森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お客様の声~竜山石のカロートのお墓~
2020年11月06日 08:00

滝野店の中村です。
先日ありがたいお声を頂きましたのでご紹介します。
お声を頂いたのは藤本芳子様(西脇市)です。
春に実家のお父様がお亡くなりになり、100ケ日に納骨ご希望でした。
納期1ヶ月程とギリギリのスケジュールでしたが何とか間に合いました。
完成したお墓がこちらです。
墓石は後継ぎさんがおられず、ご結婚されて性の変わった藤本様が墓守をされるとのことで「夫婦墓」での建立です。
バングレーというインド産の石で吸水率が低く、非常に目が細かく見た目も綺麗な石です。
弊社の展示品をご覧になられ一目惚れされました。
「お釈迦様の生まれた国の石です」とご説明させて頂き更に惚れ込んで頂きました。
墓石の前の拝石も通常の倍の大きさのものを敷き、お参りしやすいように工夫しております。
このお墓、実は見えないところにもこだわりがあります。
実はお墓の下にあるカロート(納骨堂)には1700年前から石棺として使われているあの「竜山石」を使用しています。
竜山石の詳しい説明はこちらをどうぞ。
打合せ当初、手元からお父様のご遺骨が離れてしまうのを非常に寂しく思われていましたが、お墓が出来て手を合わす場所が出来て心も少し落ち着きましたと、非常に嬉しいお言葉を頂戴しました。
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慎重に運搬しました
2020年11月04日 08:00

滝野店・篠山店兼務の真下尚利(ましも ひさとし)です。
墓石建立工事のお話です。
三田市のお墓です。通路を今年初めにキレイにされました。
お参りの方々が上がりやすいように、階段と手すりを付けられています。キレイにされて初めての墓石工事です。
立派な階段になっています。
まず、傷をつけないように、マットを敷き、ユンボ等入らせていただきました。
更にその上にも階段があるのですが、傷をつける可能性がありましたので、斜面に道を作り、別ルートを作りました。
傾斜がありますので、倒れないように、3人がかりで運搬等しました。
最後に道直しと、土壌改良して元通りにしました。
最上段のお墓でしたので大変でしたが、無事建立できました。
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お客様の声をいただきました⑦ Y・Uさま
2020年10月29日 08:00
わいの墓
2020年10月28日 08:00

本店の髙梨です。
先日、昔から墓地のお仕事で大変お世話になった方のお墓をさせて頂きました。
当時はまだまだお元気で、しかも新宅さんだったので仏さまを祀るお墓は必要ありませんでしたので、
「ワシが死んだらお前に頼むように(家族に)言うとくからな。ワシの墓はこんな綺麗に磨いたやつやなくて、自然な感じの石のお墓にしてくれな。ほんで前には『わいの墓』って彫ってくれるだけでええわ(笑)ほんでお前が納めたらええから」
と聞いておりました。
それから十数年、年に2、3度くらいはお出会いさせて頂いてたでしょうか。
ある時息子様がご来店され「そろそろお墓要るかもな」とおっしゃり、
「親父からなんか聞いてるやろ?どんなんするかを」
ということでご提案を進めていきました。
それから約10ヶ月の「お大師さんの日」にその方は逝かれました。
真言宗の檀家さんでお大師さんの日(21日)の亡くなられるなんて…と息子様とお話して、正面文字は
真言宗のお題目にしました。
さすがに「わいの墓」は回避させて頂きました。
100ヶ日供養の日に入魂をし、約束通り納骨させて頂きました。
本当に大きなご縁を頂きました。ありがとうございました。
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墓地区画のリフォーム
2020年10月27日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、一周忌法事に合わせてご依頼を受けたリフォーム工事です。
お客様と同じ共同墓地でファイバーレジン施工をしているところもあり、区画前の拝み場所も含めて同じように草が生えないようにして欲しい。
それと墓石前のアプローチ部分の修繕のご依頼でした。
上から見た区画は、扇形になっており、階段からの入口の延石のズレと段差があるのがわかります。
新しくするイメージはこんな感じ。R入口で一段低い段をつけます。イメージ通りになるか…
周囲の土を掘り起こし転圧します。
鉄筋を配置します。
10cm以上のコンクリートを流し込みます。
コンクリートベースの完成です。
延石がズレないように金具で固定。
ファイバーレジンを敷きつめて完成です。
お客様からは、階段からの入り口も思った様に仕上がってよかった。
この時期は、落ち葉が多くどうやってもきれいにならなかった。
これならほうきで、さっさっさと掃除が出来き、きれいになると喜んで頂けました。
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霊標の拓本
2020年10月26日 08:00
滝野店の吉田です。
霊標の追加彫刻をするときに、以前の御戒名の拓本をよくとらせていただきます。
写真の霊標は、建立後50年程度経過しており彫刻部分の色も落ちており近くに寄っても彫刻内容が分かりづらい状態です。
拓本の取り方には、乾拓法と湿拓法とがあります。
50年前とはいえ御影石の霊標ですので、乾拓法にて十分判明可能な拓本がとれます。
やり方は、霊標に紙を当てて動かないように固定して上からクレヨン・鉛筆などでこすっていきますと文字が浮き出てまいります。
昔はもちろん全部手書きですから趣のある拓本が出来上がります。
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お客様の声をいただきました⑥ 渕上さま
2020年10月08日 08:00
土葬墓地に代々墓~「埋め墓」と「参り墓」
2020年09月18日 08:00

たんば篠山店・滝野店の真下(ましも)です。
今回は、土葬墓地に代々墓を建てさせていただきました。
こちらの地区は、火葬になった現在でも、もともと土葬されている所に納骨されています。こちらを一般的に「埋め墓」と言う事が多いです。
一方、お参りしやすい場所に納骨しないお墓が別にあります。こちらは一般的に「参り墓・詣り墓(まいりはか)」と言う事が多く、この地区では「無所」と言うそうです。
このような、お墓の事を「両墓制」と言います。
「埋め墓」の施工前です。
左にあるお地蔵様です。こちらのお地蔵様を「参り墓」に移動します。
火葬のお骨と土を取らせていただき、納めました。
皆様が今後入っていただく、お墓ができました。
こちらが「参り墓」です。
「参り墓」のお手伝いは、霊標の彫刻、洗浄、色入れ、石の隙間の目地入れ、灯籠のグラつき直し、そしてお地蔵様の移設です。
キレイになりました。
目地を入れました。
お地蔵様を移設しました。洗浄しましたので、とてもキレイになったと思います。
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草がすごい
2020年09月07日 08:00

こんにちは、篠山店の上山です。
先月に完成したお墓づくりです。
お客様からのご希望は「草の対策とお参りしやすいお墓を、でも周りとの兼ね合いもあるので出来る限り現状の部材を使ってほしい」でした。
数十年前に造成された墓地ですが、確かに草がすごい。ススキ?シバ?茅(かや)?に周りから攻められています。
区画内の真砂土には長年の草たちの根がはびこり放題です。
ベタ基礎は必須です、少しの隙間でも突き抜けてきそうな草たちです。
拝み場は石張り、墓所はファイバーレジン施工
周りにお墓が建ち始めると、だいぶ雰囲気が変ってくると思うのですが…。
頑張って営業していく必要がありますね。
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