森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
お墓の移設(引っ越し)
2022年09月06日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。
今回はお墓の移設(引っ越し)の話です。私が5年前に建てさせていただいたお客様です。
以前は10軒程の村墓地建立しました。そして今回、菩提寺境内墓地への移設です。
移設前です。奥のお墓を移設します。すべてのお墓の移設は無理なので、代々墓と霊標、五輪塔を移設して、古いご先祖墓や軍碑は撤去処分します。
その代わり、撤去処分するご先祖様でまだ五輪塔に彫刻されていないお方は彫刻させていただきました。
手前のプラスチック花筒がある方々は40年以上前の土葬で、今回掘り起こさせていただきました(土葬上げ)。
土葬上げの模様です。4霊の内、3霊のお骨が出てきました。お客様で斎場にお持ちいただき、荼毘に付してもらいました。移設先の納骨堂に納めます。
元に戻して、真砂土仕上げしました。
移設しました。私、入社して10年になりますが、自身で建てさせていただいたお墓を移設するのは、初めての経験でした。
お客様の声(多可町原田様)
2022年08月23日 08:00

滝野店の中村です。
原田様より大変ありがたいお言葉を頂戴したのでご紹介します。
墓石は滝野店では密かなブームにもなっている当社オリジナル墓石「如来型」です。
如来型はお客様の声をもと生まれた森田石材店オリジナルの墓石です。
丸みが特徴のフォルムは如来様のような優しい雰囲気の墓石になっております。
墓石上台には如来堂を設置。御本尊や写経、形見の品を安置することができます。
低く安定した花立ては、最近増えている動物や自然災害よる破損を防ぎます。
また標準装備として雨に強い屋形香炉、ご供養に必要な不可欠なロウソク立て、更には墓石全体の安定を保つ一枚板がついています。
原田様ありがとうございました。
掃除しやすくシンプルで
2022年08月22日 08:00

滝野店の河合です。
少し前、姫路のとある墓地でお墓の建立をさせて頂きました。
お父様が亡くなられ、奥様と息子さんからの依頼でした。
石は息子さんが濃いめの色がお好みとの事。
形は周りと合わせて、お参りと掃除がしやすいようにシンプルな形で。
亡くなられたお父様は機械職人で寡黙な方だった等、色々話伺いながら打ち合わせを重ねていきました。
当社に来られる前に別の石材店にも足を運ばれてましたが、施工内容の確かさ・免震・アフターフォローの手厚さ・誠意を感じれるかといった面で当社を選んでいただきました。
ありがたい事です。気持ちが引き締まります。
基礎は勿論しっかり職人さんがしてくれてますので安心です。
外柵や玉垣を組んでいきます。
区画の後ろに生垣と傾斜があり、落ち葉や砂が落ちて来るので玉垣を土止めにし敢えて柱の無い形にしました。
仕上げはファイバーレジンを選択して頂いてます。
完成し開眼式も執り行いました。
偶然にも完成したのがお父様の誕生日の数日前で、
「お父さんの誕生日プレゼントになったわ」と喜んで頂けました。
開眼式当日も親類の皆様と、良いのが出来て良かったね、と話されてました。
先輩方にも助けて頂きながらですが、良いお手伝いが出来たと思います。
お客様の声をいただきました⑱ M・Yさま
2022年08月12日 08:00
ご先祖様が見守ってくれるお墓
2022年08月09日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、5軒一緒にした工事をご紹介致します。
内容は、今まで埋め墓(ミバカ)だったところに新しくお墓を建て、参り墓(キヨバカ)にあるお墓を整理する工事でした。
ここの集落では、昔から亡がらを埋める墓地とお参りをするだけの墓地の2ヶ所の墓地を使う両墓制で供養をされていましたが
「自分達まではいいけど、子供の世代で2ヶ所の墓地を管理するは大変だろう」
との考えがまとまり、5件一緒に埋め墓に移動することになったそうです。
参り墓からお墓を移動させます。
こちらが工事後の写真です。
お客様からは
「一統の5軒揃って一緒に移れたことが何よりもよかった。区画前の通路も共有で広く取っているので、お参りがしやすいお墓になった」
と言っていただけました。
また、
「先祖が眠っている所を掘り起すことなく工事を出来たのも良かったし、お墓の後ろに埋め墓があることで、なんとなく先祖が見守っているような形になった。それも良かった」
と喜んでいただきました。
抜魂、入魂のお手伝い
2022年07月27日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。
本日は追加彫刻作業ご依頼のお客様のお話です。
平成5年に当社建立のお墓です。現在遠方にお住まいで、ご高齢のお客様で、すぐにお墓にお越しいただけない方でした。
書類等郵送してご依頼いただいたのですが、今回の作業前後に、ご先祖様のお性根抜き(抜魂)とお性根入れ(入魂)が必要でした。
そのお手伝いもさせていただきました。
お性根抜き(抜魂)される前日にお墓に行き、草抜きをしました。
お性根抜き(抜魂)のお手伝いになります。お客様の代わりに私が立会いさせていただきました。
作業完了後、お性根入れ(入魂)していただきました。
こちらもお客様の代わりに私が立会いさせていただきました。
お花等も用意し、立会い費用も頂戴しています。
しかし、これから立会いからすべてご依頼されるお客様が増えるのかなと思ったお手伝いでした。
【カテゴリ】
お墓の滑り止め加工
2022年07月15日 09:00

