仏壇の供花を長持ちさせるには

2025年07月30日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは
滝野店事務スタッフです。

 

もうすぐ7月も終わり、いよいよ本格的な夏が始まりますね。
今年は梅雨が短かかったこともあり、暑さもひとしおで、
朝からお弁当を作るだけでもう汗だくです。

 

でも暑さに大変なのは人間だけではありません。
お仏壇のお花も元気がなくグッタリしています。

 

ご先祖さまのためにもできるだけ綺麗に長く保ってほしいですよね。

 

長もちするお花といえば、
リンドウ、グラジオラス、ケイトウ、ミソハギ、ホオズキ などがよく選ばれているようですが、
故人さまのお好きだったお花も飾ってあげたい。

 

そこでお花を長持ちさせる方法、ちょっと調べてみました。

 

まず、なぜお花があっと言う間に枯れてしまうのか、それは花立の中にバクテリアが繁殖するから。
バクテリアが繁殖すると花の導管(水が通る管)が詰まるため、花は水を吸収できなくなってしまうんです。

 

これを防ぐためには、いくつかの方法が効果的だと言われています。

 

①水を清潔に保つ。
切り花を活けるときは事前に花立をきれいに洗っておく。
水をこまめに取り換える。

 

②余分な葉をカットする。
葉が多く付いていると花に水が行き届きにくくなりやすいです。
また花立に活けたときに水に浸かってしまう切り花の葉は、腐りやすく水も汚れる原因にもなります。

 

③水切りをする
茎を水中に浸けた状態で斜めにカットします。
これは茎の表面積を増やすためで、断面がつぶれないように切れ味の良い剪定バサミをおすすめします。

 

④花立の中に10円玉を入れておく。
銅イオンの作用で雑菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。
水替のときには10円玉も洗うようにしましょう。

 

⑤花立の水に漂白剤を1~2滴たらしておく。
金属製以外の花立てにおすすめです。
塩素の力で水を殺菌するのですが、強力な殺菌作用があるので入れすぎには注意!

 

⑥延命剤(キープフラワー)を使う
延命剤には花の栄養となる糖類や、殺菌作用がある塩酸などの成分が入っています。
最も手軽で効果的ですが、金属性の花立を傷めてしまう場合がありますので、仏花専用のものを使用するのがおすすめです。

 

どれもそんなに難しいことではないので試されてはいかがでしょうか。

 

お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く