森田石材店ブログ 【アーカイブ】 - 2017年10月 -

環境にやさしい植物性ロウソク

2017年10月31日 08:00

井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

前回、自然の素材のみで作り上げた煙の少ない「無香料のお線香」【極みZERO香料】をご紹介しました。

ロウソクでも自然素材(植物性)のものあります。

その中の一つをご紹介します。

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[カメヤマローソク]植物ローソク【菜】

<主成分>
植物性ワックス
<特徴>
不純物が少ないためスス(油煙)が出にくく、流ロウも少ない。消した後のにおいも気にならない。

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上から見ると、お花のようで可愛らしい形をしています。

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実際、灯した感じは普通です。

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消した時、煙が出ますがあの独特な臭いはほとんどしません。

独特な臭いのもとは、原料から精製する際に不純物が多く含まれたロウソクだから。

不純物が多いと黒い煙で体に良くない物質を発生させたり、ススができたりもします。

独特な臭いと言えば、誕生日のケーキのロウソク。

あの臭いは、せっかくのケーキを台無しにしてた事を思い出します。

とはいえ、最近では技術も向上しているのでそんな事は少なくなっていると思いますが、

改めて、ロウソク選びも材質の良いもの、そして環境に良いものを選ぶことをおすすめします。

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神道のお墓

2017年10月30日 08:00

髙橋 圭司

本店の高橋です。

私どもは毎日お墓のお手伝いをさせて頂いてますが、そのほとんどが仏教のお墓でなんです。もちろん臨済宗、真言宗・・・と宗派はいろいろですが、みんな仏教です。この度は神道のお墓建立のお手伝いでした。
神道のお墓は、形にいくつか特徴があります。 
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このように墓石最上部が四角錐で先が尖っています。神道において三種の神器と言われる「鏡・玉・剣」のひとつ剣を模しています。神話において須佐之男命が退治したヤマタノオロチから出てきた天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)のことで、愛知県の熱田神宮のご神体です。
仏教のお墓は次のように平らになっています。
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墓石手前には「八足台」と言って榊をお供えする台があります。仏教では香炉・水鉢の台ですね。
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この日は工事も無事完了し仏教で言うならお性根入れをむかえました。ご登場はもちろん神主様です。
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祝詞をあげて頂き、おごそかに御霊入れが行われました。

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新・兵庫史を歩く〜芦屋〜

2017年10月29日 08:00

森田 浩介

仕入担当の森田です。

昨日はNHK神戸放送局が主催の「新・兵庫史を歩く」の公開収録に行ってきました。9月にホームページ上で募集が始まっていて、私も息子と2人の名前を書いて往復はがきで応募しました→当りました(倍率4.5倍)。
今回は芦屋市の歴史。講師は園田女子大学名誉教授の田辺眞人先生、進行は垂水千佳アナウンサーでした。田辺先生の独特の語り口調で、とても歴史が面白く興味深くなります。こんな歴史の先生に出会っていたら、私も歴史好きになっていたのかもしれません。
さて、歴史的なものを見るのに外せないのが石碑です。
まずは集合場所の月若公園には「高浜虚子親子三代の句碑」がありました。
それから芦屋川を上流に行くと「猿丸翁頌徳碑」「阪神大水害芦屋川決壊之地石碑」「細雪碑」があります。今は平和ですが昔は治水との戦いだったことが改めて感じました。また、細雪の揮毫は谷崎潤一郎の妻・松子の筆跡で、とてもいい文字でした。
それから芦屋川沿いに下り、松の内緑地に在原業平の歌碑がありました。在原業平は桓武天皇のひ孫に当り、本来は京都にいるべき人がこの芦屋にいて歌を詠んでいたのですね。芦屋には業平(なりひら)という地名も残っているので通常の教養のある人はご存知なのでしょうね。
その後、芦屋公園のぬえ塚へ。「ぬえ」とは怪物ぬえ退治の伝説にある動物だそうです。退治された亡骸が芦屋の浜に流れ着いて、それが丁重に祀られた塚がこれなのだそうです。
そして、芦屋市立美術館、谷崎潤一郎記念館と行き全行程を終了しました。
私は仕事柄どうしても石を中心に見てしまいます。最後の芦屋市立美術館では、庭にある石のオブジェが気になりました。この石は大阪城の築城の際に山から切り出されたもの。各藩のマークが石に刻まれています。切り出したもののもう必要がなくなって川に放置されていたのでしょう。
この原石を見ていると石を割った後が残っています。遠い鎌倉時代に大きな石を割るのは相当大変です。今ならドリルで穴を開けてセリ矢を打ち込みますが、この時代は鉄のみで穴を開け、その中に木製の矢を打ち込み、水を染み込ませて膨張する力で石を割っていた時代です。そんな苦労が見える石でした。
雨の中での田辺先生の講義でしたが、とても詳しく分かりやすい講義で息子と二人大満足な1日でした。また機会があれば参加したいです。

