ご先祖様へご挨拶

2017年03月11日 08:00

井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

先日、贈答用線香でご来店がありました。

贈答用というと「御供」の形で利用することが多いと思いますが、今回は『結婚前にご先祖様へご挨拶に行くので』とのことでした。

ご先祖様への手土産にお線香を使うことがあります。というのも、仏様はお線香や抹香の「香り」を食べると言われています。

それを「香食(こうじき)」といい、仏様には「香り」は最も上等なお供え物となるからです。

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また、お線香のサイズとしては、以前は長寸という長いお線香が好まれていました。

これには、「末永く宜しくお願いいたします」という意味もあるとか。

最近では、意味合いよりも実用性を考え短寸を選ばれる方が多いようです。

贈答用でも仏事用と慶事用では少し異なります。仏事では、色目を押さえた包装紙に白黒、白黄の熨斗紙をしますが、慶事用はとても華やかです。

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《慶事用・日本香堂 高砂「雅」¥5,000》

箱も朱塗り箱があったり、黒塗り箱には鶴松の絵柄が付いているものもあります。

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中の線香の包みも明るく鶴の絵が描かれています。

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熨斗紙は、紅白の結切のものを使います。

熨斗の上には、「御先祖様 御供」や「寿」などを書き、下には嫁ぐ方の下の名前を書きます。

最近では、結納や結婚式、お葬式と簡略化されつつありますが、家族の一員となる前のご挨拶、ご先祖様も喜ばれていると思います。

末永くお幸せに♥

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