森田石材店ブログ - ペット供養 -
ペットとの思い出
2025年05月26日 08:00
篠山店スタッフです。
私が森田石材店に入社して10か月程になりますが、ペットのお墓関連のご来店が3件もありました。ペットとはいえ家族のような大切な存在ですよね。人間より寿命が短いので仕方ないのですが、ペットの死というのは何回経験しても辛いです。
我が家の場合は火葬場で火葬はしてもらいましたが、その後の選択肢がわからなかったので、そのままそこにお任せすることにしました。でも後にペット用のお墓があることを知りました。
犬の形をしたワンハートシリーズは、眼の色や毛色や鼻の色など色々自由に選択できるので、拘れる人は多いように思います。
家のような形のペットコティは、ペットの写真を挟んだアクリル板をマグネットで取り付けることが出来ます。
私も過去に3回犬を飼っていて、その犬たちと不思議な経験をしました。
最初に飼っていた犬は雑種でシロ。
私は幼かったので、あまりシロとの思い出はないのですが、シロが亡くなったその日に近所で子犬が産まれて、その子犬を飼いたいと家に連れて帰りました。でも父に「シロが死んだとこやからあかん!」と怒られました。その後「死んだその日に違う犬を連れて帰ってくるって不思議やな~」と父に言われたのを覚えています。
2匹目は、阪神淡路大震災で飼えなくなった犬を誰か飼ってもらえないか?ということで、2匹の犬が丹波市にやってきました。シーズー犬で茶色と白の子がコテツ、黒と白の子がゴンタです。2匹一緒に飼われていたので別々で飼うのは可哀そうでしたが、近所の人と1匹ずつ引き取ることになり我が家にはゴンタがやってきました。
もともと老犬でしたので4年後ぐらいに亡くなりました。亡くなって数か月後だと思うのですが、夢に出てきたんです。
ワンワンって吠えて、ちょっと怒っているような感じでした。生前はよく家から脱走していなくなることがあって、コテツを探しに行ったか?とか思っていたんですけど、結局最後は事故に遭ってしまいました。だから夢に出てきた時、怒っているんだと思いました。
それからまた数か月過ぎた頃、今度は2匹の犬が夢に出てきたんです。ゴンタとコテツでした。
2匹は幸せそうに一緒にいて、すごく嬉しそうで、その後スーッと消えていきました。その数日後にコテツが亡くなっていたことを聞きました。
1匹では寂しくて、でも最後はちゃんと2匹一緒になれたんだと、本当に良かったと心から思った瞬間でした。
そして3匹目はチワワのショコラです。
最初は飼うことに戸惑いもあったんですが、今度こそは最後まで後悔のないようにきちんと育てようと心に決め、飼い始めました。
でも現実問題、犬を飼うって大変なんだという事を痛感しました。今までは親がほとんどのお世話をしてくれていたので、自分で1からのお世話は初めてでした。
生き物なので当然ですが、思っていた以上にお金と体力と気力がいって毎日大変!!
でもそうやって少しずつ信頼関係を作っていき、時には子供達の友達のような関係だったり、子供と犬、どっちが上?みたいな上下関係のやり取りがあったり、私達家族の癒しになったり、本当に本当に幸せな13年間でした。
そんなショコラも昨年の2月に亡くなりました。今でも、こんな時ショコラがいてくれたら、と思う時があります。
でもそのショコラが、またまた夢の中に出てきてくれたんです。
しかも、私と私の母が同じ日に同じ様な夢を見たんです。
母は、ショコラが得体の知れない変な生き物と一緒に遊んでいたのを見た、と言っていました。「楽しそうに尻尾振って遊んでいたから良いけど、なんか気持ち悪い生き物やったわ」って聞いてちょっと笑ってしまいました。
私の見たショコラは、部屋の隅っこの方で尻尾を振って何かをしていたけど、私に気付いて近寄ってきてくれたので抱っこして私は夢の中でショコラに癒されていました。
母と私の夢が繋がっていた事にびっくりしましたが、この夢を見た日は、人でいう初盆だったので、お盆に帰ってきてくれたんやな、と嬉しく思ったのと、だから夢に出てきたのか、と妙に納得しました。
その後、秋と春のお彼岸にも夢に出て来てくれて、一緒にお散歩に行ったりしました。
夢は夢、そう思うこともできます。
でも私は、会いに来てくれたんだと思う事にしています。
世の中、科学的には証明できないことだらけなので、身近に1つぐらい不思議な事があってもおかしくないですよね。
今度はいつ会いに来てくれるかな~?
村にあるお墓を菩提寺に移す
2025年03月05日 08:00

