑司が谷霊園の木陰にあります。
こちらは小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のお墓
小泉八雲の墓.jpg
同じく、雑司が谷霊園にあります。
石塔部分は加工した石で、台石に自然石が使われています。
こちらは谷崎潤一郎のお墓
谷崎潤一郎の墓.JPG
とても有名なお墓で、京都法然院にございます。
「寂」という字が達筆でいいです。
今回ご紹介したお墓は、その時代のそうそうたる人物です。
おそらく、当時はこのようなお墓を建てる方は珍しかったのでしょうね。
お墓って、いいものですね。

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お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く