森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2020年01月 -
大切な方へ
2020年01月31日 08:00
こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日、ユーザー様よりお電話を頂きました。
「知人が亡くなったのでいつもの線香を送ってほしい」と。
それと「生前は大変お世話になりました。とメッセージも入れてほしい」とのことでした。
このように一筆箋のご挨拶状をお付けして、専用の箱に入れ送らせて頂きました。
最近では、通夜や葬儀に参列できなかった場合や家族葬などで香典を辞退された場合、訃報を聞くのが遅かった場合にお供え物の線香を送る方が増えています。
お線香はいろいろありますが、お供えにする場合のお線香は桐箱や紙箱に入っている進物用をお選び下さい。
香りがよいもの、煙が少ないものが人気です。
故人を偲びながらお選びいただければと思います。
とはいえ…お線香は、仏教の場合のみ。
他の宗教の場合は、失礼にあたるので送る前には先方の宗教の確認をおすすめします。
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草の生えないお墓(ファイバーレジンその⑲)
2020年01月30日 08:00
本店の高橋です。
恒例草の生えないシリーズです。
こちらのお家のお墓の現状は五輪塔が1基、夫婦墓が3基並んでいます。
お墓の面積が広いので草引きにいつもご苦労されているとの事でした。
ファイバーレジン施工することになり、併せて今後のためにと新しく代々墓・霊標を建てることになりました。
下の写真が現状です。
3基ある夫婦墓のうち2基を処分して、左側に新しく代々墓と霊標を建てます。
まずは全てを解体します。
現状の土をすき取り、バラスでファイバーレジンの下地を作ります。
しっかりと転圧していきます。
全体にバラスを敷き詰め、縁の巻き石に養生テープを貼ります。
こちらはファイバーレジンの骨材を2種類使いました。
入口部分に「大和ざくら」 お墓部分には「五色砂利」を使用しました。
完成です。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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映画「山中静夫氏の尊厳死」
2020年01月29日 08:00
仕入れ担当の森田です。
先日、ある方から
「『山中静夫氏の尊厳死』っていう映画が作られたようなんだけど、試写会があって見に行かない?」と誘われました。
試写会に行くって、何か有名人のような、マスコミ関係者のような気分ですよね。特別感バリバリです。
しかし場所は東京、そんなに都合よく東京に用事があるはずもなく、残念ながら試写会に行くことはできませんでした。
でも、とても悔しいので、原作を買って読むことにしました。
それがこちらです。↓↓↓↓
ネタバレになりそうなので、内容はお話しできませんが、このタイトルにある尊厳死と言う言葉が1つのキーワードです。
この話は80年代後半を舞台にしています。当時はがんの告知は一般的ではありませんでした。しかしこの主人公は自分が癌であり、余命がさほどないことを知っています。
物語はこの主人公が生まれ育った長野県を舞台に進みます。その中で主人公がどうしても作りたかったものそれがお墓だったのです。
そしてお墓についての1つの意味が浮かんできました。
私も原作を読んで、その後、試写会に誘ってくれた人(試写会を観た羨ましい人)と内容について話しました。そうすると原作にかなり近い形で映画も作られていることがわかりました。
この映画は2月中旬より公開の予定です。私もぜひ機会があれば見たいと思っています。
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石積みの修復
2020年01月28日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
今年の冬は例年になく温かい日が続いて、雪が降るようなこともなくお墓の工事も順調に進んでおります。有り難い事です。
先月に完了した工事です。この写真は工事前の状態で土留めの石積みが奥の方で膨らんでいて垂直90度を超えていました。
今まで崩れなかったのが不思議なくらいです。
墓石をすべて解体して石積みを解体していきます。
幸い、土壌が赤土質で崩れ難い土質の為、順調に進みました。
以前の石積みは勾配が無い状態でしたので、この工事では1寸の勾配で丁張します。
昔の石積みなので、基礎のコンクリートも裏込コンクリートもほぼ無いに近い状態です。
既存の割石を使うので、一つ一つ手直ししていきながら積み上げていきます。
以前は無かった水抜き穴加工も施します。
石積みは完了。
解体していた墓石をバランスよく据付
これで安心して新年を迎えられました。
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圓教寺の五輪塔
2020年01月27日 08:00
本店の義積です。
先日姫路市書写山の圓教寺にお参りに行きました。
書写山は西国三十三所の札所で、山の上にある大きなお寺です。
大講堂の東南の隅に土塀で囲まれた姫路城城主本多家の墓所がありました。お墓は全て五輪塔です。
その全てに家のような囲い(廟屋というそうです。)があり、江戸初期から中期にわたる廟屋の建築として県下でも例のない珍しいものだそうです。
柵があり近くに寄れなかったのですが、遠目に見ても立派な五輪塔でした。
私は、この会社に入り初めて五輪塔を知りました。
丸や三角など合わさった形に不思議なお墓だと思いました。
