森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2018年04月 -

神社の大改修工事②~外堀石垣積み~

2018年04月03日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

前々回に引き続き、三田市の大規模な神社修復工事のお話をさせていただきます。
2月に祈願祭が執り行われ、翌週から工事を進めています。
現在、木の伐採と外堀の石垣積みの作業に取り掛かっています。
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作業前です。
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入口階段を外してトラックや重機が神社内に入るようしました。
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駐車場や入口を広げる為に、この面の石垣を解体します。
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解体しました。
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外堀です。元の石垣は解体せずにその外側に新しい石垣を積みます。
地面を踏み固めました。
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一段ずつ、積みます。
元の石垣の間にコンクリートを詰めて、ガッチリさせます。
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上から見たらこんな感じです。
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仕上げが残っていますが、ほぼ完成しました。
高さは2mあります。
工事は続いていきます。
私もどんな風に神社が生まれ変わるか楽しみです。
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終活の話を聞いて思ったこと②

2018年04月02日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
前回に引き続き、金子稚子さんの講演について印象に残ったことをお話します。
大切な人と死別することは遠い将来かもしれないし、明日かもしれません。こんなことを書いている私にしても、明日必ず生きているという保証はありません。
こういう当たり前のことを再確認しなければならないなということを、お話から気付かされました。
講演の後のディスカッションでは、「もしバナゲーム」というカードゲームをしました。この「もしバナゲーム」とは、自分が余命宣告されたら何を優先したいかをカードを使ってする「縁起でもない」と怒られそうなゲームなのです。
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実際にやってみると、自分の中の価値観が整理されてゆくのが分かります。また他の人の選んだカードや選んだ理由を聞いていると、「そんな考え方もありだな」と勉強になることも多かったです。そして何より、身近な人と話しにくい話をしておくことの大切さが分かりました。
ということで、早速、この「もしバナゲーム」のカードを買いました。
実際はお客様にもこういった体験をしてほしいなと思いました。
もしご興味のある方は、お声がけください。
気になる入口のリフォーム

2018年04月01日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
​​墓石の建立するにあたり 既存の舞台のリフォームをしました。以前から気になっておられたそうですが、なかなかするキッカケがもてず、この機会にとする事になりました。
リフォームの内容は 既存の間知舞台(石垣の舞台)に階段を取り付けるといった内容です。以前にも このケースのリフォームをこのブログで紹介していますが、案外 気になられている方が多いのかもしれませんね。
工程はといいますと ↓
まずは施工前から
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階段を付ける箇所を解体します
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地盤を締め固めます
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鉄筋入りのコンクリートをします
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基礎ベースの完成
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階段の施工
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墓石の建立 完成です
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今回の工事は、古いご先祖さん、夫婦墓を納め、お地蔵さんの移動、そして 新規で代々墓、霊標を建てて頂きました。

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花の季節になりました。

2018年03月31日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

すっかり暖かくなりました。このあたりもやっと桜が咲き始めました。会社近くの桜並木です。桜の下でお花見をしたらきっと楽しいでしょうね。
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今日は春にふさわしい花の香りのお線香をご紹介します。花風(かふう)シリーズの白梅の香りです。このシリーズは白梅の他にラベンダーや蓮など花の香りの種類があります。火を灯す前から、箱から甘い香りが漂っています。火を灯すとほんのりと梅の香りが広がります。私が今お家の仏壇に置いているのはこのお線香です。朝夕お仏壇にお供えすると甘い香りが家じゅうに広がります。
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このシリーズはどれも良い香りがするのですが、蓮花・カーネーション・白梅・ラベンダーがの4種類がセットになった進物用もあります。毎日お線香を灯すのが楽しくなりそうです(^-^)
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地神さまの建替え

2018年03月30日 08:00

髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

地神さんのお社を新しくさせて頂きました。
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お社は50年以上前のものらしく人造石(砕石とセメント、砂を混ぜて作った模造石)で作られており、屋根の部分には亀裂も入っております。
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台の部分は施主様のお父様の手作りらしく、ブロックを積んだ上に綺麗な勾配をつけてコンクリートで仕上げられていました。(日曜大工の域は超えています)
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今回は弊社既製の形を基に、「使いやすく こだわりもあるもの」と一部特注仕上げでさせて頂きました。
みかげ石のお社は頑丈です。半永久的で末代までご心配はありません。

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フェンス取付で危険を回避

2018年03月29日 08:00

園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、フェンス工事の紹介です。
お客様より、見晴らしのいい高台に墓地はあり、それはいいのですが….
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お参りの度に、いつもいつかは落ちるにではと心配してお墓参りをしていました。
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石垣も崩れかかっていて、いつ崩れるかわからない。安全に安心してお参り出来るお墓にしてとのご依頼でした。
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不安定に積まれた石垣、上から見下ろすと高さがあり腰が引けてしまいます...
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不安定な石垣を解体して、新しい間知に組み直しました。
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間知を組み、新しくした巻石内に墓石を据え直しました。
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全面と側面にフェンスを設置しました。
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これで落ちることを気にせずに、安心してお墓参りが出来ると喜んで頂きました。
年配の方、お子様のためにも、今まで柵がなく危険だったところに転落防止用のフェンスをオススメします。
また、傾斜が急な階段にも手すりの据付もいたします。
石工事だけでなく、なんなりとお問い合わせ下さい。

