お墓に十三層塔

2017年04月11日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

これは西脇市黒田庄町にある古い十三層塔です。
その様式から鎌倉時代後期の建立と推測されており、言い伝えでは源氏の流れである木曽義仲(1154~1184)の供養塔であるとの事です。
KIMG2795.jpg
皆さんは庭園などに十三層塔が建っているのはよくご存じでしょう。でもそのルーツは意外や供養塔として使われていたようです。
鎌倉時代の高僧 叡尊は供養塔としていくつもの十三層塔を建立しています。
奈良の般若寺、宇治の浮島、兵庫の清盛塚などは石造美術品としても評価の高いものです。お寺の庭にある十三層塔は単なる観賞用としてではなくもっと深い意味があったんですね。
この春 あるお家の古いご先祖様の供養塔として十三層塔をお手伝いさせて頂きました。長年この仕事をしていてもなかなか経験出来ない貴重なお仕事をすることが出来ました。
KIMG2839.jpg

【カテゴリ】

お墓の展示場

見学会 68日(土)~17日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く