多くの方がイメージする和墓は江戸時代中期から広がったもので、それ以前の鎌倉時代・室町時代は五輪塔が大半を占めていたそうです。
五輪塔を広めたといわれているのは真言宗の中興の祖「覚鑁(かくばん)上人」といわれています。
高野山を拠点として全国活動をした高野聖でしたが、当時は木製で建てた五輪塔が全国普及のきっかけになりました。
「五輪塔を建立し供養を行うと故人が成仏し、往生できる」という教えを説いたと言われます。
どの時代でも、どのような形でも亡くなった方が成仏を願う気持ちは変わらないですね。
書写山のふもとには早咲きの菜の花畑がひろがっていました。少し早い春の風景に出会えました(*´ω`*)
📷義積
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冬のお墓参りPart2
2020年01月23日 08:00
滝野店の藤井です。
以前に冬のお墓参りで注意して欲しい事を伝えさせていただきました。
今回はその第2弾です。
冬のお墓参りでもう1つ気を付けていただきたいのがこちらです。
少しわかりずらいですがお墓の表面が凍ってしまっています。
このように凍った状態で拭いてしまうと、氷の上を拭いてしまうのでせっかく拭いても氷の下の汚れが全く落ちていない状態になってしまいます。
氷が溶けるまで拭くのは手間ですし、時間もかかってしまいます。
なので冬のお墓参りは朝ではなく陽が出てからされることをおススメします。
陽が出て氷が溶けた後であれば、汚れもしっかり取れるうえに時間もかかりません。
また、前回お伝えしたように石を張った部分が凍っていることで滑って転んでしまうなんてこともありません。
こういった理由からも冬のお墓参りは陽が出てからされることをオススメします。
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お墓の相談会、開催中です!
2020年01月22日 08:00
本店 山崎です。
新年を迎えたと思ったら、あっという間に1月も下旬ですね。
さて、森田石材店では、ただいま「お墓の相談会」真っ最中です。
1月18日(土)~1月26日(日)まで3店舗同時で開催しております。
各店それぞれの特色を生かし、和墓から洋墓まで様々な種類の墓石を見て頂けます。
なんとなくこんなお墓いいなぁ~から初めてみるのもいいかもしれません。
またお墓以外にも気になる事・・・草が生えて大変、地震対策が心配・・・などなど、どんな事でも構いません。
是非、一度お立ち寄りください(^^)
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お陰様で楽になりました
2020年01月21日 08:00
滝野店の福島です。
昨年末にお手伝いさせていただいたお客様が年明けにご来店いただき、少しお話させていただきました。
こちらのお客様の工事内容としましては「花筒を新しくステンレス製の物に交換する」といったリフォーム工事でした。
以前までの花筒は固定されており、お話を聞くと「花立ごと傾けて(ひっくり返して)掃除してた」のだとの事。
「お陰様で今年の正月は掃除も楽になったわ」とのお言葉をいただきました。
年末・年始にお墓参りをなさった方も沢山おられると思います。気になられた点やお気づきの点などございませんでしたでしょうか?
意外と簡単にお悩みは解決することもありますお気軽にご相談下さい。
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お墓の灯籠
2020年01月20日 08:00
滝野店の中村です。
前回こちらの記事で「お墓の灯籠」についてふれました。
今回は少し詳しくお話します。
灯籠には大きく3つの役割があります。
①お墓の周辺を照らすことで邪気を払う
②故人の道灯りになって、神仏に導いてくれる
③お供え物(五供)の一つ(※1)
意外と見落としがちなのが③の五供です。
五供というのは、仏様にする基本的な5つのお供えの事を言います。
「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食(おんじき)」の5つがあります。
それぞれの役割は下のようになっています。
香・・・線香。悟りの世界へ導く。
花・・・仏花。仏に対する修行の誓い。
灯燭・・・ローソク。
浄水・・・水。心を清める。
飲食・・・食べ物。食べ物をいただき生かされているということに感謝する。
ですので、仏壇やお墓にも当然ながらこの5つのお供えをするものが備わっています。
上の写真のように墓石にローソク立てがない場合があるのでそういうお墓は灯籠かローソク立てを設置することをおすすめします。
ローソク立てはコンパクトでコストも抑えられますが、冒頭の役割を考えると本来は24時間、365日ローソクに火を灯すのが理想的です。
しかしそれは現実的ではありません。
灯籠も本来はローソクを立てて火を灯していました。
しかし現在の灯籠には便利な機能が備わっております。
それがこちらです。
灯篭の火袋の正面には飾り窓があり、左右には円窓があります。
円窓の1つは円形で、もう1つは半円形になっています。
円は太陽、半円は月を表しています。
この太陽と月には、日中は太陽の光が入り、夜は月夜の光が入るという意味が込められています。
つまり、実際に火袋に明かりが灯されていなくても、同等の効果があるという意味合いが込められています。
以上の事からも、墓前灯籠を建てることで365日いつでも明るくお墓を照らし続け、ご先祖様の供養に繋がりますので設置することをおすすめします。
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