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◯◯家と出来ない、お墓事情

2018年03月28日 08:00

yoshida

滝野店の吉田です。

昔はご養子様を迎えて家督を継いでいくことが大半でしたが、最近では、義理の息子様の姓のままで2世帯で住んでいらっしゃるご家庭も増えてきました。私の住んでいる地域でも増えてきております。
そういったお宅から、お墓を建てる時によく受けるご相談が、
「○○家之墓とすれば、子供達はお墓に入れないからどうすればよいのか?」
という内容です。
例としては、洋型のお墓を建てて好きな言葉「愛」・「絆」などを彫刻してお祀りされる場合もありますし、今後も今お世話になっている御寺院様に将来もお世話になるつもりであるなら、その宗派の名号(題目)を彫刻します。
真言宗であれば「南無大師遍照金剛」
天台宗・浄土宗・浄土真宗は「南無阿弥陀仏」
曹洞宗・臨済宗は「南無釈迦無尼仏」
日蓮宗・日蓮正宗は「南無妙法蓮華経」
を彫刻してお祀りされる場合もあります。
各家によっていろいろとご事情が違いますので、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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古い仏具の修理

2018年03月27日 08:00

篠山店事務スタッフ
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
先日いただいた、仏具の修理依頼。
「おじいさんが買って使っていたから修理して使いたい」と持って来られました。
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木製の鳴物系仏具。叩くと木琴のような音がします。
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枕の上に2本の音木のようなものが並んで乗っているのですが・・・
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片方は枕がなくなり、繋ぎ止めていた糸も切れてしまっています。
裏面は、糸が外れないようにガムテープが・・・。(^^;
今回は、【新しい枕を作り、糸でしっかり固定する】簡単修理を行いました。
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木地はそのままなので、傷や色剥げが目立ちますが・・・
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新しい赤い枕を付けて、古い仏具が生き返りました。
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裏面には糸隠しと滑り止め対策が施されていました。
これで畳の上に置いても、机の上でも滑ることがなく使いやすくなりました。
いらないもの、古いものは捨て、新しいものを買うのは簡単で、気持ちが良いかもしれません。
ですが、ご先祖様が大切にしてきたものの気持ちを考え受け継いで使うことは
何よりの供養になるのではないかと、感じました。
ご自宅にある仏具、仏像でお悩みがございましたら、お問い合わせ下さい。

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山門が動いた。

2018年03月26日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

どこのお寺様にも正面入り口には立派な山門が建っています。
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こちらでは山門の周りの囲いやそこへ続く階段などがかなり傷んできており、きちんと整備することになりました。かといって山門はまだまだ立派でこれからも長く使えるものですが、工事するにはとっても邪魔です。
解体なんぞしてしまえば二度と元通りには組み立てられないでしょう。そのままの姿で移動することになりました。
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専門の業者がやって来て、三日で邪魔にならない奥の方へ動かしてしまいました。もしこれと同じ物が石で作られていたならば、おそらく途中でバラバラになってしまうでしょう。
木には「しなる」特性があるのでこんな事が可能なのかもしれません。
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本堂のすぐ前に移動してきました。仮置きで不安定なので人が近づかないように周囲にコンパネ板を張り巡らせて養生します。
四か月ほどで元の位置に戻る予定です。

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終活の話を聞いて思ったこと①

2018年03月25日 08:00

森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、ある集まりで金子稚子(かねこわかこ)さんの講演を聞く機会がありました。
金子稚子さんは、2012年にお亡くなりになったジャーナリストの金子哲雄さんの奥様です。元々編集のお仕事をされていて、ご主人の最後の著書も編集をされています。現在はライフ・ターミナル・ネットワークという会社の代表をされています。
その話題になったのが「僕の死に方」という本です。
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私も発売されてすぐに購入して読んだ記憶がありました。その時の読後感は、亡くなる最後の最後までを克明に書き残されたとても貴重な本だなあという印象でした。
今回は、その奥様の話を聞くということなので、再度、予習のつもりでこの本を読み返してみました。すると不思議なもので、1回目は金子哲雄さんを中心にして読んでいたので気が付かなかった部分が、2回目に奥さんを中心に読んでみると浮かび上がってきました。そして当日の講演を聞きました。
内容はとても鋭い語り口調で、このエンディングという業界の事を捉えられていました。当たり前のことですが、人には多くの物語があり、その流れの中にお葬式やお墓もあるのですが、私たち業者はなぜかそんなことを忘れてしまっているように思い大変反省しました。
また、お墓の魅力とは、
①遺族の思いが込められていること
②お客さまにとって「的」であること
③固有のものであること
とお話されました。
「的」というと難しいですが、ルールではなく人によって使い方はそれぞれだが、お客さまにとっていいものにして差し上げるということです。
私たちはどのようなお墓づくりをお手伝いできるのかを考えさせられたお話でした。
つづく
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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く