園中 憲二
今回は「既存の五輪塔を大切に残しながら、代々墓と霊標を新設する」というお墓のリフォーム事例をご紹介します。
ご依頼のきっかけは、お母様が亡くなられた際、今のお墓に納骨する場所がなかったことでした。約40年前に建てられた五輪塔と夫婦墓がありましたが、これからの家族のあり方に合わせてお墓を整えることになりました。

施主様のご希望は「既存の五輪塔は残して、代々墓と霊標をあらたに作りたい」というものでした。単に新しいものを建てるだけでなく、これまで見守ってくれた既存の石碑にも丁寧な手入れを施しました。
長年の汚れを落とし、石の輝きを取り戻しました。また、経年変化で色が薄くなった部分にペイントを入れ直し文字をはっきりと蘇らせました。
お客様は遠方にお住まいだったため、打ち合わせはすべて電話とメールで行いました。対面での打ち合わせが難しい状況でも、細かなコミュニケーションを重ねることで、理想の形を具体化していきました。
工事完了後、お写真をお送りしたところ「あたらしいお墓になったようです」と、お喜びの声をいただくことができました。