今回は、丹波篠山市の村墓地にあるお墓を菩提寺の境内墓地に移したお話をご紹介いたします。
移設をお考えになったのは、お客様が丹波篠山市内にお住みになってなく、だんだんと帰って来るも難しくなってきてので、村のお墓の管理が難しくなったのが理由でした。
墓地には、お客様の古い墓石がたくさんあり、一基一基にお花を持ってあがるのも年々大変で、自分達が元気に内にしておきたいとのご理由の一つでした。
お客様からは、菩提寺の明るいお墓に移す事で、安心しました。
先祖代々の墓地から移すのに躊躇する気持ちもありましたが、実際に建ったお墓を見て、気持ちよく嬉しい気持ちでいっぱいですと喜んで頂きました。
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お墓じまいのあとのお墓
2025年01月27日 08:00
たんば篠山店の倉木です。
とても印象的なご依頼をいただきました。今回はお墓じまいをされた後、新たなお墓を建てさせていただいたお話です。
ご依頼主のご家族様は、主にご姉妹の方々が中心となり、故人のお墓じまいを進められました。
以前のお墓は管理が難しくなってきたことから、ロッカーのような永代供養へ移されました。
しかしながら、「永代供養という形で安心はしたものの、どこか寂しい気持ちが残る」というお気持ちを抱えられていたそうです。
特に「故人をもっと近くで見守りたい」「訪れたい時にすぐに足を運べる場所が欲しい」という願いが日増しに強くなり、改めてお住まいの近くにお墓を建てたいとのお話をいただきました。
お墓の完成後、お骨は移せませんでしたが、故人様が大切にされたものを納めました。
ご家族様から「ホッとしました、本当に安心しました」「故人もここで落ち着いてくれる気がします」と、喜びの言葉をいただきました。
新たなお墓がご家族の心の拠り所となり、穏やかな時間を過ごせる場所になったことに、私たちも心から感謝の気持ちでいっぱいです。
お墓じまいは近年、増加傾向にありますが、故人への思いはそれぞれの家族で異なります。
今回のように新たな形で供養を見直す選択肢もあります。
もしお悩みの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。お一人おひとりの思いに寄り添い、最適な供養の形をご提案させていただきます。
整理してきれいなお墓に
2024年11月22日 08:00
篠山店の倉木です。
今回ご依頼いただきましたのは、古い先祖様のお墓を新しく建てる工事です。
お父様のご実家のお墓で今後入られる方はおりませんが、ご先祖様を大切にされる想いからお墓参りがしやすいように新しくすることになりました。
工事前がこちらになります。
まず全部で10基ほどあったお墓を処分しました。
すっきりとしたところを整地して、外柵の基礎からになりますのでコンクリートを打設しました。
外柵を取り付け、金具でしっかりと固定しました。
中入れの砕石をいれ、転圧していきます。
墓石と霊標を据え付けました。
最後に防草対策のファイバーレジンを施工して完成になります。(区画の養生テープは後日取り除きました。)
広々とあった区画も必要最低限に纏めて、大変すっきりとしたお墓になりました。
【カテゴリ】
英霊碑は残しておきたい
2024年11月01日 08:00

今回は、新しく五輪塔を建て周囲を整地した丹波篠山市のお墓をご紹介いたします。
お客様からは、お墓の前にある土葬地を整地して、拝みやすいようにして欲しいとのご依頼でした。お打ち合わせの中でお客様から、叔父さんになる英霊碑は残しておきたいとの想いをお聞きました。叔父さんのお名前は霊標にも彫刻されているので、この機会に整理をすることも考えられたようですが、やはり英霊の方は特別な方にあたるので、このまま残すこととなりました。

before

after

Before
完成したお墓を見て、新しい五輪塔が出来て気持ちいいし、お墓の前がきれいになって嬉しい。雨の日や、雨上がりにお墓参りをすると、足の裏にいっぱい土がついて大変だった。
以前よりも不思議と広くなったような感じもし、叔父さんの英霊碑もキッチリ配置してくれ、やっと落ち着いた気がしますと、喜んで頂きました。
ちょうどいいお墓
2024年10月04日 08:00

