Q.お墓には何人ほど納骨できるのですか?

2018年03月09日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

先日、何気ない話の中でこんな質問をされました。
『お墓には何人ほど納骨できるのですか?
私たちが住んでいる関西地域では、骨壺は6寸と小さめのものを使用します。また風習としてお骨を骨壺からサラシの袋に入れ替えて納骨します(地域性があります)。ですから、壺ごと納骨することを考えればかなりコンパクトです。
さらに、時が経つと袋の中のお骨も少しずつ砕かれていくため、さらにコンパクトになります。ですから、現実的には10人以上のお骨が納骨可能です。
こんな納骨の事情ですが、最近は少し変わってきました。それは将来を見越してということになるでしょうか。
サラシの袋に移し替えて納骨する方法は『土に還る』という意味で、とても理にかなった方法に思います。しかし最近では、数年後には墓地の継承者がいなくなる事が想定されると、壺のまま納骨する方も出てきました。その方が、お骨を移動するのにも都合がいいからです。
壺のままで納骨される場合には、カロート(納骨室)の容量にもよりますが2~4人ぐらいになります。ですから、お墓を建てる前には、あらかじめ納骨方法についても打合せをする必要がでてきました。
さて、壺のままで納骨されるということは、骨壺に少しこだわりを持っていただいてもいいような気がします。今までは真っ白の味気ない骨壺でも「どうせ納骨までだけだから」という感じでしたが、この先何年も使うとなると手の込んだものや、オシャレなものもつかってみたいですよね。
骨壺(伊藤岱玲作).jpg
こちらは作家の伊藤岱玲さん作の骨壺です。
骨壺(竹).jpg
竹の集成材でできた骨壺です。土に触れると分解が進み自然に還ります。

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