代表の森田です。
石は用途によっていろんな加工をします。
ホテルの玄関を観てもらったら、屋内であれば床の石は磨いてありますが、屋外であれば雨降りに滑らない様に「バーナー仕上げ・ビシャン仕上」といった石の表面をザラザラした面に加工されてます。
お墓は屋外に作られているので、敷石や階段など滑らない加工をされているところが多いです。
ただ最近のお客様の声から「磨き仕上げ」にすることも増えました。何故かと言うと「汚れが付着しやすい」からです。
とくに私の地域の山間部は山の中に作られている墓地が多いので花粉やコケなどの汚れが取れなくなるためです。
さて今回のお客様と滑り止め加工の打合せをする中で、オシャレで汚れが付きにくい方法はないの?との要望で・・・
写真のように、階段は三本ライン、拝み場は♦柄で「サンドブラスト加工」をしました。
サンドブラスト加工は、バーナー・ビシャンと比べて、細かな加工です。「すりガラス」と同じ感じで仕上がるので、一番汚れが付きにくい加工です。
機能性も兼ね備えたオシャレなお墓が完成しました。
【カテゴリ】
想いの詰まった石を再利用
2022年07月01日 09:00

こんにちは、篠山店の園中です。
今回は、古い一統墓地から菩提寺の境内墓地へお墓を移した時に喜んで頂いたことをご紹介致します。
ご依頼としては、新しい墓地に代々墓と霊標を建立し、既存の夫婦墓を移設、防草対策とファイバーレジンをご要望でした。
それと、既存の夫婦墓の前に花立を付けて欲しいとのことでした。
この花立に関しては、処分するお墓の台石の一部を使用して、それを加工して作ることをお打ち合わせ時からご説明しておりました。
そして、実際に出来上がった花立をご覧になって「ピカピカで新しい物を付けるよりもしっくりくるし、今まで使っていた物を大事に再利用するのは、いいアイデアだった」と喜んでいただけました。
【カテゴリ】
世界でひとつだけのお墓
2022年06月29日 08:00

こんにちは、たんば篠山店の上山です。
最近完成したお墓です。
墓石の正面文字は、帰一(きいつ)と読みます。
意味は「分かれているものが、一つにまとまること。同じ所に帰着すること。」
お墓ではあまり使われない文字ですが、意味を聞くといい言葉ですね。
京都の禅宗のお寺の住職の文字です。
シンプルに極シンプルに。
お花立ではなく、火口岩(噴火岩)に野花を植えました、廻りが苔むしてくると味が出てくるのですが。
末永くお祀りください。
【カテゴリ】
お手入れのしやすいお墓
2022年06月23日 08:00

滝野店の中村です。
今回担当したお客様の墓地は藪の中にある墓地です。
お客様の区画は墓地の一番外側にあり、すぐ横が藪になっております。
その為たくさんの葉っぱが落ちてきます。
お客様はまずそれを懸念されていました。
ですので、「お手入れしやすいお墓」というのをコンセプトにデザインさせていただきました。
完成がこちらです。
石張りを全体に施し、掃き掃除と拭き掃除だけでいいようになっております。
先日開眼式を行いました。
故人様の奥様が故人様にお手紙を書いて持って来られました。
とても微笑ましく羨ましく思えました。
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