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台風被害(お墓)

2017年10月28日 08:00

上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今週初めの台風21号、篠山市でも被害がありました、10月の台風は要注意と天気予報でも伝えていましたが、雨もさることながら強風が凄かったです。墓地でも例年に無く倒壊の被害がありました、特に風を受けやすい霊標(法名録)、塔婆立が倒壊していました。
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私が確認したこの墓地だけでも11軒お宅のお墓で倒壊を確認しました。風向き、施工方法等、倒壊の原因は有る思いますが、弊社オリジナルの匠型霊標はおかげさまで倒壊は0件でした。下の写真が匠型霊標です、戒名(法名)板を台石全体で支える為、従来型(下駄石2ヶ所で支える)よりも安定しますので、私はこの匠型を勧めております。
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他の墓地でも倒壊して隣地に迷惑を掛けているかも知れません、私も随時確認して廻って居りますが、皆様もお墓の確認してくださいね。

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山南町の顔・さんなん仁王像

2017年10月27日 08:00

yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

ブログでたびたびご紹介している「そうじの力」ですが、整理をしていると、懐かしいものがたくさん出てきました。その中で山南町にある「さんなん仁王像」の図面が出ていました。
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さんなん仁王像は、国道175号線沿いの(であい公園)入口の「吽(うん)像」は山南ライオンズクラブが創立30周年記念事業として、1997年に建立されました。この像は山南町岩屋・石龕寺(せきがんじ)様に鎮座する仁王像(重要文化財)の実物大の大きさです。仁王像は「阿吽(あうん)」の二体で一対となり、道の駅側にあるブロンズ像が「阿像」で、この時建立されたのが「吽像」です。「阿」は出る息、「吽」は入る息の意味で「阿吽の呼吸」とは一つの事をする時微妙な調子が木霊することにより、成就するを意味し、相撲の立ち上がらんとする、あの気合に満ちた姿などを言います。
像の石は中国福建省で産出するみかげ石を使い、台石は生野川の石、立て石は神崎川の石、碑文は福島の黒御影石を使いました。彫刻に要した日は、5人で100日、延べ500人を要しました。高さ3.8mの仁王像は大変な大きさで、何をするのにも苦労したそうです。建立してもう20年。昔と変わらない姿で皆さんの姿を見つめています。
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当時の検品作業 
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50トンレッカーでの 据え付け作業
仁王像は山南町から西脇に向かって国道を通る時には右手に見えます。また、文中に書きました石龕寺は、紅葉がたくさんあるお寺です。これからのシーズンに訪れるのも良いですね。

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台風被害、大丈夫でしたか?

2017年10月26日 08:00

森田 茂樹

10月22日に襲った台風21号、皆様のお宅は大丈夫でしたでしょうか?

私のところに23日朝、地元の神社の宮司様から電話が入り、駆け付けると鳥居が倒れて酷いことになっていました。

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それから立て続けに電話が入り、私の友人の墓地も土砂崩れがあり、大木がお墓をなぎ倒してひどいことになっていました。

お骨がギョロ見えになっていたので、急遽墓石だけ組立て対処しました。

皆様もお墓の確認しておいてくださいね。とくに山の中や山裾のお墓は気を付けて確認してください。

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縁起の良い置物

2017年10月25日 08:00

山崎 倫子

本店 山崎です。

弊社の展示場には、お墓だけでなく石の小物類も展示しています。一般的には、犬や猫といった置物の方がなじみがあるでしょうが、弊社で一番多く置いているのが「ふくろう」の置物です。
ふくろうは首が180度まわることから、見通しがきき、商売繁盛につながる縁起の良い鳥とされています。旅先のお土産や、開運グッズとしても良く目にしますね。また、ふくろうには様々な当て字が当てられています。
※不苦労・・・・・苦労知らず
※不老 ・・・・・不老長寿
※福来朗・・・・・福が来る
※袋  ・・・・・知恵袋
※福籠 ・・・・・開運

このような当て字からもふくろうが昔から縁起の良い鳥として皆に知られているのも納得ですね。玄関やリビングといった人の集まる所に置くと幸運を呼び込むそうですよ!

このふくろうの置物、注文するときは一度にたくさん注文します。ですが、自然の石の形を利用して作られたものですので、サイズや形、また表情(目の感じ)がそれぞれ違います。まったく同じものは存在しません。袋から出す時に、いつも「あぁ、この子はかわいいなぁ~」なんて思ったりします。色々な表情を見せてくれるので、とても楽しんで開封しています。

昔は、少し怖いなと思っていたふくろうですが、今では一度ふくろうカフェに行ってみたいなと思うほど好きな鳥になりました(^-^)
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ご存知ですか?