今回は、和洋折衷の形「ドゥース」のお墓をした丹波篠山市のお客様をご紹介いたします。
お客様との打ち合わせの中で、従来の形の和墓ではなくて、でも奇抜な形でもなく、その中間ぐらいお墓がいいと話になりました。店内に展示しているお墓、「ドゥース」を一目見て気に入って頂きました。
開眼式に、般若心経が書かれた一枚の用紙を持って来られました。それは、お父さんお母さん、お姉さん、ご夫婦にお子さんとみんなで少しずつ書き上げた般若心経です。
それを、お骨を納める納骨堂へ大事に納めました。「ごちゃごちゃしていなく、ちょうどいいお墓になり、これからみんなが集える、いいお墓になりました」と喜んで頂けました。
【カテゴリ】
綺麗にお掃除
2024年08月30日 08:00
篠山店の倉木です。
もうお盆も過ぎましたが、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
毎朝展示場の墓石を拭いていますが、暑くて暑くてしんどいです。
お盆にお墓参りされ、お墓掃除されたたかも多いと思います。
お盆前はお墓掃除のご依頼を多くいただきました。
遠方でなかなかお墓参りに行けない方や身体面でお墓に行くのが難しい方など。
毎年お盆前やお彼岸前ご依頼いただく方もおられます。
今回ご依頼いただいたのは、毎年お掃除させていただいているお墓になります。
ファイバーレジンもさせていただいており、草が生えていませんが、
木に囲まれた墓地なので、落ち葉が隅に溜まっていました。
落ち葉を掃いて、綺麗に拭き上げ、お花を挿して完了です。
墓石全体の洗浄は勿論、普段は動かさない水鉢や花立などを動かしてお掃除します。
また、正面彫刻の文字の中など、お掃除が難しい所もさせていただきます。
お墓掃除は濡れたタオルなどで拭いていただくだけでも充分ですが、何年かに一度はプロの手でお掃除はいかがでしょうか?
亡くなった人の名前をちゃんと正面から読めるようにしたい
2024年08月11日 11:51

今回は、丹波篠山市でリフォーム工事をしたお墓をご紹介いたします。
お客様のご依頼としては、霊標の彫刻が小さく、色も薄くてほとんど読めない。
また、霊標の表面に戒名だけが彫刻されいて、名前や亡くなった日は裏面に彫っいて裏に回らないと誰の戒名かわからない状況でした。
正面から見てちゃんとわかるように霊標を新しくして欲しいとのご要望でした。
お墓を建ててから20年以上が過ぎていることもあり、お墓が前に傾いていることをお伝えすると、
この際直せるところは直して、草が生えないような施工をして欲しいとのご依頼を頂きました。
工事を終えたお墓を見て、お客様からお墓も新しくなったような気がすると感想を頂きました。
霊標の文字がはっきりと、正面から読めるようになり、大変満足をされていました。
施工前
施工後
施工前
施工後
お墓の周囲を快適に!!
2024年08月02日 08:00
篠山店の倉木です。
今回は区画周囲のコンクリート舗装と階段の修繕のお話です。
お墓の周りに草が生えて大変、雨の時横から水が流れてくるとご相談いただきました。
工事前がこちらになります。
この写真では草を引かれて綺麗に手入れされていますが、やはり草が多く大変だそうです。
また、写真右側から水が流れてきて、土が溜まってしまうそうです。
まず、階段ブロックを据え直して、横には土留めを付けました。
そして型枠を組み、
コンクリートを流し込み、綺麗にならしました。
型枠を外し、最後に整えて工事完了となります。
とても暑い日でしたので、作業が終わった後も職人さんがヒビ割れしないように水をかけて下さいました。
最後の最後まで丁寧に仕上げていただき、大変喜んでいただきました。