浄土真宗の仏壇

2018年04月04日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
仏壇事情も以前と比べると随分変わってきました。最近、ご来店されたお客様からご相談頂くのは「仏壇のお引越し」を前提とした仏壇の購入です。
親と別居しているおうちが増えたのに伴い、お墓と同様にどのように仏壇を守っていくのか考えられている人が増えているようです。実家には仏間や仏壇を置くスペースがあるのですが、お子様のお家にはそれがないお家も多いようです。
そこで新しく仏壇を購入する際に、将来的に自分たちの家に仏壇を移動することを想定して仏壇選びをされます。そういったお客様が選ばれる仏壇が下の様な上置き型の仏壇です。タンスなどの家具の上に置くことができ、またインテリアの一部として非常にオシャレなものが多いのが特徴です。
今回のお客様もまさにそういった状況でした。ただ今回のお客様は少し違いました。何が違うかというと「宗派」です。このお客様は真宗大谷派でした。
浄土真宗系と言えばこういった仏壇を思い浮かべます。
金仏壇.jpg
一般的には上の様な金仏壇にされるケースが多いです。これはご本尊である阿弥陀如来がおられる極楽浄土を再現しているからと言われています。
そこでこちらのお客様には菩提寺のご住職に、金仏壇ではない仏壇でも可能のなのかご相談頂きました。
すると、ご住職の回答は
「こういうご時世ですし、状況が状況なので大丈夫ですよ」
との事でした。
そこで今回搬入させて頂いたのが下の様な仏壇です。
image.jpeg
写真の仏壇の下の台は別途購入頂き、上の仏壇のみゆくゆくは移動されます。ちなみに下の台の扉の中は、お墓を建てるまでの間ご遺骨を収納できる様になっております。
ですので浄土真宗の方でも、このような上置き仏壇や、唐木仏壇でも可能な場合があります。まずはご住職に相談してみて下さい。

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