灯籠の火袋を修繕しました。

2022年01月14日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

今回のご紹介は、庭にある灯籠の修繕工事です。

灯籠の火袋にヒビがあり、前に傾き倒れそうな状態になっていました。

灯籠に灯す「火」は、魔除となるとされています。

火のもつ浄化や魔除の観念は今日でも世界各地で広くみられます。

古代ペルシャのゾロアスター教から各地へと広まった観念とも言われいます。ゾロアスター教は、またの名を「拝火教」ともい「火」自体が信仰の対象とされていました。

ゾロアスター教は、「鳥葬」で葬送されること有名ですが、現在では禁止されているそうです。

ゾロアスター教で「火葬」ではなく「鳥葬」にしていた理由としては、死体を不浄のものとして捉えていました。

その聖なる火で死体を焼くことは「火」を穢すことになるとの感があったそうです。

お客様からは、正月を迎えるまでに出来てよかったと喜んで頂けました。

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