2017年10月24日 08:00

福島 正弘

滝野店の福島です。

一口に「お墓」と言っても、お墓を形づくる部品にはそれぞれ名前があります。

例えば…「香炉(こうろ)」です。ご存じの方も多いかと思いますがお線香を供える所になります。

それでは「水鉢(みずばち)」がどの部分なのかおわかりでしょうか?

「水鉢」とは、ご先祖様や故人に水を上げるために使用する鉢のことを言います。

一般的には、上部に楕円形のくぼみがある、花立の間にある石が「水鉢」です。

数センチ程のくぼみがあるものが一般的です。諸説ありますが、仏様はお水とお香が好物と言われています。

そのため【いつもお水を絶やさない】こと、そして【なるべく頻繁にお香をあげる】ことが大切と言われてます。

また、故人やご先祖様がお墓に舞い降りて、ご自分のお顔を映す鏡(水鏡)の役割もあるという説もあります。

水鉢は宗旨宗派や地域によっても意味合いが違います。お墓を建てる際はお世話になっているお寺様や、私ども石材店にご確認される事をお薦め致します。

 

たまに「故人の好きだったビールやコーヒーなど入れても良いの?」と仰られる方がおられますが 答えは「NO」になります。

石は工業製品とは違い自然の産物です。 お墓参りの際の水拭き程度で石が傷むことはありません。

しかし、お酒やジュースなどを入れるとなると話は違います。

ビールやお酒はそのままにしておくとカビが生えて黒ずんでしまいますし、乾いた後は糖分が残ってベタベタになってしまいます。ジュースも同じです。

コーヒーやお茶も湯呑みや急須に茶しぶが付くのと同じように、石にも茶しぶが付いてしまいます。

お水以外の水分はシミの原因となり、石にとっては良くないと言えます。

また、どうしてもお酒やジュースをお供えしたい場合は容器のままお供えし、お参りが終わったら持ち帰り故人を偲びながら頂くことが供養につながると思います。

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移設のお手伝い~第2回~

2017年10月22日 08:00

眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

前回に引き続き、お墓移設工事のお手伝いです。
今回は、3軒のお家の土葬上げのお話です。
火葬以前の、ご遺体はそのまま土の下に埋葬していました。その埋葬したご遺体を今回は掘り出させてもらい、出てきたお骨は斎場で火葬にして、移設する寺墓地のお墓に納骨していただきます。
今回は、5軒中3軒に土葬のご先祖がおられ、お手伝いさせていただきました。
連日、雨続きだったのですが、作業したこの日だけ天候が回復し、順調に作業できました。
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重機で1.5m~2m位掘り進めました。昭和50年代のご先祖様のお骨は土に還っておらず、でてきました。それをケースに保管し、施主様にお渡ししました。
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土を元に戻します。
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全部で10ヶ所以上掘りました。
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他の土葬があり、重機が通れない所は職人が手で掘りました。
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お骨が出なかった場所は、土を取りました。これも新しいお墓に納骨します。
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真砂土でキレイに仕上げました。
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3軒のお家、それぞれ1体ずつ、お骨が出てきましたので、すぐに市役所で手続きされ、その日の夕方に斎場で火葬にされました。皆様、当日バタバタされましたが、順調に進んで良かったです。
1軒のお客様は、すでにこのお墓から寺墓地に移設されていて、土葬のご先祖様だけおられました。「ずーっと、気になっていたから、ホッとしました!」とのお声をいただき、職人達も私もお手伝いできて良かったと思える1日でした。

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お墓の文字

2017年10月21日 08:00

中道 祥貴
本店の中道です。
先日洋型の墓石を建てさせて頂きました。
墓石の正面に刻む文字をお客様の希望により『 感謝 』と 彫刻しました。
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通常 墓石の正面(特に和型)には『 ○○家之墓 』 とよく彫刻しますが(お題目の場合もあります)、洋型の場合、お好きな言葉等を刻むことがあります。
こう言うお仕事をさせていただくと不思議と良く似たお仕事が続くもので、最近洋墓を 契約させていたお客様から
・どんな文字を刻めばいいか?
・どんな文字があるか?
と聞かれましたので  私なりに調べてみました。
刻む文字と言っても一文字もあれば二文字もあります。その他、三文字や四文字熟語を刻まれる方もありますが、まずは良く見かける一文字の例です。 
愛(あい)
和(わ・なごみ)
絆(きずな)
心(こころ)
悠(ゆう・はるか)
憩(いこい)
想(おもい)
空(くう・そら)
続いて 二文字の例を ご紹介します。
感謝(かんしゃ)
希望(きぼう)
悠久(ゆうきゅう)
永遠(えいえん)
無限(むげん)
夢想(むそう)
最後に 言葉の例です。
ありがとう
いつまでも
やすらぎ
こころ
やすらかに
ほんの一例にすぎませんが 選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

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お墓の展示場

見学会 316日(土)~24日(日) 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く