
山崎 倫子
本店山崎です。
まだまだ暑い日が続きます・・・今日は石の耐久性についてです。
たまに墓石ってどれくらいもつの?と聞かれます。非常に難しい質問です。
石の種類や環境によっても変わってくるからです。
- 石の種類による違い
一般的に御影石は耐久性に優れ、数10年〜100年以上保つといわれます。大理石や軟石は比較的柔らかいため、風化が早い傾向にあります。 - 設置環境の影響
海の近くでは潮風で劣化しやすく、山間部では雨や雪で苔が生えやすいなど、立地によっても寿命は変わります。 - 施工の状態
基礎工事がしっかりしていれば長持ちしますが、地盤が弱いと数十年で傾きが出ることもあります。
リフォームが必要になるサイン
- 石にヒビや欠けがある
- 文字が見えにくくなってきた
- 墓石が傾いている
- 外柵や土台がずれている
- 雑草が生えやすくなっている
- 水はけが悪く、苔や黒ずみが目立つ
こうした症状を放置すると、倒壊などの危険につながることもあります。
お墓は「建てたら終わり」ではなく、年月とともに点検やお手入れが必要です。
大切なご先祖様の眠る場所だからこそ、長く安心して守っていけるよう、定期的に状態を確認し、必要に応じてリフォームを検討されることをおすすめします。